【現地レポート】レインフォレストに包まれたナヤラ リゾーツでアクティビティ体験(コスタリカ・アラフエラ州/2020年3月視察④)

アレナル火山の麓から、こんにちは。ティースタイルの小泉です。代表の鈴木とコスタリカを視察しました。
今回宿泊したルレ・エ・シャトー加盟の「ナヤラ ガーデンズ」滞在の楽しみは、なんといってもお食事と、自然と共生するホテルライフ。そしてもう一つ、大自然を満喫するスーパーアクティビティです!

前回はナヤラ ガーデンズをはじめ3つのホテルが隣接するリゾート「ナヤラ リゾーツ」のお部屋やレストランを中心にご紹介しましたが、本日はナヤラ リゾーツのアクティビティをご紹介しますね(前回の現地レポート③は最下部のリンクよりご覧ください)。

スカイトラム&トレック(ケーブルカー&ジップライン)

コスタリカのお目当てのひとつはこれ、と言っても過言ではない、ジップライン初体験に決死の覚悟で臨みました(もともと激しいアクティビティは苦手・・でも同行者が皆参加するので、私に選択の余地なし!)。あいにく朝から激しい雨。「今は乾期だからすぐ止むと思いますよ」というホテルスタッフの言葉にすがるも、残念ながら滞在中一番激しい雨の中、この歳で生まれて初めてのジップラインを体験するという恐怖を通り越して、どうにでもなれという気持ちになっていきました。

まさにミスティック(神秘的な)スカイアドベンチャー! とにかく最初の1本目が超ドキドキ! しかも雨で視界がうっすら・・雄大な森の景色を楽しむにはまだ早い! それでも後半は、周りの景色を見渡したり、見下ろしたりする余裕が出てきましたよ。私の目の前の若いカップル、練習はこなしていましたが、本番になって男性の方がどうしてもだめで中止、果敢な彼女の帰還を待っていました。そして、雨でこんなに寒いのに、タンクトップに半ズボンの欧米人チャレンジャーたち。

ベルトなど装着中。ドキドキで笑いが出る

ベルトなど装着中。ドキドキで笑いが出る

視界は真っ白雲霧の中、行くよとちょっと余裕を見せる

視界は真っ白雲霧の中、行くよとちょっと余裕を見せる

7レーン中間のひきつり。土砂降りです

7レーン中間のひきつり。土砂降りです

スイスイ進む

スイスイ進む

見ているだけで怖い

見ているだけで怖い

怖がり初心者にはスタッフ同伴

怖がり初心者にはスタッフ同伴

7本目の途中では、垂直に近い岩を登る箇所もあり、死んでも後には戻れない状態で、体力勝負です。(多分ここでギブアップしたら、スタッフがなんとかしてくれると思います・・)いろいろびっくりで、恐怖を通り越してトランス状態になりました(笑)。それでも、快晴だったらまたちょっと違ったかもしれません。いきなり雲霧林の中をひゅーーっと、顔面に雨を叩きつけられながら空中に身を任せるのです。一生の思い出です!

癒しのおまけがありました。
ホテルから車でスカイトラムスポットに向かう途中、貴重な生き物の姿を見ることができました。

望遠カメラで捉えた高い木の上のナマケモノ

望遠カメラで捉えた高い木の上のナマケモノ

全体像はわからないけどナマケモノがぶら下がっています

全体像はわからないけどナマケモノがぶら下がっています

黄色いしっぽのオオツリスドリ

黄色いしっぽのオオツリスドリ

中南米に生息するトゥーカン(オオワシ)、大きい口ばしが特徴

中南米に生息するトゥーカン(オオワシ)、大きい口ばしが特徴

コスタリカでは、国立公園に行かずとも、道中の高い木の上にナマケモノを見られることがたびたびあります。美しい色の鳥は至る所に突然現れたりします。

★ミスティコ・アレナル吊り橋公園(Mistico Arenal Hanging Bridges Park)

午後からは、専属ナチュラリストガイドと吊り橋公園の3キロハイキングです。鬱蒼(うっそう)とした熱帯林の中を歩きながら、固有植物の生態系の説明をしてくれます。普通の橋の他に6本の吊り橋があり、景色、マイナスイオンたっぷりの空気、スリルも味わえます。

この緑が光合成して酸素を大地に放出

この緑が光合成して酸素を大地に放出

レースのような木の葉が幻想的

レースのような木の葉が幻想的

熱帯雨林は地中に炭素を蓄えて光合成により酸素を放出する、究極エコシステムの役割を担っている。マザーネイチャー、マザーランドだとガイドのアレックスさんは教えてくれました。哺乳類といえば、スパイダーモンキーやコウモリを見かけました。お馴染みのパームツリーは、曲線が揺れる形をイメージしますが、ここにはまっすぐに伸びたパームツリーの種類が見られます。

コスタリカで竹林の多さに驚きます

コスタリカで竹林の多さに驚きます

アレナル火山の全形が見えます

アレナル火山の全形が見えます

ガイドのアレックスさんと揺れる吊り橋の上で

ガイドのアレックスさんと揺れる吊り橋の上で

ガイドさんがファインダー撮影してくれたヘビ

ガイドさんがファインダー撮影してくれたヘビ

こちらもファインダー越しのトゥーカン

こちらもファインダー越しのトゥーカン

フクロウの胸のような鳥

フクロウの胸のような鳥

★カーニョネグロ野生保護区(Cano Negro Wildlife Refuge)

3つ目に選んだのは、カーニョネグロ野生保護区のボートツアー7時間というものです。前述のアレックスさんも、ホテルのスタッフも、ここはとってもきれいでぜひ行くべき、と勧めてくれたので、一人265USD の参加費を決心しました。

片道90分のドライブの後、ローカルレストランで伝統的なコスタリカ定食カサ―ドをいただき、一休みしたところでボートに乗り、2時間ほどのクルーズです。人里離れた静かなジャングルの中の河。あまりに静かでボートもゆっくり進むので、まどろんでしまいます。ガイドさんもすっかりまどろんでいました。眠ってもOKよと。

定食カサ―ドの必須アイテム、バナナフライと黒豆

定食カサ―ドの必須アイテム、バナナフライと黒豆

のどかでギラギラ暑い午後、ボートに乗ります

のどかでギラギラ暑い午後、ボートに乗ります

ゆっくりゆっくり進むマングローブのクルーズ

ゆっくりゆっくり進むマングローブのクルーズ

それでは、この日の収穫写真をまどろみながらご覧ください。

ガイドさんが見つけてくれたコウモリ・・やっぱり苦手

ガイドさんが見つけてくれたコウモリ・・やっぱり苦手

表情豊かなスパイダーモンキー

表情豊かなスパイダーモンキー

遠くを見つめるカプチーノモンキー

遠くを見つめるカプチーノモンキー

お尻がふっくらなイグアナ

お尻がふっくらなイグアナ

小さいワニのカイマンの子供たち

小さいワニのカイマンの子供たち

アースカラーの中で唯一カラフルなイグアナ発見

アースカラーの中で唯一カラフルなイグアナ発見

サギかな? ツバメやさまざまな野鳥が飛んでいました

サギかな? ツバメやさまざまな野鳥が飛んでいました

カメの甲羅干し、気持ちよさそう

カメの甲羅干し、気持ちよさそう

このワニはかわいい顔しています

このワニはかわいい顔しています

いかがですか?
どこまでも平穏でのどかな暑い午後を思い出します。コスタリカには900種以上の野鳥がいるそうです。ここカーニョネグロでも、街中でも、ふいに現れるカラフルな鳥を目にすると、コスタリカに来たんだなあ・・と実感します。

さて、一時間半かけてホテルに戻り、フォルトゥナ最終日の思い出に、人気のローカルレストラン「Don Rufino」で夕食を取りました。コスタリカではシーフードだけでなくビーフもおいしいと聞いていたので、早速予約をして行ってみましたよ。確かにローカルの人たちでにぎわっていて、ドレスコードがあるという話はどっかに吹っ飛んで、気軽な食事となりました。

地産地消とサービスの良さで評判のDon Rufino

地産地消とサービスの良さで評判のDon Rufino

自然放牧、ホルモン添加剤フリーのステーキ 噛み応えあり

自然放牧、ホルモン添加剤フリーのステーキ 噛み応えあり

とっても甘いデザート

とっても甘いデザート

Don Rufino 公式HP

これで、火山の街フォルトゥナの滞在レポートはおしまいです。
あちこちに温泉施設があり、にぎわうようですが、混みすぎという話もあり、レジャー性が高そうです。日本の温泉に慣れている感覚からすると、敢えて行かなくても・・。それよりも、コスタリカの熱帯雨林を体感する方が非日常で、貴重な体験かもしれません。

ナヤラ リゾーツは、敷地内が丸ごとレインフォレストに包まれ、コスタリカそのもの。豊富なアクティビティを楽しむのにぴったりの、充実した滞在になることと思います。

出発の朝、快晴で視界が良く見えます。ドライシーズンで連日お天気がいい中で、あの土砂降りのジップラインだけが悔やまれます(泣)アレナル火山を目に焼き付けながら、次の目的地へと向かいます。

出発の朝、快晴で視界が良く見えます。ドライシーズンで連日お天気がいい中で、あの土砂降りのジップラインだけが悔やまれます(泣)

アレナル火山を目に焼き付けながら、次の目的地へと向かいます。

コスタリカ旅行をご検討中の方は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください。

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