ノイシュバンシュタイン城 Schloss Neuschwanstein(ドイツ・ロマンティック街道)

ドイツ南部のバイエルン州にある「ノイシュバンシュタイン城 Schloss Neuschwanstein」は、バイエルン国王ルートヴィヒ2世の命により造られた城。ファンタジー世界の実現と現実逃避のために造ったとも言われています。また、東京ディズニーランドのシンデレラ城がモデルになったとも言われ、世界中から観光客が訪れる人気スポットになっています。

見どころはたくさんありますが、その中のひとつが城内にある「人工の鍾乳洞」。傾倒する作曲家ワーグナーの影響で造られたと言われいます。また、豪華なお城の中でも特に際立つ大広間「玉座の広間」も必見です。4階と5階が吹き抜けになっており、天井から吊り下げられた重さ900kgものシャンデリアは圧巻です。

そして、ルートヴィヒ2世が愛したオペラ、タンホイザーに出てくる広間がモデルになっていると言われる「歌人の広場」。壁にはワーグナーがルートヴィヒ2世のために書いたオペラ『パルジファル』をモチーフとした絵画がたくさん展示されています。使用されることはありませんでしたが、ルートヴィヒ2世の一番のお気に入りだったとも言われています。

ノイシュバンシュタイン城は、自由に見学することはできません。入場時刻指定のガイドツアーでの見学のみです。チケットの購入は、チケットセンターでの購入とオンライン予約の2通りがありますが、チケットセンターは混雑することもあるので、オンラインでの事前予約がおすすめです。

アクセスは、ミュンヘンからドイツ鉄道(DB)とバスを利用して、2時間ほどで行くことができます。バイエルンチケット(電車やバス、地下鉄などが乗り放題になるチケット)を利用するのがお得です。バスを降りたら、マリエン橋へ向かうのもいいでしょう。お城の写真撮影の絶好スポットして有名です。多くの観光客で橋は混雑しているので、少しスリルがあり怖いかもしれませんが、橋から見るノイシュバンシュタイン城はまさに天空にう浮かぶような幻想的な雰囲気を醸し出しており、一見の価値ありです。

ノイシュバンシュタイン城 公式HP

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