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【視察レポート】ミュンヘン&シュトゥットガルトを巡る! 本場ドイツのクリスマスマーケット体験(ドイツ/2024年12月視察)
こんにちは! トラベルコンサルタントの吉田です。今回私は、2024年12月6日~10日にかけて、ドイツとフランスを周遊してまいりました。この時期のヨーロッパと言えば、クリスマスマーケットですよね! 巨大なクリスマスツリーや、ところ狭しと立ち並ぶさまざまお店、カルーセル(メリーゴーラウンド)や観覧車など、日本のものとは比べものにならないクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。
ドイツのクリスマスマーケットは、2018年に訪れたことがありましたが、前回は行けなかったドイツ三大クリスマスマーケットのひとつ、シュトゥットガルトにも足を運ぶことができました。今回のレポートでは、そんなクリスマスマーケットの本場、ドイツのミュンヘンとシュトゥットガルトのクリスマスマーケットをご紹介させていただきます。

本場ドイツのクリスマスマーケットをご紹介!
◆基本はドイツ語表記
ドイツのクリスマスマーケットのメニューは、基本的にドイツ語表記になっています。

初めて見ると、何が売られているのかわからないので、あらかじめ食べたいものなどのドイツ語表記は控えておくと便利です。直接、お店で指差しで頼んでみるのも旅の楽しみですね。
◆お支払いはクレジットカードがおすすめ
クリスマスマーケットのお店のほとんどで、クレジットカードのタッチ決済が利用できました。現金をたくさん持ち歩くのは、盗難のリスクもあるので、現金は必要最低限だけ持ち歩き、基本的にはクレジットカードで決済するのをおすすめします。万が一、クレジットカードがすられた場合に備えて、クレジットカード番号や、クレジットカード会社の連絡先を控えておくようにしましょう。
◆ミュンヘンのクリスマスマーケット
まず最初に訪れたのは、言わずと知れた大都市のミュンヘンです。本当は、夜のクリスマスマーケットの様子もお見せしたかったのですが、ミュンヘンの到着時間が遅く、オープン時間に間に合わなかったため、朝イチで訪れることにしました。
※クリスマスマーケットは、10:00~21:00(日曜日は20:00まで)のオープンとなっています(2024年12月視察時)。
ミュンヘンのメイン会場は、ミュンヘンの中心部でもあるマリエン広場です。ネオゴシック様式の美しい新市庁舎の前にある、マリエン広場を中心に、2つのストリートにクリスマスマーケットが広がっています。
ミュンヘン中央駅からマリエン広場までは徒歩約15分。地下鉄を使ってアクセスもできますが、中央駅からマリエン広場までの間に、カールスプラッツ広場や聖ミヒャエル教会など、見どころもありますので、散策しながら向かうのもおすすめです。

ミュンヘンのクリスマスマーケット。大きなクリスマスツリーよりも圧倒的なインパクトがあるミュンヘン新市庁舎
クリスマスマーケットには、飾りにぴったりな小物などを売ってるお店がたくさんあります! どのお店もきらきらとしていて、見るだけでも楽しめます。

クリスマスマーケットにあるお店

お店は見ているだけでも楽しいです!

ミュンヘンのクリスマスマーケット会場地図
*クリスマスマーケットの定番 グリューワイン
グリューワイン(ホットワイン)には、各都市それぞれその都市の名前と、年が入ったマグカップが用意されています。料金には、このマグカップ代も含まれているので、そのままマグを持ち帰ることも可能です。お店ごとに違うデザインもあったりして、ついつい全部集めてみたくなってしまいます。

都市の名前と年が入ったマグカップです。ちなみに、マグカップを購入したお店に返却すると、マグカップ代を返金してもらえるので、純粋に飲み物だけ楽しむこともできます。
持ち帰るためのジップロックや、ベタベタするのでウェットティッシュを持っていくのもおすすめです。
*ソーセージのブラートヴルスト
ミュンヘンは、バイエルン州の州都でもあり、バイエルンといえばソーセージですよね! ブラートヴルストは、“焼きソーセージ”という意味で、だいたいのお店は、ソーセージをパンにはさんで提供してくれます。

ブラートヴルストをパンにはさんで、ケチャップとマスタードはお好みで。本場で食べるソーセージは格別です!
ミュンヘンからは、アウグスブルクや、ドイツ三大クリスマスマーケットのひとつであるニュルンベルクなどにも近いので、ミュンヘンを拠点に、いろいろな都市のクリスマスマーケットを日帰りで楽しむことができます。初めてドイツを訪れる場合、この時期は雪化粧のノイシュバンシュタイン城も楽しめるので、3泊くらいの滞在がおすすめです。
◆ミュンヘンからシュトゥットガルトへ列車移動
シュトゥットガルトへ移動するために、ミュンヘン中央駅から高速列車に乗ります。駅に到着したら、まず電光掲示板で、自分が乗る列車の便名などを確認しましょう。ドイツの列車も、遅延したりプラットホームが変わったりすることはよくあるので、少し早めに駅に到着しておきましょう。

電光掲示板で、便名、出発時間、行先、プラットホームをチェックしましょう

ICEという高速列車でシュトゥットガルトへ向かいます

列車の乗車口の横に車両番号が表示されているので、チケットと照らし合わせながら自分が乗る座席を目指します

ミュンヘン中央駅(München Hbf)からシュトゥットガルト(Stuttgart Hbf)までは4駅、約2時間の旅です
こちらは車内の様子です。

座席番号の下には、座席指定されている区間が表示されています

緑の表示は、まだ座席指定されていない席です。乗り放題の鉄道パスを利用する際は、この緑で表示されている席を利用しましょう

車両にはトイレもついてます
ドイツ国鉄のHPか公式アプリで、リアルタイムの運航状況や、路線検索も可能なので、事前にチェックしておくのも便利です。
◆シュトゥットガルトのクリスマスマーケット
シュトゥットガルトは、ドイツ三大クリスマスマーケットのひとつで、ドイツ最大規模を誇るクリスマスマーケットとして世界でも有名な場所です。ミュンヘンとフランクフルトの中間くらいにある都市なので、ドイツだけでクリスマスマーケットを巡る場合、この3都市の組み合わせもおすすめです。
シュトゥットガルトのお店は、どれも豪華な飾り付けが屋根に施されていて、装飾を楽しめるのも魅力です。シュトゥットガルトの主な会場は、シュロス広場、シラー広場、カールス広場、マルクト広場の4か所ありますが、それぞれの会場が近くにあるため、1日あれば十分に楽しむことができます。また、シュトゥットガルトはポルシェとメルセデスベンツの本社があり、それぞれ観光で訪れることができる博物館も、市内から簡単にアクセスできるので、車好きにもおすすめの都市です。
一番見応えのある、シュロス広場とシラー広場の会場では、大きなクリスマスツリー、カルーセル、ミニチュア機関車、観覧車、そしてたくさんのお店が立ち並んでいます。

シュトゥットガルトのクリスマスマーケット
土曜日だったこともあり、多くの人でにぎわっていました。前に進むのが大変なくらい混んでいたので、平日に訪れるのが良いかもしれません。

お店の前には常に多くの人が並んでいました

いろんな飾り屋根があって、ついつい見上げながら歩いてしまいます

子ども用のカルーセル

子ども用のミニチュア観覧車

豪華なタワーの下にもお店が入っています

ヴィルヘルマ動物園のゾウのイルミネーション

こちらはポルシェのイルミネーション

メルセデスベンツのイルミネーション
シュトゥットガルト市庁舎前のマルクト広場のクリスマスマーケットは、シュロス広場、シラー広場に比べると規模は少し小さいですが、たくさんの人でにぎわっていました。会場の入口には巨大なくるみ割り人形が待ち構えていました(笑)。

シュトゥットガルト市庁舎前のマルクト広場

巨大なくるみ割り人形のある入口

テラスから音楽隊の生演奏が聞こえてきました
お店がありすぎて、どこで何を買おうか選ぶのも迷ってしまします

たくさんのお店があります

かわいらしい飾りについつい足が止まります

シュトゥットガルトのマグカップもコレクションの仲間入り

人生2回目のドイツのクリスマスマーケットでしたが、その場にいるみんなが、ハッピーで幸せな雰囲気に包まれたクリスマスマーケットは、やっぱり格別でした! そして、三大クリスマスマーケットと言われるだけあって、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは本当に見応え十分で、この時期のドイツに行かれる方には、絶対におすすめしたい場所だと感じました。
ここでは伝えきれないクリスマスマーケットの魅力、そして効率良くいろいろな都市のクリスマスマーケットをまわる方法もお伝えできますので、今年の冬はクリスマスマーケットに行ってみたいと思っている方、ドイツ旅行をお考えの方は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください!