【お客様の声】ボルネオ島で念願のレインフォレスト ロッジに滞在! 直行便で行くマレーシア旅行8日間

無事に帰国しました。旅行中もスケジュール通りに進むことができました。ホテル〜空港の送迎なども日本語ガイドさんがきちんとやってくださって助かりました。タクシーの数が少ないようで予定通りにしたい時はガイドさんが付いているのは心強いものですね。

お天気は全体に良好でしたが、帰る日の午後はかなり雨が降りましたし、市内はすごく暑いので居場所が必要でした。今回は出発時間までレイトチェックアウトにしていたのでよかったです。

ボルネオ島北東部、ダヌムバレー保護地域に位置する「ボルネオ レインフォレスト ロッジ」に滞在!

ボルネオ島北東部、ダヌムバレー保護地域に位置する「ボルネオ レインフォレスト ロッジ」に滞在!

◆熱帯雨林の中に佇む隠れ家「ボルネオ レインフォレスト ロッジ」に滞在
◆コタキナバル(ボルネオ島)まで直行便を利用

ボルネオ レインフォレスト ロッジとマレーシア航空の国際線と国内線の手配がちょっと難しそうかなと思って、今回は旅行社に頼んでみようと思ったのです。ホームページを拝見して利用された方々の書き込み(お客様の声)も読み、オーダーメイドの旅行が出来そうかなと思ってご連絡した次第です。

自分で普段行く旅より予算は奮発しましたが、手配を全てお願いしているのですからその点が本当に楽でした。心配性なので予約を自分でやると次から次へと悩ましいことがあって大変なのです。

★ロッジまでの道のり

ラハダトゥ空港に着くとドライバーが来ていてピックアップトラックに乗り込みます。その時は私たち2人だけでした。空港のすぐ近くに事務所があり、パスポートと帰りの便の日程などチェックしてサインもしていわゆるチェックイン。コーヒーや紅茶バナナやビスケットなども勧めてくれて帰るまで使えるように水の入った水筒も渡されました。この場所に事務所があるのは私の考えではロッジにおけるネット環境が業務用でもかなり劣悪なため町の中に出島が必要なんじゃないかと。

それが済んだら車で移動します。最初の30分は舗装路。その後 国立公園のゲートをくぐってからは未舗装路。ドライバーはしきりと悪路について謝っていましたが 全く問題ない状況です。5月に行ったネパールの山の身体を壊すようなラフロードと比べたら天国でした。道中、国立公園の管理事務所などがトイレストップに使えます(2箇所)。

★ロッジ到着時の流れ&アクティビティ

ロビーでウェルカムドリンクを出してもらい、これからお世話になるガイドを紹介されます。私たちは地元人の女性ガイドでした。通常、数人のグループにひとりガイドがつきます。私たちはニュージーランドの50代くらいの夫妻と4人グループとなりました。事前に希望すればプライベートのガイドもつけられるはず。着いたのが昼前で、チェックインは2時なので、ランチのビュッフェから好きなものを頂いてしばし休息です。

3時にはトレッキングの支度して広間に集合してトレッキング開始です。内容はホテルのガイド(日程表)にあるように、朝・昼・夜といろんなアクティビティプログラムがあります。オプションと書いてあるプログラムは疲れてれば部屋で昼寝でもしてられますが、まあなんというか、ここはジャングルに親しむためのゴージャスな基地みたいなもので、ガイドと共に実際に体と自分の力で歩きまわって楽しんでそれでナンボというような空間ですね。でも、赤ちゃん連れや、相当なお年を召した欧米人のグループも複数滞在していました。

川を浮き輪で下るチュービングは、最初、水量と水の濁りで無理と言われできませんでした。一転、帰る前日にできることになりそうだったんですが 直前に土砂降りになり、見送られました。これは残念でした。

★ロッジの様子&スタッフについて

ロッジ本館は大きな高床式の木造建築で、一階はショップ、レセプション、広間、レクチャールームなどあります。靴のまま。2階は履物を脱いで裸足です。レストラン、バー、厨房、ロビーにはゆったりできるソファがいくつもあります。Wi-Fi環境はというと、ジャングルの中で電波状況は悪く、ロビーで使えるというWi-Fiもお寒いものです。グローバルWi-Fiもダメでした。ただ、電波塔が建設中なので来年くらいには改善しているかもしれませんね。

スタッフは大層フレンドリーで、物腰が柔らかく良い感じでした。

★お部屋について

私たちはPD(プレミアムデラックスの略)2という部屋。上記マップの写真のように、本館の両翼に渡り廊下が続いていて、各コテージに行くことができます。かなり初期の頃の古い感じ(軽井沢の森の中の古くなっちゃった小屋みたいな感じ)もあれば、ニスを塗り直して手を入れてあるように見えるものもありました。ただ、小屋の内部のつくりはわかりませんでした。イギリスの植民地だったのですから、それなりのスタイルはあると思うんですが。

プログラムに参加した後、歩いて帰ってくると汗だくでのぼせたようになっていました。そのため、最初は冷たい水でムリと思ったベランダのプールが救いとなりました (^^)

★食事について

朝昼夜3食ともビュッフェですが、ラムや海老は炭火焼きだし、洋風もトラディショナルもとても手が込んでいて、同じメニューが続くことはないです。デザートとフルーツもバラエティに富んでいます。どれもとても美味しいし、素晴らしかったです。ワインはボトルしかないですが余れば自室に持ち帰って 翌日またレストランに持っていってもOKでした。レストランも全て屋根こそあれどオープンエアで、ジャングルが見渡せて気持ち良いです。

ビュッフェですが朝昼夜すべてとても質が高く、今までのどことも違うメニュー構成でとても感心しました。ただ2人でそれぞれに好きなものを取ってくるとなんだか散漫になってしまうので、夜などはアンティパストミスト(前菜)のように盛り合わせで選んできて、2人でシェアして同じものを味わってみるようなこともやってみました。

★ロッジ最終日の流れ

帰る日の朝も朝食の前に霧のジャングルの上をキャノピーウォークで歩き、戻って朝食。チェックアウトは11時ですが、空港に送ってくれる車は12時半なのでチェックアウト後にもビュッフェで最後のランチを食べることが出来ました。もっと朝早く帰るお客様にはランチボックスを積み込んでいるのを見ました。

★今後ロッジへ行く方へのアドバイス

身支度は案内にある通りで、しかもすごく汗をかくので吸湿速乾のものを複数持っていった方が良いです。朝にランドリーバケツにいっぱい詰め込んで、ドアの外に出しておくと日が暮れる頃には綺麗に畳まれて戻ってきます(50リンギットです)。しかし、朝・昼・夜とプログラムはあるし、汗と泥ですし、その間にレストランで食べる時はちょっとさっぱりしたいですし、着回しが大変でした。

あと、自前の双眼鏡があった方がより楽しいかと。部屋にも一つ備え付けてあって持ち出しても良いのですが、大ぶりなので女性にはちょっと重いかもです。オペラグラスよりもうちょっと倍率の良いもので、小振りのものが家にあれば躊躇わずに持って行くことです。裸眼で高い木の上のオランウータンを見るよりずっと良いと思います。

コタキナバルで宿泊した「プロムナードホテル コタキナバル」は、利便性の良いホテルでした。最初の2泊と最後に1泊と、旅行中に2度滞在しましたが、着いてから入ったのは10階で海も窓から見え、バスタブがあり、コーヒーテーブルと椅子2脚がありました。その時の印象は「古くて壁紙がちょっとくらい剥がれていてもとても満足だわー」という感じでした。

そのお部屋が良すぎたのかわかりませんが、帰国前の部屋は4階で、窓の正面は生活感あふれるコンドミニアムのベランダで結構驚きました。若干狭めで、壁に備え付けのライティングデスクと椅子一脚だけで コーヒーテーブルも椅子もなかったので、ルームサービスは頼むという選択肢は却下。シャワーのみで、使ってみるとシャワールームの水がドアの隙間から洗面所に盛大に漏れて、これは下の階にマズいというくらいになってました。バスマットとバスタオルを敷きましたが、グズグズになっていました。何事も経験ですし、そういう部屋もあるんでしょうが、料金とのバランスは悪かったです…。

プロムナードホテルは最上階の11階に格上の設定エリアがあるので それも選択肢として提示していただけると、良い部屋とかハズレの部屋とかクジみたいな事態にならないんじゃないかと思いました。

超混みの朝のビュッフェで取っておいたテーブルに他の人が座っていて、仕事のイベントで来ていた地元民夫妻とポツポツ話しながら、4人で朝ごはんを食べたのも爆笑な出来事でした。ホテルとしてはミドルクラスでしょうか。でも地の利はとても良かったです。

友人が教えてくれた「ウェルカムシーフードレストラン(Welcome Seafood Restrant)」が月並みですが、美味しかったです。別に水槽から選んで大枚をはたかなくても、メニューでアレとこれとかいえばテキパキと料理が運ばれてきます。その方が断然安いと思われます。中華系ですが素材の味が引き立つデリケートな味付けで、とても美味しかったです。そして、お店の規模と人気にもびっくりしました。宿泊したプロムナードホテルからも徒歩圏内です。

ティースタイルの阿部さん、久しぶりにしっかり旅行できてとても感謝しています。ありがとうございました。

・以下スケジュールの内容は、ご旅行出発時点のものとなります。当日の天候や交通状況、現地事情、その他の理由により行程など変更になっている場合がございます
・食事:特に記載のない限り、〇の場合の食事場所は宿泊ホテルです

日程 内容 滞在地 / ホテル
1日目

★空路にて直行便でマレーシア(ボルネオ島)へ

コタキナバル / プロムナードホテル コタキナバル(計2泊)
2日目 同上
3日目

★空路にてラハダトゥへ。保護された熱帯雨林の中に佇む隠れ家「ボルネオ レインフォレスト ロッジ」に到着(1日目)

ラハダトゥ(ダヌムバレー保護地域) / ボルネオ レインフォレスト ロッジ(計3泊)
4日目

★ボルネオ レインフォレスト ロッジ滞在(2日目)

同上
5日目

★ボルネオ レインフォレスト ロッジ滞在(3日目)

同上
6日目

★ボルネオ レインフォレスト ロッジ滞在(最終日)。空路にて再びコタキナバルへ!

コタキナバル / プロムナードホテル コタキナバル(計1泊)
7日目

★コタキナバルでの観光を楽しんだ後、空路にて帰国の途へ

空港 / トランジット
8日目

★日本到着! お疲れ様でした


阿部 正寿

トラベルコンサルタント 阿部 正寿

Tさま

お帰りなさいませ!
ご帰国早々にご連絡をいただき、ありがとうございました。大変うれしく思いました。

一番最初にお問い合わせをいただいたのは年末のご旅行でしたが、ボルネオ島への直行便のスケジュールがまだ決定していない時期でしたので、決断も素早くて、今回のご旅行の日付となりました。ご旅行はご満足いただけた、と思ってよろしいでしょうかね(笑)?

そして、たくさんの情報がつまったレポートと、お写真までいただけて大変感謝をしております。私もボルネオ レインフォレスト ロッジへはまだ足を運んだことはなかったので、大変勉強させていただきました。さらに、これから行かれる皆様にもとても参考になるものだと思います。本当にありがとうございました。

また、機会がございましたら、ぜひ、お声がけをお待ちしております。この度はありがとうございました。


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2023.11.24 updated