

Rotorua REPORTロトルア 視察ブログ
【視察レポート】マオリ文化と自然にふれるロトルア観光(ニュージーランド/2024年11月視察⑤)
こんにちは。トラベルコンサルタントの永井です。現地に行き、世界中の素敵なデスティネーションを視察し、リアルな情報をお伝えしております。今回は、ニュージーランド北島にあるロトルアを視察してきました。
大地熱地帯に位置する観光地ロトルアは、ニュージーランドの先住民族マオリの人口が多いため、マオリの伝統文化に触れながら、露天の岩風呂につかり、火山渓谷や、温泉の大地のパワーを感じることができる特別な場所です。

世界的に有名なポフツ間欠泉を見ることができるロトルア。ポフツは、マオリ語で“爆発”という意味だそうです
◆マオリ文化を学べる施設「テパトゥ」
到着後、まず訪れたのは、ロトルア市内より車で約15分のところにあるマオリ文化を学べる施設「テパトゥ(Te Pā Tū)」です。テパトゥでは、マオリの歴史や文化の真髄を体験できます。
今回、こちらでディナーをいただきました。伝統料理や、それぞれの季節や地産地消にこだわったシェフ自慢のカイ(マオリ語で食べ物)がふるまわれます。ロトルアに行かれたら、1度は訪れていただきたい場所です(事前予約が必須です)。

テパトゥのエントランス

マオリ族の方が温かく出迎えてくれました
歓迎の儀式のあとは、森のホロタイ(カナッペ)をいただきながら、マオリ族とのふれあいの時間をお楽しみいただけます。その後、ディナーのために準備してくださっている伝統料理の調理の様子を、実際に見ることができます。

森のホロタイ

地面に穴を掘り、その中に野菜や肉を入れて蒸し焼きにするお料理は、ハンギと呼ばれます

熱い石を使った伝統的な調理法です

吊るしたお肉を焚き火で焼き上げます

ディナーを調理している時間は、マオリ族のショーをお楽しみいただけます。歌や踊り、ハカ(戦士の舞踏)を組み合わせた、迫力の文化パフォーマンスが圧巻!!
動画も撮影しましたので、ぜひご覧ください。
ショーを鑑賞後、マオリ伝統料理、ハンギのディナーがいよいよスタート!! マオリの歴史や文化を学びながら、伝統料理をいただける素晴らしい体験でした。テパトゥでは、マオリ族の文化を感じていただける、素晴らしい時間を過ごしていただけます。

ハンギのディナー、スタート!

ニュージーランド産グリーンムール貝

ハンギ料理の肉と野菜

蒸し焼きにした柔らかい豚肉

表面を低温直火でじっくり焼き上げた鶏肉は絶品でした

プチケーキ
◆ユニークな温泉自然公園「テ プイア」
次の日に訪れたのが、市内から車で約5分ほどのところにある「テ プイア(Te Puia)」です。テ プイアは、熱泉、泥の中から湧き出る温泉、間欠泉をはじめ、キウイ保護センターや美術工芸学校などの見どころがある、ユニークな温泉自然公園です。チケットデスクがありますが、混雑を避けるため、事前予約をおすすめします。
案内をしてくださったガイドさんも、マオリの血をひいています。ユニークな世界と、そこにまつわる歴史や物語を紹介してくださいます。

温泉自然公園 テ プイア

チケットデスク

マオリ族のガイドさん

熱泉。泥の中から湧き出る温泉

地上約30mの高さまで吹き上がるポフツ間欠泉は必見です!!
キウイ保護センターでは、保護されている絶滅危惧種のキウイ(ニュージーランドの国鳥)を実際に見ることができます。

キウイ保護センター

こちらは剥製ですが、とってもかわいくて、ニュージーランドを象徴する国鳥
美術工芸学校では、彫刻や編み物など伝統工芸の実演を見学できます。ここは、マオリ族の男性のみが入学でき、伝統工芸品を守り続ける想いや意思の強さに感動しました。

美術工芸学校

入学はマオリ族の男性のみ

高度な技術を持つマオリの作品の数々

フラックス(亜麻)を編んだバック

彫刻や木彫りの美しさ

トラベルコンサルタント 永井 美香
ニュージーランド北島の中心に位置するロトルアはいかがでしたでしょうか? 地熱活動とマオリ文化に触れることができる、魅力的な観光地のひとつです。マオリの長い歴史と、伝統を誇るこの地域の豊かな文化を、ぜひ体験していただきたいです。
ニュージーランド旅行のご計画は、ぜひティースタイルにご相談ください。
トラベルコンサルタント 永井 美香のご紹介
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