2023年 新年のご挨拶

謹んで新春をお祝い申し上げます

毎年、この挨拶を書くときに1年の振り返りと、昨年はどんなことを書いたか読み返します。
そうすると、昨年の新年の挨拶は、下記のように述べておりました。

「今年こそ、幸せな話題ばかりでありますように祈っております。
まずは、全世界でコロナが終息し、安心安全に旅行ができますように。」

コロナは、残念ながら終息しませんでした。そして昨年12月上旬に、英語辞典の出版で知られる「ハーパーコリンズ」のイギリス法人が、2022年を代表することばに「パーマクライシス」を選んだと発表しました。「長期にわたり不安定で安心できない状態」を意味します。選んだ理由について、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や新型コロナウイルスの感染拡大などを挙げています。
「パーマクライシス」は、前代未聞の出来事に次々と見舞われてめまいがするような感覚をうまく表しています。今度はどんな惨事が起こるのだろうかと気がめいってしまう、としています。
そんな状況下ではありましたが、弊社は、感染対策に気をつけながら、お客様が行きたい旅のお手伝いをする!と覚悟を決めて、ご案内してまいりました。
旅行の手配は、コロナ以前の時より確認事項等が膨大でとても神経を使い緊張の連続でしたが、お客様の行きたい!やりたい!を実現するため、弊社スタッフが頑張った結果、2022年の海外への渡航者数は約900名と、たくさんのお客様の旅行のお手伝いをすることができました。そして多くの方から「お客様の声」をいただきました。それらはモルディブ、スイス、イタリア、フランス、ギリシャ、トルコ、メキシコ、ペルー、ベトナム、オーストラリアなどと多方面にわたっております。

私は現場を離れていますが、「お客様の声」は、貴重な感想・ご意見ですから、いつも読むときにワクワク、ドキドキし、弊社や弊社スタッフにお褒めの言葉をいただくと本当に嬉しいです。

現在、ワクチンも検査も不要の完全開国した国は120か国以上に上り、以前と比べると水際の条件がたいへん緩くなりました。
弊社は、コロナ禍でも感染対策に気をつけながら、今年も更にスタッフの視察の機会を増やし、お客様の行きたい!のお手伝いを更に強化して進めてまいります。
ちなみに昨年の視察は、11月、12月の2ヶ月だけでもモルディブへ6名(自社主催)、イタリアへ2名(自社主催)、スペインへ1名、スイスへ1名、フランスへ1名、インドネシアへ1名のスタッフを送り出しております。

スタッフの現地視察→最新の現地情報収集→お客様へご提案→帰国後お客様の声をいただく→更に情報をアップデートし、お客様のご意見に真摯に向き合う

創業以来続けてきたこのサイクルを大事にしながら、来年以降もティースタイルは突き進んでまいります。

さて私は来年度、旅行事業に関して基本的には、現社長の須沢と経営陣にほぼ任せ、出来る限り宿泊事業に専念するつもりでおります。
「余暇を嗜む」一組限定の宿を今年の夏に伊豆高原に開業する予定です。
もしよろしければ、一昨年、脳出血で倒れてから宿を作るまでの経緯をnote(下記リンク参照)にまとめております。お時間ある時にご一読いただければ幸いです。

これからティースタイルは、旅行業と宿事業のふたつの柱を軸に、お客様の幸せのため、そしてそれが結果としてスタッフの幸せに繋がるような事業を展開できるように一層努力してまいります。
本年もティースタイルをどうぞよろしくお願い申し上げます。

2023年1月1日
代表取締役会長 鈴木 年光

note ~ 脳出血を患った旅行会社社長が一組限定宿をつくるまで



新年明けましておめでとうございます

ティースタイルの須沢です。
昨年7月より代表取締役社長に就任させていただきましたが、2022年は手探りの中でも確実に海外旅行の回復を感じた年になりました。
お客様からのお問い合わせ数は、すでにほぼコロナ前の水準に戻り、また今月以降はおそらくそれ以上のお問い合わせが殺到するのではないかと予想しております。

これもコロナ禍中もこつこつとホームページを更新し続けたWEBチーム、そしてコロナ禍で不安なお客様に対して親身に対応し、また最新情報を得るために多くの海外視察に訪れてくれたトラベルコンサルタントの努力の賜物です。
何も無駄にならずに確実に積み重ねた結果がしっかり出てきたと確信しております。

2023年は更にティースタイルのファンを増やすべく、慢心することなく初心に戻ってお客様の夢を叶える海外旅行をお届けしていく所存です。
引き続きお取引先各社様と手を取り合い、海外旅行業界全体の回復に少しでも寄与できればと思っております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

2023年1月1日
代表取締役社長 須沢 悠