ケアンズ視察ブログ
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ホテルスタッフインタビューVol.11/シャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズ(オーストラリア)の野田 健司さん

ティースタイルおすすめのホテルのスタッフにお話をお伺いするシリーズも11回目となりました。

今回、初めて南半球のホテルをご紹介します。オーストラリア・ケアンズにある「シャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズ」で日本人セールスマネージャーとして勤務される野田 健司さんに、ホテルをはじめ、ケアンズでのおすすめの過ごし方や観光スポットなどをお聞きしました。アフター・コロナのオーストラリア旅行の際のヒントにしていただければ幸いです。

目の前にマリーナが広がるシャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズは、リゾートらしい開放的な雰囲気に包まれています。グレートバリアリーフ行きの船が出航するリーフフリートターミナルも隣接しており、ケアンズ観光の拠点としても絶好のロケーションです。

シャングリ・ラ  ザ・マリーナ  ケアンズ(写真中央の建物)があるマリーナ

シャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズ(写真中央の建物)があるマリーナ

シャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズ 野田 健司さん

東京都出身(ただし生粋の阪神ファン)。1988年にワーキングホリデーで渡豪、ゴールドコーストでツアーガイドをしたのがきっかけとなり、その後フィジー、ニュージーランド、オーストラリアの3ヶ国で通算約23年にわたって現地インバウンド旅行業に従事、ホテルやツアー素材の仕入れ、企画・手配、日本人旅行者の案内に携わり、2018年より現職。日本担当のセールスマネージャーとして、過去の旅行業での経験を活かした、日本人ならではの、痒いところに手が届くきめ細かな対応を心掛けています。

東京都出身(ただし生粋の阪神ファン)。1988年にワーキングホリデーで渡豪、ゴールドコーストでツアーガイドをしたのがきっかけとなり、その後フィジー、ニュージーランド、オーストラリアの3ヶ国で通算約23年にわたって現地インバウンド旅行業に従事、ホテルやツアー素材の仕入れ、企画・手配、日本人旅行者の案内に携わり、2018年より現職。日本担当のセールスマネージャーとして、過去の旅行業での経験を活かした、日本人ならではの、痒いところに手が届くきめ細かな対応を心掛けています。

Qシャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズは、どんなホテルですか?

Aグレートバリアリーフへの玄関口・リーフフリートターミナルの目の前にあり、海岸通りエスプラネードや市営ラグーンプール、市内中心街へも徒歩数分~10分以内です。また、ウォーターフロントのレストラン街やカフェ、バー、ブティック、ギフトショップ、マッサージサロンなどを擁する「ザ・ピア・ケアンズ」が館内にあって直結しており、恵まれた立地と利便性を兼ね備えております。ゆったりとした敷地内にある計255の客室にはすべてバルコニーまたはテラスが備わり、部屋タイプによって、シティ、ガーデン、トリニティベイ、マーリンマリーナの眺望をお楽しみいただけます。2018年に大規模な内装の改装を行い、目の前に広がる海をテーマに、白を基調とした、洗練されたモダンで明るいイメージに生まれ変わりました。静かな中庭には、美しいトロピカルガーデンに囲まれたプールとプールバーがあり、さらに、ホライズンクラブ・ルーム(全32室)および各スイート(全25室)にご宿泊のお客様には、朝食やイブニングカナッペのサービスを含め、ゆったりお寛ぎいただける、ホライズンクラブ・ラウンジをご用意させていただいております。シャングリ・ラならではの居心地のよさとおもてなしの精神に、ケアンズならではのフレンドリーさとカジュアルさが程よく融合したシャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズは、ハネムーンやご家族旅行から団体、報奨旅行まで、あらゆるタイプのお客様の、素敵な思い出づくりをお手伝いいたします。

ベーシックなタイプの客室・デラックスルーム

ベーシックなタイプの客室・デラックスルーム

専用ラウンジも利用できるホライズンクラブルーム

専用ラウンジも利用できるホライズンクラブルーム

キッズプールも備わる屋外プール

キッズプールも備わる屋外プール

Q季節によってケアンズでの過ごし方の違いはありますか?

A南半球にあるオーストラリア大陸は基本的に日本とは季節が逆で、シドニーやメルボルンなど南の方の都市では四季がありますが、ケアンズは南緯約17度の熱帯地域に属しますので、年間を通じて温暖な気候で、春夏秋冬ならぬ「夏・夏・めっちゃ夏・めっちゃ夏」となります。一般に5月~10月くらいの間は比較的雨が少なく、朝晩涼しくて過ごしやすく、11月~4月くらいの間は「めっちゃ夏」となって気温が上がり降雨量も増え、蒸し暑くなります。ただ、降雨量が増えるとはいっても日本の梅雨のように1日中雨がしとしとと降っているようなことは少なく、スコールや日本の夕立のような一時的な激しい雨はあっても、それ以外の時間は青空が広がっているケースがほとんどです。むしろその方が熱帯らしくて好きという方も多いので、一概にどの時期がよいかとは言えません。また、年間を通じて寒暖の差が少ないため、一年中海に入れますし、時期による過ごし方の違いもあまりありませんが、あえていえば、観光や散策など陸をメインに行動される方は5月~10月の比較的過ごしやすい時期、海や川などウォーターアクティビティーをメインにされる方は、すぐにでも水に飛び込みたくなるような「めっちゃ夏」の時期が適しているかもしれません。

世界遺産にも登録されるグレートバリアリーフ

世界遺産にも登録されるグレートバリアリーフ

ケアンズではコアラにも出会えます

ケアンズではコアラにも出会えます

Qケアンズでのおすすめの観光スポットやアクティビティを教えてください。

Aケアンズといえば大自然、そしてまずは2つの世界自然遺産、グレートバリアリーフ(海)と世界最古の熱帯雨林(山)ですので、特に初めてお越しになられる方には、この2つは欠かせません。グレートバリアリーフや離島への各種日帰りクルーズが、当ホテル目の前にあるリーフフリートターミナルから毎日発着していますので、ぜひシュノーケリングやダイビング、グラスボトムボートや半潜水艦などで美しい珊瑚や熱帯魚をご覧になってください。また、海のイメージが強いケアンズですが、青々と生い茂る熱帯雨林の山々に囲まれており、特にキュランダという高原の町へ、渓谷をぬってゆっくり走る観光列車と、広大な熱帯雨林を上から眺められるロープウェイ(スカイレール)を片道ずつ利用して往復されるのがお勧めです。キュランダではコアラやカンガルーもご覧いただけます。その他、グレートバリアリーフを空から眺める遊覧飛行や、朝焼けに染まる大地の上をゆったり飛行する熱気球、スリル満点のリバーラフティングなど、アクティビティーには事欠きませんが、意外と知られていないのは、自然の宝庫ケアンズならではのハイキングコース。郊外の熱帯雨林の山間をぬって、初心者向けから上級者向けまでさまざまなコースが整備されているのです。渓流に沿って滝まで辿るコースやパノラミックな景色が眺められるコースなど、さまざまな野鳥の声に耳を澄まし、たっぷりと森林浴をしながら気持ちよい汗をかくことができます。また、ドライブ好きな方にはポートダグラスまで片道約1時間の美しい海岸線のドライブもおすすめします。

グレートバリアリーフはクルーズでその美しさを堪能

グレートバリアリーフはクルーズでその美しさを堪能

車窓から絶景を楽しめるキュランダ鉄道

車窓から絶景を楽しめるキュランダ鉄道

眼下に熱帯雨林が広がるスカイレール

眼下に熱帯雨林が広がるスカイレール

Qケアンズのおすすめレストランを教えてください。

A手前味噌で恐縮ですが、当ホテル内にございますダイニング&バー「ザ・バックヤード」をお勧めします。シャングリ・ラのレストランというと、つい高級レストランをイメージされてしまうことが多いのですが、こちらのレストランはホテル同様、非常にカジュアルでフレンドリーなコンセプトとなっております。そもそもバックヤードとはその名の通り、昔ながらのオーストラリアの家には不可欠な「裏庭」であり、オーストラリア人にとっては一種独特の思い入れと思い出のあるもの。子供の頃の遊び場であり、物干し場であり、家族や隣人との団欒の場であり、バーベキュー場であり、誰もが気兼ねなく集まって時間を共有できる場所、まさにそのコンセプトです。ウォーターフロントの店内にはセミオープンエアのデッキエリアと、屋外ガーデンエリアがあり、心地よい海風に吹かれながらお飲み物と軽食をお楽しみいただけるガーデンエリアは、まさに日本のビアガーデンの雰囲気。小グループでセクションごとに貸切ることもでき、地元のお客様のパーティーなどにも大人気のスポットです。

ウォーターフロントに面して開放的なザ・バックヤード(デッキエリア)

ウォーターフロントに面して開放的なザ・バックヤード(デッキエリア)

カジュアルな雰囲気の中で楽しめるザ・バックヤード(ガーデンエリア)

カジュアルな雰囲気の中で楽しめるザ・バックヤード(ガーデンエリア)

ワインなどによく合うおつまみプレート3種(アンチパストプラター、シャルキュトリボード、チーズボード)

ワインなどによく合うおつまみプレート3種(アンチパストプラター、シャルキュトリボード、チーズボード)

Q最後に、ティースタイルのお客様にコメントをお願いします。

Aケアンズはオーストラリアの中で最も日本に近い観光都市で、日本から空路たったの7時間半です。時差も年間を通じて1時間のみなので時差ボケもありません。そして主要観光都市でありながらも大都市ではなく(人口約16万人)、遠隔地であることから古き良きオーストラリアらしさ(気さくでフレンドリーな人柄、いい意味での田舎っぽさ)がより強く残っているといえます。そして何よりもこの大自然。シャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズは、ケアンズ滞在の快適な拠点として、どこに行くにも何をするにも便利なロケーションと、心のこもったおもてなしで、皆様をお待ちしております。現在このような状況であいにく日本からのお客様にお越しいただくことができませんが、オーストラリアでは状況はほぼ沈静化しておりますので、今後の日本の状況次第で、他国に先駆けて1日も早く日豪両国間の自由な移動が可能となり、また多くの日本人旅行者の皆様にお越しいただけることを心より祈っております。


野田さん、たくさんの情報をありがとうございました。

みなさま、シャングリ・ラ ザ・マリーナ ケアンズはいかがでしたでしょうか。オーストラリアへご旅行の際は、ぜひご宿泊をご検討ください。

オーストラリア旅行についてはティースタイルにお気軽にお問い合わせください。

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2021.05.28.updated