【ホテルレポート】居心地のいい空間で贅沢な時間を過ごす! マウント マリガン ロッジ[お部屋・施設編](オーストラリア/2023年4~5月視察⑦)

トラベルコンサルタントの河原です。ケアンズから北西約150kmのアウトバック(オーストラリア内陸部の荒野)に位置する「マウント マリガン ロッジ Mt. Mulligan Lodge」を視察で訪れました。雄大なマリガン山の麓のユーカリの森が広がる静かな環境にひっそりと佇むスーパーラグジュアリーロッジです。手付かずの大自然の中にはさまざまな動植物も生息しています。

そんな自然豊かな場所に位置するマウント マリガン ロッジに関連するレポートを3回(アクセス編・お部屋と施設編・アクティビティ編)にわたりお届けしてまいります。前回のアクセス編に続き、今回はロッジのお部屋や施設についてご紹介します。

マウント マリガン ロッジのメインパビリオン。その向こうには雄大なマリガン山!

マウント マリガン ロッジのメインパビリオン。その向こうには雄大なマリガン山!

ケアンズ空港から約30分のヘリコプターフライトで、眼下に広がる赤茶けた山肌と周囲に広がるユーカリの森の緑、砂の薄茶色と青空のコントラストを堪能しながら到着したマウントマリガン ロッジ。スタッフ誘導のもと機体から降り、お迎えのカートに乗ってロッジのメインパビリオンへとやってきました。

雄大なマウントマリガンとアウトバック

雄大なマウントマリガンとアウトバック

ついにマウントマリガンへ到着!

ついにマウントマリガンへ到着!

ロッジの顔、メインパビリオン

ロッジの顔、メインパビリオン

※ヘリコプターフライトの様子については、前回のレポートでマウント マリガン ロッジへのアクセス編として詳しくご案内しています。詳細は最下部のリンクより、ぜひあわせてご覧ください。

スタッフに笑顔で迎えられ、ウェルカムドリンクをいただきながらメインパビリオンの内部に案内されると、いかにもロッジらしい木と石、そして開放感のある大きなガラスで設計された、大人っぽく落ち着いた雰囲気のラウンジとバーがあり、ここで滞在中の注意事項やスケジュールについてのガイダンスを受けました。

メインパビリオンの奥にはラウンジが

メインパビリオンの奥にはラウンジが

ラウンジ内もラグジュアリーな雰囲気。壁面に天然岩を施した暖炉が

ラウンジ内もラグジュアリーな雰囲気。壁面に天然岩を施した暖炉が

レストランはなく、ラウンジでお食事を

レストランはなく、ラウンジでお食事を

おしゃれなバーカウンターでドリンクを

おしゃれなバーカウンターでドリンクを

窓の外には、青空のもと緑に囲まれたプールと沼が見えていて、とても気持ちのいい空間です。一瞬にしてこの施設の虜になってしまいました。

森の中の水辺にある、贅沢で静かなプール

森の中の水辺にある、贅沢で静かなプール

心身ともにリフレッシュできる自然環境

心身ともにリフレッシュできる自然環境

そして、このロッジの特筆すべき点は、フロントやレセプションがなく、お部屋の鍵(ルームキー)もないことです。そのため、チェックインという作業もありません。準備が整い次第、スタッフと一緒にお部屋へ向かい、室内の説明を受けるとチェックイン完了となります。お部屋の鍵はないものの、室内側からのロックはありますのでご心配なく(笑)。

ロッジは2棟一体型で各部屋カート付き

ロッジは2棟一体型で各部屋カート付き

すばらしいセンスが光るお部屋のサイン

すばらしいセンスが光るお部屋のサイン

今回、泊まらせていただくお部屋は「アウトバックルーム」です。さぁ、どんなお部屋でしょうか?

お部屋に入ると、内部は木の温もりに満ち、落ち着いた52㎡のゆったりとした空間です。

機能的、かつ広々としたお部屋

機能的、かつ広々としたお部屋

お部屋の壁面はルーバーで通風性抜群

お部屋の壁面はルーバーで通風性抜群

室内にはテレビも時計もなく、時間を忘れてゆっくりと過ごすには最適な環境が整っています。また、部屋の細部にまで気遣いが感じられ、ソフト面でもラグジュアリー感が満載です。

水筒、スピーカー、マップ

水筒、スピーカー、マップ

ミニバーも充実しています

ミニバーも充実しています

大きなクローゼットにさまざまな心遣いが

大きなクローゼットにさまざまな心遣いが

バスタブとデッキチェアが設置された28㎡のアウトドアデッキは、森に隣接する贅沢なスペースです。

アウトドアデッキにはバスタブ&デッキチェア

アウトドアデッキにはバスタブ&デッキチェア

贅沢なバスルームはゆったり2ボウル(洗面台)

贅沢なバスルームはゆったり2ボウル(洗面台)

シンプルにセットされたアメニティ

シンプルにセットされたアメニティ

独立型シャワースペース

独立型シャワースペース

マウント マリガン ロッジには、ロッジタイプの他に、より自然との一体感が感じられるテントタイプのお部屋も用意されています(メインパビリオンから徒歩約5分または電動バギーで約2分です)。さっそくテントのお部屋も視察させていただきました。メインパビリオンから離れた森の中に造られたこの環境と設備には、ただ驚くばかりですね。

いかがですか? この抜群のロケーション!

いかがですか? この抜群のロケーション!

カップルとファミリーの2種類のテント

カップルとファミリーの2種類のテント

テントとはいえ空調完備の快適空間です

テントとはいえ空調完備の快適空間です

冷蔵庫や水筒、雑誌、タオルなどの気遣い

冷蔵庫や水筒、雑誌、タオルなどの気遣い

バスルームはシャワーオンリー

バスルームはシャワーオンリー

ファミリータイプのテントにはキッズルームもあります

ファミリータイプのテントにはキッズルームもあります

食事の前に、夕方の2時間だけ営業する「サンセットバー」をご紹介しましょう。お部屋に備え付けられたカートで丘を登ること約3分、山小屋風の建物が見えてきます。なんとも風情のある、オープンなバーのまわりには、見渡す限りの荒野が広がっています。

オープンエアなサンセットバー

オープンエアなサンセットバー

カウンター席から贅沢な景色を望みます

カウンター席から贅沢な景色を望みます

時間と共に刻一刻と変わる空の色を堪能

時間と共に刻一刻と変わる空の色を堪能

さりげない車のオブジェ?がおしゃれですね

さりげない車のオブジェ?がおしゃれですね

サンセット カクテルタイムでいい時間を過ごした後は、いよいよ楽しみなディナータイム。どんな料理を食べさせてくれるのか、自然と期待が高まります。メインパビリオンのラウンジに向かいましょう。

マウント マリガン ロッジでのお食事は、メインパビリオンの屋内ラウンジ、または屋外テラス席の、お好みのお席でいただきます。オールインクルーシブ方式のため、お食事は宿泊料金に含まれており、朝・昼・夕と、それぞれがコースセットメニューで提供されます。

マウント マリガン ロッジでのお食事は、メインパビリオンの屋内ラウンジ、または屋外テラス席の、お好みのお席でいただきます。オールインクルーシブ方式のため、お食事は宿泊料金に含まれており、朝・昼・夕と、それぞれがコースセットメニューで提供されます。

ドイツのウィンターベルクで育ち、さまざまな経験を経た後、本人の意思によってここでの料理長を努めるルネ・メビウス氏が創作する料理の数々は、単に味だけでなく、見た目の彩りにも配慮してオーストラリアらしさを表現していて、ゲストの味覚と視覚を楽しませてくれます。地元食材を使ってシェフが腕を振るったメニューは、どれも美味しく飽きることはありません。

お食事に合わせて、豊富なラインアップの中からワインセレクトもサポートしてくれます。

クリームソースの白身魚のソテー

クリームソースの白身魚のソテー

鴨肉のローストとアスパラ巻

鴨肉のローストとアスパラ巻

もやしのサラダ

もやしのサラダ

グリルドチキンの甘辛煮

グリルドチキンの甘辛煮

フライドロブスターのチリソース

フライドロブスターのチリソース

トムヤムクン風の海老のスープ

トムヤムクン風の海老のスープ

こちらに滞在するゲストは、オールインクルーシブに含まれる各種アクティビティも楽しむことができます。プールの利用はもちろん、湖畔でのカヌーやフィッシングのほか、アウトバック ツアーやサンライズ サンセット ツアーなど、非日常の体験を存分に楽しめます。
アクティビティの詳細は、次回ご紹介する予定です。お楽しみに!

圧倒的な迫力でそびえたつマウントマリガンの雄姿。青空とのコントラストが絶妙ですね

圧倒的な迫力でそびえたつマウントマリガンの雄姿。青空とのコントラストが絶妙ですね

河原 広治

トラベルコンサルタント 河原 広治

マウントマリガンロッジでは、最大収容28名のゲストに対して、およそ20名のフレンドリーなスタッフが滞在中のすべてをサポート、対応してくれているのだそうです。いったいひとりで何役を務めているのだろう?と余計なお世話をしたくなるほどです。さっきまでサンセットバーに居たはずなのに、今度は食事をサーブしてくれるのです。そのうえ、いつも懇切丁寧に対応してくれて、笑顔が絶えません。本当にホスピタリティにあふれた精鋭たちが、ゲストの滞在をかけがえのない時間にしてくれているのだと、心から実感できる滞在となりました。

オーストラリア旅行をご計画の際には、ぜひお気軽にティースタイルまでご相談ください。


トラベルコンサルタント 河原 広治のご紹介
マウント マリガン ロッジ 紹介ページ オーストラリアのページへ

◆マウント マリガン ロッジの「アクセス編」、「アクティビティ編」も公開中です。ぜひこちらもあわせてご覧ください。

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