【視察レポート】イストラ半島の人気都市 ロヴィニとポレチュの街歩き観光(クロアチア/2019年5月視察⑤)

こんにちは! ティースタイルの戸田です。
2019年5月、クロアチアのイストラ半島に視察に行ってまいりましたので、その様子をお伝えします。

イストラ半島は、実はクロアチアの中で一番年間の観光客数が多い場所です。特に夏になるとヨーロッパ中からリゾートを楽しみにこのイストラ半島を訪れます。またイタリアとの国境に近く、お天気の良い日はベネチア半島が見渡せるとか! この地方の方々はクロアチア語に加えてイタリア語も話せるバイリンガルだそう。イタリアの影響も大きく受けた小さな村が点在する中で、人気の2つのリゾート都市「ロヴィニ」と「ポレチュ」をご紹介します。

“ヨーロッパで最もロマンチックな場所”と称される小さな港町

ロヴィニは、クロアチアでもフォトジェニックな場所として雑誌などでも紹介されています。美しいアドリア海を望む小高い丘の上に建てられた街で、丘の頂上には教会があり、その教会の周りに円を描くように裏路地が広がっており、小さなカフェやレストランが多くあります。600年間ベネチアに支配されていたこともあり、建物もカラフルで街歩きも楽しくフォトウェディングのスポットとしても人気です。

海に浮かぶように町が広がるロヴィニ

海に浮かぶように町が広がるロヴィニ

カラフルな建物が並びます

カラフルな建物が並びます

教会へ石畳の道が続きます

教会へ石畳の道が続きます

ドルフィンディナークルーズもおすすめ

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イストラ半島からイタリアのベネチア行きの高速船も出ています

イストラ半島からイタリアのベネチア行きの高速船も出ています

あいにくのお天気でも水の透明度はキレイ!

あいにくのお天気でも水の透明度はキレイ!

ロヴィニとは正反対にマス目のようにきれいに並ぶ街

ポレチュは小さな港町ですが、世界遺産の教会を中心に街は分かりやすく整っています。イタリアにも近いことからキリスト教が早くから広まった歴史ある街で、アドリア海に面した中世の雰囲気を残しています。リゾート地としても人気で、一年を通して大勢の観光客が訪れます。

港沿いのゆっくりとした街  

港沿いのゆっくりとした街  

路地歩きも楽しい

路地歩きも楽しい

街の中心は広場になっています

街の中心は広場になっています

まずはこの町の一番の名所、エウフラシウス聖堂へ!

世界遺産にもなっているエウフラシウス聖堂は、初期キリスト教の面影を残す貴重な建物です。5世紀頃に作られたビザンティン様式の黄金のモザイク画が今日まで残っているのは奇跡的。元々はローマ時代の広い邸宅跡に建てられたもので、現在も現在も教会内の庭園に古い邸宅が残っています。

世界遺産エウフラシウス聖堂入り口

世界遺産エウフラシウス聖堂入り口

大聖堂

大聖堂

ビザンティン様式の柱が美しい

ビザンティン様式の柱が美しい

この壁に半楕円を描くようなバジリカ式の聖堂

この壁に半楕円を描くようなバジリカ式の聖堂

この日は教会行事のため中に入れませんでしたが、通常は鐘楼の中も見学でき頂上に上ると世界遺産のエウフラシウス聖堂だけではなく、美しい海とポレチュの街並みを眼下に見られます。

中庭にある洗礼堂

中庭にある洗礼堂

16世紀に建築された鐘楼

16世紀に建築された鐘楼

この遺跡群含めて世界遺産です

この遺跡群含めて世界遺産です

この地方でのおすすめのお土産は最高級の塩、フラワーソルト!

日本より湿度の低いクロアチアは、アドリア海の海水を煮詰めたりすることなく自然に乾燥し、天然で良質な塩が取れます。その塩の中でも一番上にできた平べったい塩の結晶を塩の花、フラワーソルトと呼びます。ぜひ本場にてお試しください!

塩の花、フラワーソルト! お土産にもぴったり

塩の花、フラワーソルト! お土産にもぴったり

イストラ半島の名産がたくさん

イストラ半島の名産がたくさん

いかがでしょうか。
まだまだ日本人には馴染みの少ないイストラ半島ですが、アドリア海を見ながら旧市街地を楽しめるヨーロッパでも有数のリゾート地です。ぜひゆっくりと流れるお時間をお楽しみください。

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