

Cotswolds REPORTコッツウォルズ 視察ブログ
【ホテルレポート】イングルサイド ハウス(イギリス・コッツウォルズ/2025年1~2月視察⑫)
イギリスを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの藤原です。この度の視察では、ロンドンだけではなく、コーンウォールやデヴォン、コッツウォルズといった魅力あふれる地方にも足を運びました。ガイドブックだけでは見つけられない、本当に心惹かれるイギリスの地方の魅力を、リアルな体験を通じてご紹介していきます。
ロンドンから電車と車を乗り継いで約2時間、絵本の世界からとびだしてきたような美しい村々が点在するコッツウォルズ地方。コッツウォルズといえば「バイブリー」や「ボートン オン ザ ウォーター」といった村が有名ですが、今回滞在した「サイレンセスター」はコッツウォルズの中央に位置し、“コッツウォルズの首都”と称される歴史と文化の町です。
かつてのローマ人が築いたこの古都には、ローマ時代の遺跡が残っていたり、伝統的なマーケットが楽しめたり、静かでのんびりとした時間を過ごすのに最適で、グルメやアート、演劇が融合した体験ができるのもこの街ならでは! 落ち着いた大人の旅にぴったりの穴場スポットです。
サイレンセスターにある「イングルサイド ハウス Ingleside House」に宿泊したので、ご紹介いたします。おしゃれでデザイン性の高いホテルがお好きな方にとてもおすすめなので、ぜひご覧ください!
雰囲気抜群のホテル外観
◆ホテル内の様子
ホテル名にもなっている「Ingleside」とは、“暖炉のそば”“炉端”というような意味で、まさしくその言葉のような温かさ、居心地の良さが感じられます。アーティスティックなインテリアにもワクワク。ラウンジスペースで、ドリンクを飲みながらゆったり過ごすのも良いですね。
入ってすぐのエントランス
ラウンジスペース
ホテルは2階建てで、全11室のお部屋はすべて2階にあります。エレベーターがないので、荷物を運ぶときはスタッフの方にお願いしましょう。
隅々まですてきな内装
部屋ごとに名前がついています
◆お部屋のご紹介
こちらのホテルは、全部屋デザインが異なります。私はデラックススーパーキングルームのカテゴリーに分類される「Wright」という名前のお部屋に泊まらせていただきました。全体の雰囲気がわかりやすいように動画で撮影いたしましたので、ぜひご覧ください♪ お部屋内に独立したバスタブが設置されているのも、このお部屋の特徴です。
◆朝食
ダイニング「Teatro」で朝食をいただきました。こちらでは朝食のほかにも、アラカルトでのディナー(日曜除く)、日曜日のランチなどでご利用いただけます(2025年2月時点)。
朝食はアラカルトで注文します。私が選んだアボカドトーストは、半熟卵とアボカドのクリーミーさが相まって、カリカリに焼かれたパンとの相性が最高! とっても美味しかったです。
ダイニング「Teatro.」
絶品アボカドトースト
フルーツとコーヒー
◆英国式マナー教室を体験
今回、私はイングルサイド ハウスを会場に開催された「英国式マナー教室」に参加しましたので、その様子をお伝えします。このマナー教室は、コッツウォルズで伝統的なアフタヌーンティーやランチ、フォーマルな食事などの上質なダイニング体験を提供し、英国式テーブルマナーやエチケットのレッスンも含めた特別な体験プログラムを企画・実施する組織「Exquisite Cotswolds」が主催するものです。

実際にコース料理をいただきながら、講師の先生がアドバイスをしてくださいます。上品かつ実用的なレッスンは、旅の質を一段と高めてくれる貴重なひとときでした。
すてきな場所で、落ち着いてスマートな所作で食事する姿に憧れます。ドリンク類、ムール貝など、口にするものによってマナーもさまざまで、とても有意義な学びの時間となりました。
英国式のエチケットを学んでみたいという方は、旅程に組み込んでみてはいかがでしょうか。
会場となったホテル内のスペース
いただいたお食事

トラベルコンサルタント 藤原 彩
コッツウォルズ地方はロンドンから日帰りツアーなどに組み込む方も多いのですが、コッツウォルズ地方をゆっくりと楽しみたい方にとって、イングルサイド ハウスは「ただ泊まるだけの宿」ではなく、知的好奇心や美意識を刺激してくれるようなホテルです。
アート、演劇、食などを軸とした文化に触れる旅を求める方、成熟した大人の時間を過ごされたい方にぜひおすすめしたいです。
コッツウォルズ地方を含むイギリス旅行をご検討の方は、どうぞティースタイルにお任せください!
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