

KONA REVIEWハワイ島 お客様の声
【お客様の声】自然の楽園・ハワイ島をレンタカーで気ままにドライブ! ゆったり楽しむハワイ旅行15日間
●ご旅行先:ハワイ(ハワイ島)
(2025年5月28日出発)東京都 I様ご夫妻
今回のツアーの総括ですが、ハワイ島の大きさと、まぶしい海の青、大地も黒から茶そして緑へとダイナミックに変化するその情景、色の変化は本当に感動しました。天候にも恵まれ、ほぼ予定していた観光スポットは網羅でき、訪問したいショップやレストランにも行くことができました。思い描いていたリゾートライフを夫婦2人で十分に満喫できたと思います。

南部へのドライブ途中によったカフェレストラン「コーヒー シャック」からの景色が素晴らしかったです!
●こだわりポイント
◆ホテルは転々とせず、1ヶ所のホテルでゆったりと長期滞在したい
◆レンタカーでハワイ島をゆったり周遊
◆コーヒー農園やコーヒーフェスティバルを楽しみたい
◆ハワイ島内の人気レストランで食事を堪能したい

ハワイ島・フアラライ山の中腹に位置するコナコーヒー農園のひとつ、コナジョー コーヒー農園。ホワイトハウス御用達コーヒーと言われています。写真はカフェテラス手前からの眺望です
●ハワイ島を選んだ理由と旅のプランニング
ハワイ島に注目したのは観光客が比較的少ないことです。海岸線から4,000m級の山頂まで多様な自然・景観を堪能できること、そして島がそれなりの大きさがありながらも、車での周遊が可能なことです。また、コーヒー好きとして、著名な産地・農園を訪問し、試飲や豆の購入もできること、さらに、地産地消の食材、特に果実や海産物を使用した料理を味わえることなどがあげられます。
残念ながら腰を痛めてゴルフコース巡りは断念せざるを得ませんでしたが、夫婦二人で長期に滞在しても飽きることがないという予感がしました。当初はハワイ島コナに2週間、ボルケーノ、ヒロ、帰国時のワイキキを含め1週間程度を目安に、3週間の案を具体化していきました。観光客がなるべく少なく、天候やハワイ島での行事を考慮し、5月末から6月末までの期間を設定しました。
宿泊先の選定では、ホテルやバケーションレンタルなど様々な選択肢がある中、一カ所に長期滞在でき、高齢者にも落ち着いてプライベート感を満喫できる点を重視しました。非日常の時間を過ごすため、今回は贅沢ではありますが、コハラ地区のプライベートビーチを静かに満喫できるラグジュアリーホテルを選びました。また、ボルケーノ ハウス ホテルは外せないと考え2泊、ヒロやワイキキのハレクラニなども検討していきました(結果、ヒロやワイキキ泊はなくなりました)。

フアラライ山の中腹に位置するコナコーヒー農園のひとつ、UCCハワイコナコーヒー農園。そのカフェテラスからの眺望です

ハワイ島で宿泊したボルケーノ ハウスのロビーです。暖炉もあり、雰囲気のある山岳ロッジです
●ティースタイルでご旅行を申込みされた理由
上記の通り、旅行の原案は自分で企画しましたが、人気のボルケーノ ハウス ホテルの予約、前後のホテル予約、フライト、レンタカー、現地ツアー、人気レストランの予約など、プライベートツアーを一貫してアレンジ・手配してもらえる「ティースタイル」さんにお願いいたしました。
●旅のご感想
*ハワイまでの道のり
今回の旅行でのフライトは、往復乗り継ぎ便ともハワイアン航空となりました。往路はホノルル空港でのバゲージドロップも利用でき、問題なくコナ空港まで到着できました。エコノミークラスの座席間隔はやや不自由でしたが、帰国便はエクストラコンフォートにグレードアップし、2人席だったため、不自由感は大幅に改善されました。
搭乗・入国手続きは、WebチェックインやVisit Japan Webなどのスマホアプリにで安易に手軽に手続きできました。
*ハワイ島で初めての海外ドライブ
レンタカーは、アラモレンタカーを利用しました。コナ空港でのシャトルバスの送迎やカウンター手続きも、バウチャー・パスポート・免許証・クレジットカードの提示でスムーズに完了できました。また、返却時に乗り捨てを選択しておいたため、ヒロ空港での返却も指定区画に係員が待機しており、大変スムーズでした。

実車は該当のコンパクトクラス表示の車から選べるとのことでしたが、当日はフォードと日産の2車種しかなく、日産コンパクトセダン「ヴァーサ」を選定しました(写真:14日間をともにしたレンタカー)。SUV、4駆の車が人気のようですが今回は長距離ドライブとなるため、燃費がよく信頼感のある日本車を選びました。
ちなみに実走行距離は、1,151マイル(1,842km)で、燃費が18km/L以上でした。14日間連続の運転で、1日の最長走行距離400km、標高差1,000m程度ありましたが、車両のトラブルは一切ありませんでした。
ハワイ島の道路は直線道路が多く、道幅や車線も広く、交通標識・道路標示も分かりやすいため、初めての海外ドライブでしたが運転し易く感じました。ナビはGoogle MapをCarPlay経由で使用しましたが、道路の法定最高速度・実走行速度がナビ画面に同時に表示され、アクセルワークの目安となりました。また、日本と異なり敷地や区画が広いこともあり、ナビのルート案内が非常に丁寧で、細部まで誘導してもらえました。
ただし、Wi-Fi の届かない地域がごく稀にあり、受信状況のよい場所を探すこともありました。運転時には信号なしの一時停止義務の交差点で各車線の車が交互に譲り合いながらの左折には、最後までタイミングを掴むのに苦労しました。
ガソリンは走行ルートによりますが、コナ空港近くの最安値である「Costco GS」で、ワールド会員証提示のうえ係員サポートで何度か給油しました。ガソリンスタンドでの日本のクレジットカードの使用について様々忠告がありましたが、三井住友VISAで問題なく使用できました。一部のガソリンスタンドではクレジットカード挿入後に住居コード入力を求められ、ホテルのコードを入力してみましたが認識されず、店舗窓口で現金での対応が必要な場面もありました。
*前半に宿泊したホテルについて
宿泊先の「マウナケア ビーチ ホテル」は、現在大規模なリノベーション途中で、メインタワーはリノベーション終了し営業されている状況でした。そのため総客室数が少ない営業であり、よりプライベート感が強く静かなホテルライフを満喫できました。ビーチはゲートパスを発行して限定公開されていますが、それでも限られた人数しか入場していないようでした。
ホテル自体はハワイ島でも1965年建設と古く、創業時のオリエンタルムードとゆとりある空間演出が今も活かされ、特別な雰囲気がモダンに継承されています。近年のモダンなリゾートホテルとは一線を画している印象です。
落ち着いた雰囲気で宿泊客も年齢層は比較的に高く、私たち高齢者にはとても居心地よく過ごせました。ちなみに、私たちが滞在した期間には日本人には一人も会いませんでした。客層のこともあり、ホテルスタッフのゲスト対応はさりげないホスピタリティに徹しており、安心して滞在できました。

マウナケアビーチホテルのリゾート感あふれる上質な雰囲気のフロント

マウナケア ビーチ ホテルでの山側の日の出
■お部屋について
宿泊した部屋は最上階(階数表示では8F)に位置する「ゴルフヴィスタデラックス」というカテゴリーで、広さ約80㎡の部屋でした。クイーンサイズベッドが2台設置された、ゆとりあるメインの寝室には、広めのラナイ(ハワイ風のバルコニー)も付いていました。そして、浴室・トイレ・洗面スペースは、寝室とは別の区画に配置されており、こちらもラナイ付きでした。

マウナケア ビーチ ホテルの室内

マウナケア ビーチ ホテルの室内

マウナケア ビーチ ホテルの室内
■ビーチ・アクティビティ・施設について
早朝のビーチなどはまさに独り占めで散策が可能です。日中も日の高くなる前の時間には、宿泊者専用のパラソル付きチェアベッドが並ぶビーチエリアでの日光浴や、マリンアクティビティが楽しめます。

マウナケア ビーチ ホテルのビーチ。落ち着いた時間を過ごせます

マウナケア ビーチ ホテルの早朝のビーチ
またメインダイニング「マンタ」の名前にも由来する、日没後の集魚灯に集まるマンタの群れを観賞できます。ダイビングツアーとは別に、護岸のスポットから間近に毎日観賞できるのが魅力です。

夜にたくさんのマンタが来てくれます

リゾートの陸地から見える場所にマンタが集まってきます
ホテルにはゴルフ、テニス、スパなどのリゾート付帯アクティビティ施設しかありませんが、車で約15~20分で、マウラナニやワイコロアの総合リゾート施設へもアクセスできます。
*後半に宿泊したホテルについて
ツアー後半に2泊した「ボルケーノ ハウス ホテル」は、ハワイ火山国立公園内のキラウエア火山の火口に面して立地する唯一の公認ホテルです。ホテル周囲はビジターセンター建物も含め周囲の道路整備工事中でした。宿泊中の火山活動はやや休止状態で、観光客も少ない状況でした。建物自体はロッジ風の2階立てですが、人気が高く数ヶ月前からの予約が必要です。
宿泊できたのは2階の火口側に面した部屋(スタンダードルーム)で、網戸越しではありますが24時間火口を目視で客室から観測できます。シャワー・水洗トイレ・洗面と必要最低限のアメニティはありました。ただし自力で2階までスーツケースを運び込む必要がありました。
チェックアウト時はフロントの女性スタッフ(国立公園職員?)が補助してくれました。初夏とはいえ標高1,000mで夜間や早朝はかなり冷え込みます。ロビーは24時間暖炉に火がともされ、暖をとることができ、趣ある雰囲気を演出しています。火山活動の状況によりロビー、ショップ、前庭は観測や観光の人で混み合うこともあります。

ボルケーノ ハウス全景

ボルケーノ ハウスのお部屋
今回の宿泊では、火山活動は初日は大きな変化はなく白煙がのぼっている状態のままでしたが、2日目の夕刻から早朝チェックアウトまでの間に火山活動が活発になり、赤く噴火・流出する溶岩が肉眼でも観測できる状況でした。帰国後の情報・動画で、チェックアウトした当日夜間から翌日以降もかなり活発な火山活動が継続していることを知りました。
少し残念な気もしますが、活動が活発になりホテル周辺は相当の混雑となり、道路が渋滞して混乱した模様です。もし巻き込まれていたら帰国のフライトに間に合ったかやきもきしたことを思えば、前日でよかったと思うことにしています。

キラウエア火口の噴煙

キラウエア火口の噴火の様子
*現地で参加したツアーについて
現地ツアーについては、まずハワイ島到着後、情報収集の意味も込めて、ビックアイランド1日観光ツアーに参加し、現地の状況や道路事情を把握できればと考えていました。場所が気に入ればレンタカーで再訪するのもよいかと考えていました。残念ながら1日観光ツアーは参加人数が揃わず、前日にキャンセルとなりました。
そのほか、ヘリコプター遊覧や、マウナケア山頂のサンセットと星空観測ツアーにはぜひ参加したいと思い、ティースタイルさんに手配をお願いしました。ヘリコプター遊覧は、ハイウェイ沿いのワイコロアに基地があり立地も良く、コハラ山やコハラコースト、北部の渓谷を遊覧する約1時間のツアーでした。ちょうど宿泊ホテルやドライブした道路の上空をなぞるように遊覧できました。

ブルーハワイアンのヘリコプターツアー

ヘリコプターからのコハラコーストの眺め
マウナケア山頂のツアーは原則英語ガイダンスのツアーでしたが、ツアーガイドが日本人であったため、許される範囲で日本語での補助的なガイダンスをしてもらえました。また、星空観測では、ちょうどまさにその時間に国際宇宙ステーション「きぼう」が明るい光跡で横断していくのを肉眼で観測できるサプライズもありました。さらにツアーバス2台一組での星空観測説明では、日本人参加者だけ集めて日本語での星空ガイダンスをしてもらえました。

マウナケアからのサンセット。左は日本のすばる望遠鏡、中央と右はアメリカのケック望遠鏡

マウナケア星空観測ツアー(4,207mの山頂の様子)
*食事について
ディナーの食事は、サンセットに合わせて予約可能なレストランを、ティースタイルさんに事前に何カ所か予約してもらいました。宿泊先を含め、ホテルのレストラン4軒(マンタ、メリディア、カムエラ プロ ビジョン、ザ リム)、よりカジュアルなレストラン3軒(トミー バハマ、ジャッキー レイズ、ナプア アット マウナ ラニ ビーチクラブ)を利用しました。

1日目に行ったマンタレストラン(マウナケア ビーチ ホテル内)

マンタレストランのバルコニー席
予約状況はアプリ(OpenTable、Resyなど)で都度確認でき、安心して予定通り食事ができました。ホテルのレストランはどちらも立地・眺望はすばらしく、サンセットを食事とともに満喫できました。食材は新鮮な海鮮が中心でどれもおいしいですが、総じて味付け・調理法も似ており「これは本当に素晴らしい」と思える一皿には遭遇できませんでした。特に肉料理は日本のほうが総じて美味しいと感じます。
また、サラダや付け合わせの野菜は、ハワイだからでしょうかとても生育が良く、かなり歯ごたえがある印象でした。高齢者としては一皿のボリュームを心配しましたが、最近はどちらもボリュームは控えめで、塩味もほどほどで、全体に健康志向になっているようです。ベジタリアン・ビーガンメニューも用意されており、食べきれなければどのお店も持ち帰り用BOXを用意してもらえます。

上海ロブスターディナー(マンタレストラン)

コナ産カンパチのムニエル(マンタレストラン)。この時期は油が乗っていてとても美味しい!

アイスクリームをメレンゲで包んで炙ったデザート、ボンブアラスカ(マンタレストラン)
こちらは3日目、レンタカーで行ったレストラン「ジャッキー レイズ オハナ グリル コナ(ジャッキー レイズ カイルア コナ)」です。

ジャッキー レイズ オハナ グリル コナ

ププサンパウラー(前菜の盛り合わせ)。カルアポーク春巻、クリスピーポークリブ、クラブケーキ

メインのサーフ&ターフ(牛フィレ、ガーリックシュリンプほか)
5日目にいただいたマウナ ラニ リゾート内のショップ アット マウナラニにある「トミー バハマ レストラン&バー」です。陽気な担当ウエイターのお勧めでオーダーしたリリコイケーキがとてもおいしかったです!

トミー バハマ レストラン&バー

メイン料理の海老とホタテ

リリコイケーキ
9日目にウェスティン ハブナ ビーチ リゾート内のレストラン「メリディア」にも行きました。

吹抜けがとても爽快なウェスティン ハプナ ビーチリゾートのロビー

メリディアでいただいた前菜のフォアグラの鉄板焼き

メリディアでいただいたメインの帆立の炙り焼き
7日目はヒルトン ワイコロア ビレッジ内のレストラン「カムエラ プロ ビジョン カンパニー」へ行きました。レストラン利用でヒルトン ワイコロア ビレッジのホテルエントランスで、バレット駐車サービスを無料で利用できました

ヒルトン ワイコロア ビレッジからのサンセット

カムエラ プロ ビジョン カンパニー

メインのスパイスラムラックと地産ポテト添え
10日目はマウナ ラニ リゾート滞在者専用のビーチにあるレストラン「ナプア アット マウナ ラニ ビーチクラブ」へ。午後5時以降セキュリティゲートが開放されて、一般客の駐車利用可能です。

ナプア アット マウナ ラニ ビーチクラブ

メインのバーベキューポークリブ
宿泊したボルケーノ ハウス ホテル内にあるメインレストラン「ザ リム」 でのディナーは予約が必要です。

ボルケーノ ハウス ホテル内のレストラン「ザ リム」

ザ リムでいただいた前菜のパスタ シュリンプ添え

ザ リムでいただいたメインのハワイアンランチャーズ リブアイ
他では南部へのドライブ途中によった「コーヒー シャック」は景色も素晴らしく、美味しい朝食が印象に残っています。また、ワイメアにある「ビレッジバーガー」のハンバーガー、ドリンクのシェイクも評判にたがわないものでした。

ハワイ島南部ドライブ途中休憩で寄った「コーヒーシャック」。とにかく店内から望む眺望が絶景!

ワイメアのパーカーセンターショッピング内にある評判のハンバーガー店「ビレッジバーガー」。 シェイクも美味
*本場コナ&カウコーヒーを体感
今回のツアーの目的のひとつが、「コナコーヒー農園の訪問」と南部の「カウコーヒーフェスティバル訪問」です。
■コナコーヒー農園を訪問
コナの山側フアラライ山中腹に位置する数あるコナコーヒー農園では、今回「マウカメドウズ」、「UCC」、「コナジョー」、「松村小農園」を訪問でき、日本人スタッフもおり説明、試飲、豆の購入などを体験できました。

マウカメドウズは、ドトール運営のコーヒー農園です。コーヒー・果実植物園散策できる併設の店舗で、焙煎などを日本人スタッフが説明してくれました

村松小農園は、日本人家族が運営する小規模コーヒー農園です。定期的にワイメアのファーマーズマーケットで出店、日本でも催事出店することも!

今回訪れたコーヒー園で購入した豆です。上段左から3点は村松小農園、上段右2点はドトールのマウカメドウズ。下段左2点はカウコーヒー、下段中央はコナのコーヒーショップのもの。下段右はヒロのコーヒーショップで購入しました!
■カウコーヒーフェスティバルを訪問
コナコーヒーよりくせの少ないカウコーヒーをぜひ試飲したく、今回ツアー中に一週間にわたり開催されていた「カウコーヒーフェスティバル 2025」の最終日のフィナーレを訪ねることができました。カルチャーセンター敷地内で予想よりもかなり大きな規模で行われており、最終日はプログラムに応じて生バンドの演奏、フラの演目とともに人気の農園の表彰などが行なわれていました。
マーケット形式でテントが並び、軽食、民芸品、各農園のコーヒーの試飲・販売が行われていました。お目当ての農園の豆も購入・試飲できました。フェスティバルの期間中には農園ツアー、乗馬、トレッキングツアーも各会場で行われていたようです。当日の会場周辺は来訪者の路駐の車であふれており、天気にも恵まれ盛況な様子でした。

カウコーヒーフェスティバル2025の会場。物産・飲食のマーケット・生バンド演奏ほか終日充実したプログラムが展開

カウコーヒーフェスティバルでのひとコマ。多数のカウコーヒー農園の試飲・コーヒー豆販売ブースがあります
*思いのほか気に入った場所は…
今回の旅で訪れた場所の中で、思いのほか良かったのは「ワイメア」です。宿泊先から車で以外と短時間、30分程度で行け、標高800m程度の高地に位置するため、朝晩は涼しく感じられます。ワイメアはハワイ島でも特に新鮮な農産物が直売で手に入る場所で、他のワイメアタウンマーケットなどものぞいてみましたが、とてもローカルな雰囲気で展示・販売しているものも内容も豊富で盛況でした。リゾート以外では観光客、ローカルも含め日本人、日系の方にハワイ島では一番遭遇した場所です。ワイメアにはそれなりにグルメスポットや見所もあり、今回は計3回も訪れました。
複数の会場で開催されているファーマーズ マーケットの中でも、毎週土曜日に開催される「カムエラ ファーマーズ マーケット」は、ローカルな雰囲気があり、生演奏が楽しめるほか、キッチンカーや地元の特産品を扱うブースも充実していました。
マーケットの来訪者もとてもフレンドリーで、日本ではなかなか目にすることのない旬のフルーツを、食べ方の実演つきで試食させてもらうこともできました。食べたことのない味と食感でとても気に入り、その後ヒロのマーケットでも手に入れました。それは、「リリコイ(パッションフルーツ)」の一種である「ジャマイカ リリコイ」という旬のフルーツで、一見ビワのようなフォルムで、果汁は酸っぱくなく甘み控えめで予想以上に美味。日本の沖縄では「水レモン」の名で流通しているそうです。ヒロよりワイメアで食べたもののほうが美味しかったです。
他には、6月初旬に閉店してしまったコナ空港近くのアワビ養殖場併設ショップ「ビッグアイランド アバロニ」です。ここで販売されていたガーリックソテーのアワビは、やわらかくクセがなく、本当に美味しかったため、2回も足を運びました。

カムエラ ファーマーズ マーケット

ジャマイカ リリコイ。写真は中身を割ったもので中はまさにリリコイ

ビッグアイランド アバロニでいただいたアワビ
*現地でのインターネット環境について
インターネット環境は、夫婦二人でほぼ同一行動をとること、LINEを優先したいなどの条件から、グローバルWi-Fiの機器を羽田空港にてレンタルすることを選択をしました。ホテルではゲストWi-Fi が利用でき、ネット環境はほぼ不自由しませんでした。
しかし、車移動が主ではありましたが、バッテリー含む機器を絶えず携帯しての移動は、多少ストレスを感じました。次回は、eSIMも検討してみようと思います。
*最後に…
ティースタイルさんに調整手配していただいた内容は、ツアー中の連絡も含めて、ツアー途中で迷うことになりそうな状況を想定して、きめ細かな情報や丁寧なアドバイスもいただき、とても参考になりました。当初は不安もありましたが、ハワイ島をレンタカーで自力走行にてほぼ1周できました。ドライブの点ではサドル道路での島の東西の横断とヒロ南部への走行が残っており、次回の宿題としてやり残り残した感があります。
今回2週間とはいえ、それなりに様々な場所へ出かけることも多く、のんびりビーチを含め終日ホテルライフを満喫する時間は限られてしまいました。次回ハワイ島を訪れるとすれば、今回同様、最低2週間は一カ所で本当にゆっくり過ごしてみたいと思います。
「虹の島」と言われ、虹を日常見られる機会が多いと聞いていましたが、思えば今回は一度も見ることがありませんでした。虹のリベンジとやり残したドライブとマウナケア山サンライズツアーには参加してみたいと思いつつ、ハワイ島リピートツアーを実現してみたいものです。
●スケジュール
*自然の楽園・ハワイ島をレンタカーで気ままにドライブ! ゆったり楽しむハワイ旅行15日間<ハワイアン航空利用・羽田発着>
・以下フライトスケジュールやツアーの内容は、ご旅行出発時点のものとなります。当日の天候や交通状況、現地事情、その他の理由により行程など変更になっている場合がございます
・食事:特に記載のない限り、〇の場合の食事場所は宿泊ホテル(リゾート)です
日程 | 内容 | 滞在地 / ホテル |
---|---|---|
1日目 |
★直行便にてハワイご到着後、ホノルル経由でハワイ島へ |
ハワイ島(サウス コハラ地区/コハラ コースト) / マウナケア ビーチ ホテル(ゴルフヴィスタデラックス 計11泊) |
2日目 |
★ビックアイランド1日観光ツアー |
同上 |
3日目 |
同上 |
|
4日目 |
同上 |
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5日目 |
★ヘリコプター遊覧で絶景を上空から満喫! |
同上 |
6日目 |
同上 |
|
7日目 |
同上 |
|
8日目 |
同上 |
|
9日目 |
同上 |
|
10日目 |
同上 |
|
11日目 |
同上 |
|
12日目 |
★ハワイ火山国立公園内にあるホテルへ移動! |
ハワイ火山国立公園 / ボルケーノ ハウス ホテル(スタンダードルーム 計2泊) |
13日目 |
同上 |
|
14日目 |
★ハワイ最終日。空路にて帰国の途へ |
機中泊 |
15日目 |
★日本到着! お疲れ様でした |
【ご注意】
※レンタカーは、お客様ご自身の責任において現地交通ルールを守ってご利用ください。保険にも必ずご加入ください。
●ティースタイルより

トラベルコンサルタント 宇津巻 泰治
I様
ハワイ島到着翌日のビッグアイランド1日観光ツアーが催行人数不足から、突如、前日にキャンセルになってしまったのが残念でした。当初予定しておられましたヒロでのご滞在も日程短縮でお楽しみ頂けませんでしたので、また次の機会にリベンジしてください。
毎日レンタカーであちこちドライブされていましたので、なかなかゆったりとおくつろぎいただけなかったかもしれませんが、次回はもう少しゆったりとしたプランでご案内させていただきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
トラベルコンサルタント 宇津巻 泰治のご紹介
2025.10.3 updated