【視察レポート】トリノから公共交通機関でアクセスできる観光スポット3選(イタリア/2025年10月視察③)

こんにちは、アシスタントの吉野です。2025年10月に北イタリアの古都トリノに行ってまいりました。今回は、トリノから公共交通機関を利用して行く観光スポット3選をご紹介していきたいと思います。前々回のレポートでは、トリノ駅から徒歩圏内の観光スポットを紹介しておりますので、ぜひ最下部のリンクよりご覧ください。

トリノ市内は地下鉄、路面電車、バスといった交通網が整備されており、どこに行くにもとても便利です。

今回訪問した「トリノ国立自動車博物館」での様子。入口から進むにつれ時代を追うように車が展示されています

今回訪問した「トリノ国立自動車博物館」での様子。入口から進むにつれ時代を追うように車が展示されています

トリノで一世を風靡した産業が、自動車産業です。トリノにはかつて、「フィアット(FIAT)」の本社と大きな工場がありました。フィアットはトリノで創業し、長い期間生産もしておりましたが、近年は事業規模が小さくなり工場も撤退しています。

今回訪れた「トリノ国立自動車博物館」は、フィアット創業メンバーの息子であるカルロ・ビスカレッティ・ディ・ルッフィアが自動車を文化として後世に残していこうと世界中から集めた各時代の自動車を展示している博物館です。

★アクセス情報
こちらの博物館はトリノ駅から地下鉄にてリンゴット駅下車(所要時間:約10分)、その後、徒歩約10分の距離にあります。

巨大な博物館の外観

巨大な博物館の外観

開放的なエントランスは訪れる人をあたたかく迎えてくれます

開放的なエントランスは訪れる人をあたたかく迎えてくれます

広々としたロビーでは子供たちが駒のようなもので遊んでいました

広々としたロビーでは子供たちが駒のようなもので遊んでいました

私が見学した際は、一部がリニューアル中で、次回の展示に向けて車が館内を移動していたりもしましたので、これから訪問される方はより落ち着いて多くの展示をご覧いただけると思います。博物館の建物自体がとても大きく、巨大な空間に圧倒的なスケールでさまざまな車が展示されています。

歴史を追って展示されているレーシングカー

歴史を追って展示されているレーシングカー

人気映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる「デロリアン」のモデルとなった車

人気映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる「デロリアン」のモデルとなった車

車の一番古いモデルとのこと。英語表記で説明があるので、読める方には理解しやすいです

車の一番古いモデルとのこと。英語表記で説明があるので、読める方には理解しやすいです

サヴォイア家の王宮群のひとつとして世界遺産登録されている「ヴェナリア宮殿」は、16世紀末にサヴォイア家の狩猟場として建設されました。

★アクセス情報
ヴェリナ宮殿はトリノ市内から車で約20〜30分の場所に位置しています。市内からバスで行く場合は約40分、最寄りバス停から徒歩約5〜10分の距離にあります。

宮殿入口はしっかりとした頑強な造り

宮殿入口はしっかりとした頑強な造り

中庭の噴水では、時間帯によって噴水ショーを見ることができます

中庭の噴水では、時間帯によって噴水ショーを見ることができます

中に入ると、豪華な調度品や絵画に囲まれた贅沢な空間が広がっていました。当時の貴族の優雅な暮らしぶりが目に浮かぶようです。

1番の見どころである「ガレリア グランデ(大広間)」は全長80m以上あり、思わず息をのむ美しさ。天井も高く、地面は白と黒のオセロのような模様で写真映えスポットでした。

エレガントな居室

エレガントな居室

美しすぎるガレリア グランデ

美しすぎるガレリア グランデ

華やかな天井画やタペストリーに、当時の狩りの様子が多く描かれています。狩りがいかに重要な娯楽であったのかよく分かりましたし、当時の貴族の生活を垣間見ることができて興味深かったです。

狩りの様子が描かれた天井画

狩りの様子が描かれた天井画

同じく狩りの様子が描かれたタペストリー

同じく狩りの様子が描かれたタペストリー

当時の貴族たちが使用していた船を復元したものが展示されていました。このような船に乗ってベネチアなどへ移動していたそう。金色の装飾が当時のサヴォイア家の絶大な権力を感じさせます。

狩猟場として建てられたため、庭園も広大です。この庭園で、1900年代初頭に詩人ダンヌンツィオがイタリアで初めて飛行機に乗って飛んだのだとか。遠くにはアルプスの山々まで見渡せる、とても気持ちの良い場所でした。

豪華な装飾が施されたサヴォイア家の船

豪華な装飾が施されたサヴォイア家の船

森まで約2kmも続く広大な庭園

森まで約2kmも続く広大な庭園

かつてはフィアットの巨大な自動車工場だった建物で、現在はショップやイベント会場を含む文化商業施設として再開発が進められている「リンゴット」があります。

★アクセス情報
リンゴットはトリノ駅から地下鉄にてリンゴット駅下車(所要時間:約10分)、その後、徒歩すぐの距離にありアクセスも抜群です!

自動車工場時代は、完成した車を屋上で試乗していたというユニークな構造を持っているのですが、中に入ってみるとその立体的な構造がよく分かりました(写真:立体駐車場のようなリンゴット内部)。上階に上がるごとに車は少しずつ組み立てられていき、屋上にたどり着くころには完成して試乗できるようになっていたそう。現在は屋上でイベントが開かれていたり、1階にはお店も少し入っています。今後の発展が楽しみですね。

自動車工場時代は、完成した車を屋上で試乗していたというユニークな構造を持っているのですが、中に入ってみるとその立体的な構造がよく分かりました(写真:立体駐車場のようなリンゴット内部)。

上階に上がるごとに車は少しずつ組み立てられていき、屋上にたどり着くころには完成して試乗できるようになっていたそう。現在は屋上でイベントが開かれていたり、1階にはお店も少し入っています。今後の発展が楽しみですね。

スローフード協会の精神に基づいて生産者や製品のクオリティを重視するイタリア食材のデパートであり、今や世界中で展開している人気のイータリー。そのイータリーの記念すべき第1号店が、「イータリー トリノ リンゴット」です。リンゴットの施設内にあります。

かつてのベルモット(お酒)製造工場をリノベーションした開放感あふれる立派な建物で、お買い物だけでなくお店の造り自体も見応えがありました。店内のレストランでは、手の平よりも大きなサイズに驚かされる本場のピザなど、イタリアらしい豊かな食材を存分に生かした料理を堪能できました。

イータリーのお店の前に、トリュフ祭りの案内が記載された看板が出ていました。この時期には近くの街アルバ(ランゲ地方)で、トリュフ祭りが開催されています。前回のレポートでは私もそのエリアでトリュフ狩りを体験しましたので、ぜひそちらのレポートも最下部のリンクよりご覧ください。

本店にふさわしい立派な建物

本店にふさわしい立派な建物

この大きさですが、美味しかったのでペロリと完食!

この大きさですが、美味しかったのでペロリと完食!

トリュフ祭りの看板

トリュフ祭りの看板

トリノ駅から公共交通機関でアクセスできる観光スポットをいくつかご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

トリノで1泊すると、イタリアの歴史や食文化、産業に触れられるさまざまな場所に行くことが可能で、十分に楽しめる都市です。イタリアの魅力をより深く感じられるかと思います。

トリノをはじめとしたイタリアへの旅行に興味のある方は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください。

※上記に記載した所要時間は目安です。交通状況により前後する場合があります。

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