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【視察レポート】ウィズコロナ時代に行くモルディブ旅行の最新情報(機内・トランジット編/2020年8月視察②)

トラベルコンサルタントの須沢です。2020年8月に行ったモルディブ視察の様子を「出発前・出国編」、「機内・トランジット編」、「リゾート・帰国編」の合計3回に分けてレポートします。今回は第2弾の「機内・トランジット編」ということで、まだ見ていない方はぜひ前回のレポート「出発前・出国編」からご覧ください。

また、ドバイ国際空港の現地の様子やモルディブ入国時に必要な健康調査票などについてインタビュー動画でも説明していますので、以下の「動画」よりご覧ください。

【視察レポート】ウィズコロナ時代に行くモルディブ旅行の最新情報(出発前・出国編/2020年8月視察①)
今回はエミレーツ航空の飛行機を利用。成田からドバイを経由してモルディブへ

今回はエミレーツ航空の飛行機を利用。成田からドバイを経由してモルディブへ

飛行機に乗り込む際にまず印象的だったのがキャビンアテンダントの服装です。通常の制服の上から白い防護服、そしてマスクに手袋、フェイスシールドを付けており、これまで空港で見た中で最も感染予防に適した格好でした。

機内に入るときからCAの方は防護服着用です

機内に入るときからCAの方は防護服着用です

防護服だけでなくマスク、手袋、フェイスガードを着用

防護服だけでなくマスク、手袋、フェイスガードを着用

この日の搭乗人数はおそらく50人~60人程度、半分が日本から自国へ戻る外国籍の方、もう半分がビジネス関係で外国に行く方でした。通常WEBチェックインの際には空いている席が選べるのですが、今回は基本窓側、通路側のみしか選べないようになっておりました。シート配列は3-4-3でしたが、間違いなく全員が3席もしくは4席を一人で使えるくらいのかなり余裕のある状況でした。

座ると座席には通常通り、ブランケット、枕、ヘッドフォンが置かれていました。ただ座席前のシートポケットには非常案内用のリーフレットとエチケット袋があるのみで、通常時にある機内誌や免税のお知らせなどの冊子はありませんでした。機内エンターテイメントに関してですが、座席前にあるタッチパネルの液晶は問題なく利用することができました。

座席はかなり空いていました

座席はかなり空いていました

シートポケットには非常案内用冊子とエチケット袋のみ

シートポケットには非常案内用冊子とエチケット袋のみ

離陸した後、一番最初に配られたのが“TRAVEL HYGIENE KIT(旅行用衛生キット)”といって、中にはマスク2枚、ビニール手袋2枚、消毒ジェル2つ、消毒シート2つが入っていました。基本的には機内でも常時マスクの着用が求められていますので、予備のマスクなどが無い方はこちらを利用していました。

消毒シートは機内食が配られる際にももちろん付いていましたので、わざわざこちらをずっと手元に置いておく必要もなさそうです。トイレは頻繁に清掃はされていたようですが、トイレ内のアメニティは何もありませんでした。

離陸後まず最初に配られたものがこちら

離陸後まず最初に配られたものがこちら

TRAVEL HYGIENE KITというものが配られました

TRAVEL HYGIENE KITというものが配られました

マスクや手袋、消毒ジェルやシートなどが入っています

マスクや手袋、消毒ジェルやシートなどが入っています

もちろんフライトは通常通り、ドバイまで約11時間のフライトとなりました。通常よりも座席を余分に使えたため、普段よりは楽なフライトとなりました。

ドバイ到着後ですが、通常同様TRANSITの赤いボードに従って空港内を進みます。一点いつもと違ったのは、乗り継ぎの荷物検査をする前に、乗客の体温を測るサーモグラフィー検査をする場所が設置されていました。

サーモグラフィー検査の様子です。特に問題なければそのまま通り過ぎます。荷物検査の際ですが、往路は特に何も指示がなかったのですが、復路の乗り継ぎ時にはここで手袋を着用しなさいと係員から指示がありました。そのまま荷物検査を抜けて、ゲートまで移動する形となります。

サーモグラフィー検査の様子です。特に問題なければそのまま通り過ぎます。

荷物検査の際ですが、往路は特に何も指示がなかったのですが、復路の乗り継ぎ時にはここで手袋を着用しなさいと係員から指示がありました。そのまま荷物検査を抜けて、ゲートまで移動する形となります。

エミレーツ航空専用ターミナルのターミナル3、こちらはその中でもA、B、C、Dのエリアに分かれています。現在Bエリアについては免税店や飲食店など、およそ8割程度のショップがオープンしており、成田空港との違いに驚きました。ただしA、Cに関してはそもそも発着フライトが少ないこともあり、お店はほとんどオープンしていませんでした。ただほとんどのフライトがBエリアにあるゲートから出発するため、特別困ることはなく利用できます。

ただどのお店もコロナ対策として、利用客が不用意に商品に触れることを避けるため、店の入り口は一箇所に、そして必ず手の消毒をして、お店によってはスーパーなどにあるカートをあえて利用させることで、強制的にソーシャルディスタンスを取る対策が取られていました。おそらく店の入り口を絞るだけでも特に用のない人々が店に入ることがほぼなくなるため、商品を介しての感染などは限りなく低くなると感じました。

お店の出入り口が一箇所になっています

お店の出入り口が一箇所になっています

免税店ではカートを押すシステムになっていました

免税店ではカートを押すシステムになっていました

今回私は往路は22時間、復路は15時間のトランジット時間があったため、ターミナル内にあるトランジットホテル「ドバイ インターナショナル ホテル Dubai International Hotel」を利用しました。現在全世界的にフライト本数が減っており、そのためトランジット時間が通常以上に長くなり、トランジットホテルを利用する乗客が増えているようです。

ゲート内にあるトランジットホテル

ゲート内にあるトランジットホテル

レセプションももちろんアクリル板で仕切られています

レセプションももちろんアクリル板で仕切られています

長いトランジット時間の場合はお部屋で休むとかなり楽になります

長いトランジット時間の場合はお部屋で休むとかなり楽になります

利用日によっては満室になっていることも多いようですので、もし利用する際には事前に予約することをおすすめいたします。

ドバイ インターナショナル ホテル 公式HP
須沢 悠

代表取締役 須沢 悠

エミレーツ航空の機内、そしてドバイの空港をそれぞれ見てみて、どこも本当にしっかりと対策をしながらも営業しているということが見て取れました。特に最初に出発した成田空港があまりにも静寂だったので、ドバイの空港は対策はしつつも多くのお店が営業していたのが非常に印象的でした。日本でも同じような対策をしながら新しいカタチでの旅行に変化していくかと思われます。

他国の取り組みなどもしっかりと参考にしながら対策を進めると共に、1日でも早く海外旅行に行くことができるようになることを願うばかりです。


代表取締役 須沢 悠のご紹介

次回はモルディブ到着時の空港からリゾートまで、現地リゾートでのコロナ対策、リゾートから日本帰国までの流れをお届けする「リゾート・帰国編」をご紹介させていただきます。

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