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【ホテルレポート】ヴェリガンドゥ モルディブ リゾート アイランド[施設&アクティビティ編](モルディブ・ラスドゥ環礁/2025年7月視察④)

こんにちは! トラベルコンサルタントの宮本です。今回は、コンサルタントの姫野、吉田、有原と4名で「ヴェリガンドゥ モルディブ リゾート アイランド Veligandu Maldives Resort Island」の視察&宿泊をさせていただきました。

モルディブのリゾート視察は、通常ですと1泊で滞在時間は24時間未満ということが多いのですが、2024年11月に大規模な改装を終え、リニューアルオープンした注目のヴェリガンドゥ モルディブ リゾート アイランドなので、2泊させていただきました。

どのように生まれ変わったのか「お部屋編」と「施設&アクティビティ編」の2つに分けてご紹介します。今回は「施設&アクティビティ編」です! シュノーケリングなども含め、すみからすみまで視察してまいりました!

※前回のお部屋編は、最下部のリンクからご覧ください。
※下記内容は、2025年7月視察時のものです。営業時間やオールインクルーシブなどの情報は変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

ヴェリガンドゥ モルディブ リゾート アイランドの改装時に出た古い資材からできたメモリーウォール。ヴェリガンドゥの歴史と思い出がつまっています

ヴェリガンドゥ モルディブ リゾート アイランドの改装時に出た古い資材からできたメモリーウォール。ヴェリガンドゥの歴史と思い出がつまっています

リゾートに到着後、桟橋を歩いて進むと、真正面にメモリーウォールが見え、右手にレセプションの建物が見えます。チェックインの手続きや、チェックアウト後にスピードボートや水上飛行機の出発時間を待つ際にもご利用いただくエリアです。レセプションエリアはエアコンが効いているので、涼しいところで海を眺めながら出発を待つことができました。奥にはお手洗いもあります。

スタッフとのやり取りは、チェックイン時にメッセージアプリのWhatsAppの交換をし、滞在中のスケジュールなど、基本はチャットにてやり取りするのですが、日中はスタッフが常駐しているので、何か困ったことがある時に立ち寄って相談することも可能です。

チェックインなどはこちらのレセプションエリアにて

チェックインなどはこちらのレセプションエリアにて

スピードボートや水上飛行機の発着も見えます

スピードボートや水上飛行機の発着も見えます

レセプションからメモリーウォールを正面に右手に進むと、ブティック、プール、レストランがあるエリアがあり、その先にサンドバンクエリアがあります。

朝食、昼食、夕食の全時間帯オープンしているメインのビュッフェレストランが「ドンベリレストラン(Dhonveli Restaurant)」です。“ドンベリ”というのはローカルの言葉で“ホワイトサンド”という意味なんだそうです。

レストランの床も白砂になっており、オープンエアで外の席もあるので、開放感たっぷりです。この時期は、ちょうどサンライズが7時頃だったので、サンドバンクエリアでサンライズを見て、そのままドンベリレストランで朝食をいただくと、だんだんと太陽が昇ってきて、気持ちの良い朝の光が差し込んできました。

私たちは、朝食と昼食をこちらのビュッフェでいただいたのですが、入ってすぐ手前のエリアには、朝はエッグステーションがあり、昼はパスタステーションがありました。そのお隣のエリアでは、毎日同じメニューではなく、その日その日で、海鮮のグリルがあったりマグロのタルタルがあったりと、違うメニューを楽しむことができました。

ディナーに関しても、毎晩テーマが異なるディナービュッフェになっているそうで、イタリアンの日もあれば、ローカル(モルディブ)料理、日本料理の時もあるそうです。

【営業時間】 朝食:7時30分~10時30分、昼食:12時30分~14時、夕食:19時~21時30分
※昼食時間が短いので、のんびりシュノーケリングなどをしていると食べ損ねる可能性がありますのでお気を付けください。14時まではお料理が出ていて、ビュッフェを取っておけば、そのあとも食べ続けることはできるそうです(笑)。

オープンエアの室内と室外の席があります

オープンエアの室内と室外の席があります

朝食のエッグステーション

朝食のエッグステーション

パンは、毎回食事の時間の直前に焼き上げるそうです。焼きたてのパンの香りも幸せでした。朝も昼もベーカリーエリアの充実さはとても魅力的でした! 写真には収まり切らずですが、本当にたくさんの種類のパンやペストリーが並んでいます! 個人的には、ランチで食べたフォカッチャがとてもおいしかったです。焼きたてと聞くと、なおさらかもしれません(笑)。

ランチのパスタは、何も言わないと1人前のボリュームがしっかりあります。もし食べきれるか不安な場合は、ハーフポーション(1人前の半分)のリクエストがおすすめです!

ベーカリーエリア

ベーカリーエリア

ランチタイム

ランチタイム

「マディヴァルシルクレストラン&マディヴァルテッパンヤキグリル(Madivaru Silk Restaurant&Madivaru Teppanyaki Grill)」はアラカルトメニューのレストランで、シルクロードをテーマに、アジア各国のメニューがそろいます。

今回は、ディナーをこちらでいただいたのですが、日本食は天ぷらや餃子もありましたし、タイ料理や中華のメニューも多くありました。前菜メニューもメインも、イタリアンやフレンチのメニューもあったので、完全にアジア料理のみに絞っているわけではなく、インターナショナルなメニューが並んでいました。

写真は日中の様子ですが、夜はビーチディナーを楽しんでいる方も多くいらっしゃいました。ロマンティックな雰囲気と波の音を楽しめそうです。

【営業時間】 昼食:12時30分~14時、夕食:19時~22時
※鉄板焼きはディナーのみ

外観

外観

ビーチディナーはこちらのテーブルにて

ビーチディナーはこちらのテーブルにて

鉄板焼きのエリア

鉄板焼きのエリア

私は、前菜に本日のスープ(この日はきのこのスープ)、メインにナシゴレン、デザートにパンナコッタを頼みました。暑い国ではありますが、海に入ったり風にあたったりと、体が冷えるタイミングもあるので、この日のスープはとても沁みました~! とても濃厚なうまみをしっかり感じられるきのこのスープでした。

きのこのスープ

きのこのスープ

インドネシアメニューのナシゴレン

インドネシアメニューのナシゴレン

「ラールフレストラン&バー(Raalhu Restaurant&Bar)」に関しては、他のレストランがあるエリアとは反対側、リニューアル後に完全に新しく建てられたオーシャンプールヴィラ側の桟橋の手前に位置しています。入った瞬間から、ワンランク上の雰囲気が感じられました。

大きなワインセラーが見え、カウンターの席がバーエリアのようになっていました。ここからバー、ここからレストランという明確な境目は特になく、それぞれディナータイムを楽しむ方、バータイムを楽しむ方がいるという感じでした。

メニューは、お肉やお魚のフレンチ、イタリアがメインでした。魅力的なメニューが多くて選択するのが本当にむずかしい…! メニューを選ぶのにも時間がかかったのですが、ラールフレストランでは、毎月人気度を確認してメニューを入れ替えているそうです。つまり、おいしいメニューが残る仕組みなので、魅力的なメニューがそろっていると思われます。

【営業時間】 夕食:19時~22時 ラールフバーは10時~23時

エントランス

エントランス

窓は開閉できるようになっていました

窓は開閉できるようになっていました

私は、前菜にタコのマリネ、メインに手長海老のリゾット、デザートにティラミスをチョイスしました。今回の滞在で、こちらのレストランの食事が個人的にはお気に入りでした。タコのマリネでさっぱりしたあと、リゾットが本当に海老!えび!エビ!これでもかというくらい海老のうま味が…♪

タコのマリネ

タコのマリネ

手長海老のリゾット

手長海老のリゾット

デザートは、ティラミスもビターな大人の味でおいしかったのですが、一緒にお食事をしてくださったヴェリガンドゥのリゾートマネージャーのアダムさんが「ここはクレームブリュレもおいしいよ! 食べてみて!」と追加注文してくださいました!

こちらがクレームブリュレです。みんなでシェアするのがよいくらい、1つが大きかったのですが、確かに!おいしい! 海外の甘々のデザートが多い中、日本人にも親しみの感じられるクレームブリュレでした!

こちらがクレームブリュレです。みんなでシェアするのがよいくらい、1つが大きかったのですが、確かに!おいしい! 海外の甘々のデザートが多い中、日本人にも親しみの感じられるクレームブリュレでした!

ラールフレストランのすぐお隣に別エリアのようにたたずむ「ラールフシャンパンパビリオン(Raalhu Champagne Pavilion)」。席数は多くなく、本当に数名~10名程度分の席のみではあるのですが、シャンパンを楽しみながら夕日を眺めることができるスポットです。一番ビーチ寄りの場所には、カタマランネット(水上ハンモック)とクッションがあり、のんびりくつろぎながら夕日を楽しむことができます。

オールインクルーシブのプランに含まれているシャンパンの銘柄も、ラールフシャンパンパビリオンのメニューにありました。一部のメニュー(イタリア産のプロセッコやスペイン産のカヴァ(ロゼ))は、オールインクルーシブに含まれるそうです。

事前予約もできるので、もし確実に利用したい方は予約がおすすめです。波の音を聞きながら、のんびりと太陽が沈んでいく景色を眺めるのは至福の時間でした。

【営業時間】 毎日18時~23時
※サンセットタイムがおすすめです。

シャンパンパビリオン

シャンパンパビリオン

カタマランネットにてサンセット待ち

カタマランネットにてサンセット待ち

ドンベリレストランやマディヴァルレストランがあるエリアの一番奥にも「トゥンディバー(Thundi Bar)」というバーがあります。プールを超えて一番奥のサンドバンクエリアに抜けることができるバーです。バーの前にはステージエリアがあり、テーマに沿ってDJナイトやモルディブの伝統舞踊が行われていたりします。

ランチタイムは軽食メニューもあるので、海を見ながら軽くお食事をしたい方にもおすすめです。トゥンディバーの奥にあるサンドバンクエリアでは、バーを背にして、左側からは朝日、右側からは夕日を見ることができます。

バーの少し手前には「ゲームルーム(空調有り)」もあり、卓球やビリヤードを楽しむこともできました。

【営業時間】 毎日:8時より営業し、最後のお客様が帰るまで。
※ランチの軽食の注文は12時~14時まで。スナックメニューの注文は10時30分~22時30分まで(プールサイドでも注文可)

バーの様子

バーの様子

ゲームルーム

ゲームルーム

サンドバンクエリアの一番奥まで行くと、右斜め前あたりに島が見えるのですが、スタッフの方々が住んでいる島なんだそうです。リゾート内と斜め前の島に、スタッフさんの家があるとのことでした。

大人向けのインフィニティプールと、通路をはさんで反対側にはベビー、キッズ用のプールもありました。ヴェリガンドゥには、新しくプール付きのオーシャンプールヴィラもできましたが、パブリックプールもなかなか大きいので、景色を眺めながらクールダウンするのにちょうどよかったです。

プールサイドもですが、ヴェリガンドゥはプールのあたりからサンドバンクの先端の方まで、ビーチベッドやソファなど、くつろぎスペースがたくさんあります。お部屋でくつろいだりシュノーケリングをしたり、さまざまな楽しみ方がありますが、のんびりと広い空とビーチの景色を眺めることができるのはとても心地が良かったです。

インフィニティプール

インフィニティプール

プールサイドはパラソルがたくさんあり数にも余裕がある印象でした

プールサイドはパラソルがたくさんあり数にも余裕がある印象でした

プールからの眺め。ビーチを見渡すことができます

プールからの眺め。ビーチを見渡すことができます

ドンベリレストランからレセプション側ではなく、ビーチ沿いをお部屋の方角へ歩いて行くと、すくお隣に「ヨガパビリオン」があります。こちらでヨガレッスンをしているとのことでした。少し高い台のようになっており、朝日を浴びながらのヨガは気持ちいいだろうなぁと思いました。日よけの屋根もついているのですが、夕方の時間帯のヨガセッションもおすすめとのことでした(方角はサンライズ側です)。

スパの「ヒメイン スパ」も、改装時に表側のエリアは新しく建てたんだそうです。問診を行うウェイティングルームもきれいでした。施術室自体は、短い桟橋の先のラグーンヴィラのような位置にありオーシャンビューになっています。

ジムの「Vフィットネス」も、オーシャンジャグジーヴィラ越しに海を見ながらトレーニングが可能です。

ヨガパビリオン

ヨガパビリオン

スパ

スパ

リゾート内にはその他にも、ブティックや、クリニック(ドクター常駐、有料)、パドルテニスコートのほか、サンドバンクから見えるサンライズ側のラグーン上に360度ビュープラットフォームという台があります。そこに登って景色を見ることもできますし、写真を撮ったりすることもあるそうです。空いていればシュノーケリング中の休憩にも良いなと思いました。

ブティック

ブティック

パドルテニスコート

パドルテニスコート

今回は、午前中に「プライベートシュノーケリングレッスン」に参加しました。レセプションから桟橋をはさんで向かい側に「ダイブセンター」があります。そちらでシュノーケリングセットのマスクとフィンのサイズを確認して、今回は歩いてサンドバンク側へ。トゥンディバーを背にして左側(サンライズ側)のビーチからエントリーしました。

今回は、残念ながら出会えなかったのですが、カメにも出会える可能性があるポイントなんだそうです。

黄色のラインが今回のシュノーケリングコースです

黄色のラインが今回のシュノーケリングコースです

ヴェリガンドゥ モルディブ リゾート アイランドは、島1周ハウスリーフに囲まれており、サンライズ側が外洋になっているため大きな魚に出会える可能性が高く、シュノーケリングの狙い目とされています。

一方、アライバルジェッティ(桟橋)がある内海側に位置するサンセットオーシャンヴィラの中でも、303号室から306号室のあたりは外洋に面しており、さらにお部屋からハウスリーフまでの距離も近いので、シュノーケリングをメインにご希望の方にもおすすめのお部屋です。

なお、アライバルジェッティからサンドバンクのサンセット側のエリアは、スピードボートや水上飛行機の離発着があるためシュノーケリング禁止エリアとなっています。他にも数か所ですが、禁止エリアがありますので、必ずシュノーケリング前にご確認ください。

※シュノーケリングセットは、オールインクルーシブのプランには含まれますが、オールインクルーシブ以外のプランでは有料となるそうです。レンタルは半日または終日の価格設定があるとのことです。レンタル前にダイブセンターにてご確認ください(有料のシュノーケリングツアーに参加した当日は、そのまま無料でレンタルできるとのことです)。

シュノーケリングの様子は、ぜひこちらの動画をご覧ください。


ヴェリガンドゥには、ブランコが2つありました。桟橋からダイブセンターの前へ続くビーチ沿いです。ラグーンの景色もきれいなので、のんびりするのにもおすすめです。

※ダイブセンター前なので、午前中は初心者向けのディスカバーシュノーケリングもここで行われていました。

朝食からお部屋に戻る時間帯のビーチがとてもきれいでした。ブランコについつい寄り道をしてしまいます

朝食からお部屋に戻る時間帯のビーチがとてもきれいでした。ブランコについつい寄り道をしてしまいます

宮本 佳織

トラベルコンサルタント 宮本 佳織

ヴェリガンドゥ モルディブ リゾート アイランドは、改装後ということもあり、お部屋(今回はサンセットオーシャンヴィラ滞在)も含め、レストランやホテル施設すべてがきれいで居心地が良かったです。堅苦しくなく、カジュアルに居心地良く過ごしながら、シュノーケリングやラグーンの景色も楽しみたい方にぜひおすすめしたいリゾートです。

今回の滞在では、カップルやハネムーンの方はもちろん、小さなお子様連れのファミリーもいれば、母娘旅の方もいらっしゃって、さまざまな年代の方に好まれる印象を受けました。実際、毎年訪れるご家族のリピーターさんも多いとのことでした。

ワンランク上の滞在をご希望の場合は、改装により、オーシャンプールヴィラという選択肢も追加になったので、さらにたくさんの方に好まれるリゾートに生まれ変わったのではないかと思います。

また、リゾート内のどのレストランも料理がおいしく、どのメニューを選んでも失敗を感じないなと思いました。特にラールフレストランには、とても優秀なシェフさんがいらっしゃるそうです。さまざまな国籍の方が働いていることもあり、世界中のお料理を本格的に楽しめる点もおすすめしたいポイントだというお話もうかがいました。

さらに、今までの50年の歴史にもリスペクトを忘れずメモリーウォールとして残しているところも、スタッフの皆さんのリゾート愛が感じられる場面でした。ぜひヴェリガンドゥでのご滞在を楽しんでいただきたいです。

モルディブ旅行のご計画は、ぜひティースタイルへお気軽にお問い合わせください(^^)


トラベルコンサルタント 宮本 佳織のご紹介

■関連ページ:

前回のお部屋編のレポートは、トラベルコンサルタントの吉田が案内しています。ぜひこちらもあわせてご覧ください。