

Skeleton Coast REPORTスケルトンコースト 視察ブログ
【滞在レポート】シップレック ロッジ(ナミビア・スケルトンコースト/2023年11月宿泊①)
こんにちは! トラベルコンサルタントの野口です。今回は、ナミビアのスケルトンコースト(Skeleton Coast)にある、2018年6月にオープンの「シップレック ロッジ Shipwreck Lodge」を訪れました。砂漠と海が隣り合うスケルトンコーストは、植物や動物にとっても極めて過酷な環境で、かつて世界で最も危険な海岸と呼ばれていました。そのため、まさに世界の果てとも言えるような、今まで見たことのない景色の数々に出会えたので、秘境を訪れてみたいという方にぜひご覧いただきたいです!
シップレック ロッジ
シップレック ロッジは、国立公園であるスケルトンコーストの中にあり、今回は陸路で訪れました。ロッジを訪れる方法は、陸路のほかに、チャーター機で空路を利用する方法もあります。陸路の場合も空路の場合も、モーヴェ湾という中継地で、ロッジの車に乗り換えます。シップレック ロッジにたどり着くまでの道のりは長いですが、ここにしかない景色と、そこに佇むロッジで過ごす穏やかな時間には、間違いなくそれだけの価値がありました。
スケルトンコースト国立公園のウガブムンドゲート
モーヴェ湾から先は、ロッジの車しか通行が許されません
スケルトンコーストでは、アシカのコロニー(※)を見ることができます。今回は、陸路で向かう途中に見ましたが、シップレック ロッジのアクティビティとしても見に行けます。景色は、少し進むだけでどんどん切り替わり、世界的にも珍しい真っ赤な砂浜にも出会えます。
(※)コロニーとは、同じ種類の生物が集まっている場所のことです。
アシカのコロニー
真っ赤な砂浜
ホテル名にある“シップレック(難破船)”の名の由来は、スケルトンコースト内に残されている複数の難破船から来ています。またスケルトンコーストは、かつてダイヤモンド採掘でもにぎわっており、掘削機の残骸も残されています。油を取るための捕鯨も以前は盛んで、今もクジラの骨が転がっています。
難破船
掘削機の残骸
クジラの骨
砂漠地帯は、見渡す限りの白で、夢の世界に迷い込んだかのような風景です。砂漠の真っただ中に、ついにシップレック ロッジが見えてきました。
霧がかかった砂漠地帯。このエリアは霧が濃いのが特徴です
ロッジが見えてきました
シップレック ロッジの外観は、難破船を模しています。
難破船を模したロッジ
レセプションとダイニングを兼ねたメインロッジです
ロッジの内装は、砂漠にあるとは思えないかわいい造りです。傾いた船内をイメージして作られた窓もおしゃれです。テラス席からは、砂漠の雄大な景色を一望できます。
落ち着いた空間にほっと一息です
傾いた船内をイメージ
テラス席。風がとっても気持ち良い空間です
客室となるロッジは、砂漠の中に点在しています。難破船の窓をイメージした扉からお部屋の中に入ります。
客室の外観
難破船の窓をイメージした扉
入口のそばには、砂漠の風を楽しみながら一息つけるチェアも
ベッドは広々としています
シャワールームです
朝食はブッフェ形式で、チーズやサラミをいただきます。

卵料理もオーダーができて、付け合わせのソーセージがとってもおいしかったです
アクティビティのゲームドライブ(※)では、ゾウやオリックス、スプリングボックといった、さまざまな動物に出会えます。
(※)ゲームドライブとは、国立公園や保護区内の野生動物を、サファリカーで見に行くことです。
ゲームドライブで出会ったゾウ

トラベルコンサルタント 野口 恵莉菜
今回、シップレック ロッジへは1日だけの往訪でしたが、ロッジまでの道中で出会える景色の数々や、ロッジを取り囲む砂漠の美しさ、雄大な景観に、何度も感動しました。ナミビアには、このほかにもたくさんの見どころがあります!
記事だけではご案内しきれませんが、人生で忘れられない旅を楽しみたい方は、ぜひティースタイルまでお気軽にお問い合わせください!
トラベルコンサルタント 野口 恵莉菜のご紹介