【2025年最新】ナミビア観光で訪れるべき! ナミブ砂漠と周辺の絶景スポット13選&おすすめサファリ

◆ナミビア観光に行かれた「お客様の声」
◆ナミビア観光の「視察レポート」
◆ナミビア観光の中心! ナミブ砂漠と砂漠内のおすすめ観光スポット
1. ナミブ砂漠
2. デッドフレイ
3. ビッグダディデューン
4. デューン45
5. セスリエムキャニオン
6. デューン7
7. サンドイッチハーバー
8.ムーン・ランドスケープ
9. コールマンスコップのゴーストタウン
♦その他ナミビアで訪れるべきおすすめ観光スポット
10. トゥウェイフルフォンテーン
11. フィッシュリバー・キャニオン
12. シュピッツコッペ
13. エプパの滝
♦ナミビア観光で組み合わせたい国立公園&保護区
*エトーシャ国立公園
*ナミブ・ナウクルフト国立公園
*ナミブランド自然保護区
*スケルトンコースト国立公園
*ウォーターベルグ国立公園
◆ナミビア観光でおすすめのアクティビティ
◆ナミビア観光ツアーのおすすめモデルプラン
◆ナミビアのおすすめホテル・キャンプ・ロッジ
◆ナミビア+αでさらに魅力的な旅に
◆ナミビア旅行に役立つ基本情報
*ナミビア観光におすすめのシーズン
*日本からナミビアへのアクセス
*ナミビア観光におすすめの旅行日数
*治安情報
*予防接種(ワクチン)情報
*ビザ情報
*マラリア予防
*ナミビアの基本データ
♦ナミビア旅行のよくある質問

アフリカ南西部に位置するナミビアは、壮大な自然と多様な野生動物、そして独特の文化が融合した魅力的な国です。世界最古のナミブ砂漠や、エトーシャ国立公園での野生動物との出会い、光一つない暗闇の中の星空観測など、忘れられない体験が待っています。

1988年に独立を果たしたナミビアですが、1800年代後半から約30年間続いたドイツ植民地時代の名残が色濃く残されており、特に首都ウィントフックやスワコプムントなどの都市部では、ドイツ風の建築物や地名を未だ目にすることができます。

このような歴史的背景と、広大な砂漠地帯、野生動物の楽園、そして独特の文化が織りなす風景が、旅行に訪れた世界中の人々を魅了し続けています。ナミビアでしか見られない砂漠が生み出す絶景を、ぜひ一度ご自分の目で確かめてください。

※紹介する動物は必ずしも見られるとは限りません。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。

その他アフリカのおすすめサファリエリアを見る

ティースタイルのホームページでは、今まで実際にナミビアを訪れたお客様の生の声を「お客様の声」として紹介しています。

ナミビアのナミブ砂漠のほか、ジンバブエのビクトリアフォールズや、ボツワナのチョベ国立公園でのサファリも組み合わせた実際のプランを紹介しているので、ぜひお客様それぞれに合った楽しみ方の参考にしてみてください。

またティースタイルでは、弊社のトラベルコンサルタントが実際に現地に足を運び、ナミビア旅行の視察をしています。

「ホテルレポート」や「視察レポート」ではお客様にご紹介するホテルの内部や砂漠観光の様子も紹介しているので、ホテル選びそしてスケジュールを組む際の参考になると幸いです。

ナミビア観光の中心となるナミブ砂漠と、砂漠内のおすすめ観光スポットを9か所紹介します。

ナミビア観光にはナミブ砂漠は欠かせませんが、広大な砂漠の中には人気の観光スポットが集まっています。砂丘を1時間以上登ることもあるため、十分な水分補給を行いながら、砂漠を満喫しましょう。

ナミビア観光に外せないスポットと言えば、ナミブ砂漠(Namib Desert)です。ナミブ砂漠は、アフリカ大陸の大西洋岸に沿って、南北約2,000kmにも及び、アンゴラの南端から南アフリカ北部の国境付近にまで広がっています。「ナミブ」の名は、サン族の言葉で「何もない」の意味を持ち、約8,000万年前に形成されたとされる世界最古の砂漠として知られています。

中でもナミブ砂海と呼ばれるエリアは、南北約320km、幅約120km、面積3万k㎡にも及び、世界で唯一、霧の影響を受ける沿岸砂漠です。この霧がもたらす水分は、この地に生息する動植物の生態系に大きな影響を与えています。2013年には世界遺産にも登録されており、約100~300m以上にも達する高さの砂丘が連なる光景は圧巻です。

風の影響で刻々と姿を変えるナミブ砂漠は、常に異なる表情や色合いを見せてくれます。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょう。

白くひび割れた大地と枯れた木々が広がる風景が特徴のデッドフレイ(Deadvlei)。かつては浅い湖が存在していましたが、約500年前の気候変動により水が干上がった結果、約1,000年前の木々が枯れたそのままの姿で残っており「死の沼地」とも呼ばれるようになりました。

この独特な風景は、ナミブ・ナウクルフト国立公園内のソススフレイと呼ばれる砂漠の奥深くに位置しています。特に有名なのが、日の出直後に見られる「朝日の奇跡」です。朝日に照らされた奥の砂丘と、まだ暗いデッドフレイにある木々のシルエットが美しく、その神秘的な瞬間を写真に収めようと、多くの人が訪れます。

なお、ナミブ・ナウクルフト国立公園には門限があるため、朝日を見るなら公園内に宿泊することが必要です。

【視察レポート】世界最古ナミブ砂漠の見どころ・デッドフレイ(ナミビア・ソススフレイ/2024年3~4月視察⑤)

ナミブ・ナウクルフト国立公園内のソススフレイにそびえ立つビッグダディデューン(Big Daddy Dune)は、この地域で一番大きな砂丘として知られています。その高さは約325mにも達し、頂上からの眺めは圧巻です。果てしなく広がる美しいアプリコット色の砂丘が、訪れる多くの人を魅了しています。さらに、隣接するデッドフレイも一望でき、360度のパノラマは息をのむほどの美しさです。

ビッグダディデューンを登るなら、涼しい時期(5月~10月頃)の早朝がおすすめです。太陽が昇ると炎天下となるほか、砂の質感が柔らかいため足が砂に沈んでなかなか進めません。頂上に到達するのに約1時間半~2時間はかかります。ただし、砂丘を降りるのは一瞬です。一気に駆け下りてみてはいかがでしょうか。

また、早朝であれば砂丘はひんやりしています。裸足で登ってみるのもおすすめですよ。

デューン45(Dune 45)はソススフレイとセスリエムの間に位置する砂丘で、ナウクルフト国立公園の入口(セスリエムゲート)から45km離れた場所にあることが名前の由来にもなっています。舗装道路沿いにあるため、車でアクセスもしやすく、多くの観光客が訪れる場所です。

砂丘の高さは約170m。約325mのビッグダディデューンと比べても比較的登りやすく、朝日や夕日の時間に訪れて、頂上から地平線に広がる壮大な風景を楽しむのもおすすめです。また下から眺める景色も圧巻! 朝日に照らされた砂丘はより一層赤みを増し、照らされていない影の部分との美しいコントラストが際立っています。

さらに、夜にはキャンプをしながら無数の星を眺める贅沢な体験もできますよ! 朝日・夕日・星空と刻々と変化する砂漠の表情を楽しんでみてはいかがでしょう。

ナミブ・ナウクルフト国立公園の入口から約4.5kmの場所に位置するセスリエムキャニオン(Sesriem Canyon)。ツァウチャブ川が長い年月をかけて地中深くまで浸食してできた渓谷で、約3,000万年前に形成され始めたと言われています。セスリエムの名は、最初の入植者が、渓谷の底から水をくみ上げようとバケツに6本の皮ひも(セス)を結び付けた(リエム)ことが由来です。

渓谷の長さは約1km、崖の高さは最大30mに及び、深い渓谷の裂け目の底に雨水が溜まるため、この地域では一年中水がたまる数少ない場所として知られています。また、渓谷にはハイキングコースがあり、トカゲやトクトッキー(甲虫)、ヒヒ、セグロジャッカルなどの野生動物も見られるかもしれません。

セスリエムからソススフレイに向かう途中にあるため、デッドフレイやビッグダディデューン、デューン45と合わせて訪れてみるのがおすすめです。

デューン7(Dune 7)は、ナビブ砂漠で最も高い砂丘として知られており、その高さは約388mです。ツァウチャブ川を渡った後に出会う7番目の砂丘であることから、デューン7の名がつけられました。ウォルビスベイの市街地から約9km、空港から車で約10分とアクセスが良く、観光スケジュールにも組み込みやすいスポットになっています。

高さはナビブ砂漠で最大を誇りますが、登るルートによっては傾斜がなだらかなため、体力のある人なら頂上まで約20分。比較的登りやすい砂丘と言われています。また、ビッグダディデューンやデューン45のアプリコット色の砂丘と異なり、デューン7は白っぽい砂丘が特徴です。

自分で登る自信のない場合は、四輪バイクで砂丘を駆け回ったり、サンドボードで滑り降りたりするアクティビティも用意されています。さらに、近郊の街ウォルビスベイには、野生のフラミンゴが多く集まる入江、フラミン・ゴラグーンのほか、ピンク色の湖で知られるピンクレイクもあり、砂丘以外にも楽しめるスポットが満載です。

ウォルビスベイの街から南へ約60km~80kmに位置するサンドイッチハーバー(Sandwich Harbour)。ナミブ・ナウクルフト国立公園内にあり、大西洋とナミブ砂漠が出会う絶景を楽しめるスポットです。

ラグーン(水深の浅い水域)にはフラミンゴやペリカン、アジサシなど、約20万羽を超える鳥類が生息しています。砂漠の頂上に立つと、片側に広がる海と、もう片方に広がる砂漠という、自然が織りなす芸術的な光景を目の当たりにできるでしょう。遠くには、水平線も望めます。

ここサンドイッチハーバーへは4WDのツアーでのみ訪れることが可能で、ビッグダディやデッドフレイのあるソススフレイの砂丘に比べて訪れる人が少ない穴場スポットです。車両の騒音から離れ、より静寂な雰囲気を楽しめるサンセットツアーに参加してみるのもおすすめです。

ムーンランドスケープ(Moon Landscape)は、約5億年前にスワコプ川の浸水によって形成された地形で、その名の通り、まるで月面世界に足を踏み入れたかのような荒涼とした風景が広がっているエリアです。ムワコプムントの街から車で約40分、ウォルビスベイ空港からも約1時間とアクセスの良い場所に位置しています。

この地域の多くではオフロード走行が制限されていますが、ムーランドスケープでは指定エリアのオフロード走行が可能です。特に日の出や日の入りの光景が美しく、太陽の光がこの地形の荒々しさと美しさを際立たせ、魅惑的なコントラストを楽しめます。また、この地で映画『猿の惑星』の撮影が行われていたことでも有名です。

さらに、近郊のエリアでは「生きた化石」とも呼ばれるウェルウィッチア、日本名で奇想天外とも言う植物も見られるかもしれません。数百年から約2,000年とも言われる並外れた寿命と、生涯で葉2枚だけが伸び続ける独特な姿が特徴です。

港町リューデリッツから車で約15分のコールマンスコップ(Kolmanskop)に、砂で埋もれた街が存在します。元々ダイヤモンドの発掘で栄えた街で、かつては、ドイツ風の石造りの家々をはじめ、カジノやダンスホール、ボーリング場などのさまざまな施設を擁する、アフリカで最も裕福な街の一つでした。

しかし、集中的な採掘でこの地のダイヤモンドは枯渇。さらに別の街でダイヤモンドが発見されたことにより人が離れ、長い間放置されたことにより、まるで時が止まったような廃墟の街となったのです。

コールマンスコップのゴーストタウンでは、ナビブ砂漠に侵食されて朽ち果てた家の中を見学可能。資料館では、コールマンスコップの歴史も学べます。ただし、街の建物は著しく劣化してきているとも言われており、やがて砂漠の中に消えてしまう日が来るかもしれません。

ナミビアで訪れるべき、ナミブ砂漠周辺のおすすめ観光スポットを4か所紹介します。

ナミビア観光の醍醐味は、ナミブ砂漠だけではありません。世界遺産の遺跡や、独特な岩肌を持つ岩峰群など、砂漠から少し離れて、訪れてみてはいかがでしょうか。

トゥウェイフルフォンテーン(Twyfelfontein)は、2007年にナミビアで初めて世界遺産に登録された遺跡で、アフリカ最大の岩面彫刻と岩絵が集まった場所の一つ。首都ウィントフックから車で約6時間のダマラランドに位置し、西暦1000年頃までの約2,000年間に渡って、サン族(ブッシュマン)が残した岩石線画と言われています。アフリカ南部の狩猟採集民族の儀式的な習慣や生活が記録された貴重な遺跡です。

最も有名な岩絵として、人間がライオンに変身する様子を描いた「ライオンマン」のようなユニークなものも! ほかには、人間をはじめ、サイ、ゾウ、ダチョウ、キリンなどの動物や、足跡が刻まれており、儀式で踊る人の姿も赤色の顔料を使って描かれています。

岩絵の数は2,000点以上に及び、中にはアザラシも描かれていることから、サン族が約100km以上離れた沿岸部に至る広範囲で狩猟を行っていたことがわかりますね。トゥウェイフルフォンテーンは、ガイドと一緒にのみ見学可能です。

フィッシュリバー・キャニオン(Fish River Canyon)は、グランドキャニオンに次いで世界で2番目に大きい渓谷で、ゴーストタウンのあるコールマンスコップから車で約5時間の場所に位置しています。最大幅約27km、長さ約160km、最も深い地点は約550mにも及ぶこの渓谷は、ナミビア最長の川フィッシュリバーにより、約5億年以上前に形成され始めました。

ビューポイントからの眺めはもちろん、トレッキングが楽しめるのも魅力の一つ! トレッキングは夏の暑い時期を除く4月~9月に行われています。約86kmの行程を制覇するには4~5日はかかりますが、スケジュールに合わせて一部だけ挑戦してみるのもおすすめです。

特に早朝や夕暮れ時には、赤く染まる渓谷と影とのコントラストが美しく、時間によって異なるさまざまな渓谷の風景を堪能できるでしょう。

シュピッツコッペ(Spitzkoppe)は、首都ウィントフックと港町スワコプムントの間に位置する岩峰群で、約7億年以上をかけて風化した花こう岩から成る、丸みをおびた美しい岩肌が特徴です。高さは1,728mに達し、 ナミビアのマッターホルンとも呼ばれています。周囲は平たんなため、数十km離れた場所からでも見つけられますよ!

「ブッシュマンパラダイス」と呼ばれるエリアでは、サン族が約4,000年~約2,000年前に描いたとされる岩絵も見学可能。この地域出身のガイドが、シュピッツコッペについてはもちろん、ナミビア、アフリカの歴史を、岩絵を通して解説してくれます。

岩にできたすき間や岩肌にはさまざまな野生動物たちも生息しており、ロックハイラックスの群れや、オリックス、サイチョウなどの姿を見られるかもしれません。また、朝日に照らされて赤く染まるロックアーチや、ロッククライミングにぴったりの岩場も存在。さらに、辺りは街灯が少ないため、満天の星も楽しめます。

エプパの滝(Epupa Falls)は、ナミビア北西部のカオコランド地域にある、ナミビアとアンゴラの国境に位置する滝です。ナミビアにある5つの常流河川の一つ、クネネリバーから渓谷に流れ落ちる一連の滝で、最大落差は約40m。下流に向かって約1km以上に渡って流れ落ちる滝は、壮大な景色を生み出しています。

この地域はヒンバ族の聖地としても知られており、クネネリバーの水は何世代にも渡って貴重な水源となっています。また、周辺ではヒンバ族の伝統的な生活に触れられる機会もありますよ!

季節により水量は変動しますが、エプパの滝を訪れるなら5月~10月頃がおすすめです。特に4~5月には水量のピークを迎えます。ハイキングを楽しみながら手つかずの自然の静けさや美しさ、雄大なバオバブの木を堪能したり、釣りやラフティングも楽しんだり。さらに、川岸にはサギやカワセミ、色鮮やかなハチクイなど多種多様な鳥類が生息しているため、バードウォッチングにも最適です。ただし、クネネリバーにはワニが生息しているので泳ぐのは控えた方が良いでしょう。

ナミビア観光で組み合わせたい、国立公園&保護区を5か所紹介します。

ナミビアの保護区を訪れる目的は、野生動物の観察だけにとどまりません。より大自然の壮大さを感じられるスポットが満載です。

ナミビアが誇る野生動物の楽園、エトーシャ国立公園(Etosha National Park)は、面積22,270k㎡のアフリカでも有数の国立公園の一つです。エトーシャ・パンと呼ばれる塩湖を中心に広がっているのが特徴で、エトーシャの名は「広大な白い台地」を意味し、エトーシャ・パンにちなんで名付けられました。湖の水深が深くなると、繁殖のため多くのフラミンゴも集まってきます。

公園内には、バッファローを除くビッグ5(ゾウ、ライオン、ヒョウ、サイ、バッファロー)が生息しているほか、スプリングボック、オリックスなどの砂漠に適応したレイヨウ類や、ジャッカルやダチョウなどが生息。水飲み場(ウォーターホール)があちらこちらに設置されているため、多くの動物たちが水を飲みにやってくる姿を観察できます。公園内のロッジに泊まれば、朝や夜の動物の姿も目の当たりにできますよ!

国立公園のため、道から外れて走るオフロードサファリはできませんが、多くの動物を観察できるナミビアでも有数のサファリスポットです。ぜひ壮大なアフリカの大地を体感してみてください。

<行き方>
首都ウィントフックから400km強、休憩をはさんで車で約5~6時間(直線距離で東京-大阪間の距離)

エトーシャ国立公園で見られる動物

★ビッグ5
ライオン(△)/ヒョウ(▲)/ ゾウ (◎)/ シロサイ(▲)・クロサイ(▲)/ バッファロー(×)

★その他の動物
チーター(▲)/キリン(〇)/シマウマ(◎)/ヌー(◎)/カバ(×)/ハイエナ(△)/リカオン(×)

<マークの見方>
◎→豊富に見られる
〇→見られる
△→時々見られる
▲→珍しい
×→見られない

【視察レポート】ナミビアが誇るエトーシャ国立公園でのサファリ体験(2024年3~4月視察②)

ナミブ・ナウクルフト国立公園(Namib-Naukluft National Park)は、約49,768k㎡の広大な面積を誇るアフリカ最大の国立公園です。砂漠の景観を目当てに多くの観光客が訪れ、特にソススフレイ地域とその周辺が人気を集めています。

この地域には、巨大なアプリコット色の砂丘で知られるビッグダディデューン、「死の沼地」の異名を持つデッドフレイ、さらにはデューン45などがあり、ナミビアを代表する観光スポットです。

野生動物の種類は多くありませんが、オリックスやスプリングボック、クリップスプリンガー、ステンボックなどの砂漠に適応したレイヨウ類や、ヒヒ、ミーアキャット、ハイエナなどが生息。また、運が良ければ、アンゴラからナミビアの乾燥した山岳地帯に生息し、絶滅危惧種にも指定されているハートマンヤマシマウマも見られるかもしれません。

ナミブ・ナウクルフト国立公園は年間を通して楽しめますが、5~9月頃の冬の時期がもっとも快適に過ごせるでしょう。

<行き方>
首都ウィントフックから約360km、ロッジが多くあるセスリエムまで車で約4時間~時間半、さらに車で約1時間でソススフレイへ

ナミブ・ナウクルフト国立公園で見られる動物

★ビッグ5
ライオン(×)/ヒョウ(▲)/ ゾウ (×)/ シロサイ(×)・クロサイ(×)/ バッファロー(×)

★その他の動物
チーター(×)/キリン(×)/シマウマ(▲)/ヌー(×)/カバ(×)/ハイエナ(▲)/リカオン(×)

<マークの見方>
◎→豊富に見られる
〇→見られる
△→時々見られる
▲→珍しい
×→見られない

ナミブア南西部に広がり、面積約2,000k㎡の民間自然保護区であるナミブランド自然保護区(NamibRand Nature Reserve)。西側はナミブ・ナウクルフト国立公園と約100kmの境界線を共有しています。

この保護区は、国際ダークスカイ協会から「星空保護区(ダークスカイリザーブ)」に指定されており、地球上で最も暗い夜空の一つです。最寄りの街までは約100km離れているため、日が落ちると光害が一切ない漆黒の闇。辺りは天然のプラネタリウムのような満天の星が広がります。

さらに、2024年6月には、アフリカで初めて静寂な環境を保護するQuiet Parks International(QPI)からも指定を受け、自然の静寂に満ちた「音景」を感じられる世界でも数少ない場所の一つとして認定されました。

保護区内にはオリックスやシマウマ、ヌー、キリン、ハイエナ、ミーアキャット、ヒョウ、チーターなどの野生動物も生息しており、星空、静けさ、そして野生動物との出会いを楽しめます。

<行き方>
首都ウィントフックから約400km、車で約5~6時間

スケルトンコースト国立公園(Skeleton Coast National Park)は、ナミビア北部の大西洋沿岸約500kmを覆う砂漠地帯で、その名は海岸に横たわる難破船が由来と言われています。この地域特有の気候や海流により多くの船が座礁し、何とか上陸できた船員も、水がほとんど降らないこの地では生きる術はなく、かつては「世界で最も危険な海岸」と呼ばれていました。

見渡す限り白い砂漠で覆われた砂漠地帯には、難破船のほか、ダイヤモンドの掘削機やクジラの骨なども残されており、さらに、このあたり一帯は霧が発生することが多く、より一層不気味さが漂っています。

また、付近のケープ・オットセイ唯一の繁殖地、ケープ・クロスでは、オットセイのコロニー(※)が見られるのも特徴の一つ。最大約20万頭とも言われるオットセイの大群を、遊歩道から観察できます。港町スワコプムントを出発し、ケープ・クロスを訪れてからスケルトンコーストを訪れるのが一般的なルートです。

野生動物は、ゾウ、オリックス、スプリングボックのほか、この海域特有のコシャチイルカといった海洋生物も生息。砂漠と海が隣り合う、まさに世界の果てとも言える景色を、目の当たりにしてみてはいかがでしょう。

(※)コロニーとは、同じ種類の生物が集まっている場所のこと

<行き方>
・首都ウィントフックから約485km、車で約8時間
・港町スワコプムントから約200km、車で約3~4時間

スケルトンコースト国立公園で見られる動物

★ビッグ5
ライオン(▲)/ヒョウ(▲)/ ゾウ (▲)/ シロサイ(×)・クロサイ(▲)/ バッファロー(×)

★その他の動物
チーター(×)/キリン(×)/シマウマ(▲)/ヌー(×)/カバ(▲)/ハイエナ(△)/リカオン(×)

<マークの見方>
◎→豊富に見られる
〇→見られる
△→時々見られる
▲→珍しい
×→見られない

【滞在レポート】シップレック ロッジ(ナミビア・スケルトンコースト/2023年11月宿泊①)

ウォーターベルグ国立公園(Waterberg Plateau National Park)は、ナミビアの中心部に位置し、面積は約405k㎡、長さ50km、幅16kmのテーブルマウンテンが特徴的な自然保護区です。高さ200mの大地で構成され、外敵が浸入しにくいことから、1972年に絶滅危惧種の保護区として設立されました。

公園内には、シロサイ、ローンアンテロープ、セーブルアンテロープ、ツェセベなどの希少動物も保護されています。さらに、バッファロー、ヒョウ、チーターなどのほか、200種を超える鳥類も生息しており、バードウォッチングにも最適。さらには、8億5,000年前の地層から、2億年前のティラノサウルスの足跡も発見されています。

また、ガイド付きのウォーキングやトレッキングなどのアクティビティも人気です。特徴的な赤い砂岩の層と多様な動植物を観察しながら、自然を探索してみてはいかがでしょう。

一方で、1904年、ウォーターベルグはヘレロ族とドイツ軍の戦いの舞台となりました。ヘレロ族は敗北し、撤退する中で多くの命が失われたという悲しい歴史も、この美しい場所に刻まれています。

<行き方>
首都ウィントフックから北東に約300km、車で約3時間半

ウォーターベルグ国立公園で見られる動物

★ビッグ5
ライオン(×)/ヒョウ(▲)/ ゾウ (×)/ シロサイ(▲)・クロサイ(▲)/ バッファロー(△)

★その他の動物
チーター(▲)/キリン(〇)/シマウマ(×)/ヌー(×)/カバ(×)/ハイエナ(△)/リカオン(▲)

<マークの見方>
◎→豊富に見られる
〇→見られる
△→時々見られる
▲→珍しい
×→見られない

ナミビア観光でおすすめのアクティビティを4つ紹介します。

上空からナミブ砂漠の壮大な景色を堪能したり、光一つない漆黒の闇の中、果てしなく続く満天の星を見上げたり、どれもナミビアの大自然を最大限に楽しめるアクティビティです。さらに、より間近での野生動物の観察や、伝統文化との触れ合いも体験できますよ。

熱気球で遊覧飛行ナミビアの広大な砂漠の上空を熱気球で飛行するアクティビティです。特にソススフレイ周辺では、朝日に照らされる赤い砂丘の絶景を空から楽しめます。静かに浮かぶ熱気球からは、果てしなく広がる砂漠の風景や、時折見かける野生動物の姿を360度のパノラマで堪能できますよ。

熱気球で遊覧飛行
ナミビアの広大な砂漠の上空を熱気球で飛行するアクティビティです。特にソススフレイ周辺では、朝日に照らされる赤い砂丘の絶景を空から楽しめます。静かに浮かぶ熱気球からは、果てしなく広がる砂漠の風景や、時折見かける野生動物の姿を360度のパノラマで堪能できますよ。

星空観測ナミビアの砂漠地帯は、光害が少なく、澄んだ空気のため、世界有数の星空観測スポットです。特にナミブランド自然保護区では、肉眼で天の川を鮮明に見ることができます。南半球ならではの星座や、普段見ることのできない無数の星々が織りなす壮大な夜空は、忘れられない体験となるでしょう。

星空観測
ナミビアの砂漠地帯は、光害が少なく、澄んだ空気のため、世界有数の星空観測スポットです。特にナミブランド自然保護区では、肉眼で天の川を鮮明に見ることができます。南半球ならではの星座や、普段見ることのできない無数の星々が織りなす壮大な夜空は、忘れられない体験となるでしょう。

ゲームドライブエトーシャ国立公園でのゲームドライブは、ナミビア旅行には欠かせません。広大な塩湖や草原を舞台に、ライオン、ゾウ、キリン、シマウマなど多様な野生動物を観察できます。あちらこちらに設置されたウォーターホールに動物たちが集まってきますよ! 熟練ガイドの案内で、アフリカの大自然を体感してみてください。

ゲームドライブ
エトーシャ国立公園でのゲームドライブは、ナミビア旅行には欠かせません。広大な塩湖や草原を舞台に、ライオン、ゾウ、キリン、シマウマなど多様な野生動物を観察できます。あちらこちらに設置されたウォーターホールに動物たちが集まってきますよ! 熟練ガイドの案内で、アフリカの大自然を体感してみてください。

ヒンバ族との交流ナミビア北西部、エプパの滝周辺に住むヒンバ族は、伝統的な生活様式を今も守り続けている半遊牧民族です。彼らの村を訪れると、独特の赤土塗りの肌や髪型、装飾品などの文化に触れることができ、特に女性はアフリカの民族の中で美しい民族として知られてます。彼らの日常生活や習慣について学び、異文化への理解を深める良い機会になるでしょう。

ヒンバ族との交流
ナミビア北西部、エプパの滝周辺に住むヒンバ族は、伝統的な生活様式を今も守り続けている半遊牧民族です。彼らの村を訪れると、独特の赤土塗りの肌や髪型、装飾品などの文化に触れることができ、特に女性はアフリカの民族の中で美しい民族として知られてます。彼らの日常生活や習慣について学び、異文化への理解を深める良い機会になるでしょう。

ナミビア観光におすすめのモデルプランを紹介します。

このままの旅程で計画するのも良し、ほかの気になるスポットを追加したり、もっと1ヶ所をゆっくり過ごしたり、自由にアレンジするのも良しです。好みの過ごし方やご予算に沿ってプランニングさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

ナミビア・ナミブ砂漠でウェディングフォトをハイライトに、ボツワナ・ジンバブエ・ナミビアの3カ国を周遊するプランです。

このツアーで訪れる場所は......
*【ボツワナ】チョベ国立公園のサファリでゲームドライブ!
*【ジンバブエ】ビクトリアフォールズの自然の驚異を体感!
*【ナミビア】旅のハイライト! ナミブ砂漠でウェディングフォト!

シンガポールを経由して最初に入国するのはボツワナ! チョベ国立公園ではゲームドライブやボートサファリで野生動物との出会いを楽しみます。

次にボツワナからジンバブエ側のビクトリアフォールズへ! 世界遺産の滝の轟音や立ち上る水煙を体感した後は、ザンベジ川のサンセットクルーズで地平線に沈みゆく壮大な夕日を赤ワインを片手に眺めます。

そして今回の度のハイライトであるナミビアの「ナミブ砂漠でウェディングフォト」です。その前に、ビッグダディ、デッドフレイ、セスリエムキャニオン、フラミンゴ・ラグーンなどを訪れ、そして壮大な砂漠と海を背景に、一生に一度のウェディングフォトを楽しみます。

自然の美しさとおふたりの幸せな表情がコラボレーションし、唯一無二の思い出となるでしょう。

【お客様の声】ナミビアの砂漠と海辺でウエディングフォト♪ 南部アフリカ3か国周遊ハネムーン10日間 【2024年最新】ビクトリアフォールズへ行くなら外せない11の観光体験&周辺のおすすめサファリ ボツワナおすすめサファリ情報&知らないと損する観光情報

ナミビアのおすすめホテル・キャンプ・ロッジを6か所紹介します。

キリンを目の前にお茶ができたり、2人だけの豪華な「砂漠の家」に泊まれたり、また、ホテルにいながらナミブ砂漠の絶景や野生動物の観察を楽しめます。ぜひ気になるホテルを見つけてみてください。

ナミビア+αでさらに魅力的な旅の組み合わせを4つ紹介します。

ナミビアとセットで訪れやすい観光スポットから、乗り継ぎで利用する都市の魅力まで! ナミビアだけでなく、今の日程にプラスで取り入れてみてはいかがでしょう。

ビクトリアフォールズ(ジンバブエ/ザンビア)世界三大瀑布の一つで、幅約1,708m、最大落差108mの壮大な滝です。ザンベジ川にかかるこの滝は、「雷鳴が轟く水煙」の異名を持ち、その轟音と水しぶきは圧巻。滝周辺では、バンジージャンプやホワイトウォーターラフティングなどのアクティビティも楽しめます。特に3月~5月の水量がピークの時期は、より滝の威力を体感できますよ!

ビクトリアフォールズ(ジンバブエ/ザンビア)
世界三大瀑布の一つで、幅約1,708m、最大落差108mの壮大な滝です。ザンベジ川にかかるこの滝は、「雷鳴が轟く水煙」の異名を持ち、その轟音と水しぶきは圧巻。滝周辺では、バンジージャンプやホワイトウォーターラフティングなどのアクティビティも楽しめます。特に3月~5月の水量がピークの時期は、より滝の威力を体感できますよ!

チョベ国立公園(ボツワナ)アフリカ最大級のゾウの生息地として知られ、約12万頭のアフリカゾウが生息しています。チョベ川沿いでは、ボートサファリでカバやワニ、多様な鳥類も観察可能です。陸上のゲームドライブでは、ライオンやヒョウなどの捕食動物も見られます! チョベ国立公園では水上と陸上の両方からサファリを楽しめます。

チョベ国立公園(ボツワナ)
アフリカ最大級のゾウの生息地として知られ、約12万頭のアフリカゾウが生息しています。チョベ川沿いでは、ボートサファリでカバやワニ、多様な鳥類も観察可能です。陸上のゲームドライブでは、ライオンやヒョウなどの捕食動物も見られます! チョベ国立公園では水上と陸上の両方からサファリを楽しめます。

ドバイ超高層ビルや人工島など、未来的な都市景観で知られる中東の大都市です。世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」や、世界最大級の室内テーマパーク「IMG Worlds of Adventure」など、壮大なアトラクションが魅力です。砂漠サファリや伝統的なスークでのショッピングなど、現代と伝統が融合した体験が可能。エミレーツ航空を利用する際の乗り継ぎ地でもあります。

ドバイ
超高層ビルや人工島など、未来的な都市景観で知られる中東の大都市です。世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」や、世界最大級の室内テーマパーク「IMG Worlds of Adventure」など、壮大なアトラクションが魅力です。砂漠サファリや伝統的なスークでのショッピングなど、現代と伝統が融合した体験が可能。エミレーツ航空を利用する際の乗り継ぎ地でもあります。

シンガポール近代的な都市や豊かな自然、多様な文化が共生する魅力あふれる都市です。マリーナベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどの有名な観光スポットをはじめ、リトルインディアやチャイナタウンなどの異国情緒あふれるエリア、セントーサ島のようなビーチリゾートもあります。シンガポール航空を利用する際の乗り継ぎ地でもあるので、時間があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

シンガポール
近代的な都市や豊かな自然、多様な文化が共生する魅力あふれる都市です。マリーナベイ・サンズやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどの有名な観光スポットをはじめ、リトルインディアやチャイナタウンなどの異国情緒あふれるエリア、セントーサ島のようなビーチリゾートもあります。シンガポール航空を利用する際の乗り継ぎ地でもあるので、時間があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

ナミビア旅行に役立つ基本情報を紹介します。観光におすすめのシーズンからおすすめの旅行日数、入国に必要な渡航条件や治安情報などを解説しているので、ぜひ旅行準備の参考にしてみてください。

ナミビア観光におすすめのシーズンは、5月~10月の乾季です。平均気温は20度~25度と快適で過ごしやすく、動物たちも水を求めて水場へ集まるため、サファリで活発に活動する野生動物の姿を観察できます。

ただし、砂漠地帯は強い日差しが照り付け、日中は30度を超えることが多いのに対し、朝晩は冷え込みます。一日の寒暖差が大きいため、温かい上着を持参しておきましょう。

またこの時期は、ビッグダディデューンやデューン7などの日の出前のひんやりした砂丘を登るのもおすすめですよ。

日本からナミビアへの直行便はありません。そのため、シンガポールや香港などのアジアや中東のドバイで乗り継いで南アフリカのヨハネスブルグへ。さらに乗り継ぎナミビアの首都ウィントフックへ行くのが一般的です。

日本からナミビアの首都ウィントフックまでは約24時間。さらにナミブ砂漠観光で人気のスポットの拠点となるセスリウムに行くにはさらに車で5~6時間かかるため、日本から現地に到着するまで約30時間以上はかかると思っておくと良いでしょう。

ナミビア観光におすすめの旅行日数は、最低でも8日間~10日間です。

日本からナミビアの主要観光スポットまで約30時間はかかるため、往復の移動だけで約3日ほどつぶれてしまいます。人気の観光地が集まるセスリエム周辺を中心に観光するなら、8日間の日程でも十分楽しめますが、ナミブ砂漠は南北に広大なため、車で5時間~8時間の観光スポットへ訪れる予定の場合は10日間以上の日程が望ましいでしょう。

さらに、ナミビア以外の国も組み合わせたい場合は、最低でも2週間の日程で計画することをおすすめします。訪問したい場所に応じて適切な日程を組むことで、ゆとりを持った旅行を楽しめますよ。

ナミビア観光の目玉であるナミブ砂漠周辺では、危険レベルが高いとの情報は報告されていません(2024年10月現在)。しかし、首都ウィントフックやスワコプムント、ウォルビスベイなどの都市部では、外国人を狙った強盗をはじめとする犯罪が発生しています。

安全に旅行を楽しむために以下の点に注意しましょう。
・夜間の外出は控える
・流しのタクシーの利用を避ける(ホテルやロッジに手配を依頼する)
・日中でも、一人歩きや人通りの少ない場所に近づくことを避ける

このように、犯罪の被害に遭わないよう十分な注意を払うことが大切です。また、最新の治安情報のチェックを忘れずに行いましょう。

外務省海外安全ホームページ「ナミビアの危険情報」

日本からナミビアに入国するために求められる予防接種はありません(2024年10月現在)。しかし、可能な限り接種が推奨されている予防接種は以下の通りです。

<成人の場合>
A型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス

<小児の場合>
・定期接種:三種混合(DTP)、BCG、ポリオ、麻疹、風疹、水痘、インフルエンザ菌b型 (Hib)、肺炎球菌、B型肝炎、ロタウィルス
・任意接種:おたふく風邪

また、アンゴラやケニアなど、黄熱病汚染国から入国する場合(12時間以上の乗り継ぎの場合も含む)は、イエローカードの提示が必要です。ナミビア以外の国への入国・12時間以上の乗り継ぎを予定されている場合は、必ずコンサルタントにご相談ください。

外務省. 世界の医療事情. ナミビア共和国「7 予防接種」

日本国籍保持者が、観光目的でナミビアに90日以内の滞在をする場合は、ビザを取得する必要はありません。

入国時に入国許可(Visitors Entry Permit(VEP))のスタンプが押されます。(有効期限は1年間。最初の入国から1年間の間に最大90日間滞在可能)また、ナミビアを出国するための航空券やバス電車などの予約の証明を求められる場合があるため、すぐ提示できるよう予め準備しておきましょう。加えてパスポートの残存期間は6か月以上、査証ページは1ページ以上の未使用ページが必要です。(2024年10月現在)

なお、これらの情報は予告なく変更される可能性があります。渡航前には定期的に確認をしておきましょう。

<陸路移動の際の注意点>
必ず各国の検問所で出入国印が押されているか確認しましょう。過去には、出入国印に漏れがあったがために、逮捕・拘束された事例も発生しているため注意が必要です。

外務省海外安全ホームページ. 査証、出入国審査等「ナミビア」

首都ウィントフックをはじめとするナミビアの都市部では、マラリアに感染する可能性は非常に低いとされています。しかし、地方部では、マラリア感染の症例が増加傾向にあるとの報告もあるため、訪れる場所によっては徹底した予防が必要です。

長袖や長ズボンを着用して肌の露出を避け、虫よけスプレー(肌に塗るタイプは飛行機への預け・持ち込み<100ml以下>共に可能)を塗るなど、蚊に刺されない対策が重要です。また、マラリアを媒介する蚊は、夜間を中心に活動します。特に夕方以降の防蚊対策を徹底しましょう。

マラリアの予防薬もあるため、内服を検討する場合は医師に相談してください。

外務省. 世界の医療事情. ナミビア共和国. かかり易い病気・怪我「(2)マラリア」

・国名:ナミビア共和国(Republic of Namibia)
・首都:ウィントフック
・面積:82.4万k㎡(日本の約2.2倍)
・言語:英語(公用語)、アフリカーンス語、ドイツ語、その他部族語
・通貨:ナミビア・ドル(NAD)。1ナミビア・ドル=8.67円(2024年10月30日時点)
・日本との時差:7時間(日本が7時間進んでいます)。サマータイムなし。

ナミビア都市部の水道水は、基本的に飲用可能です。しかし、心配な方は、市販のペットボトルの水を飲むことをおすすめします。旅行中に体調を崩すと、その後の旅程にも影響を与えるため、購入した水を飲むことが無難でしょう。

なお、ナミビアのほとんどの地域は硬水です。ケトルで煮沸すると、白い粉がついているのが確認できます。

ナミビアではチップを渡す習慣があります。以下がチップの目安です。

・レストランやホテル:請求額の約10%(サービス料が含まれていない場合)
・ホテルのポーター:約1米ドル
・ツアーガイド:1日につき約20米ドル

サービスの質に応じて金額を調整しましょう。

ナミビアで主に使用されている電源プラグは、タイプDとタイプM、タイプB3Lで、電圧は220Vです。日本の電圧は100Vなため、持参する予定の電化製品に「100V-240V」の記載があればナミビアで使用できます。しかし、100Vのみ対応の場合は、変圧器を使わないと壊れるため注意しましょう。

また、プラグは複数あるため、マルチタイプのプラグを持っておくと安心です。

ナミビアにはホテルやカフェなどWi-Fiを利用できる場所もありますが、接続が不安定だったり、ナミブ砂漠や国立公園、地方ではつながらなかったり、安定して通信を確保することは難しいです。また、ポケットWi-Fiも通信速度が遅い場合があります。

現地に着いたら、比較的通信が安定している現地SIMを購入することがおすすめですよ!(SIMフリーの携帯電話が必要です。)

ナミビア旅行には以下のものを持参することをお勧めします。砂漠地帯では日中は燃えるような日差しが照り付け、気温が30度を超えることもあるので、暑さ対策は必須です。1時間以上砂丘を登る場合も想定し、水は多めに持っておきましょう。

また、国立公園内ではオフロード走行ができないため、遠くの野生動物を観察できるよう、望遠レンズや望遠鏡を持参しておくと便利ですよ!

<ナミビア旅行に持って行った方が良いもの>
・帽子、サングラス、日焼け止め
・つま先が閉じた靴
・体温調節がしやすい服(軽量で吸水速乾性のあるもの)
・防寒具(夜間の寒さ対策)
・虫除けスプレー(肌に塗るタイプは機内持ち込み(100ml以下)・預け可能)
・水筒
・カメラ、望遠レンズ、望遠鏡

2025.2.12 updated

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