【ホテルレポート】アンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジ(南アフリカ・クワズールー ナタール州/2025年2~3月視察⑥)

こんにちは! トラベルコンサルタントの森本です。2025年2月〜3月にかけて、南アフリカ視察へ行ってまいりました。今回は「アンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジ &Beyond Phinda Mountain Lodge」をご紹介します。こちらは、その名の通り、山から眼下に広がる景色が素晴らしく、また、敷地内で出会う野生動物も、スタッフのホスピタリティも、お食事も、思い出に残るものでした。

アンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジ

アンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジ

アンドビヨンドは、アフリカやアジアで展開されている、ラグジュアリーなロッジやキャンプのブランドです。南アフリカのクワズール ナタール州の私営動物保護区、フィンダ プライベート ゲーム リザーブは自然豊かな場所で、アンドビヨンドの6つのリゾートがあります。6つのリゾートを含むプライべートリゾート内には、アフリカのビッグ5(ライオン、ヒョウ、ゾウ、バッファロー、サイ)に加え、436種の鳥類が生息します。

今回ご紹介する、アンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジは、大人だけでも、家族連れでもおすすめのロッジです。保育士がいたり、ワイルドチャイルドプログラム(自然と文化を学びながら楽しめるキッズ向けの体験型プログラム)が用意されていますし、各ロッジには、みんなうれしいプライベートプランジプール(コンパクトなリラックスプール)付きです^^

今回は、エミレーツ航空を利用し、ドバイで乗り継ぎし、キング シャカ国際空港(ダーバン国際空港)に到着しました。空港では英語ガイドが私たちを迎えてくれ、ここからバスに乗って約3~4時間で、アンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジの敷地の入口に到着します(途中、ガソリンスタンドでトイレ休憩を取りました。南アフリカは、どこもトイレがきれいに掃除されていて快適です)。

ロッジの敷地の入口でバスを降り、サファリカーに乗り換えます。ここからアンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジまでは約20分です。写真のようにスーツケースは別で運んでくれます。

ロッジの敷地の入口でバスを降り、サファリカーに乗り換えます。ここからアンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジまでは約20分です。写真のようにスーツケースは別で運んでくれます。

アンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジには、リチャーズベイ空港からも1.5時間でアクセスできます。

チェックインは、開放的なテラスのあるロビーエリアでゆっくり行います。野生動物と近い暮らしなので、その注意点などを聞きます。

伝統工芸が美しいロビーエリアとバーカウンター

伝統工芸が美しいロビーエリアとバーカウンター

ロビーのデコレーション。アフリカに来た!と感じます

ロビーのデコレーション。アフリカに来た!と感じます

お部屋は、16スイート、6コテージ (隣接する2部屋をファミリーコテージとして3室にできます)、1ファミリースイートの種類があります。全部屋、ベランダとプライベートプランジプールと屋外シャワー付きです。

プライベートリゾートのアンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジには、外出時に鍵はありません。室内で過ごすときは内鍵をかけます。外出の際は、必ずセーフティーボックスに貴重品を入れるか、ご自身で身につけておきましょう。

宿泊した素敵な「スイート」をご紹介しますね。

スイートの入口。靴は中へ! 小動物に持って行かれ行かれちゃいます!

スイートの入口。靴は中へ! 小動物に持って行かれ行かれちゃいます!

ベランダの様子。プライベートプランジプールも

ベランダの様子。プライベートプランジプールも

素敵なウェルカムボードとフルーツ&チョコ

素敵なウェルカムボードとフルーツ&チョコ

ベッドとソファ、どちらからも森が見える段差のある設計

ベッドとソファ、どちらからも森が見える段差のある設計

お部屋のドリンクコーナー

お部屋のドリンクコーナー

ドリンクコーナーのポッドにはお菓子が隠れていました

ドリンクコーナーのポッドにはお菓子が隠れていました

お部屋のミニバーと金庫

お部屋のミニバーと金庫

虫よけと緊急時の警報がサファリロッジらしい

虫よけと緊急時の警報がサファリロッジらしい

トイレ。ズールー族の手仕事雑貨がとても素敵

トイレ。ズールー族の手仕事雑貨がとても素敵

シャワーとは別に浴槽もあります。緑を眺めながら…

シャワーとは別に浴槽もあります。緑を眺めながら…

シャワーの隣にダブルシンクがあり便利です

シャワーの隣にダブルシンクがあり便利です

各スイートには、眺めの良いデッキとプライベートプランジプールが備わりますが、どなたでもお使いいただける開放的なプールもございます。スパは、ヒーリングアース(Healing Earth)という、自然派でエコフレンドリーな製品を使用しています。スパ&スキンケアを通して、心と体を癒やしてくれます。

ズールーランドの大自然を見ながら楽しめます

ズールーランドの大自然を見ながら楽しめます

お部屋内にスパメニューが詳しく書かれています

お部屋内にスパメニューが詳しく書かれています

メインダイニングルームやテラスでは、豪華なビュッフェ式の朝食や、日中のランチを楽しめます。視界に広がる自然を眺めながら楽しめるのが特徴です。

レストランの天井のロッジ感が好きです

レストランの天井のロッジ感が好きです

この日のランチメニューです。チキンバーガーが人気でした

この日のランチメニューです。チキンバーガーが人気でした

インパラのグリル。スパイシーな味付けでおいしかったです

インパラのグリル。スパイシーな味付けでおいしかったです

早朝のゲームドライブから帰ると、美しい朝食が用意されていました!

早朝のゲームドライブから帰ると、美しい朝食が用意されていました!

チキンコルマやサンプ&ビーンズ、レンズ豆のボボティ(いずれも、南アフリカのケープ地方で生まれたケープ・マレー料理。多文化の影響を受け、スパイシーで甘辛い家庭料理が特徴)に加え、ワイルドビースト・ロイン(ヌーのロース)のバーベキューなど、南アフリカならではの「ボマディナー(※)」スタイルの料理を、レンジャーの皆さんと語らいながらいただき、思い出に残る夜となりました。

※ボマディナーは、ボマと呼ばれる火を焚き、ボマを囲んでいただく野外での夕食です。

ボマディナーの会場を上から眺めるだけでもワクワクします!

ボマディナーの会場を上から眺めるだけでもワクワクします!

メニューをご覧ください。ゲームミート(狩猟によって得られた野生動物の肉)や地元の料理が満載♪

メニューをご覧ください。ゲームミート(狩猟によって得られた野生動物の肉)や地元の料理が満載♪

チキンコルマ&バスマティライス(長粒種のインディカ米の一種)、ヌーやさまざまなお肉のバーベキューと新鮮なお野菜でした

チキンコルマ&バスマティライス(長粒種のインディカ米の一種)、ヌーやさまざまなお肉のバーベキューと新鮮なお野菜でした

今回は、朝、夕のゲームドライブ(サファリ)を楽しみました。早朝のゲームドライブは、朝5時に担当レンジャーから直々にモーニングコールが!!! なんというホスピタリティでしょうか。小雨が降っていたけれど、車が走り始めると雨はやみ、日も昇り始め、朝焼けの中、メスライオンの群れに遭遇!

ゲームドライブで野生動物をみるには、双眼鏡が必要です。持参していなくても、ロッジの双眼鏡を貸してもらえました。

メスライオンの群れに遭遇

メスライオンの群れに遭遇

双眼鏡

双眼鏡

ここは、街中の大型ホテルとは違います。動物たちの住む場所を尊重しながら私たちも宿泊し、学びあり、感動ありの、唯一無二の体験ができる場所です。

草食動物たちが集まって仲良くしていました

草食動物たちが集まって仲良くしていました

森本 純子

トラベルコンサルタント 森本 純子

アンドビヨンド フィンダ マウンテン ロッジは、入口が舗装されているので、ベビーカーや車いすでも利用しやすく、宿泊時にベビーカーや車いすであることなどを伝えると、使いやすい部屋番号を割り当ててくれます。最もバリアフリーなのは、アンドビヨンドの6つのリゾート内では、「アンドビヨンド フィンダ ホームステッド(&Beyond Phinda Homestead)」です。

国際線のフライトが多いキング シャカ国際空港から、車で3~4時間で到着できるフィンダリゾートは、初めてのアフリカ旅行の方にもおすすめです。中でも、私営動物保護区であるこのフィンダで、アンドビヨンドのホスピタリティあふれるサービスは、ハネムーン様やご家族旅行、熟年旅にもおすすめですよ。

南アフリカ旅行のご計画は、ぜひティースタイルにご相談ください。


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