王宮 Palacio Real(スペイン・マドリード)

1738年から1755年にかけて建設された歴史ある「王宮 Palacio Real」。フランスのルーヴル美術館の影響を受けた絢爛豪華な装飾にあふれるバロック様式の建造物です。広大な宮殿の壁などには、バロック期のスペイン人画家ベラスケス、宮廷画家ゴヤ、イタリア人画家カラヴァッジオなど、ロイヤルコレクションの見事な絵画が飾られました。現在は、別館にある王立武具博物館でそれらを見ることができます。

現在はスペイン政府が所有しており、今でも公的行事に使用されていますが、その時期以外は一般公開されています。見学者が最初に入る大階段から続く「列柱の間」は、1985年にスペインが欧州連合(EU)に加盟する際、調印式に使用されました。

毎週水曜日と土曜日は、皇太子の門(プエルタ デル プリンシペ)で王室の衛兵交代が、さらに毎月第1水曜日(1・8・9月を除く)にはアルメリア広場にて、さらに壮大な衛兵交代行進が開催されます(公式行事開催時や悪天候の場合などを除きます)。

王宮は現地で入場チケットの購入ができますが、マドリードを代表する観光スポットのため、混雑も予想されます。効率よく回りたい方は、事前に公式サイトで時間指定チケットの予約をおすすめします。王宮内は基本写真撮影は禁止されていますが、大階段など一部で写真撮影が可能です。また、大きな荷物を持っての入場はできませんので、王宮内にあるコインロッカーに預けましょう。

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王宮 公式HP

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※写真はイメージです。