マヨール広場 Plaza Mayor(スペイン・マドリード)

「マヨール広場 Plaza Mayor」は15世紀にはアラバル広場と呼ばれ、街のメインマーケットとしてマドリード旧市街の中心地でした。1561年にフィリップ2世の依頼でルネサンス期の建築家フアン・デ・エレーラが設計を始めましたが、実際に建設が始まったのは1617年のフィリップ3世の時代でした。建築家のフアン・ゴメス・デ・モラが続行を命じられ、1619年に完成しました。

1631年、1670年、1790年と3回もの大火災に見舞われましたが、そのたびに再建され、現在の広場はフアン・デ・ビリャヌエバの設計によるものです。広場の中央にはフィリップ3世の銅像が置かれています。

マヨール広場は、地下鉄1・2・3号線ソル駅から徒歩約5分の場所にあり、マドリードの主要な観光スポットですが、観光客はもちろん現在でも多くの市民がショッピングや食事などを楽しんでおり、市民の憩いの場として親しまれています。広場の近くには、ギネス認定の世界最古のレストラン「ボティン Botín」があります。ぜひこちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

マヨ―ル広場 公式HP

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※写真はイメージです。