【現地レポート】グリンデルワルトからヨーロッパ最高峰のユングフラウヨッホへ(スイス/2020年9月体験⑦)

トラベルコンサルタントの須沢です。私はヨーロッパで新型コロナが再拡大する少し前の2020年9月にスイスを訪れました。今回で最終となるスイスのレポートは、ヨーロッパ最高峰の「ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)」をご紹介いたします。スイスに行く日本人旅行者に一番人気と言っても過言ではないスポットです。

まずはグリンデルワルト駅から電車で約30分強、クライネ シャイデック駅へ移動します。標高2,000mを越えるクライネ シャイデックは、すでにあたりには雪が積もっていました。ここで登山電車に乗り換えて約30分強、標高3,454mのユングフラウヨッホ駅に到着です。ヨーロッパで最も標高の高い駅で知られています。

およそ富士山に近いくらいの標高まで登山電車で何の不自由もなく来れてしまうことが、スイスの山々を目指す観光客が多い一番の理由かと思います。

拠点になるグリンデルワルトの駅から列車で出発です

拠点になるグリンデルワルトの駅から列車で出発です

車窓からは壮大な山と緑が広がります

車窓からは壮大な山と緑が広がります

車窓からの景色もひとつの観光になります

車窓からの景色もひとつの観光になります

標高2,000mにあるクライネ シャイデック駅

標高2,000mにあるクライネ シャイデック駅

クライネ シャイデック駅で登山電車に乗り換えます

クライネ シャイデック駅で登山電車に乗り換えます

3,000mを越えるところまで電車で行くことができます

3,000mを越えるところまで電車で行くことができます

ユングフラフヨッホ駅に到着してから頂上のスフィンクス展望台へ向かうまでにはいろいろな展示などもあり、ただ展望台から景色を楽しむだけではなく、氷で作った作品を見たり、この展望台を作った当時の人たちがどのように山を開拓したのかなど、写真を交えて紹介されていました。そして、最終的に高速エレベータに乗って標高3,571mのスフィンクス展望台へ。

展望台までは展示などもあって観光客は楽しめます

展望台までは展示などもあって観光客は楽しめます

氷で作った看板がありました!

氷で作った看板がありました!

進む道には昔展望台を作った方の功績の写真がありました

進む道には昔展望台を作った方の功績の写真がありました

スフィンクス展望台からは、すぐ目の前にメンヒの頂上、そして後ろにはトップ オブ ヨーロッパのユングフラウが見渡せます。こちらの展望台は天気によっては吹雪いていることも多く、何も見えないことも多いので、できれば時間に余裕を持ちつつ、朝イチで行くことで少しでも晴天の景色を楽しむことができるようです。

晴れてはいるものの、3,000mを超えている場所なので気温はもちろん氷点下で、かなり厚着をする必要がありました。南に広がるのはアレッチ氷河、アルプス山脈最大の氷河を一望することができます。

東側、目の前にあるのが4,000mを超えるメンヒ

東側、目の前にあるのが4,000mを超えるメンヒ

西側に見えるのがヨーロッパ最高峰4,158mを誇るユングフラウ

西側に見えるのがヨーロッパ最高峰4,158mを誇るユングフラウ

雪原のように見えるのがアルプス山脈最大のアレッチ氷河

雪原のように見えるのがアルプス山脈最大のアレッチ氷河

ユングフラウヨッホで一番有名なのが、メンヒを目の前に見ることができるスフィンクス展望台ですが、逆側にはもうひとつ、プラトー展望台があります。展望台と言ってもスフィンクス展望台と違って雪を踏みしめながら山を感じることができます。子供連れの方などはそれこそ雪合戦をして遊んでいました。常に強風が吹き荒れる場所なので、長居するには寒すぎますが、またスフィンクス展望台とは違った楽しみ方ができます。

プラトー展望台からみたユングフラウヨッホ

プラトー展望台からみたユングフラウヨッホ

クライネ シャイデックから見上げたスフィンクス展望台

クライネ シャイデックから見上げたスフィンクス展望台

須沢 悠

代表取締役 須沢 悠

今回訪れたのが9月だったのですが、それでも展望台では雪に覆われていました。個人的には下の写真を撮影したクライネ シャイデック駅から少し登ったところから見る山々の景色が最も綺麗だと感じました。展望台からは見えないアイガー、そしてメンヒとユングフラウの3つの山が並んで見える姿は圧巻です。旅行者に人気なのもよくわかるこれぞ絶景、ぜひスイスに行くことがあれば訪れていただきたい場所でした。

スイス旅行、ハネムーンなどご検討の際には、ティースタイルまでお気軽にお問い合わせくださいませ。


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