【ホテルレポート】ホテル ベルヴェデーレ ロカルノ(スイス・ティチーノ地方[ロカルノ]/2025年9月視察②)

こんにちは、トラベルコンサルタントの角です。「マイナーだけど魅力的なスイス」をテーマに、2025年9月、スイスのティチーノ州の視察をしてまいりました。

滞在先に選んだロカルノは、“スイスで最も太陽に近い街”と呼ばれるほど日照時間に恵まれた、ティチーノ州を代表するリゾート地。そして、今回はティチーノ観光局さんイチ押しのおすすめホテル「ホテル ベルヴェデーレ ロカルノ Hotel Belvedere Locarno」に宿泊させていただきました。

こちらは、ロカルノで唯一の4つ星スーペリア(4****S:4つ星の中でもワンランク上)のランクを持ち、非常に評価の高いホテルです。

マッジョーレ湖を見下ろす丘の上に位置するホテル ベルヴェデーレ ロカルノの外観

マッジョーレ湖を見下ろす丘の上に位置するホテル ベルヴェデーレ ロカルノの外観

ホテル紹介前に、視察をしたティチーノ州について、簡単にご説明しますね。

ティチーノ州は、スイスでありながらイタリア語圏に属しています。滞在中は「ここはスイスだったかしら? イタリアだったかしら?」と何度も曖昧になるほどイタリア感が満載! しかしながら、イタリアほどルーズじゃなく、清潔で治安も悪くないので、イタリアとスイスの良いとこ取り!! 気候も温暖で開放的な雰囲気は、ティチーノ州の最大の魅力です。

それでは、ホテル ベルヴェデーレ ロカルノを紹介していきましょう! もともとこちらのホテルは、15世紀に貴族の邸宅として建てられた歴史ある建物だそうです。現在は、伝統的な雰囲気を残しつつ、現代的で洗練されたデザインに改装されています。

1914年に作成されたホテル紹介

1914年に作成されたホテル紹介

エントランスロビー

エントランスロビー

お部屋は、スタンダードなタイプから広々としたスイートまで、さまざまなカテゴリーが用意されています。カテゴリーによって、広さ、バルコニーの有無、そして眺望(湖が正面に見えるか、庭園側かなど)が異なります。特に湖の景色(レイクビュー)を重視される場合は、「スーペリア」以上のカテゴリーで、レイクビューをリクエストされることをおすすめします。

★コンフォートシック(17㎡~):最もスタンダードなタイプです
★スーペリアシック(21㎡~):スタンダードより少し広く、多くのお部屋はバルコニーを備えています
★パノラマデラックス(21㎡~):より景色の良いバルコニーを備えています
★ジュニアスイート(32㎡~):ベッドルームに加え、シーティングエリア(リビングスペース)が備わっています
★スイート(35㎡~):2ベッドルームタイプなど、ご家族やグループでの滞在に適した広いお部屋もあります

お部屋は全90室あり、そのすべてが南向きに設計されています。そのため、多くのお部屋からマッジョーレ湖やロカルノの街並み、そして周囲のアルプスの山々を一望する、息をのむような景色を楽しめます。

お部屋のバルコニーからの夕焼け

お部屋のバルコニーからの夕焼け

月夜の夜景

月夜の夜景

朝日と朝焼け

朝日と朝焼け

私が宿泊した「スーペリアシック」というスタンダードより少し広いタイプは、ゆったりとしたお部屋やバスルーム、眺めの良いバルコニーが備わっており、リゾート気分でリラックスできる快適な空間でした。バルコニーからは、ロカルノの街並みやマッジョーレ湖、山々の景色が見渡せます。

ゆったりとしたベッドルーム

ゆったりとしたベッドルーム

バルコニー

バルコニー

コーヒーマシーンはネスプレッソ(スイスですから!)

コーヒーマシーンはネスプレッソ(スイスですから!)

バスルームも広々! シンクはダブル

バスルームも広々! シンクはダブル

バスアメニティはホテルのオリジナルブランド

バスアメニティはホテルのオリジナルブランド

スパやプールエリアで利用できるバスローブとスリッパのご用意もあり

スパやプールエリアで利用できるバスローブとスリッパのご用意もあり

メインダイニングの「ラ フォンターナ(La Fontana)」は、ゴ・エ・ミヨ(※)で高評価を獲得し、ミシュランガイドにも掲載されています。オープンキッチンを備え、地元の食材を活かした上質な地中海料理を、心安らぐ中庭の景色と共に味わえます。また、宿泊ゲストの朝食は、こちらのレストランで提供されます。

※ゴ・エ・ミヨ(Gault&Millau)とは、ミシュランと並ぶ強い影響力を持つフランス発祥のレストランガイドです。

■朝食の様子

朝食は、種類豊富なビュッフェスタイルです。卵料理は、お好みの調理でオーダーすることもできます。

朝食の様子

朝食の様子

スイスの朝食ではローカルなチーズをいろいろと味わえるのがうれしい!

スイスの朝食ではローカルなチーズをいろいろと味わえるのがうれしい!

ハムやドライミートの種類も豊富

ハムやドライミートの種類も豊富

いただきます!

いただきます!

レストランの手前には、ほどよい明るさで落ち着きのあるラウンジコーナーと、モダンなバーがあります。バーには、お酒だけではなく世界各国のシガーも揃えています。

落ち着きのあるラウンジコーナー

落ち着きのあるラウンジコーナー

シックでモダンな雰囲気のバー

シックでモダンな雰囲気のバー

美しい庭園に囲まれたホテル内スパ施設「オアジ ベルヴェデーレ(Oasi Belvedere)」では、屋内・屋外エリアにまたがるスイミングプールやジャグジー、サンテラスやトレーニングジムを完備しています。また、ハーブサウナ、フィンランド式サウナ、スチームバスや各種トリートメント(有料)などでリラックスできます。

20mくらいはありそうな屋内と屋外にまたがるプール

20mくらいはありそうな屋内と屋外にまたがるプール

緑豊かな庭園に囲まれたスパエリア

緑豊かな庭園に囲まれたスパエリア

丘の上に位置するとはいっても、ホテル ベルヴェデーレ ロカルノはロカルノの中心に位置しているため、旧市街や湖畔エリアは徒歩で行くことができます。ただ、ホテルへの復路はゆるやかな上り道になるので、体力的にパワー切れの場合は、フニクラ(ケーブルカー)や公共バスを利用するのも良いでしょう。

ホテルのエントランスを出て左手には、「ベルヴェデーレ駅」があります。こちらは、山頂のマドンナ デル サッソ聖堂の最寄り駅オルセリーナとロカルノ駅を結ぶフニクラの途中駅です。

ベルヴェデーレ駅はストップリクエストのため、利用者がいない場合、フニクラは通過してしまうので、乗降の申し出が必要です。ベルヴェデーレ駅からロカルノ駅へ下る場合は、駅で待っていれば停まってくれますが、ロカルノ駅からベルヴェデーレ駅へ上る場合は、車掌さんに「ベルヴェデーレ プリーズ」と言っておかないと、山頂駅のオルセリーナまで行ってしまいますのでご注意を!

ロカルノ駅前のフニクラ乗り場入口です。ストップリクエストの事情を知らずに乗った私は、山頂駅のオルセリーナまで行ってしまいましたが、車掌さんに言って、下りの時にベルヴェデーレ駅に停まってもらいました(;^ω^)ちなみにフニクラは、ロカルノ駅~オルセリーナ駅まで片道5分くらいのピストン運行です。

ロカルノ駅前のフニクラ乗り場入口です。ストップリクエストの事情を知らずに乗った私は、山頂駅のオルセリーナまで行ってしまいましたが、車掌さんに言って、下りの時にベルヴェデーレ駅に停まってもらいました(;^ω^)
ちなみにフニクラは、ロカルノ駅~オルセリーナ駅まで片道5分くらいのピストン運行です。

公共バスの場合は、ホテルのエントランスを出て右手の通りに出たところに、バス停「ベルヴェデーレ」があります。ロカルノ駅や市内から3番バスを利用すれば、ホテルの目の前まで戻ってこれます。ただし本数は多くはありません。

宿泊者はチェックイン後、ティチーノ州内の公共交通機関(電車、バスなど)が無料になる「ティチーノ チケット(Ticino Ticket)」を受け取ることができます。フニクラや観光名所の割引も受けられるため、ロカルノや周辺地域の観光に非常に便利です。

※スイストラベルパスでも、同様の適用範囲、条件で利用できます。
※スイストラベルパスとは、スイス全土と、隣国リヒテンシュタイン公国内の、あらゆる交通機関が参画するネットワークを、シームレスに利用できる旅行者向けの交通パスです。

ロカルノの顔とも言える「グランデ広場」は、カラフルな建物に囲まれた美しい広場です。旧市街(チッタ ヴェッキア)の入口にあります。アーケードの下にはカフェ、レストラン、ブティックが並び、散策するだけでも楽しめます。毎年8月には、有名なロカルノ国際映画祭の会場となり、広場には巨大な野外スクリーンが設置されます。

ロカルノの顔、グランデ広場

ロカルノの顔、グランデ広場

イタリアっぽい風情を感じる旧市街の裏通り

イタリアっぽい風情を感じる旧市街の裏通り

■アクセス方法

ホテルからグランデ広場までのアクセスは、徒歩(下りの坂道)で10分程度。またはフニクラでロカルノ駅(終点)まで下りてすぐです。

スイスで最も標高が低い場所にある湖がマッジョーレ湖。その湖沿いに続く美しい湖畔プロムナードのことを「ルンゴラーゴ」といいます。

夕暮れ時のマッジョーレ湖です。ルンゴラーゴは、まるで南国のリゾートのような雰囲気です。のんびりと散歩したり、カフェでくつろいだり、遊覧船に乗って湖上クルーズを楽しむのがおすすめです。

夕暮れ時のマッジョーレ湖です。ルンゴラーゴは、まるで南国のリゾートのような雰囲気です。のんびりと散歩したり、カフェでくつろいだり、遊覧船に乗って湖上クルーズを楽しむのがおすすめです。

■アクセス方法

ホテルからルンゴラーゴまでのアクセスは、こちらも徒歩(下りの坂道)で10分程度。またはフニクラでロカルノ駅(終点)まで下りてすぐです。

「カルダダ チメッタ」は、“マッジョーレ湖の展望テラス”と呼ばれる絶景スポットです。

こちらはカルダダ チメッタ行きのロープウェイ乗り場です。頂上からは、マッジョーレ湖の全景と360度のパノラマが広がり、天気の条件が良ければ、スイスアルプスの名峰 マッターホルンやモンテローザが見えるそうです。

こちらはカルダダ チメッタ行きのロープウェイ乗り場です。頂上からは、マッジョーレ湖の全景と360度のパノラマが広がり、天気の条件が良ければ、スイスアルプスの名峰 マッターホルンやモンテローザが見えるそうです。

■アクセス方法

ホテルからカルダダ チメッタまでのアクセスは、フニクラで1駅のオルセリーナ駅で降り、そこからさらにロープウェイとチェアリフトを乗り継いで行くことができます。

「マドンナ デル サッソ聖堂」は、ロカルノの街を見下ろすオルセリーナの高台に建つ、ロカルノの最も象徴的な場所です。スイスで最も重要な巡礼地のひとつで、聖母マリアが出現したという伝説が残っています。聖堂の美しさはもちろん、ここから見下ろすマッジョーレ湖とロカルノの街並みの眺めは圧巻です。

街や湖を見守るようにたたずむ マドンナ デル サッソ聖堂

街や湖を見守るようにたたずむ マドンナ デル サッソ聖堂

近くまで行くと、想像以上に大きく立派な聖堂でビックリ! 絶景スポットとしても人気

近くまで行くと、想像以上に大きく立派な聖堂でビックリ! 絶景スポットとしても人気

清らかな空気が満ちている聖堂前(ファサード)の広場

清らかな空気が満ちている聖堂前(ファサード)の広場

内部はバロック様式の美しいフレスコ画やスタッコ装飾(彫刻のように立体的に成形する装飾技法)

内部はバロック様式の美しいフレスコ画やスタッコ装飾(彫刻のように立体的に成形する装飾技法)

■アクセス方法

ホテルからマドンナ デル サッソ聖堂までのアクセスは、フニクラで1駅のオルセリーナ駅で降りてすぐです。ハイキング好きな方なら、徒歩で聖堂までの舗装された道を上って行くのもおすすめですよ(私は復路を歩いて下りてきました)!

ロカルノからのデイトリップとして「雄大な翡翠色の渓谷 ヴェルザスカ谷」や「隠れ家的な湖畔リゾートのアスコーナ」などの魅力的なスポットもありますので、ロカルノでの滞在は、2泊以上の連泊をおすすめいたします。

角 千春

トラベルコンサルタント 角 千春

ホテル ベルヴェデーレ ロカルノは、マッジョーレ湖を望むロケーションの良さと充実した設備が備わっていて、ロカルノでの滞在を、景色や食事、リラクゼーション、観光のすべてにおいて豊かにしてくれる、おすすめのホテルです。

ロカルノからのデイトリップについては、次回の視察レポートにて詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

スイスの中のイタリア、ティチーノ州をはじめ、スイスへの旅行に興味のある方は、お気軽にティースタイルまでお問い合わせください。


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