

TUNISIA REPORTチュニジア 視察ブログ
【視察レポート】1泊2日で巡ったチュニス&シディブサイド観光(モロッコ&チュニジア/2025年9月視察⑥)
ボンジュール! トラベルコンサルタントの森本です。2025年9月にチュニジアを視察してまいりました。大阪・関西万博2025でチュニジアパビリオンを訪れたときに、「この国に行きたい!」と思ったんです。モロッコの視察が決まっていたので、思い切ってチュニジアの首都チュニスやチュニス近郊の海沿いの町シディブサイドを訪れることにしました。
チュニジアでは、チュニジア方言のアラビア語が使われており、フランス語も公用語として広く話されています。宿泊したホテルのスタッフからも「アラビア語とフランス語が混ざっているのがチュニジア語」と伺い、日本人の私にとってはとても独特な印象を受けました。
チュニス近郊のシディブサイド
◆チュニス空港に到着
カタール航空を利用して、ドーハで乗り継ぎ、チュニス空港に到着しました。ゲートに到着後、「ARRIVAL」の表示に従って進むとパスポートコントロールがあり、入国審査の際、ホテル名と宿泊数を聞かれました。荷物受け取りは5レーンのみで、大きくない空港です。
ドーハからチュニスへ向かうカタール航空の機内食。スパイスの入ったパンがとてもおいしかった
床の表示がわかりやすい!
チュニス空港は噂通り、預けた荷物がベルトコンベアーに出てくるのがとっても遅いんです…。45分ほど待ちました。このバゲッジ受け取りエリアには免税店があり、必要な方は、免税範囲内でアルコールを購入できます。というのも、イスラム教徒の多い国ですので、街中やホテルでアルコールを手に入れにくいからです。

銀行はバゲージエリア内に2件あります。銀行でユーロ、ドルからチュニジア ディナールに両替ができます。円からも可能でした。荷物が出てくるまでの長い待ち時間に両替しておくことをおすすめします。というのも、タクシーでホテルへ移動するにも、カードでの支払いはできず、すべて現金払いになります。
◆チュニスのタクシーでは現金が必要!
タクシーのことをもう少し詳しく案内しますね。カードで支払いはできず、すべて現金払いになります。ユーロやドルでの支払いもOKなドライバーもいますが、基本はチュニジア ディナールです。
私の例ですが、空港からシディブサイドという青い街のホテルまで、30~40分程度の乗車を予定していました。タクシーは出口の前にずらーっと並んでおり、どんどんドライバーが客引きに寄ってきます。値段交渉がたいへん面倒です(笑)。結果交渉後、40ディナールになりました。最初は80ディナールと倍でふっかけてきたり、50USドルと言ってくるドライバーもおり、本当に疲れます。
タクシー配車アプリ「in Drive」
ホテルに到着後は、従業員さんに教えてもらい「in Drive」という配車アプリを使い、タクシーを利用しました。翌日、ホテルから空港に配車アプリで予約した時は、メーターで20ディナールほどでした。日本の配車アプリと大きく違うところは、料金表示はされますが、支払いは現金のみです(笑)。アプリ内で決済はできません。

ホテルが現地で使える携帯を持たせてくれました。in Driveが入っています。この配車アプリもなかなか曲者でした。予約できたと思っても、気が付くと拒否されており、予約できていなかったりもします。運転に関しては、まったく方向指示器を出さずに、荒い運転をする人が多い印象です。
結論! 専用車移動がおすすめ
上記を踏まえまして…皆様の旅の際には、専用車を手配しておき、移動のご心配をなくすことを強くおすすめいたします。専用車を手配しておくと、空港からホテル、または観光地まで安全にお送りすることができます。
◆チュニス近郊の見どころ
*世界遺産のカルタゴ遺跡
チュニスから青い街シディブサイドに向かう道中に「カルタゴ遺跡」を通過しました。カルタゴ遺跡は、現地では「カルタージュ(英語)」、または「キャフタージュ(フランス語)」と発音しているので、最初はわからなかったです。複数の遺跡が点在しているため、行きたい遺跡を先にチェックしておくと良いです。

世界遺産のカルタゴ遺跡です。共通チケットを買っておくと、複数の遺跡を巡るのに便利です。アントニヌス浴場、ビュルサの丘、ローマ劇場跡、トフェ(聖地)などがおすすめです。私が訪れた9月は、まだ日中は日差しも強く暑いので1つだけ見ましたが、しっかり見たい場合は半日以上の時間を見ておくと良いと思います。
*チュニジアンブルーの街「シディブサイド」
シディブサイドは、白と青の美しい街でした。シディブサイドの街に足を踏み入れると、どこもかしこも写真に収めたくなってしまいます。
首都チュニスの北東19kmに位置し、チュニス空港からも車で約30~40分。断崖に高級住宅が立ち並び、カルタゴとチュニス湾を見下ろす断崖のため、眺めも最高です。街の名前は、イスラム教の聖人シディ ブ アッバス エル ジェリブ(別名:アブ・サイード・アル・バジ)に由来しています。
美しい夕暮れ。階段の上からこの景色を見て「うわぁ~!」と言ってしまいました
白と青のコントラストが美しい。チュニジアンブルーのドア
こちらも美しいチュニジアンブルーのドア
旧フランス領だけあって、沿岸部へはパリから直行便が何便もあるほど、特にフランス人にとって気軽にバカンスを楽しめる、身近なリゾート地として親しまれています。
チュニス湾の向こうに半島が見えます。イタリアの小さな島やシチリア島、マルタ島も近いです
チュニジアはブーゲンビリアとジャスミンの花と香りにあふれた国でした♪
この日は、シディブサイドにある全5部屋の小さなラグジュアリーホテル「メゾン デディン」に宿泊しました。スタッフとの距離も近く、まるで友人の別荘に遊びに来たかのような時間を過ごせます。シディブサイドの街は小高いところにありますが、このホテルは大統領官邸のあるビーチの前です。最高の1日が過ごせることでしょう。

メゾン デディンに関しては、ホテルレポートとして別途紹介していますので、写真をクリックしてみてください。ホテルレポートのページに移ります。
*世界遺産のチュニス旧市街
チュニジアの首都チュニスには、新市街と旧市街がありますが、滞在時間が短かったので、旧市街(メディナ)だけを散策しました。世界遺産に登録されている旧市街を、地図を見ずに…。人が集まる所に行ってみようと細い路地をどんどん進んでいきました。
チュニス旧市街のカラフルな路地
カラフルな絨毯(じゅうたん)や民芸品のお店とチュニジアの赤い国旗が素敵な旧市街
旧市街の中のモスク。ミナレット(塔)と青空が格好いい
歩き疲れた身体にしみるミントティー
◆チュニス空港から出国
チュニス空港から出国する様子も、簡単にご紹介します。
タクシーでターミナルに到着後、空港の建物に入るとすぐに「セキュリティ検査」がありました。荷物をベルトコンベアーに乗せて検査されます。その後、利用する航空カウンターで「チェックイン手続き」をするため、床に黄色で大きく書かれた「CHECK-IN」の表示に従って進みます。
電光掲示板があるので、自分のフライトのチェックインカウンターがどこかを確認。私が利用するロイヤルモロッコ航空は35~37です。チュニス空港からモロッコのカサブランカに移動します。
ロイヤルモロッコ航空のカウンターが3か所あり、いずれも混んでいましたが、私は事前にウェブチェックインをしていたので、自分の順番が来るとスムーズにチェックインが完了。皆様にもウェブチェックインをおすすめします。
スーツケースを預けて搭乗券を受け取り、床の「DEPARTURE(出発口)」の表示に従って進みます。空港内は駅のような趣があり、美しい建築が印象的でした。
ロイヤルモロッコ航空のカウンター
この表示、わかりやすいと思いませんか!?
ここがDEPARTURE(出発口)
出発口は、見送りの人でごったがえしていますが、かき分けて入口を見つければスイスイ進みます。出発口から入ると、「出国手続き」→「手荷物検査」と続きます。ペットボトルの水も没収対象です。出国手続きは混んでいます。ここでは「搭乗時間に間に合わないのよ、先に行かせて」「そんなん、皆急いでるのよ。だったら早く来なさいよ!」みたいなやり取りで騒がしいです。
ゲートまでは割と遠く、チェックインからここまでの流れすべてに時間がかかるので、出発の2時間半前には空港に到着しておくことをおすすめいたします。
最後に・・・
ここまでの体験は、なんと1泊のできごとです。チュニス空港から、旧市街もシディブサイドも、30~40分程度で到着できるのが魅力です。世界遺産でもある古代遺跡カルタゴと、チュニス旧市街(メディナ)、そして青と白の街シディブサイド。この3か所を巡るには、2泊3日はご滞在いただくのがおすすめです。
今回は、首都チュニスを中心にご紹介しましたが、さらにチュニジアの砂漠やローマ遺跡のあるドゥッガ遺跡、エル ジェム円形闘技場を訪れて、チュニジア周遊をするのも良いですね。チュニスに加えて、海を挟んだ近くの島々(マルタ島、シチリア島、サルディーニャ島、ランペドゥーサ島)と合わせて訪れたり、ヨーロッパ諸国と組み合わせるのもおすすめです。

トラベルコンサルタント 森本 純子
異国情緒たっぷり!見どころたっぷりのチュニジア! タクシー利用には技が必要というお話をしましたが、専用車やガイドの手配は、ぜひぜひティースタイルにご依頼ください。あなたにぴったりの旅をお作りしますよ。
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