

Chefchaouen REPORTシェフシャウエン 視察ブログ
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「北アフリカに素敵な青い街がいくつかある!」とのことで、2025年9月に3つの街を訪れてきました、トラベルコンサルタントの森本です。今回訪れたのは、チュニジアの「シディブサイド(Sidi Bou Said)」、モロッコの「シェフシャウエン(Chefchaouen)」、そして「エッサウィラ(Essaouira)」です。
いずれも、青を基調とした街並みが印象的な場所です。どの街も素敵で、シャッターを押す手が止まらない! それぞれの街の様子とおすすめ旅程をご紹介します。
チュニジアンブルーの街、シディブサイド
◆チュニジアの青と白の街「シディブサイド」
「シディブサイド」は、チュニス空港から車で約30~40分。チュニジアの首都チュニスからは約19kmで、渋滞もありますが、チュニス旧市街からも40~50分ほどで到着します。断崖に高級住宅が立ち並び、海沿いには大統領官邸もあります。
にぎやかなエリアは、チュニス湾を見下ろす断崖のため、眺めも最高です。路地をぶらぶら歩き、ジャスミン売りのお兄さんからフレッシュなジャスミンの花を買い、カラフルなお土産を探し、パノラマポイントから海を眺めるだけでも楽しいです。
ネコは街の人気者。『ネコ in シディブサイド』という写真集もあるそうです
地元の人と観光客と、どちらもたくさん
チュニジアンブルーのお土産屋。ファティマの手(5本指の手のひらを模したデザインで中央に目が描かれている)が人気です
素敵なアートギャラリー「アリー シー ギャラリー」
メインストリートも広くないのですが、両側に素敵なお店が立ち並びます
路地を抜けると見晴らしの良いところにたどり着きます
シディブサイドでは、「ダル エル アンナビ」というプライベート博物館もおすすめです。プライベート博物館とは、個人や家族が運営する博物館で、建物やコレクションを通して地元の暮らしや歴史を感じられます。

ダル エル アンナビは18世紀末頃に建てられ、20世紀にはアナビーという裕福な一家の夏のリゾート地として再開発されました。現在は博物館となっており、外観は典型的なイスラム建築様式を残し、内部には伝統的なチュニジアの家庭の雰囲気や生活様式が展示されています。見どころは個人図書館、祈祷室、ラウンジ、寝室、アンダルシア風庭園、そして周囲のテラスからの絶景です。
そして、もう1つ訪れていただきたいのが、ホテルスタッフさんからとてもおすすめされた「エネジュマ エッザーラ宮殿(金星の星宮殿)」です。エルランゲル男爵の宮殿で、チュニジアのムーア建築の傑作と言われています。建築、調度品、眺めが最高とのことです。今回は時間の都合上、私は訪れることができなかったので、次回シディブサイド訪問の際は必ず立ち寄ってみたいスポットです。
今回の視察を通して、街の人々は、このシディブサイドの街に誇りを持っておられるのが印象的でした。
*シディブサイドのおすすめ旅程
今回私はたった1泊2日、チュニスに滞在しただけでしたが、チュニス空港から旧市街もシディブサイドも30~40分ほどでたどり着けるため、なんとか満喫できました。2日目が夕方18時台のフライトだったこともあります。
チュニジアを訪れるなら、チュニス近郊にある世界遺産で古代遺跡のカルタゴ、チュニス旧市街(メディナ)、そして青と白の街シディブサイドの3か所はぜひ巡っていただきたいスポットです。さすがに1泊では少し時間が足りなかったので、2泊3日はご滞在いただくと、ゆっくり楽しんでいただけるかと思います。
この2泊3日に、さらにチュニジアの砂漠やローマ遺跡のあるドゥッガ遺跡、エル ジェム円形闘技場を訪れて、チュニジア周遊をするのも良いですね。海を挟んだ近くの島々(マルタ島、シチリア島、サルディーニャ島、ランペドゥーサ島)と合わせて訪れたり、ヨーロッパ諸国と組み合わせるのもおすすめです。
◆モロッコの青い街「シェフシャウエン」
私は、前述のチュニジアのチュニスから、飛行機でモロッコのカサブランカ空港に直行便で到着しました。カサブランカからシェフシャウエンへは、専用車を手配して約5~6時間と時間がかかりました。
シェフシャウエンの最寄りの空港は、テトゥアン空港です。テトゥアン空港からシェフシャウエンへの移動の場合は、車で約1.5~2時間です。私は翌日、シェフシャウエンからフェズへ車で移動しましたが、直行でも4時間近くかかります(休憩やランチを挟むと、もう少しかかるとお考えください)。
このようにシェフシャウエンはアクセスに時間がかかる街なので、旅程に入れるかどうか、前後の行程にもよりますので、ティースタイルのコンサルタントにご相談くださいね。
青い町 シェフシャウエン。いろいろな青があり、きれいな路地
今回はカサブランカから長距離移動をしたので、私はシェフシャウエンに泊まりました。視察をしたリヤド(伝統的な邸宅を改装した中庭のある宿泊施設)やホテルも、モロッコスタイルの伝統的な建築や調度品、中庭のデザインがとても私好みだったので、1泊して良かったと思います。
宿泊したところ以外にも3つのリヤドを視察しましたが、どのリヤドも、小さな調度品や工芸品、床や壁のタイル、テキスタイルが、伝統的なものやモダンなものなど独特でした。街は、若干上がり下がりがあり、上の方には眺めの良いリヤドがあります。
シェフシャウエンではダール ジャスミンのホテルレポートを紹介予定ですので、ぜひあわせてご覧くださいね。
視察した「リヤド シェリファ」の中庭
リヤド シェリファのお部屋のドア
視察したリヤド「ダール ジャスミン」の、遠景からシェフシャウエンを眺められるレストラン
細い路地にお土産物屋が立ち並び、路地は青く続いています。カスバ博物館のある広場「プラサ ウタ エル ハマム」が街の中心です。
午後16時頃の様子。モロッコの赤い国旗が鮮やか!
お土産屋が多い路地
有料の写真スポット
塗料のお店
青や白く塗る前の地色も見えて、これも良いなと思いました
*シェフシャウエンのおすすめ旅程
前述の通り、アクセスに少し時間がかかるシェフシャウエンです。モロッコ旅の中にこの街を加えるかどうかは、旅程の重要なポイントになると思います。歩いても2時間ほどでひとまわりできますが、カサブランカから長距離移動をして来た場合は、ぜひご宿泊されることをおすすめします。移動時間が長くはなりますが、フェズから日帰りをすることもできます。
スペインからジブラルタル海峡を渡ってきて、テトゥアンを経由し、シェフシャウエンに北から入ることも考えられます。思った以上に観光客は多く、食べるお店もリヤドもたくさんある印象でした。本当に青く美しい街で、私は好きでした。
◆モロッコの青と白の街「エッサウィラ」
今回は青い街のテーマで、「エッサウィラ」も選びましたが、実際にいってみると…。少し青い街でした。ここはそれ以上に「アルガンオイルの街」、「映画撮影の街」、「海水浴を楽しむ街」と言っても良いと思います。マラケシュから直行で、エッサウィラまで車で約3時間。警察のコントロールがあるので、皆さま乗車中はシートベルトを必ずつけてくださいね。

私は、途中トイレ休憩を兼ねて、アルガンオイル工場に案内してもらいました。こちらの写真はアルガンオイル職人さんたちの実演です。作業の歌もあるので歌ってくれました♪
*アルガンオイル
日本でも、アルガンオイルのスキンケアは人気ですね。モロッコの中でも、カサブランカより南の地域に産地があります。マラケシュからエッサウィラに向かう途中は、アルガンの木とオリーブの木を、車窓からずっと眺めることができました。
スキンケアや髪のケアにも使えますが、現地では、食用のアルガンオイルは血糖値対策にも良いとオーナーさんは言っており、香ばしい香りがしましたよ。アルガンの実をすりつぶしてできるペースト状のものにはちみつを加えた「アムルー」というものが朝食の時に出てきました。見た目や用途はピーナッツバターのようですが、味や触感はまったく違い、モロッコならではの味だと思いました。
商品のラインナップ
手前の茶色が朝食にでてくるアルガンペースト、アムルー
エッサウィラの旧市街でもたくさんアルガンオイルのお店があります
*世界遺産エッサウィラの旧市街
城壁に囲まれたエッサウィラ旧市街(メディナ)ですが、門を入ってすぐに観光センターがあり、訪れてみました。親切なガイドさんが、歴史や特徴、見学コースも詳しく教えてくれました。
城壁と門の街。このケール通りの門から旧市街に入りました
QRコードのような…エッサウィラの街のマーク
観光センター
旧市街は城壁に囲まれた趣のある街なので、最近なら『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ジョン・ウィック』、『キングダム・オブ・ヘブン』、古くはアルフレッド ヒッチコック監督の『知りすぎていた男』のロケ地としても有名です。また、目の前には海があり、地元民も観光客も海水浴を楽しめます。
観光センターではエッサウィラがロケ地として使われた映画の数々が紹介されています
城壁と北大西洋です
お土産屋の並びの次は…香辛料、野菜、市場に出くわしました。猫はどこにでもいます
次は魚市場です。日本のようにイワシを開いて炭で焼いていました
エッサウィラは青い街…?という噂も聞いて訪れましたが、モロッコのシェフシャウエンを先に見たので、エッサウィラは青い街というよりも“青と白の街”で、にぎやかでギラギラした旧市街の散策が印象に残っています。マラケシュ在住のドライバーさんも、「家族で海水浴に来るのがエッサウィラだよ」と言っていました。
*エッサウィラのおすすめ旅程
マラケシュから日帰りも可能ですが、1泊するのもおすすめです。マラケシュやカサブランカの大きな都市とは違う雰囲気があり、観光客というより地元に溶け込む感覚を味わえます。
エッサウィラからカサブランカまで、途中高速道路を利用すると車で約4時間、高速を利用しない場合は約5時間です。マラケシュ→エッサウィラ→カサブランカという流れで訪れると良いと思います。
今回私はマラケシュ発でアルガンオイル屋さんに立ち寄り、エッサウィラで約2時間観光した後、カサブランカへ移動したので、その日は10時間の移動と観光の1日でした。もう少し楽しみたかったので、次は1泊して城壁に登ってみたいです。
ちなみにここで買ったアルガンオイルで、手も顔も髪もしっとりして嬉しいです。おすすめですよ。

トラベルコンサルタント 森本 純子
“青い街”というテーマで、チュニジアとモロッコの3つの街をご紹介しましたが、いかがでしたか? 私は世界遺産が好きで、いつも世界遺産をテーマに旅をすることが多いのですが、今回は青をテーマにしてみて、私自身もとても楽しく、人と街と花と自然が特徴的で、どの町もシャッターを押す手が止まりませんでした。
皆様だけのテーマの旅をオーダーメイドいたします。チュニジア、モロッコへの旅行をお考えなら、ぜひティースタイルにご相談くださいませ。
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