【お客様の声】リヤドに宿泊! 世界遺産の街とサハラ砂漠を楽しむモロッコ大周遊10日間

2025年3月にモロッコ旅行の検討を開始して、様々な思い出のある時間を過ごすことができたと思っています。担当の田中さん他スタッフの皆様、現地の皆様本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

朝のサハラ砂漠にてラクダに乗ってトレッキング。朝日を見た帰りは少し余裕。広大な砂漠、風紋の美しさに感動!

朝のサハラ砂漠にてラクダに乗ってトレッキング。朝日を見た帰りは少し余裕。広大な砂漠、風紋の美しさに感動!

◆サハラ砂漠でラクダに乗って朝日or夕日を見たい
◆モロッコの都市や世界遺産を効率よく訪れたい
◆宿泊はリヤド(※)にしたい

(※1)リヤドとは…邸宅や庭を意味し、古くなった邸宅をゲストハウスとしてリノベーションしたモロッコならではの雰囲気を感じられるおすすめの宿泊施設です。

フェズで宿泊したリヤド ギタ。素敵な中庭でおいしい朝食

フェズで宿泊したリヤド ギタ。素敵な中庭でおいしい朝食

◆国民の祝日と取得できる4日の夏休み利用を前提に相談することができたこと
◆提案いただいたプランに、訪問個所の追加をお願いした際、出発時間を早め昼食場所を変更する等、柔軟に対応していただいたこと

モロッコでは朝晩涼しく快適でした。旅を振り返って、感想等をまとめてみました。

旅行代金をカード決済直後に中東情勢が悪化し、出発できなくなるのではと心配していました。その頃は羽田のフライトインフォメーション確認が日課になりました。7月に入って、ドーハ便運航再開ということで、心から安堵しました。担当の田中さんからご連絡いただき、ありがとうございました。

18時にはカウンターが開くということで、かなり早めに羽田空港に到着しました。プライオリティ・パスを持っていますが、私個人の印象としてはラウンジの質は低下していると感じており、少し時間を持て余しました。ドーハの乗り継ぎは、少し時間がありましたが、朝日を見たり、ラウンジを利用したりで、快適に過ごしました。

カサブランカについた便がそのままマラケシュに飛ぶスケジュールなので、飛行機内待機で、情緒はないけど便利にマラケシュ空港に到着できました。

≪両替≫
到着ロビーの両替所は2か所あり、レートや手数料は異なりました。手数料がかからない方で、日本の通貨¥→モロッコの通貨MADに両替しました。海外キャッシングでMADを引き出しても、現地手数料不要、最長60日分の利息だけなので、こちらをメインにしてもよいかもしれません。

≪ドライバーとのコンタクト≫
現地ガイドやドライバーが、到着ロビーに立ち入ることができなくなっているということでした。到着ロビーでボードを持ったホテルマンや個人もいたため、他の待ち合わせ場所があると想像もできませんでした。ドライバーが緊急連絡先から電話を受けて私たちを到着ロビーに探しに来てくれて、ようやく会えました。

ドライバーを建物を出た駐車場の前で、2時間半も炎天下の中待たせてしまいました。建物を出た場所でコンタクトできたのですが、空港係員に尋ねると、一度出たら戻れないということなので、注意が必要だと思います。両替やトイレを空港内で済ませて、外でドライバーを探すということを、あらかじめお伝えいただければ、スムーズだったと思います。

≪ドライバーの変更≫
初日空港送迎ドライバーと、翌日からの通しドライバーの2名になると伺っていたのですが、迎えに来たドライバーがそのまま最後まで担当してくださいました。ちなみにドライバーさん、馬上筒のモロッコチャンピオンとのことです。抜群の運動神経にも納得。

ドライバーの変更について、日本の休日等の理由で事前にご連絡いただけませんでした。チップ等で齟齬(そご)があったこともあり、ぜひ事前にお伝えいただきたかったです。現地で通話ができるSIMカードは持っていませんでしたが、ネットワーク通信手段は確保していたので、現地からのメールでも対応可能でした。

マラケシュのレストラン「Dar Essalam」を利用しました。レストラン側の問題かもしれませんが、席に案内されるまで少しバタバタしました。パスポートの提示は問題ありませんが。席も用意されていなかったようで、注文でもひと悶着ありました。

それでも、料理やワイン、ショー、そしてヒッチコック監督の映画の舞台にもなった建物等、十分に楽しめました。モロッコのワイン、おいしかったです。この日は、Medaillon Rouge(330 MAD)という赤ワインをいただきました。

≪リヤド≫
宿泊したリヤド「メゾン ドゥ トレゾア」は立地が良く、清潔でした。見晴らしの良い階上でいただく朝食もおいしかったです。

≪マラケシュ観光≫
ガイドさんありがとうございました! 訪問先として追加させていただいた神学校も、印象深いものとなりました。翌日以降リヤドに持参するワインの購入や、当方で予約したレストランへの行き方も教えていただき親切で心のこもったガイドをしていただき街歩きを楽しみました。

新市街のイタリアンでの昼食は、雰囲気も味も素晴らしかったです。夕食は出発前に、ネットで探した「Bazaar Cafe」。屋上でのディナーは心地よかったです。おいしかったけど、量が多くて、残してしまいました。グリワインもいただきました。

メディナ(旧市街)でゆっくりできたのはとてもよかった。おすすめです。

マラケシュのマジョレル庭園(マラケシュ)。世界中の植物が集められて青い建物の周辺に配置。映えスポットです

マラケシュのマジョレル庭園(マラケシュ)。世界中の植物が集められて青い建物の周辺に配置。映えスポットです

マラケシュのサアード朝の霊廟にてガイドのKaratiさんと。親切丁寧に案内していただきました

マラケシュのサアード朝の霊廟にてガイドのKaratiさんと。親切丁寧に案内していただきました

モロッコ移動中、車窓からの風景は壮大でした。昼食は世界遺産を見ながらの食事でした。

アイト・ベン・ハドゥでのひとコマ。高台まで炎天下のちょっとしたハイキング。翌朝も散歩しました。宿泊した「リヤド マクトーブ」では、屋上からの天の川、満点の星…。翌朝は、前日に登った対岸の丘を少し上り、朝日を見ました。ロケーションが最高でした。チェックイン時には、持ち込んだワインを冷やしてもらいました。

アイト・ベン・ハドゥでのひとコマ。高台まで炎天下のちょっとしたハイキング。翌朝も散歩しました。

宿泊した「リヤド マクトーブ」では、屋上からの天の川、満点の星…。翌朝は、前日に登った対岸の丘を少し上り、朝日を見ました。ロケーションが最高でした。チェックイン時には、持ち込んだワインを冷やしてもらいました。

≪トドラ渓谷≫
移動時間が長いので、河原に降りることができたのはよかったです。知っていれば、サンダルを出して水に触れられ気持ちよかったのに…と思いました。マラケシュ空港の両替所で一緒に並んだ日本人男性3人組と偶然再会。彼らは各国からの旅行者混乗のツアーで回っているそうで、それも面白そうだと感じました。

≪4WD走行≫
4WD(四輪駆動車)に乗り換えて、少しオフロード(舗装されていない道)を走りましたが、楽しかったです。

≪宿泊したリヤド≫
宿泊した「リヤド カスバ アイオール&ラグジュアリー デザート キャンプ」でもチェックイン時に持ち込んだワインを冷やしてもらいました。ただし、夕食をいただいた部屋の温度が21時になっても35度越え、夏の砂漠は厳しかったです。朝食時は快適でしたが。

≪ラクダ乗り体験≫
翌日の23日、ラクダ乗りを体験しました。用意したターバンを巻いてもらって出発、スペイン人の女性が一緒でした。砂丘から昇る朝日は、今回の旅行のハイライトになりました。

ランドクルーザー(4WD)に乗り換え砂漠へ。砂の色が変わり、日差しと風が…

ランドクルーザー(4WD)に乗り換え砂漠へ。砂の色が変わり、日差しと風が…

旅のハイライトになったサハラ砂漠でのラクダ乗り体験

旅のハイライトになったサハラ砂漠でのラクダ乗り体験

長時間の移動でしたが、車窓の変化は楽しかったです。ホテルでの昼食でしたが、落ち着いた雰囲気で美味しい料理をいただきました。

こちらのフェズで宿泊した「リヤド ギタ」は、最高でした。雰囲気も料理もベスト、持ちこんだワインも冷やしていただきました。写真はリヤド ギタでの夕食の様子です。街並みと風を感じながらおいしい食事をいただきました。

こちらのフェズで宿泊した「リヤド ギタ」は、最高でした。雰囲気も料理もベスト、持ちこんだワインも冷やしていただきました。写真はリヤド ギタでの夕食の様子です。街並みと風を感じながらおいしい食事をいただきました。

≪フェズ観光≫
シェフシャウエンへ行く前に、フェズ観光へ。スケジュールの関係で、午前9時半スタートがかえって良かったです。静かな旧市街を歩くことができました。

≪メクネス観光≫
メクネスの訪問を追加してよかったです。訪れた他の都市とは少し異なる落ち着いた雰囲気の街でした。昼食は、おいしくいただきました。メクネスの旧市街ということで、駐車場所が少し離れていたのですが、レストランのスタッフに送っていただきました。

マンスール門の写真を撮ってもらった後、ムーレイ・イスマイル廟が15時オープンのため、ドライバーの提案で、カフェでジュースを飲んで待ちましたが、よい休憩になりました。

≪古代遺跡 ヴォルビリス≫
午後に炎天下の遺跡を見学というスケジュールになってしまいましたが、有意義な時間を過ごすことができました。チップ目当ての施設の警備担当の方が案内してくれ、写真も撮ってもらいました。チップは20MHD+お菓子をお渡ししました。

日程的に厳しいのは承知の上で、メクネス、ヴォルビリス訪問を追加しましたが、正解だったと思います。イフレンの散歩や、サルとの記念撮影も楽しかったです。

≪宿泊したリヤド≫
宿泊したリヤドは「カーサ ハッサン」。スーツケースを運んでくれたポーターから、チップの要求がありました。払わなくてよいはずと、問答していると、リヤドのスタッフが一言声かけてくれて解決しました。部屋も食事もよかったです。夕食は敷地外のレストランでした。

古都フェズ観光。神学校Attarineにて。モザイクがきれいでした

古都フェズ観光。神学校Attarineにて。モザイクがきれいでした

ローマ時代の遺跡が残るヴォルビリス。2,000年前の柱に囲まれて…

ローマ時代の遺跡が残るヴォルビリス。2,000年前の柱に囲まれて…

≪シェフシャウエン観光≫
ラバトへ向かう前にシェフシャウエン(シャウエン)観光ツアーへ。金曜礼拝のためか、静かな散策を楽しむことができました。英語もわかりやすかったです。

≪食事≫
昼食はドライブイン、ツアーの団体と重なってちょっと騒々しかったけどおいしかったです。夕食はラバトにある「Al Marsa」へ。初日のドライバーとのコンタクトの件で、不手際があったということで、招待いただきました。ハーバーを見渡せるステキな場所で、食事もグリワインもおいしかったです。

≪宿泊したホテル≫
宿泊した「ヘルナン シェラ ホテル」の部屋は広く、バスタブもあったのですが、シーツが濡れた状態でしっとり、日本なら部屋を変えてもらっています。

こちらは青の街・シェフシャウエン観光でのひとコマです。通りに面したお宅の花やタイルが素敵でした。迷路のような街歩きではガイドさんのありがたみを実感しました。

こちらは青の街・シェフシャウエン観光でのひとコマです。通りに面したお宅の花やタイルが素敵でした。迷路のような街歩きではガイドさんのありがたみを実感しました。

≪ラバト観光≫
追加で訪れたウダヤも含めて、楽しめました。

≪カサブランカ観光≫
カサブランカのハッサン2世モスク入場は、ガイドツアーへの参加が必要ということでガイドツアーで入場しました。建築の規模や構造は壮大でした。

≪空港に到着≫
ドライバーにチップを払ってお別れ、走行距離は2,300kmでした。快適なドライブを続けていただき本当にありがとうございました。

≪空港にて≫
フライトはオンラインチェックインしていたので、手続きに問題ありませんでした。手続き前の両替所で余ったMAD→¥に両替可能でした。MADが使えない空港と、あちこちに書かれていますが、2階のショップでは利用できました。クッキーなど購入可能です。

帰り便は、順調でした。カタール航空のカサブランカ便に日本人CAが乗務していて、びっくりしました。機内が行きの便よりもきれいでした。羽田には約30分遅れで到着、入国審査も問題ありませんでした。深夜帰着ということで、そのままターミナル直結のフォンテーヌに1泊し、ゆっくりできました。カタール航空の補助でお手頃にステイでき、温泉も気持ちよかったです。

トイレやシャワー事情は問題ありませんでした。禁酒のはずのイスラム教国で、ディナーはワインを楽しみました。ただし、食事のボリュームが大きいので、2人で異なるメイン料理を選べるとよいかもしれません。食事メニューを同じタジンが続かないように配慮していただき、嬉しかったです。

専用車の移動ということで不安もあったのですが、ドライバーは優秀でした。

・以下スケジュールの内容は、ご旅行出発時点のものとなります。当日の天候や交通状況、現地事情、その他の理由により行程など変更になっている場合がございます
・特に記載のない限り、食事場所は宿泊ホテル(リヤド)となります
・モロッコ間の移動は、専用車(一部の区間は4WD車)を利用<現地の英語ドライバー1名同行>

日程 内容 滞在地 / ホテル
1日目(7/18)

★空路にてドーハ経由でモロッコへ

機中泊
2日目(7/19)

★モロッコ有数の観光都市「マラケシュ」に到着!

マラケシュ / メゾン ドゥ トレゾア(計2泊)
3日目(7/20) 同上
4日目(7/21)

★伝統的な建築様式を守り続ける集落で、世界遺産の「アイト ベン ハッドゥ」へ

アイト ベン ハッドゥ(カスパ街道周辺)/ リヤド マクトーブ(計1泊)
5日目(7/22)

★サハラ砂漠に面する街「メルズーガ」へ

メルズーガ / リヤド カスバ アイオール&ラグジュアリー デザート キャンプ(計1泊)
6日目(7/23)

★砂漠でのラクダ乗り体験後、世界遺産の迷宮都市「フェズ」へ

フェズ / リヤド ギタ(計1泊)
7日目(7/24)

★観光地に立ち寄りしながら、青の街「シェフシャウエン」へ

シェフシャウエン / カーサ ハッサン(計1泊)
8日目(7/25)

★モロッコの首都「ラバト」へ

ラバト / ヘルナン シェラ ホテル(計1泊)
9日目(7/26)

★モロッコ最大都市「カサブランカ」へ。その後、空路にて帰国の途へ

機中泊
10日目(7/27)

★日本到着! お疲れ様でした


田中 純

トラベルコンサルタント 田中 純

H様

お帰りなさいませ。
モロッコへの長期間のご旅行お疲れ様でした。ご旅行前に中東での政情不安があり、出発できるのだろうかと心配しましたが、無事ご帰国され安心しております。

また、たくさんのお写真とご感想をお送りいただき有難うございます。ご旅行を満喫されているご様子が伺えて、私もとても喜んでおります。今回のご旅行はお二人での個人ツアーで、また今までとは違った魅力もあったのではないかと思います。

ご到着日の空港での待ち合わせやご夕食のサービス等においての連絡関係等で、至らぬ点も多々あったかと思いますが、H様にはその都度ご対応をいただき感謝しております。

こちらこそ、この度は誠に有難うございました。またの機会を楽しみにお待ちしております。


トラベルコンサルタント 田中 純のご紹介

2025.11.21 updated