Chefchaouen REPORTシェフシャウエン視察ブログ

【ホテルレポート】カーサハッサン（モロッコ・シェフシャウエン／2024年10～11月視察⑱）

◆お部屋のご紹介
◆パブリックスペースのご紹介
◆レストランのご紹介

こんにちは！トラベルコンサルタントの大石です。2024年10月～11月、トラベルコンサルタントの阿部、宮本、角と共に、モロッコを視察してまいりました。今回は、シェフシャウエンで宿泊したリヤド「カーサハッサン Casa Hassan」をご紹介します。

リヤドとは、邸宅や庭を意味し、古くなった邸宅をゲストハウスとしてリノベーションした、モロッコならではの雰囲気を感じられる、おすすめの宿泊施設です。

カーサハッサンは、カフェやお土産屋さんが並んでいるハマム広場から、徒歩約1分の場所にあります。メディナ（旧市街）は、道路が入り組んでいるため、メディナの中にあるリヤドにたどり着くまでに迷うこともありますが、カーサハッサンは、メディナの中心であるハマム広場にさえ出られれば、迷うことなく簡単にたどり着けます。

シェフシャウエンらしい青い扉がかわいいカーサハッサンの入口

カーサハッサンの前にある道をまっすぐ下っていくと、ハマム広場に出ます。車が入れるので、ハマム広場に近いカーサハッサンは、送迎車を利用する際にも便利です。

まっすぐ下ってハマム広場へ

開けたハマム広場

◆お部屋のご紹介

カーサハッサンのお部屋は、内装がすべて異なりますが、どのお部屋もモロッコらしい雰囲気の内装となっています。私は、1階にあるお部屋に宿泊させていただきました。テレビ、冷暖房完備です。

また、カーサハッサンに限らず、ほとんどのリヤドは、冷蔵庫や湯沸かし器がありません。冷やしたいものがあったり、お湯が欲しかったりする場合は、リヤドのスタッフにお願いする形となります。アットホームでゲストとの距離が近い、リヤドらしい特徴ですね。

お部屋はシンプルですが、カラフルなインテリアでまとめられています

内窓にはきれいなステンドグラス

テレビ、冷暖房完備

宿泊したお部屋は、縦長な造りとなっていて、ベッドの反対側がバスルームとなっています。ステンドグラスがついたアラビアンな扉が、バスルームの入口です。伝統的な建物なため、水まわりはホテルほどは良くありませんが、シャワーの水量や温度調節は問題ありませんでした。アメニティは、最低限ですが揃っています。トイレットペーパーやドライヤーも備え付けられています。

バスルームの入口

シャワーの水量や温度に問題なし

アメニティ

◆パブリックスペースのご紹介

パブリックスペースからも、モロッコらしい雰囲気が感じられます。吹き抜けの中庭は、開放感があり、とても居心地が良かったです。この日はぐずついた天気だったため、本来は天井のない吹き抜けですが、雨対策としてプラスチック板が設置されていました。

リヤドの入口の扉を開けるとすぐレセプションです

リヤドを象徴する中庭の吹き抜け

ロビー横のスペース。インテリアがおしゃれ

外出の際、部屋の鍵を置く棚。鍵の鉄の輪部分が部屋番号の形になっています

ルーフトップテラスもあります。晴れの日は眺めが良さそうです

＊朝食会場

こちらのリヤドは思ったよりも大きく、この日は10名ほどのグループが泊まっており、朝食会場はグループ用にセッティングされていました。朝食は、コンチネンタルブレックファースト。パンの数が豊富で、写真以外にも2、3種類ありました。食後のデザートはフルーツ。モロッコは意外にも、フルーツや野菜の種類が豊富です。