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【ホテルレポート】アナンタラ イースタン マングローブ ホテル&スパ(アラブ首長国連邦・アブダビ/2017年3月視察⑥)

こんにちは。ティースタイルの小泉です。
ここが最後のホテルめぐりとなりました。場所は、首都アブダビにある「アナンタラ イースタン マングローブ ホテル&スパ Eastern Mangroves Hotel & Spa by Anantara」。
その名のとおり、広大なマングローブの森一帯を見渡せるところに建っています。

最上階のバーから一望したマングローブの森とアブダビ中心地が夕暮れにかすむ最高の景色

最上階のバーから一望したマングローブの森とアブダビ中心地が夕暮れにかすむ最高の景色

UAE最大の都市アブダビにある優雅なアナンタラ イースタン マングローブ ホテル&スパは、空港から20分ほどの場所にあります。大きなイースタン・マングローブ自然保護区に位置し、とっておきのマングローブ・ビューが楽しめます。
視察した日はちょうど金曜日で、イスラム教徒のお祈りの日であるため、学校はお休みとのこと。普段は静かなこちらのホテル、この日は子連れでプールサイドが賑わっていました。といっても騒々しさはなく、ちょうと日が沈む美しい景色と海の穏やかな風を受けて、なかなかのロマンティックな雰囲気でした。プールサイドの「サンセットハッピーアワータイム」の看板に惹かれておりました(笑

アブダビとドバイの違いは?
作られた感のドバイではなく、まったくの自生のマングローブの景観。ドバイに比べてのんびり、そして自然と都会の両方を楽しめるユニークさ。安全、親日という点は共通しています。

アブダビ中心地のタワー群とインフィニティープール

アブダビ中心地のタワー群とインフィニティープール

アブダビで良く見かける一連の肖像画。UAE建国の父故シェイク・ザイードを始め、息子の現大統領、ドバイ首長など重鎮の面々

アブダビで良く見かける一連の肖像画。UAE建国の父故シェイク・ザイードを始め、息子の現大統領、ドバイ首長など重鎮の面々

アナンタラ イースタン マングローブ ホテル&スパのシグネチャーレストランであるタイ料理の「パチェイレン」

アナンタラ イースタン マングローブ ホテル&スパのシグネチャーレストランであるタイ料理の「パチェイレン」

ホテル最上階のルーフトップバー「インプレッションズ」

ホテル最上階のルーフトップバー「インプレッションズ」

「インプレッションズ」のラウンジスペース

「インプレッションズ」のラウンジスペース

伝統的なアラブスタイルのアーチの回廊

伝統的なアラブスタイルのアーチの回廊

ほぼ満室状態の中、唯一見せてもらった部屋が「デラックス マングローブ バルコニー」です。
落ち着いた室内のインテリアにさりげなくアラブを、そして日本を感じるものがありました。
UAE全体としてアラブ人はたいへん親日的なんだそうです。また街自体も安全だということで、日本からのお客様は大歓迎されることと思います。

他には、プライベートラウンジのある上層階の「カサラ・エグゼクティブ・バルコニー・ルーム」と「カサラ・マングローブ・スイート」などがあります。

落ち着いたシックなベッドルーム

落ち着いたシックなベッドルーム

バスルーム

バスルーム

これが自慢のマングローブとシティービュー

これが自慢のマングローブとシティービュー

親日派をさりげなくアピールする、折り紙アート

親日派をさりげなくアピールする、折り紙アート

私たちはこの日、野生動物の島シルバニアスアイランドからアブダビ市内に移動し、途中で遅めの軽いランチをハイウェーで取り、午後にこちらのホテル見学、そして唯一の観光、シェイク・ザイード・グランドモスクを訪れました。金曜日ですので16時半まで参拝者のお祈りの時間、一般公開はそれ以降の時間になります。
アナンタラ イースタン マングローブ ホテル&スパから車で5分という近さに、グランドモスクは建っています。
ちょうど夕暮れから夜にかけてが特におすすめです。息をのむような美しいモスクをじっくり堪能することができます。女性はアバヤと呼ばれる民族衣装ですっぽり全身を覆って入ります。(レンタルがあるので大丈夫。私はガイドさんにお借りしました。)
UAE建国の父、故ジェイク・ザイードの長年の夢「イスラム教徒を一つに、世界を一つに」との思いをこめて造られたこの荘厳なモスクは、平和、協調性、融合を表す白を基調に、世界中から集めた大理石、職人によって造られています。床、壁、天井、柱、外観・・とどれをとっても総大理石のエレガントなアラベスク調アートの結集には脱帽です。継ぎ目のない手織りのペルシャ絨毯が果てしなく敷き詰められた床も圧巻です。
このような見事なモスクを無料で公開すること自体、ジェイク・ザイードの寛大さを思いはからずにはいられません。

とても有能なプロフェッショナルのガイドさんに聞きながらじっくり見学することができました。アブダビにお越しの際はぜひおすすめします。

シンメトリーのドームと尖塔。お祈りの時間を知らせるアザーンの鐘がこの尖塔から静かに流れます

シンメトリーのドームと尖塔。お祈りの時間を知らせるアザーンの鐘がこの尖塔から静かに流れます

夜空にも映える黄金と白に輝く総大理石の外観

夜空にも映える黄金と白に輝く総大理石の外観

月がすっぽり収まる一枚、絵になります

月がすっぽり収まる一枚、絵になります

スワロフスキーのシャンデリア

スワロフスキーのシャンデリア

天然カラーの大理石の床。お祈り時の熱を逃がす細工が施されています

天然カラーの大理石の床。お祈り時の熱を逃がす細工が施されています

トルコ産のタイルが壁面一杯に施されています

トルコ産のタイルが壁面一杯に施されています

柱という柱、壁という壁すべてに施されている大理石の花模様;マーバルガーデンと呼ばれます

柱という柱、壁という壁すべてに施されている大理石の花模様;マーバルガーデンと呼ばれます

アラベスク風の模様の壁もすべて大理石

アラベスク風の模様の壁もすべて大理石

長い一日の最後は、帰国便のフライトを待つドバイへ車を走らせ、軽い夕食(夜食!)をいただきました。
ドバイ歴の長いベテランガイドさんたちに「和食」のおすすめレストランをリクエストしたら、たどり着いたのはここ、ラッフルズホテルドバイの最上階にある和食レストラン「友 TOMO」。日本人シェフがいるようです。
風が気持ちいいので、屋外の眺めのいい席を用意していただきました。

日本帰国まで待ちきれない方へ、中東最後のディナーに和食を食べたいならば、こちらはいかがでしょう? ドバイの夜景もバッチリ見られます。
ちなみに全メンバーが頼んだものは、、、お寿司、うどん、かつ丼、カニクリームコロッケ(私)、サッポロビール、といったベタなメニューでした^^ おいしい日本のビールや日本酒の品ぞろえも豊富です。

夜11時過ぎ、というのもありますが、元々落ち着いた雰囲気のラッフルズロビー

夜11時過ぎ、というのもありますが、元々落ち着いた雰囲気のラッフルズロビー

遠くにバージュ・カリファがポッと浮かび上がっています

遠くにバージュ・カリファがポッと浮かび上がっています

奮発した特上! おいしくいただきました

奮発した特上! おいしくいただきました

見た目もそのまま、カニクリームコロッケ

見た目もそのまま、カニクリームコロッケ

最後に

これで本当に旅が終わります。モルディブからアブダビへ。
ティースタイルのお客様にもこのコンビネーションツアーは人気があります。実際に体験してみるとよりワクワクを実感できておもしろいですね。
海と砂漠のリゾートを両方体験し、一層旅を膨らませることができますね。
ドバイの喧騒とはまた違ったアブダビののんびり感をここでは楽しめると思います。本物のマングローブに囲まれた自然とシティービュー、グランドモスクへ5分の好立地、そして落ち着いた居心地の良さなら、このアナンタラ イースタン マングローブ ホテル&スパはおすすめです。

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