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ラグジュアリークルーズ「シルバー・ミューズ」の見学会に参加しました

ティースタイルWEB編集長の山本です。2019年9月26日、東京に寄港中のクルーズ船「シルバー・ミューズ Silver Muse」の見学会に参加してきましたので、船内をじっくりとご案内します！

シルバー・ミューズ。Photo：©Silversea Cruise

最近人気のクルーズでの旅ですが、クルーズ船には「カジュアルクラス」「プレミアムクラス」「ラグジュアリークラス」と大きく3つのカテゴリーがあるのをご存知ですか？
シルバー・ミューズを擁する「シルバーシー・クルーズ Silversea Cruise」は、モナコに本社を置き、現在9隻の船を保有していますが、なんと全船全室海側スイートというラグジュアリークラスのブランドです。
大型船だと2000室を超えることもあるクルーズ船ですが、シルバーシーはあえて4万トンぐらいまでのサイズで客室数を抑え、ゲストに寄り添ったパーソナルなサービスを特徴としています。全室にバトラーが付き、客室の冷蔵庫には毎日お好みのドリンクが補充されるほか、アメニティは3種類から、枕は9種類から選べるなどこまやかなサービスが受けられます。また、オールインクルーシブで食事はもちろん、シャンパンを含むアルコールやドリンク、港湾税やチップ、WiFiの費用も込みとなっています（一部ヴィンテージワインは別料金）。記念日旅行やハネムーンなどの特別な旅にぴったりのクルーズといえるでしょう。

シルバー・ミューズの客室

今回見学したシルバー・ミューズは約4万トン。クルーズ船としては小さい方に入るでしょう。客室280室、最大乗船数596人に対してクルーは411人も配属され、クルーズ中は待ったりすることなく、ストレスを感じずに過ごせるそうです。
客室のカテゴリーは以下の通りです。カテゴリーによるサービスの違いはほぼないそうです。
*オーナーズ・スイート
*グランド・スイート
*ロイヤル・スイート
*シルバー・スイート
*デラックス・ベランダ・スイート
*スーペリア・ベランダ・スイート
*クラシック・ベランダ・スイート

ベランダスイートと名前の付いている客室は、船内でのロケーションが異なるものの、お部屋の造りやサービス等は同一となっています。
今回はデラックスベランダスイート（ベランダも含めて36㎡）を見学させていただきました。

ベッドはダブルでもツインでも対応できるそうなので、乗船前にご希望をお伝えください

ゆったりとソファも置かれています。食事をルームサービスでいただくことも可能です（追加料金はかかりません）

ライティングデスク周りです。電話、ラジオのほか、テレビ、冷蔵庫も備わります

全室にチーク材使用のプライベートベランダが付いています

ウォークインクローゼットもゆとりがあり、収納に困ることはなさそうですね。バスローブ、スリッパもあります

大理石のバスルームには洗面台＆トイレも

アメニティはブルガリのほか、イタリア・シチリアのボディケアブランド「ORTIGIA（オルティージャ）」と低刺激の「sebamed（セバメド）」から選べます

バスタブもあります

バスタブの反対側にはシャワールームも！

シルバー・ミューズのレストラン

船内には8ヶ所のレストランがあります。
デッキ4（4階）に「ラ・ダム」「カイセキ」「アトランティード」「インドシナ」の4ヶ所があります。

一番人気のフレンチレストラン「ラ・ダム」。カバーチャージが別途＄60かかります

レストランは出航日120日前～2日前までWEBで予約できるそうです

ラ・ダムのレストランの中央にはワインセラーが！有料のワインも免税価格のため通常よりリーズナブルだそう

昼は寿司、夜は鉄板焼などが日本料理が楽しめる「カイセキ」。こちらも夜のみカバーチャージが必要です

シーフードやステーキなどのグリル料理を提供する「アトランティード」。朝・昼・夜と予約なしで利用可能　Photo：©Silversea Cruise

アジアンフュージョン料理の「インドシナ」。こちらは夜のみの営業

デッキ7（7階）には「シルバー・ノート」「ラ・テラッツア」の2つのレストランがあります。
寄港中はクローズしていましたが、7階には「カジノ」もあります。船内のお支払はすべてお部屋付けでクレジットカードでお支払いただけますが、カジノだけは現金が必要になります。カジノで遊びたい方は米ドルを現金でご用意くださいね。

「シルバー・ノート」（夜のみ、要予約）はジャズのライブ演奏を聴きながら、タパス（小皿料理）が楽しめます

朝・昼とビュッフェスタイルで食事ができる「ラ・テラッツア」。夜はアラカルトのイタリアンレストランとなります

見学時はお昼だったので、さまざまなお料理が並んでいました

上記6ヶ所のほか、デッキ10（10階）のプールに近い「ザ・グリル」とデッキ11（11階）に位置するピッツェリア「スパッカ・ナポリ」があります。

参考までに見学会のランチでいただいたお料理をご紹介します。

前菜はアンガスビーフのフィレのカルパッチョ。お肉はとっても柔らかでした

ホタテのソテーはストロベリーのソースがアクセントになっていました

メインの魚料理は地中海のシーバスのグリル。トマトやフェンネル、オリーブなどが添えられ、さっぱりとした味わいです

シルバー・ミューズのその他の施設

レセプションがあるのはデッキ5（5階）となります。同じフロアにはツアーコンシェルジュやクルーズコンサルタントのデスクが設置されています。

ステージのある「ヴェネチアン・ラウンジ」（5階）では、ショーや公演、映画などクルーズ中さまざまなイベントが開催されます

同じく5階にある「ドルチェ・ヴィータ」。夕食前やショーの前後にくつろぐことができる空間です

「ドルチェ・ヴィータ」の一角にツアーコンシェルジュのフロントがあります

デッキ6（6階）には美容室、スパ、サウナ、フィットネスセンター、エアロビクススタジオなどがあります。ヘアメイクやスパは別途有料ですが、フィットネスセンターなどは無料で利用できます

各種マシンも充実するフィットネスセンター

スパは要予約。乗船前からも予約を受け付けています

スチームサウナとドライサウナの両方があります

デッキ8（8階）には「ブティック」「カードルーム」「シガーバー」「アーツカフェ」が、デッキ9（9階）には「パノラマラウンジ」があります。

ブティックは寄港中はクローズしていました

カードルームでは、ブリッジを楽しむ時間があるそうです

「アーツカフェ」の店内。その名の通り絵が飾られ、場所ごとに雰囲気が異なるおしゃれな空間

こちらも「アーツカフェ」の店内

「アーツカフェ」は早朝からオープンしており、軽食やアフタヌーンティー、アルコールなど用意されています

9階の「パノラマラウンジ」は船尾側の室内では最上階。大きな窓から船の軌跡がよく見えます

デッキ10（10階）にはプールがあります。デッキ11（11階）の船首側には「オブザベーションライブラリー」というラウンジがあり、水平線のパノラマビューが楽しめる人気の場所です。

プールのほか、ジャグジーもあります。プールを囲むようにデッキチェアが置かれています

11階にはジョギングトラックがあります

ゆったりとくつろげる「オブザベーションライブラリー」

シルバー・ミューズのご案内は以上となります。
日本発着ツアーはこの秋に2本あり、その次は2021年となります。

2021年シルバー・ミューズ「東京発着日本一周クルーズ」

4月5日～4月19日（14泊）

《行程》
4/5(月）東京～ 4/6（火）清水～4/7（水）神戸～ 4/8（木）神戸～ 4/9（金）終日航海～ 4/10（土）広島～ 4/11（日）韓国・麗水～ 4/12（月）終日航海～ 4/13（火）金沢～ 4/14（水）新潟～ 4/15（木）秋田～ 4/16（金）青森～ 4/17（土）函館～ 4/18（日）終日航海～ 4/19（月）東京

4月19日～5月3日（14泊）

《行程》
4/19(月）東京～ 4/20（火）清水～4/21（水）大阪～ 4/22（木）大阪～ 4/23（金）終日航海～ 4/24（土）広島～ 4/25（日）韓国・麗水～ 4/26（月）終日航海～ 4/27（火）金沢～ 4/28（水）新潟～ 4/29（木）酒田～ 4/30（金）青森～ 5/1（土）函館～ 5/2（日）終日航海～ 5/3（月）東京

ご興味がある方はティースタイルまでお問い合わせください。お待ちしております。

（2019.9.30 updated）