【視察レポート】大自然と野生動物の宝庫! カンガルー島観光の完全ガイド(オーストラリア・南オーストラリア州/2026年5月視察③)

こんにちは。ティースタイルのトラベルコンサルタントの関です。2026年5月に、オーストラリアへ視察に行ってまいりました! その際にアデレード周辺と自然豊かなカンガルー島を訪れました。今回はその中から、“野生動物の楽園”とも称される、大自然の魅力が詰まったカンガルー島視察の様子をリアルにレポートいたします。

カンガルー島にある巨大な奇岩群「リマーカブル ロックス」

カンガルー島にある巨大な奇岩群「リマーカブル ロックス」

オーストラリアの豊かな自然をそのまま凝縮した場所、それが“カンガルー島”です。本土から隔離された環境だったからこそ、天敵に脅かされることなく、島固有の動植物たちが奇跡的な調和を保ちながら共生しています。

一歩足を踏み入れれば、野生のアシカが気ままに寝そべるビーチや、ユーカリの木の上で居眠りをするコアラなど、日常では決して味わえない、生命の息吹を肌で感じることができます。

こちらは、島の名前の由来にもなった、まさにアイコニックな存在のカンガルーたちです。カンガルー島は、都会の喧騒から遠く離れ、地球が創り出したそのままの美しさに圧倒される、南オーストラリアの至宝とも言える特別な島です。

こちらは、島の名前の由来にもなった、まさにアイコニックな存在のカンガルーたちです。カンガルー島は、都会の喧騒から遠く離れ、地球が創り出したそのままの美しさに圧倒される、南オーストラリアの至宝とも言える特別な島です。

カンガルー島は、南オーストラリア州の州都アデレードから南西に約110km離れた洋上に位置しています。アデレード市内からカンガルー島へのアクセスは、飛行機を使う「空路」と、バスとフェリーを乗り継ぐ「陸路&海路」の2通りから選べます。

最短かつ快適な移動を求めるなら、毎日定期便が運航している飛行機がおすすめです。アデレード空港から島のキングスコート空港まで、わずか30〜40分で到着するため、島での時間を有意義に使えます。一方、オーストラリアらしいのどかな車窓からの風景や船旅を楽しみたいなら、バスとフェリーの併用が最適です。

バスとフェリーを併用する場合、アデレード市内から高速バスで、美しいフルリオ半島を眺めながら約2時間でケープ ジャービス港へ。そこからフェリーに乗り換え、約45分で島のペネショウ港に到着します。総所要時間は3時間〜3時間半ほどで、レンタカーごと乗船して島へ渡ることも可能です。

このように、いくつかの移動手段があるカンガルー島ですが、今回の視察では「専用車+シーリンク(SeaLink)フェリー」を利用する陸路&海路のルートで島へと向かいました! アデレード市内から、快適な専用車に揺られること約2時間。のどかな牧草地地帯を抜けると、目の前に真っ青な海とケープ ジャービス港のフェリーターミナルが現れます。

フェリーターミナル

フェリーターミナル

出発地となるケープ ジャービス港の待合ロビー。チェックインを済ませ、ここで乗船を待ちます

出発地となるケープ ジャービス港の待合ロビー。チェックインを済ませ、ここで乗船を待ちます

シーリンクの船内はゆったりとしたシートが並び、想像以上の快適空間! 大きな揺れもありませんでした

シーリンクの船内はゆったりとしたシートが並び、想像以上の快適空間! 大きな揺れもありませんでした

船内の売店(カフェ)には、ドリンクだけでなくマフィンやサンドイッチなどの軽食も充実しています

船内の売店(カフェ)には、ドリンクだけでなくマフィンやサンドイッチなどの軽食も充実しています

視察行程の前半は一度も雨に降られませんでしたが、カンガルー島への移動日はあいにくの雨模様。翌日の予報も雨でしたが、今回の視察メンバーは自他ともに認める“晴れ男・晴れ女”の集まり。その言葉通り、なんとこの後の行程は、見事なまでにことごとく晴れ渡ります!

皆さんが自信を持ってお話しされていたので、その場ではあえて言いませんでしたが、かくいう私も実はかなりの晴れ男。メンバー全員の日頃の行い(と、私の秘めたる晴れ男パワー?)のおかげか、結果としてこれ以上ない最高のカンガルー島観光となりました。

こちらの「シールベイ保護公園」は、南オーストラリアで唯一、認定ガイドの案内のもとで野生のアシカの群れの中へと歩いて入っていける、非常に貴重な自然保護区です。砂浜を優雅に歩く姿や、波間をダイナミックに泳ぐ姿など、飼育下では決して見ることのできない、野生本来のリアルな生態を間近で観察することができます。

カンガルー島を訪れるなら絶対にはずせない、ネイチャー体験のハイライトとも言えるスポットです。

認定ガイドの解説を聞きながら、アシカたちが待つビーチへと向かいます

認定ガイドの解説を聞きながら、アシカたちが待つビーチへと向かいます

木の遊歩道を通って、いよいよアシカたちが待つ砂浜へ!

木の遊歩道を通って、いよいよアシカたちが待つ砂浜へ!

シールベイ保護公園では、自然保護の観点から、アシカたちにストレスを与えないよう、認定ガイドさんの先導のもとで一定の距離を保ちながら日常の姿を見学します。基本的にはこちらから近づくことはNGですが、のんびりしているアシカたちのほうから近寄ってくる分には問題ないとのこと!

「運が良ければもっと間近で観察できるかも…」と淡い期待を抱いていましたが、今回はお昼寝に夢中だったようで、「もう少し近くで触れ合いたかったな〜」というのが私の本音です(笑)。 それでも、ありのままのリラックスしたアシカたちの姿に、心から癒やされるひとときとなりました。

白い砂浜の上で、仲良く身を寄せ合ってお昼寝中のアシカたち

白い砂浜の上で、仲良く身を寄せ合ってお昼寝中のアシカたち

波打ち際だけでなく、実はこんな緑の茂みの中もお気に入りの寝床のよう。いたる所でリラックスした姿が見られます

波打ち際だけでなく、実はこんな緑の茂みの中もお気に入りの寝床のよう。いたる所でリラックスした姿が見られます

ビジターセンター内にある、かわいいアシカグッズが並ぶお土産屋さん

ビジターセンター内にある、かわいいアシカグッズが並ぶお土産屋さん

「アドミラルズ アーチ」は、南極海の荒波と風雨が途方もない時間をかけて創り上げた、カンガルー島を代表する巨大な天然の岩石アーチです。

アドミラルズ アーチへ続く遊歩道

アドミラルズ アーチへ続く遊歩道

険しい海岸線に沿って設けられたウッドデッキ。南極海を一望できる絶景の移動ルートです

険しい海岸線に沿って設けられたウッドデッキ。南極海を一望できる絶景の移動ルートです

激しく打ち付ける波に削られた、複雑な岩肌。自然の力強さを肌で感じる景色です

激しく打ち付ける波に削られた、複雑な岩肌。自然の力強さを肌で感じる景色です

迫力満点の洞窟の先には、美しい海が広がり、その足元の岩場には、数多くの野生のオットセイたちが暮らしています。自然が魅せる圧倒的な造形美と、野生動物たちのありのままの営みを一度に体感できる、島内でも絶対にはずせない名所です。

巨大な天然アーチの内部から眺める南極海。その迫力に圧倒されます

巨大な天然アーチの内部から眺める南極海。その迫力に圧倒されます

岩場の草陰で羽を休める野生のオットセイ

岩場の草陰で羽を休める野生のオットセイ

カンガルー島を訪れたら絶対にはずせないもうひとつのハイライトが、巨大な花崗岩のオブジェ群がそびえ立つ「リマーカブル ロック」です。 南極海を見下ろす滑らかな岩盤の上に、まるで誰かが意図して置いたかのような、奇妙な形をした巨岩たちが絶妙なバランスで佇んでいます。

晴れ渡った青空とのコントラストは、まるで1枚の完成された絵画のよう。長い年月をかけて波と風の侵食によって生まれた巨岩たちは、見る角度を変えるたびにまったく違う表情を見せてくれます。

青空に映えるリマーカブル ロック

青空に映えるリマーカブル ロック

年月をかけて削り出された不思議な造形美

年月をかけて削り出された不思議な造形美

数億年という気が遠くなるような歳月をかけ、激しい雨風や波飛沫によって削り出されたその姿は、まさに大自然という名の芸術家が創り上げた最高傑作。圧倒的なスケール感と地球の躍動を五感で堪能できる、唯一無二の絶景スポットです。どこを切り取っても圧倒的に写真映えする、本当に素敵な場所でした!

幾重にも刻まれた巨大な岩のシワ

幾重にも刻まれた巨大な岩のシワ

視察メンバーの晴れパワーもあり、素敵な写真が撮れました!

視察メンバーの晴れパワーもあり、素敵な写真が撮れました!

次に訪れたのは、島内最大級のハチミツ工場「アイランド ビーハイブ」です! 実は、カンガルー島は、1880年代にイタリアから持ち込まれた「リグリアミツバチ」の純血種が、世界で唯一絶やされずに守られている奇跡の島です。

今回は特別に、煙でハチをおとなしくさせるユニークなガイドツアーに参加し、防護ネット越しに、巣箱の中で活発に働くミツバチたちの姿を間近で見学させてもらいました!

燻煙器(くんえんき)を使ってハチをおとなしくさせる、ユニークな体験です

燻煙器(くんえんき)を使ってハチをおとなしくさせる、ユニークな体験です

防護ネットをかぶり、実際の巣箱を開けて見せてくれます

防護ネットをかぶり、実際の巣箱を開けて見せてくれます

びっしりと集まったリグリアミツバチ。島固有の純粋なハチミツがここから生まれます

びっしりと集まったリグリアミツバチ。島固有の純粋なハチミツがここから生まれます

100%純粋な生ハチミツの製造現場を学んだあとは、ショップへ。定番のハチミツの試食はもちろん、天然のミツロウを使った製品など、ここでしか手に入らないプレミアムなお土産選びもたっぷり楽しめる、大満足のスポットです。

ミツロウ(Beeswax)とは、ミツバチ(働きバチ)が体から分泌する天然のワックス(油脂成分)のこと。ミツバチが巣を作る際の材料となる物質で、ハチミツを採集した後に残る巣から精製して作られます。古くから安全な天然素材として、スキンケア、キャンドル、食品のコーティングなど幅広い用途で利用されています。

イエローを基調とした明るいショップ内。豊富なハチミツ製品がずらりと並びます

イエローを基調とした明るいショップ内。豊富なハチミツ製品がずらりと並びます

ハチミツと並んで人気のお土産、天然のミツロウ

ハチミツと並んで人気のお土産、天然のミツロウ

続いて訪れたのは、島内に暮らすたくさんの動物たちと至近距離で触れ合える人気スポット「カンガルーアイランド ワイルドライフパーク」です! ここでは、カンガルーへの餌付けはもちろん、南オーストラリア州で数少ない「コアラの抱っこ体験」ができるのが最大の魅力です。

ケガから保護された動物たちのケアも行っており、パーク内の動物たちは、みんな驚くほど人懐っこく穏やかです。 もふもふのコアラを腕に抱いた瞬間の愛らしさと、手から直接エサを食べてくれるカンガルーたちのかわいさに、終始癒やされっぱなしの感動のひとときとなりました。

パークの入口。1歩中へ入ると、オーストラリアの固有種たちが温かく迎えてくれます

パークの入口。1歩中へ入ると、オーストラリアの固有種たちが温かく迎えてくれます

つぶらな瞳がたまらない! 抱っこさせてもらった、ぬいぐるみのように愛らしいコアラ

つぶらな瞳がたまらない! 抱っこさせてもらった、ぬいぐるみのように愛らしいコアラ

「何かちょうだい?」と、手のひらまでグッと近づいてくる人懐っこいカンガルー

「何かちょうだい?」と、手のひらまでグッと近づいてくる人懐っこいカンガルー

現在、オーストラリアでは、動物保護の観点から規制が厳しくなっており、コアラを抱っこできる州や施設が年々減少しています。許可されている一部の施設でも、まるで“アイドルの握手会”のように、なかなかのハイスピードで次の人に交代させられてしまうケースが少なくありません。

しかし、カンガルー島のこちらのパークでは、コアラにストレスを与えない範囲で、比較的ゆったりと贅沢な時間を過ごさせてくれます。コアラのぬくもりを肌で感じながら、納得のいくこだわりのベストショットを狙いたい方には、本当にいち押しの超おすすめスポットです!

念願のコアラ抱っこ体験!

念願のコアラ抱っこ体験!

エサ袋を見つけると、あっという間にかわいいカンガルーたちに囲まれるうれしいハプニングも!

エサ袋を見つけると、あっという間にかわいいカンガルーたちに囲まれるうれしいハプニングも!

関 啓吾

トラベルコンサルタント 関 啓吾

移動日の雨模様から一転、奇跡的な青空の下で出会ったリマーカブル ロックの絶景や、シールベイのアシカたち、そしてワイルドライフパークでの贅沢なコアラ抱っこ体験――。カンガルー島は、訪れる人の心を一瞬で虜にしてしまう魅力的な島でした!

「日常を離れ、ありのままの地球の美しさに深く感動する旅に出たい」、「時間に追われることなく、野生の動物たちとゆったり触れ合う贅沢を味わいたい」… そんな本物志向のお客様に、自信を持っておすすめしたいデスティネーション(旅行先)です。

ティースタイルでは、お客様のこだわりや好みに合わせたオーダーメイドの旅行をご提案いたします。オーストラリア旅行をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください!


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