オカバンゴデルタ視察ブログ
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【視察レポート】南部アフリカの旅2  ~ボツワナ、オカバンゴ 動物の聖地@&BEYOND Lodges~(2016年1月視察)

皆様こんにちは!ティースタイルの小泉です。
いきなりスケジュールご紹介の順番を変えてスミマセン。
南アフリカに隣接する国ボツワナ。まずはアフリカの自然保護、エコツーリズムにとても熱心なこの国の楽しみ方をご紹介します。

ボツワナ北部のカラハリ砂漠にある、世界最大の内陸デルタです。
毎年乾季に発生する大洪水によって、動物たちの貴重なオアシスとなり、またそこに生活する人々の暮らしを支えている大切な場所です。
今回私たちが訪れたのは雨季の1月、といっても所々乾燥し切った平地を目にすると、人々や動物たちは大丈夫なんだろうかと不安になるのでした。
ボツワナは動物たちのオアシス。この聖地が永久に続いてほしいと願わずにはいられません。

セスナ上空から見た森。キリンの姿も見えました

セスナ上空から見た森。キリンの姿も見えました

絶滅危惧種にある希少なチーターのオアシス

絶滅危惧種にある希少なチーターのオアシス

ここは、絶滅の危機に瀕した大型動物や鳥が生息する場所であり、国は熱心に自然保護に力を入れています。生態系を壊さないエコツーリズムは大歓迎なのです。

ボツワナのカサネ空港にはたくさんの小型飛行機(セスナ)がスタンバイ、それだけ多数のサファリスポットがあるということでしょうか。
注意点が一つ。荷物は20キロまで。スーツケースは積み込めませんので、ソフトバッグに移し替えてくださいね。
私たちはヨハネスブルグ空港の荷物預かりにスーツケースを4泊分預けました。

若い女性操縦士でした

若い女性操縦士でした

ボツワナのカサネ空港から小型飛行機に乗り、ポムポムエアストリップ(滑走路)へ約30分。の予定でしたが、前日の雨で滑りやすくなり閉鎖になったため、別の滑走路へ着陸。
結果、そこからなんと3時間ものゲームサファリでアフリカンマッサージ!(=でこぼこ道を現地の人々は楽しげにこう表現します)体験となりました。
ぬかるんだ道をサファリカーはたくましく進んでいきました。

草むらの中に忽然と別世界が現れました

草むらの中に忽然と別世界が現れました

果てしないブッシュの中を突き進んでいくと忽然と現れる小さな御殿。
それがここ、サラナ オカバンゴデルタキャンプです。9室だけのテント、ゲストに近いアットホームなおもてなし。インパラやゾウがテント付近にやってきますよ。
◎◎こちらのエリアで良く見られる動物は何といってもライオン族。
親子でくつろぐ様子、またオス1頭にメス3頭がはべり、そのうちの1頭がシマウマに仕掛けようとする場面に遭遇!すごく緊張しました。ライオンが現れるや、取り巻きのインパラの群れは激しくアラームコールの大合唱。自然界のドラマを目の前でじっくり見ることができるのが最大の魅力です。

こじんまりとして涼し気なインテリア。ロッジ到着時のウェルカムソングに始まり、お世話してくれるスタッフ一人一人の紹介をしてくれます

こじんまりとして涼し気なインテリア。ロッジ到着時のウェルカムソングに始まり、お世話してくれるスタッフ一人一人の紹介をしてくれます

朝晩の冷え込みにありがたい焚火。早朝ゲームドライブの前にはここで簡単な朝食をいただけます。サファリから戻ったら今度はしっかりした朝食を!

朝晩の冷え込みにありがたい焚火。早朝ゲームドライブの前にはここで簡単な朝食をいただけます。サファリから戻ったら今度はしっかりした朝食を!

3時間かけてロッジに到着後、素早く用意してくれたクィックランチ、その後更なるイブニングドライブ3時間の旅へ!

3時間かけてロッジに到着後、素早く用意してくれたクィックランチ、その後更なるイブニングドライブ3時間の旅へ!

ディナーはいくつかのメニューから選択。ワインも何種類かあり、選べます

ディナーはいくつかのメニューから選択。ワインも何種類かあり、選べます

ハウスキーパーからメッセージ付きで素敵なバスデコレーションとシャンパンのセット

ハウスキーパーからメッセージ付きで素敵なバスデコレーションとシャンパンのセット

まさにテント。暗いうちの早朝と夜は、スタッフが送り迎えしてくれます。夜間は消電します

まさにテント。暗いうちの早朝と夜は、スタッフが送り迎えしてくれます。夜間は消電します

サラナはパーソナルタッチのおもてなし。こちらのドライバーガイドKBさんがテントに送り迎えもしてくれました

サラナはパーソナルタッチのおもてなし。こちらのドライバーガイドKBさんがテントに送り迎えもしてくれました

見送りも全員集まってのグッバイソングで♪

見送りも全員集まってのグッバイソングで♪

ホテル公式HP

こちらのロッジもまた&BEYONDブランドの優雅なロッジです。流線型のウッディな外装と開放感いっぱいのロッジです。敷地にはインパラなどがやってきますし、バブーン(サバンナヒヒ)が時々おやつを狙いに来ますのでご用心を。
最寄りの滑走路はチタベエアストリップ。そこから40分前後で到着です。

今回のアフリカサファリ体験で初めて、野生のチーターに遭遇することができました。しかも2回連続で!

夕方のゲームドライブでキリンの群れに遭遇。卓越したレンジャーが言うには「キリンの様子がいつもと違う」。静かに車を近づけると、なんとキリンの目線の先には・・・

夕方のゲームドライブでキリンの群れに遭遇。
卓越したレンジャーが言うには「キリンの様子がいつもと違う」。
静かに車を近づけると、なんとキリンの目線の先には・・・

草むらに埋もれているチーターが!こんなに接近しても、あどけない顔で寝転がっています

草むらに埋もれているチーターが!
こんなに接近しても、あどけない顔で寝転がっています

キリンの一行が離れると、もうゴロゴロと草むらに体をこすりつけてのんびりしています

キリンの一行が離れると、もうゴロゴロと草むらに体をこすりつけてのんびりしています

こちらは翌朝のゲームドライブで遭遇したチーター。昨日のとは別らしいですレパードとの違いわかりますか?そう、木登り上手はレパートですが、世界最速といわれるチーターは登れないので木の根元にいます。口のまわりの黒いラインもチーターを見分ける特徴です

こちらは翌朝のゲームドライブで遭遇したチーター。昨日のとは別らしいです
レパードとの違いわかりますか?そう、木登り上手はレパートですが、世界最速といわれるチーターは登れないので木の根元にいます。口のまわりの黒いラインもチーターを見分ける特徴です

レンジャーによると、お腹のへこみ具合からこのチーターは空腹だろうとのこと日向ぼっこを楽しんでいる様子です

レンジャーによると、お腹のへこみ具合からこのチーターは空腹だろうとのこと
日向ぼっこを楽しんでいる様子です

ウロウロとお気に入りの場所を徘徊しています

ウロウロとお気に入りの場所を徘徊しています

部屋数は12。こちらでも早朝と夜は各部屋までスタッフが送り迎えをしてくれます。暗い時間帯は見えづらく、そして近くに動物がいたりしますので、ゲストのガード役が大抵のロッジには用意されています。
◎◎サンディベのエリアで特筆すべきことは、生息数が減っているチーターに会えること。
どうしたらこんなに広大な草むらや平原で、ただ一匹のチーターを探し当てることができるのか・・?
レンジャーの飛び抜けた洞察力と鋭い感覚にはただもう、驚くばかりです。

広々としたテラスとプランジプール。朝暗いうち、網戸にしておいた窓からいろんな動物、鳥たちの声が飛び交います

広々としたテラスとプランジプール。朝暗いうち、網戸にしておいた窓からいろんな動物、鳥たちの声が飛び交います

ロッジの室内も流線型で柔らかい雰囲気

ロッジの室内も流線型で柔らかい雰囲気

ランチのスターターだけでも充分な食べ応え

ランチのスターターだけでも充分な食べ応え

イブニングサファリ前にお腹の余裕があったらアフタヌーンティー

イブニングサファリ前にお腹の余裕があったらアフタヌーンティー

サファリから戻るとすっかり暗く。今夜は火を囲むボマディナー

サファリから戻るとすっかり暗く。今夜は火を囲むボマディナー

サンセットタイムの休憩、サンダウナーで乾杯

サンセットタイムの休憩、サンダウナーで乾杯

ノリノリで歓迎&送迎ソング

ノリノリで歓迎&送迎ソング

ちなみにこちらは木登り名人のレパードの方です

ちなみにこちらは木登り名人のレパードの方です

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