サンタクルス島 Isla Santa Cruz(エクアドル・ガラパゴス諸島)

ガラパゴス諸島で最大の人口を抱え、2番目の大きさを誇るサンタクルス島。ガラパゴス諸島で2つしかない空港のひとつが、この島の北にあるバルトラ島にあり、ガラパゴス諸島観光の玄関口となっています。サンタクルス島を観光の拠点として大小さまざまな島からなるガラパゴス諸島を思う存分楽しみましょう!

ガラパゴス諸島を巡るツアーは、基本的にクルージングで数種類の島を巡るツアーか、サンタクルス島のように大きな島を拠点として日帰りで島を訪れるアイランドホッピングで観光します。

島の最南端に位置するガラパゴス諸島最大の町です。アカデミー湾沿岸をチャールズ・ダーウィン通りが走り、ここにホテルやレストラン、ツアー会社などが集まっています。観光の拠点として多くの観光客が訪れます。町なかでもアシカやウミイグアナを見られます。

チャールズ・ダーウィン財団が創立した研究所では、ゾウガメをはじめ、ガラパゴス諸島に特有の稀少生物たちの飼育、繁殖を行っています。世界各国から生物学の研究者が集まり、生態系の解明、保全、エコツーリズムの啓発が行われており、無料で見学することができます。ガラパゴス諸島に訪れたら、ぜひ一度訪れてみてください。
実はゾウガメと一口に言っても、さまざまな種類があり、各島にいるゾウガメはそれぞれの異なる種類のゾウガメです。それらを種類別に保護し、違いがわかるように棲み分けをしています。ピンタ島最後のゾウガメ「ロンサム・ジョージ」を保護していたことが知られてますが、2012年ジョージの死によりピンタゾウガメは絶滅となりました。
また、研究所内にはガラパゴス諸島の固有植物も植えられており、ゾウガメをはじめ、リクイグアナ、フィンチとともに、スモール・ガラパゴス・ワールドを感じることのできる造りになっています。

プエルト・アヨラの町から歩いて行けるトルトゥーガ・ベイは、約1kmにわたって伸びる砂浜。真っ白なパウダーサンドビーチと打ち寄せるエメラルドグリーンの波に思わずため息をついてしまうほど美しい景色が広がっています。
砂浜の先の岩場やマングローブの森にはウミイグアナの営巣地があり、種類豊富な海鳥も生息しています。

サンタクルス島の高地にある唯一野生のゾウガメが見れる自然保護区です。町から離れた場所にある広大な自然公園で、トレッキングをしながら楽しみます。大きなものだと体長1mを超えるゾウガメに遭遇できるかもしれません。
チャールズダーウィン研究所でもゾウガメを見ることができますが、あくまでも保護されたゾウガメですので、野生のゾウガメを見たい方はぜひエル・チャトまで足を運んでみてください。

ティースタイルのスタッフが視察した現地情報をお届けします!

【視察レポート】ガラパゴス諸島、旅行前に知っておきたいポイント(エクアドル/2018年3月視察)

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