◆お部屋のご紹介
◆レストランのご紹介

こんにちは！ トラベルコンサルタントの関です。2025年3月、豊かな自然と歴史に彩られたブルゴーニュ＝フランシュ＝コンテ地域圏とオーヴェルニュ＝ローヌ＝アルプ地域圏を訪れました。今回は、ブルゴーニュワインの都ボーヌから30kmに位置する、ルレ エ シャトー加盟のラグジュアリーホテル「ドメーヌ ド リムスカ＆スパ Domaine de Rymska & Spa」をご紹介いたします。

※地域圏（région）とは、日本の「都道府県」に近い行政区分のひとつで、フランス全土を13の地域圏と5つの海外地域圏に分けています。
※ルレ エ シャトーとは、世界各地の580のユニークなホテルとレストランが加盟しており、厳正な審査を通過した施設のみが加盟を認められています。

◆お部屋のご紹介

＊エルメスカ ベッドルーム

「エルメスカ ベッドルーム」は、約50㎡の広々とした客室です。天井が高く、木の梁が美しく見える開放感のある空間には、キングサイズベッド、デスク、シーティングエリア、テレビを備えています。お部屋からは、静かな池の景色をお楽しみいただけます。

バスルームには、ブルゴーニュ産の石材を使ったイタリアンシャワーが設置されています。洗面スペースの後ろは、クロークスペースになっております。シャワーブースに隣接しており、利便性が良いです。

実際に滞在してみて、まるで別荘にいるような居心地の良さを感じました。静かで、肩肘張らずにくつろげる、そんなお部屋でした。

◆レストランのご紹介

＊ラ ターブル ド リムスカ

ホテルのメインダイニングである「ラ ターブル ド リムスカ（La Table de Rymska）」は、地元の恵みを贅沢に活かした美食体験が楽しめる特別な1軒です。レストランでは、“農園からひと皿へ（De la ferme à l’assiette）”をコンセプトに、自家農園や近隣の信頼ある生産者から届く新鮮な素材を使い、シェフのジェレミー ミュラー氏が、季節感あふれるモダンフレンチに仕上げております。

ブルゴーニュ石造りの空間に木の梁が映える、温かな雰囲気のダイニングは、ゆったりとした時間が流れ、晴れた日にはテラス席から自然を眺めながら食事を楽しむこともできます。ワインリストも豊富で、ソムリエによる的確なペアリング提案により、料理とのマリアージュを存分にご堪能いただけます。

ミシュランやゴ・エ・ミヨ（※）でも高評価を受けるこのレストランは、ブルゴーニュ滞在中に訪れる価値のある、特別なひとときを過ごせる場所です。素材の滋味と技術が融合したひと皿ひと皿が、記憶に残る味わいとなって心を満たしてくれます。

（※）ゴ・エ・ミヨとは、ミシュランと並ぶ強い影響力を持つフランス発祥のレストランガイドです。

朝食は、ビュッフェ形式となっております。品数は決して多くはありませんが、どのお料理も上質でクオリティが高く、特に焼きたてのパン オ ショコラは、とてもおいしく印象に残りました。

夕食時には、美しく計算されたライティングによって、レストラン全体が温かく落ち着いた光に包まれ、非常にムードのある雰囲気が生まれます。昼間とはまた違った、ロマンティックで洗練された空間の中で、ゆったりとお食事の時間を楽しむことができ、特別なひとときを過ごすのにぴったりです。

どの料理も、見た目の美しさが際立っており、ひと皿ごとに繊細な盛り付けが目を楽しませてくれました。味わいも抜群で、素材の持ち味がしっかりと引き出されているのを感じました。シェフの技術の高さとこだわりがひしひしと伝わってきて、まさに五感で楽しむことができる素晴らしい食体験でした。