

LUANG PRABANG REVIEWルアンパバーン お客様の声
【お客様の声】アマン巡礼の旅でアマンタカに3泊! ベトナム&ラオス周遊6日間
●ご旅行先:ベトナム&ラオス
*ハノイ・ルアンパバーン周遊
(2024年10月24日出発)香川県 U様ご夫妻
10年前に初めてのアマンを経験してから、「年一回のアマン巡礼」を自分に課していましたが、コロナ禍のため海外旅行を断念すること苦節4年。それでも逆境に負けることなく、ティースタイルの野口(恵莉菜)さんにお願いして、三重県のアマネム、アマン京都への巡礼を強行しました。
「今年は絶対に海外のアマンを巡礼するぞ」と決意も固く、バケットリストから取り出したのは「ラオス」。『ラオスにいったい何があるというんですか?』という村上春樹先生の著書で有名なルアンパバーン、アマンタカです。今年のアマン巡礼は、ここに決定!

ラオスのルアンパバーンで宿泊した「アマンタカ」
●こだわりポイント
◆絶対に海外のアマン(世界屈指の隠れ家ラグジュアリーリゾート)を巡礼するぞ!
◆絶対に海外でエルパト(高級ブランドで知られるエルメスのブティック巡り)をするぞ!
◆絶対にメコン川クルーズをするぞ!

ラオス・ルアンパバーンにあるアマンタカ。早朝のプール

アマンタカ3日目にはトゥクトゥクに乗って世界遺産観光へ!

今回の旅のメインイベント、メコン川クルーズも体験!
●旅のご感想
■出発前から感じたアマンのおもてなし
実は、旅行出発前に驚くことが! アマンタカからwish listの確認メールがありました。初めてのことです。「今回の旅を良いものにするお手伝いをさせてください」という気遣いが感じられました。
*ベトナム(ハノイ)
■日本からハノイへ
今回の旅は、ベトナム・ハノイで1泊、その後、ラオス・ルアンパバーンのアマンタカで3泊の行程です。
まずハノイへ飛ぶ前に、関空で一仕事します。出国エリアでエルパトです。一度に一組しか入店できないので辛抱強く列に並びます。外国の方が「フライト時間が迫っているので直ぐに入店させて」とごねますが、スタッフが毅然と英語で列に並ぶように説明します。カッコいいですね。
ハノイ旅行の起点となるノイバイ空港までは、ベトナム航空を利用しました。機内ではボーっとモニター見たり、ご飯を食べたり、ベトナムコーヒーを飲んだり、お昼寝をしていると…あっという間に到着です。

利用したベトナム航空の機内

機内食

ベトナムコーヒー
■ハノイに到着!
あっという間に、ハノイに到着しました。空港ではしっかりと待ち合わせ場所にドライバーが迎えに来ています。乗車場はすごいことになっています! 数センチの間隔で無秩序に車が並び、その隙間を縫うように運転していました!
■ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイに宿泊
ハノイでの宿は「ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ」です。

植物園の温室みたいな雰囲気のソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ。5つ星ホテルとして名高いホテルですが、なんとエルメス・ハノイ店と住所が同じなのです。ということはホテル内にブティックがあるのです。他のホテルという選択の余地はありません。
チェックインは日本に留学していた現地の若い女性が担当してくれました。日本語が通じないホテルだと聞いていたので、嬉しいサプライズでした。

レセプションは赤い色調と白い色調の両方ありました

ホテル内は良い感じのクラッシク感が漂っています

ホテル内の通路は意外とアヴァンギャルド?
■お部屋について
お部屋は「オペラウィング プレミアムツイン」です。ヨーロピアンな落ち着いた装い。そして水回りは…? 結構、ド派手でした。

デスクスペース

ベッドルーム

派手なバスルーム

バスタブがありました
■今回の決戦の地、エルメス ハノイ!!
ほとんど休憩も取らずに、エルパト開始です! エルメス ハノイで、家内は臆せず果敢にスタッフと交渉します(以下写真:エルメス・ハノイ店)。長い戦いになりそうです。要約すれば、これだけ買えばバーキン出るよということで、あまりにもの金額の大きさに動悸が止まらなかったのですが、そのうち感覚が麻痺して他人事の別世界の話になってきました。

結局、いざ決済という時点で私のクレジットの限度額では無理だと判明、先方は直ぐに銀行に電話してくれとのことですが、時差の都合で日本の銀行は営業終了。どうにもならぬ思わぬ幕切れでした。
私としてはほっとする結果となりましたが、相手は労力に見合わぬ結果に落胆が隠せない模様。ごめんなさいでした。
■ホテル内の有名なフレンチレストランでディナー
夕食はホテル内の、これまたハノイでは名高いフレンチレストラン「Le Beaulieu」でいただきます。たまたま“Gastronomic Week”という企画として鴨料理で有名なパリの老舗グランメゾン「La Tour d‘Argent」からエグゼクティブシェフのYannick Franques氏、ディレクターのStéphane Trapier氏が数名のスタッフと共に渡越されていて、本場の味を楽しめただけではなく料理という枠を超えた貴重な体験をさせていただきました。世界最高峰のフレンチでお腹がいっぱい、贅沢な夜でした!

お皿には創業時と思しきホテルの絵柄

燕尾服姿は本場のカッコよさよ

世界最高峰のフレンチをいただきました
■2日目スタート。まずはホテルで朝食を!
起床後、ホテル内の「Spice Garden」で、かなり美味しいビュッフェスタイルの朝食をいただきました。

ビュッフェスタイルの朝食

いただいた朝食
ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイは、美味しい食事に歴史の重みを感じさせる館内、整えられた部屋、ハノイに来ることがあればまた利用することになりそうです。
■アマンタカのあるラオスの古都ルアンパバーンへ
定刻通りのお迎えに乗り込み、ノイバイ空港に到着。その後、ベトナム航空でルアンパバーンへ飛び立ちます。1時間余りでルアンパバーン国際空港へ到着。いつもの事ながらアマンのスタッフに会うとほっとします。あっという間に、「アマンタカ」に到着。明るいうちにアマンに到着できるのはありがたいです。

エキゾチックなルアンパバーン国際空港

アマンタカ。お約束のシンメトリー(左右対称のデザイン)
■お部屋について
お部屋は「スイート」です。

スイートのお部屋

バックヤードっていうのかな?

お風呂への道
■アマンタカでの最初のディナー
部屋で休憩をした後は、夕食です。プールサイドのテーブルへ案内され、現地の舞踊を見ながら食事をいただきます。辛いの苦手で洋食(?)をリクエストしました。海外ではいつもアルコールは口にしないのですが、折角ラオスに来たのだからねと、Beer Lao(ラオスビール)もいただきました。そんなこんなで、アマンタカの夜は更けていく…。

夜のアマンタカはなんとドラマチックな…

舞踊は三部構成

夕食
■アマンタカ2日目スタート! 早朝のクアンシーの滝へハイキングと朝食
今日のハイライトは、早朝のクアンシーの滝へハイキングと朝食です。車で1時間ほど走り、到着です。

アマンタカの車で出発! ワクワク、ドキドキ

一番乗りで到着! 滝への入り口です

襲い掛かりそうなクマのモニュメント(?)が両側からお出迎え
滝がある箇所は六つだそうです。スタッフは結構早足でおいて行かれそうになりますが、幾つもある滝を見る度にはしゃぎながら写メを撮りまくります。

二つ目の滝かな?

五つ目の滝かな?

お口直しに菩提樹をどうぞ
六つ目の滝を見た後は、その目の前で朝食です!

ラスボス感満載の六つ目の滝

ラスボスの前でブレックファスト(朝食)

美味しいけど観光客の視線が…
ここで一つアドバイスを。写メを撮るのも良いですが程々にしてついていった方が良いですよ。どうしてかって?そのうち他の観光客も来るので、多くはないとはいえ異国の地で見知らぬ人の視線を集めながら食事をするという少々居心地の悪い思いをする羽目になりますよ。
■アマンタカに帰ってフォトタイム
アマンタカに帰って、気合を入れてアマンタカの撮影をしていきます!

アマンタカを散策しながらフォト撮影

わがお部屋の前でもパシャリ!

渾身の一枚。ここでみんな撮るよね
休憩後、街の方へ歩いてみました。8度目のアマンになりますが、海外で街まで気軽に歩いていけるのは初めてでした。
■アマンでは欠かせないエステ&プールサイドでの夕食
夕食はエステとスパの後です。アマンでエステは欠かせません! 終了後、夕食です。レストランの方は団体客が予約されているので、今日もプールサイドで食事です。

なんと、スタイリッシュなスパよ

アマンでエステは欠かせぬ

夕食。ラオスでBeer Laoは常識
■アマンタカ3日目スタート! 早朝から托鉢見学
今日は早朝から托鉢(たくはつ)見学。托鉢見学に関わらず、時差と年齢のせいで目覚めは早いです。この時間を利用して、恒例の夜明け前のアマン撮影を始めます。その後、托鉢の見学へ向かいます。托鉢の現場は結構にぎやかでした。貴重な観光資源となっているようにも感じましたが、僧侶の方にとって不快なものになっていなければよいのですが…。

夜明け前のアマンタカ

大分明るくなりました

托鉢見学
■トゥクトゥクに乗って世界遺産見学へ
朝食後は待望のトゥクトゥクで、世界遺産の見学です。

ワット マイ スワンナプーマハム

ホー パバーン(Haw Pha Ban)

ラオスで最も美しいと言われるワット シェントーン
10月末でも日本の夏と同じくらいの気温。熱中症対策で今日の世界遺産はここまで。
■メインイベントのメコン川サンセットクルーズへ
夕方からは今回の旅行のメインイベントといってもよい、メコン川のサンセットクルーズです。

乗船前に転びそう…

運転席

後ろはちょっとしたバー

まだ明るいね

悠久の大河に陽が沈み…

その美しさは一枚の絵画のごとく
■ナイトマーケットに立ち寄り後、アマンタカへ戻ると…
クルーズ後、ナイトマーケットで降ろしてもらいます。活気があり賑やかです。その後、アマンタカに戻ると…、部屋では結婚30周年だということでベッドとバスデコレーションがされていました。

賑やかなナイトマーケット。若さが羨ましいね

新婚時代を思い出すか?

というよりはやっぱり恥ずかしい
■アマンタカで最後の夕食
アマンタカでの最後の夕食は、王級料理とお祝いのケーキをいただきました。

奥が王級料理の特別な一品。手前のお皿は食べかけなので割愛

デザート別腹♪♪
托鉢に、世界遺産に、サンセットクルーズと30周年のお祝いで、盛りだくさんの一日でした!
■アマンタカ4日目(最終日)。名残惜しむように帰国の途へ
毎度のことながら“帰りたくない病”を発症する最終日…。名残を惜しむように、トゥクトゥクで街に繰り出したり、冷たいけど頑張ってホテルのプールに入ったりしました。そして、アフタヌーンティーを頂いて帰り支度。帰りはハノイ経由関空行きで帰国しました。
帰りの空港でハノイ到着以降初めて日本人の方にお会いしました。ルアンパバーンから日本へ若い人が勉強に来られるよう支援されている方たちでしたが、「うちの子が日本からラオスに帰国して、今はアマンタカで働いている。子供たちを誇りに思っている」と話されていました。ルアンパバーンの人たちはそんな気持ちにさせてくれる人たちなのですよ。

プールにも入りました!

ディスカウントにも挑戦!
■8度目の巡礼地、アマンタカは…
実は私には急ぐべき理由があったのです。中国からラオスへの鉄道建設が始まっていて、開通後は静かでひなびた世界遺産の街が一変するであろうと…。結果的には2021年12月に開通し、本来のルアンパバーンは過去のものになっていました。大勢の人が規模の小さな世界遺産の街を埋め尽くし、アマンタカのレストランも団体客により貸し切りになってしまうという事実。いろいろな意味で間に合わなかったのです。
しかし、街は変わってもルアンパバーンの人たちは変わらないのだと思います。アマンタカのスタッフは本当に接していて温かみのある良い人達でした。人という点では最も心に残るアマン。
帰り際にスタッフに「今まで訪ねた中では最高のアマンだった」と伝えると、「また、近いうちに戻って来てください」と返事が。何も答えられない私を見て察したように、「他にもアマンはあるからね」と。辛い状況でしたが、そうなのです、僕にはまだまだ行かなければならない巡礼地がたくさん残っているのです。ごめんなさい。
もう来ることは叶わないかもしれないけれど、この素晴らしさは絶対日本に帰ったら皆に伝えるからね。

名残惜しい…

アマンタカのスタッフ

さらば、アマンタカ
●スケジュール
*アマン巡礼の旅でアマンタカに3泊! ベトナム&ラオス周遊6日間<ベトナム航空利用・関西発着>
・以下フライトスケジュールやツアーの内容は、ご旅行出発時点のものとなります。当日の天候や交通状況、現地事情、その他の理由により行程など変更になっている場合がございます
・食事:特に記載のない限り、〇の場合の食事場所は宿泊ホテルです
日程 | 内容 | 滞在地 / ホテル |
---|---|---|
1日目 |
★空路にて1カ国目「ベトナム」へ。首都ハノイに到着! |
ハノイ / ソフィテル レジェンド メトロポール ハノイ(オペラウィング プレミアムツイン 計1泊) |
2日目 |
★空路にて2カ国目「ラオス」へ。古都ルアンパバーンに到着! |
ルアンパバーン / アマンタカ(スイート 計3泊) |
3日目 |
★クアンシーの滝ツアーへ。その後、アマンでのリゾートステイを満喫! |
|
4日目 |
★引き続き、優雅なリゾートステイを満喫! 夕方にはメコン川クルーズへ |
同上 |
5日目 |
★アマンタカ最終日。空路にて帰国の途へ |
空港 / トランジット |
6日目 |
★日本到着! お疲れ様でした |
●ティースタイルより

トラベルコンサルタント 野口 恵莉菜
U様
とっても臨場感のあるご旅行記をありがとうございます!! 生き生きとした文章に引き込まれ、綺麗なお写真と相まってお二人のご旅行の様子が目に浮かぶようで、すごく楽しく拝読させていただきました♪
エルパトでは、あと一歩のところでまさかの…!だったのですね。今後のご旅行のお楽しみがまた増えたという形でしょうか。時代や情勢によって移り変わる国や街の雰囲気など、実際に足を運ばれてのお話をお伺いしないと知らないことが沢山あり、学ばせていただきました。
すでにたくさんのアマンに足を運ばれているU様が、これまでで最も心に残るアマンとおっしゃるアマンタカ、きっとスタッフの心からの笑顔にあふれているのでしょうね…! 私もいつか足を運んでみたいと強く思いました。
次回のご旅行はトルコですね!! また素敵なご感想をお伺いできるのを心から楽しみにしております(^ ^) 今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
トラベルコンサルタント 野口 恵莉菜のご紹介
2025.10.07 updated