ビスカヤ橋 Vizcaya Bridge(スペイン・ビルバオ郊外)

ビルバオ郊外、ネルビオン川に架かる全長164mの「ビスカヤ橋 Vizcaya Bridge」。川を挟んで位置するポルトゥガレテ地区とゲチョ地区を結ぶ、世界最古の運搬橋です。

エッフェルの弟子で、ビルバオ出身の建築家のアルベルト・パラシオによって設計され、1893年に完成しました。橋は2本の鉄塔から延びるケーブルで支えられていますが、当時としては軽量鉄ケーブルを使った構造が画期的で、2006年には世界文化遺産にも登録されました。

橋桁は海上交通の妨げにならないよう水面から約45mの高さに設置されています。橋桁の上を歩くこともできますが、橋桁からワイヤーで吊り下げられたゴンドラが人や車を載せて渡ります。1度に6台の車と約300人の人を運べるゴンドラは、164mの距離を2分弱かけて移動。ゴンドラは24時間運行で、現在も人々の暮らしに欠かせない存在です。

営業時間:ゴンドラは24時間、橋桁の通行は10:00~19:00(夏期は~20:00)
料金:ゴンドラ€0.45、橋桁スタンダードチケット€9、音声ガイド付€10.5
(※2021年5月現在、営業時間や料金は変更になる場合もございますので、ご利用前にご自身でご確認ください。)

ビスカヤ橋 公式HP

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※写真はイメージです。