◆ダンブッラ石窟寺院
■ホテル「アマヤ レイク」
◆シギリヤロック
◆ゾウの孤児院

トラベルコンサルタントの河原です。インド洋に浮かぶ世界遺産の宝庫・スリランカを視察してまいりました。今回は、絶対に外せないスリランカの観光スポット3選と観光の途中で宿泊したホテルについてご案内いたします！

◆ダンブッラ石窟寺院

コロンボ空港からランチストップを含め、陸路で約4時間。最初に訪れたのは、世界遺産に登録されるダンブッラの「石窟寺院（黄金寺院）」です。正面には博物館の上に黄金の仏像が座っています。圧倒的なその存在感にまず驚かされます。

そして緑に覆われた長い階段を登って行くと、野生のお猿さんたちが応援？歓迎？ではなく、餌を求めて？たくさん出現します。ただ、危険を感じることはありませんでした。

頂上にあがると靴を預けて入場券を渡していざ石窟寺院へ（靴を預けるのは有料、土足厳禁なので注意）。入場門を抜けると、コロニアル調の白い建物が岩山に食い込むように建てられている光景が目に飛び込んで来ます。そして、見上げるとその不思議な景色に圧倒されます。

石窟寺院は第1石窟から第5石窟まであり、多数の仏像が安置され、壁から天井にはそれは見事な壁画が描かれていて度肝を抜かれます！

見事な彫刻と豊富な色使いは、とても1,000年ほど前に完成していた石窟寺院というのが信じられないほどです。そして、1体1体の仏像や壁画に描かれる表情や仕草などにも個性が感じられるのです。本当に見事としか言いようがありません。

第1から第5までの石窟を結ぶ回廊もステキな空間です。午前中から夕方までは毎日多くの観光客が訪れるため、写真を撮るのもままならないそうですが、閉館前の夕方はかなり空いているので、写真も撮りやすく狙い目だそうです。天気が良ければ高台からのキレイな夕日が見られたりおすすめです。

■ホテル「アマヤ レイク」

本日宿泊するホテルは「アマヤ レイク Amaya Lake」です。簡単にですが、ご紹介しますね。

お部屋は1棟独立型のコテージタイプ。室内は都会のデラックスホテルさながらのシックな雰囲気でした。

◆シギリヤロック

翌朝、早めに食事を済ませて7時30分にホテルを出発して、世界遺産の「シギリヤロック」へ。朝8時開園のシギリヤは、既に世界中からの多くの観光客でにぎわっていました。エントランスを抜け少し公園内を歩くと、出ました！ シギリヤロック！！ 素晴らしい！！！

高さ370ｍのシギリヤ頂上（岩そのものの高さ200ｍ）に向けて参道を進むと、3つの階段エリアが現れます。1つ目は「岩の階段」。巨大な岩の門を抜けて１段1段を上がります。次に現れるのが「螺旋（らせん）階段」です。

高所恐怖症の方でも安心の鉄格子で覆われた螺旋階段を上がり切ると、かの有名な壁画「シギリヤレディ」が見られます。螺旋階段を引き返してさらに進むと、ライオン広場に到着です。この周辺にはまたもやお猿さんが多く見られます。

そして最後3つ目の「ライオンの階段」は、3つの中で最もキツイ階段ですが、ここをクリアすればシギリヤロックの頂上です。

頂上に到着すると、マチュピチュにも劣らぬ岩の上の都市要塞の光景に驚かされます。見事に区画され、貯水技術も素晴らしい遺跡がキレイに残されています。そして、そのすべてが王様のために配慮された造りになっており、その権力の偉大さがひしひしと伝わってきます。

シギリヤロックへも世界中から観光客が絶えることなく押し寄せており、平均すると１日あたり3,000人以上がこの階段を登るそうなので、とにかく朝一番の訪問がよいのだそうです。

◆ゾウの孤児院

最後に向かったのはキャンディ郊外のピンナワラにある「ゾウの孤児院」です。途中、その観光拠点駅となる「ランブッカナ」の町に少しだけ立寄り、スリランカの町の様子を伺いました。

ゾウの孤児院に到着しました。チケット売場の横に本日のプログラムが掲示されています。どうやら約1時間後にゾウのパレードがあるようなので、まずはお土産屋さんが並ぶメインストリートを抜けてレストランへ向かいました。実はこの通りを毎日ゾウさんたちも行き来しています。

昼食はゾウの水浴びを眼下に見下ろす抜群のロケーションでのバイキングです！ 暑いスリランカなので、ゾウさんたちにとってもこの時間は至福のひとときのようですね。

ランチを終えて一足先にゾウの孤児院へ戻り、しばらくすると先ほど水浴びをしていたゾウの群れがパレードしながら孤児院へと戻って来ました。大きな体にも関わらず、とってもキュートな後ろ姿が印象的でした。

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