Kandy REPORTキャンディ視察ブログ

【視察レポート】スリランカの世界遺産を巡る遺跡観光（2017年9月視察③）

スリランカの視察に行ってまいりました、コンサルタントの藤原です。
スリランカといえば、文化遺産6カ所と自然遺産2カ所の計8カ所が世界遺産として登録されています。（2017年9月時点）
今回は、世界遺産の「仏歯寺」「ダンブッラ黄金寺院」「ポロンナルワ遺跡」＆別日程で「シギリヤロック」を巡りましたので、みなさまにご紹介したいと思います。

仏歯寺（ぶっしじ）

1700年前、インドからスリランカにブッダの歯が持ってこられ、安置されてきたスリランカ。ここ仏歯寺は仏歯を祀るために建てられたもので、スリランカでは“最も大切なお寺”といわれています。仏歯寺はキャンディ地方に位置します。スリランカのお寺に入るときは服装にご注意ください。タンクトップやノースリーブ、ミニスカートはNGでショールがあれば大丈夫です。

白くそびえたつ仏歯寺が見えてきます

お寺の中に入る前に履き物を脱ぎ、裸足で入ります。

こちらのカウンターで靴を預けます

至る所にこのような形のムーンストーンがあります

中の祭壇にお供えするお花が100ルピー（約180円）で買うことができます

入ってすぐにある通路の天井を見上げると、壁画が。
両脇に描かれているのは実際に8月ごろに行われる「ペラヘラ」というお祭りの様子です。雨が降るようお願いをするパレードの様子が描かれています。

入ってすぐの壁画

仏歯寺の中で最も古い本堂

2階に上がると、多くの方が参拝をしている、祭壇があります。この場所に仏歯がおさめられています。
1日3回のプージャ（お祈り）の時に扉が開かれるのでタイミングが良ければ、仏歯が入った仏舎利（金色の入れ物）を見ることができるかもしれません。

仏舎利が祀られています

仏教や仏歯寺の歴史がこのお部屋に展示された絵巻で見ることができます

キャンディのマーケット

仏歯寺の近くの街並みを簡単にご案内します。

国花の蓮の花が売られています

乗り物のトゥクトゥク

たくさんの果物が陳列されています

果物や野菜、魚が売られています

市場の様子です

馬に乗った警察官。ステキです♪

ダンブッラ黄金寺院

続いての遺跡巡りは、ダンブッラにある文化遺産の「ダンブッラ黄金寺院（石窟寺院）」です。
350段の階段をのぼります。かなりいい運動です。履きなれた動きやすい靴、露出を控えた服装もしくはショールをお持ちいただくことをおすすめいたします。

駐車場から頂上までは15分くらいです

頂上からの眺め

こちらの見学も靴を預けて裸足で中に入ります

有名な横たわる仏像・涅槃像です

仏像は、足の指が少しずれているのが死んでいる仏像（涅槃像）、足の指がそろっているのが寝ている仏像を表しているそうです

5つの石窟の中に置かれた、さまざまな仏像や壁画を見学できます。世界遺産のため、こういった仏像を背景にして自身が写真に写ることは禁止されています

外に出てみるとこんなにステキな眺めに出会えます

ポロンナルワ遺跡

ダンブッラから車で1時間30分ほど移動したポロンナルワにある「ポロンナルワ遺跡」。10世紀から12世紀までの約300年の間、シンハラ王朝の首都があった場所です。
今回のコースの中で、一番暑い地域にあります。裸足で入る箇所があるため、裸足だと熱くて火傷しそうになります。靴下を別途お持ちいただくといいかもしれません。広大な敷地に遺跡が点在していますが、遺跡と遺跡の間は車で移動できるので、大体1時間30分くらいで全体を見て回ることができます。