Paro REPORTパロ視察ブログ

【ホテルレポート】アマンコラパロ～霊峰チョモラリを望むブータンの玄関口～（ブータン・パロ／2018年1月視察⑦）

こんにちは！ティースタイルの鈴木です。

先日、世界一幸福な国・ブータン王国のアマンコラ4ヶ所へ視察に行ってまりました。ティンプー、ガンテ、プナカ、パロにはそれぞれの魅力がいっぱい詰まっています。
これまで3つのロッジを回ってきましたが、いよいよ旅も終盤、最後の目的地パロにたどり着きました。今回は「アマンコラパロ Amankora Palo」へとご案内いたします。アマンのエッセンスを詰め込んだアマンコラパロで別世界の旅を締めくくります。

アマンコラパロから望む霊峰チョモラリ

ヒマラヤからパワーをもらう旅の終着点

標高約2,300ｍに位置し、ブータンで唯一の国際空港のあるパロ。タクツァン僧院などブータン随一の観光地でもあります。
アマンコラパロは空港から車で30分ほど。空港から近い場所にあるため、旅の最後にアマンコラパロで何泊か過ごされる方が多いようです。
まずアマンコラパロに到着して最初に目を奪われるのは、ラウンジから見える名峰チョモラリです。7,314ｍもの高さを誇る世界の屋根にくぎ付けになります。

アマンコラパロに到着してまず雄大なヒマラヤに感銘を受けました

緩やかな時間の流れを感じるラウンジ

ブータン伝統の石風呂ドォツォが体験できるスパ

ウェルカムドリンク＆スイーツ

ロッジに着いたらラウンジで、温かいチャイのウェルカムドリンクをいただきながら一服します。

ミルクたっぷりのチャイで迎えてくれます

チョコトリュフもおいしかったです！

25室のスイートルーム

アマンコラパロは5つのアマンコラのロッジの中で一番最初にできたロッジです。25室のスイートルームがあり、すべて同じタイプ。他のアマンコラロッジより部屋数が多いですね。客室の内部はアマンコラガンテにそっくりです。

アマンコラパロでのお食事

1日目ディナー

アマンコラパロのお食事はインド料理と西洋料理から選ぶことができます。パロ最初の夕食は、プライベートダイニングのセッティングでいただきました。
香りのよいマツタケベースのスープ、前菜には日本でなかなか食べることのないヤクのカルパッチョ、メインには鴨のコンフィをいただきました。
他のメンバーでブラックタイガーとグリーンサラダをオーダー、こちらも試食させてもらいましたが、とてもおいしかったです！
そして、デザートはライムチーズケーキを。見た目も味もパーフェクトで素晴らしかったです。他のメンバーはお腹がいっぱいでデザートを頼んでいませんでしたが、ひと口食べさせて！と言われました（笑）。そのくらい見た目も味もおいしかったです。ぜひ頼んでみてください。

特別にセッティングしてくれたテーブルでいただきます

マツタケのスープと言えば日本では土瓶蒸しを思い浮かべますが、ブータンではクリーミーなスープでした。でもとてもおいしく、翌日も頼んでしまいました

ヤクのカルパッチョは牛肉に似ており、癖がなく、ペロリといただきました

鴨はロース肉をグリルしてスライスしたのをいただくのが個人的には好きですが、ここのコンフィはおいしかったです。トライしてみてください

別のスタッフが牛のすね肉の煮込み料理を食べていました。しっかり柔らかく煮込まれていました

ライムチーズケーキです。見た目も味も素晴らしかった！翌日はみんなオーダーしていました（笑）

2日目　朝食

もはや定番になってきたいつものブータン風のお粥（トゥプカ Thupka）を頼みます。
しかし、ひと口食べてみると、いつもと少し味が違うような…。水分が多くて、コクがあまりありませんでした。スタッフに尋ねてみたところ、こちらのアマンコラパロはお粥ではなく、ヌードルがおすすめとのことでした。ヌードルは翌日注文することに。どんな味なのか楽しみです。

2日目　昼食

伝統的な農家でブータン料理をいただく「ファーマーズハウスランチ」を体験しました。
タクツァン僧院より古い歴史をもつ古刹、キチュラカンに近いキチュ村のファームハウスへ。お部屋は明るく、居心地が良かったです。
メニューは、エマダッツィや餃子、カレー、煮込み料理などです。そして、ブータンのお酒「アラ」もいただきました。アラは穀物を発酵させて作る蒸留酒です。
この時にわかったことですが、ドライバーやガイドの方は、手を使っておいしそうに、食べていました。

ブータンの伝統的な農家を訪問

明るくて心地よい空間

朝から準備して私たちを待っていてくれました

ブータンの民具が飾られていました

たくさんの手作り料理が並びました～

ブータンの地酒、アラ。中国の白酒に似ていて強く、私の好みでした

2日目　夕食

この日はブータン最後の晩餐。民族衣装を着させてもらうことになりました！
実はこの民族衣装を着る体験は、ティンプーあるいはパロのアマンコラ滞在のすべてのお客様にお楽しみいただけます。ひとりでは着られないので夕食の30分くらい前にハウスキーパーの方を呼び、着せてもらいます。
この民族衣装、男性用は「ゴ」、女性用は「キラ」と言います。ゴは意外にも結構暖かかったです！インナー用にロングＴシャツと黒のレギンスを準備しておくと良いと思います。暖かいですし、よりローカルの人々の着こなしに近づきますよ～。

最後の夕食では、スモークサーモンのサラダ、マツタケのスープ（前日にも頼んだもの）、ラムチョップ、デザートにホワイトチョコレートドームをいただきました。この4品とシェアしてもらったインド料理を少し食べました。ラム肉は柔らかく、味も丁度良い味付け、とてもおいしかったです。あとデザートは見た目もかわいく、ラズベリーの甘酸っぱさとホワイトチョコの甘さがちょうどよかったです～！

みんな　いい感じ！

このままお食事をいただきます

スモークサーモンのサラダ

このラムチョップが柔らかくておいしかった～

こちらのインド料理は味見をさせてもらいました

デザートは、見た目がとてもかわいらしいですよね

3日目　朝食

この日の朝食は、前日におすすめされたヌードルを注文してみました！ほどよくスパイシーで麺はモチモチ。パロではヌードル注文ですね。

アマンコラパロではこちらがおすすめです

3日目　昼食

ブータンで最後のお食事です。
気温は12度前後でしたが、パロの昼間は日差しが気持ちよく、アマンコラパロの外でランチをいただきました。もちろんブランケットなどを使いながら、あたたかくしていましたが、そこまで寒くはなかったです。

私はトマトが食べたい気分で、トマトスープとトマトラグーのパスタをいただきました。
他のメンバーは、シーザーサラダ、ニソワーズサラダ、パンプキンブルスケッタ、クラブハウスサンドイッチ、サーモンのソテーをオーダーしていました。どれも標準的なものよりもワンランク上のおいしさ！そしてそろそろお別れになるブータンの素晴らしい景色、空気を惜しみつつ、ランチを味わいます。