【お客様の声】リヨン・アヴィニヨン・エクサンプロヴァンスを訪れて

(2014.8.14)東京都 O様ファミリー

無事、予定通りに帰ってまいりました。 いつにない大名旅行でしたが、全般になんのトラブルもなく、天候にも恵まれました。

映画とミニチュアの博物館Musée Miniature et Cinéma や リュミエール協会Institut Lumière が意外と面白く、 初めての動く実景とされる「工場出口」の他、「シオタCiotat駅に入る汽車」「水撒きホースのいたずら」「赤ちゃんの食事」など映画の最初期の映像を見ることができました。

数日後、カシCassisから予定を変えてCiotatに回ってもらい、世界で最初に映画を上映した映画館の再建された勇姿を確認致しました。 そこのポスターに土曜日に「Ciotat駅に入る汽車」を上映するとあり、Institut Lumièreの展示とつながりました。改めて映画発祥の国なんだなあと感じました。

世界初の映画上映館

世界初の映画上映館

エデン劇場横の広場。フィルムの模様が書いてある

エデン劇場横の広場。
フィルムの模様が書いてある

Institut Lumière

Institut Lumière

もう一つ、多少の無理を承知で入れていただいたファーブル博物館Musée Fabre。
小さな博物館でしたが、行っただけのことはありました。(3時半まで昼休みというサービス精神のないことには困らされましたが) 昆虫だけではなく、まさに博物学というべきFabreの好奇心の多様さに驚きました。
HARMAS(荒地)と呼んだ庭もこれこそビオトープと呼ぶにふさわしいものと実感。実際に見てみて初めて分かることです。

HARMASの庭の水場

HARMASの庭の水場

Vacanceの時期はいつもとは全く違うことも知りました。 カマルグCamargue もCassisも人で溢れかえっていて、本来の姿ではないなあという感じ。時期と場所をよく考えるということが大切ですよね。全体の反省とすれば、アビニョンAvignon,アルルArlesといった歴史名所なのか、Camargue、Cassisといった自然なのか、あるいはFabreなのか映画映像なのか、旅のテーマをもっとはっきりさせるべきだったかなあという気がします。

Fabreをテーマにするなら、Avignon,オランジュ OrangeなどFabreが住んだあとを訪ねたり、 スカラベを探したりということに重点が置かれるでしょうし、映画映像であれば別の時間の使い方があったかなと思います。そうは言っても、妻も子も、どこも初めてのところですから、盛りだくさんというのも悪いことではなく、どこもとても楽しんでいたようですのでさして問題ではありません。

ポール ボキューズPaule Bocuse のテーマパークのようなランチ(当然のようにMerci Bocuse! と挨拶したのが印象的でした)

Bocuse最初のひと皿

Bocuse最初のひと皿

調理場の中でも写真のサービス

調理場の中でも写真のサービス

エクサン プロバンスAix-en-Provence でACROBANGIE(アクロバンジー)というゴムひもで体を引っ張り、トランポリンではね上がる遊具などそれぞれに楽しんだようです。

案内のOさんも優しい方で柔軟に対応していただきました。感謝です。機会がありましたら、よろしくお伝えください。

日程 内容 滞在地 / ホテル
1日目 リヨン / ホテルカールトンリヨンMギャラリー バイ ソフィテル
2~3日目 同上
4日目 アヴィニヨン / ルプリエール
5日目 サンマリエ デラメール / ホテル デザルネル
6日目 同上
7日目 エクサンプロヴァンス / アパートホテルオダリス アトリウム
8日目 機中泊
9日目

Oさま 

早速御連絡ありがとうございます!
映画の件、ファーブルの件、テーマ別に旅行、時期と場所を良く考える!
大変大変参考になりました。ありがとうございます。

今後は微力ではありますが、そのあたりまでご案内できるよう 精進してまいりたいと思います。
お天気も良く 問題なく  お子様も楽しんでいただけて、アテンドしたOさんもよかったようで安堵いたしました。
では、今後とも末永く宜しくお願いします。

ティースタイル
鈴木 年光