パリ視察ブログ
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ノートルダム大聖堂 Cathedrale Notre-Dame de Paris(フランス・パリ)

パリの中心部に位置する壮大な「ノートルダム大聖堂 Cathedral Notre Dame de Paris」は、ローマ・カトリック教会の大聖堂です。ノートルダムとは、フランス語で「我らが貴婦人」、つまり「聖母マリア」を意味しています。パリに数多くある歴史遺産の中でも、特に価値のある建物として、毎日たくさんの観光客が訪れています。左右に高くそびえる双塔、空に突き刺すようにのびる尖塔、バラ窓のステンドグラスなどが特徴の初期ゴシック建築の傑作と言われる建造物で、1991年にはノートルダム大聖堂を含むセーヌ川周辺が、ユネスコの世界遺産に登録されました。ヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』の舞台にもなっています。

ルーブル美術館やマレ地区、サンジェルマン・デ・プレなどからのアクセスも良く、パリ散策には外すことのできない観光名所のひとつです。

2019年4月の大火災のため、現在は一般公開されていません

正面の3つの門に彫られている彫刻は、特に素晴らしいので、ぜひじっくりとご覧ください。また、バラ窓のステンドグラスは光の具合によって表情が変わり、何度でも楽しめます。建物の入場は無料ですが、大聖堂の塔の入場は有料で、当日に時間指定の予約が必要です(JeFilleという専用アプリまたはノートルダム寺院にある予約発券機にて整理券発行)。日没後はライトアップされ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を味わえます。

しかしながら、2019年4月15日の大火災以来、建物と周辺は一般公開されておりません(2020年4月時点)。一刻も早く元の姿に戻るのが待たれます。
ただ少し離れた場所から眺めるだけでも、その歴史と趣を感じることができるでしょう。

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※写真はイメージです。

2020.07.23.updated