アテネ視察ブログ
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【視察レポート】セレスティアル・オリンピア号で行くエーゲ海クルーズ4泊5日[滞在編3~5日目](ギリシャ・アテネ[ラブリオ]発着/2023年7月視察③)

こんにちは。ヨーロッパを視察してまいりました、トラベルコンサルタントの藤原です。今回の視察では、ギリシャを中心とした島々を4泊5日で周るカジュアルショートクルーズ、セレスティアル・クルーズに乗船しました。

セレスティアル・オリンピア号に乗船!

セレスティアル・オリンピア号に乗船!

前回のレポートでもご紹介していますが、今回参加したクルーズコースの周遊地はラブリオ港(アテネ)を出発し、ミコノス島→クシャダス→パトモス島→ロードス島→イラクリオン(クレタ島)→サントリーニ島を巡り、ラブリオ港に戻ってくる、4泊5日のクルーズ旅です(クルーズの日数については、コースの内容によって変動します)。

前回は寄港地での様子を含めた乗船1~2日目(パトモス島)までの滞在記を紹介してまいりました。今回はロードス島からラブリオ港で下船するまでの3~5日目までの滞在記、そして船内での過ごし方をご紹介します。

※前回までのレポートは、最下部のリンクよりご覧いただけます。

今回のクルーズの周遊地

今回のクルーズの周遊地

3日目の朝、ロードス島に到着しました。ロードス島は直接、港に停泊だったので、テンダーボート(※1)を使って上陸する必要がありませんでした。出港時間の17時30分まで、自由に乗り降りすることができます。今回私はエクスカーション(※2)に参加しなかったので、自分のペースで朝食をとり、外に出かけました。

(※1)テンダーボートとは、寄港中のクルーズ船を岸壁に係留せずに、クルーズ船と陸との間を行き来する小型船のことです。
(※2)エクスカーションとは、寄港地観光ツアーのことです。

朝食もビュッフェ形式となります

朝食もビュッフェ形式となります

お野菜から卵料理まで、ボリュームたっぷりのメニューから選ぶことができます

お野菜から卵料理まで、ボリュームたっぷりのメニューから選ぶことができます

下船や乗船する際はボーディングカードの提示が必要なので、お忘れなく!

下船や乗船する際はボーディングカードの提示が必要なので、お忘れなく!

下船後、城壁に沿って歩いて旧市街へと向かいます

下船後、城壁に沿って歩いて旧市街へと向かいます

ロードス島といえば、騎士団ゆかりの中世都市とも呼ばれ、歴史好きな方は、世界の七不思議「ロードス島の巨像(コロッソス)」を思い浮かべられる方も多いのではないでしょうか? 1309年、聖ヨハネ騎士団到来により、ロードス島は要塞化され、200年以上守られました。上の写真をご覧いただいてもわかるように、旧市街は城壁で囲われています。その城塞都市が非常に良い状態で保たれているので、旧市街は世界遺産にも登録されています。

旧市街の中には歴史的建造物の「騎士団長の館」が!

旧市街の中には歴史的建造物の「騎士団長の館」が!

旧市街にはお土産屋さんやレストランも点在しています

旧市街にはお土産屋さんやレストランも点在しています

こちらは「騎士の道」と言われている通りです

こちらは「騎士の道」と言われている通りです

街の中を歩き進めていくと、人々が住む路地裏に迷い込みました

街の中を歩き進めていくと、人々が住む路地裏に迷い込みました

旧市街を歩き続けていると、建造物がそのまま残っている場所に

旧市街を歩き続けていると、建造物がそのまま残っている場所に

旧市街の近くにはロードス島の展望台も!

旧市街の近くにはロードス島の展望台も!

もうひとつのロードス島の魅力は、海の透明度です! 今回訪れた島の中で一番海の透明度が高く、美しい印象でした。そんなロードス島をおおよそ2時間ほどゆっくりと散策&観光して、クルーズ船に戻りました。歴史好きな方は、エクスカーションに参加していただくのもおすすめですよ。

海の透明度が抜群です!

海の透明度が抜群です!

船に戻ります

船に戻ります

お部屋に戻ると清掃もされていて、新しい仲間が(笑)

お部屋に戻ると清掃もされていて、新しい仲間が(笑)

午前中に寄港したクレタ島最大の都市イラクリオンの停泊も港だったので、歩いて船を降りました。ここではエクスカーションに参加しました。

待ち合わせ場所に集合後、下船します

待ち合わせ場所に集合後、下船します

下船するとすぐにエクスカーションに向かうバスが停まっていました

下船するとすぐにエクスカーションに向かうバスが停まっていました

チケットを提示してバスへと乗り込みます

チケットを提示してバスへと乗り込みます

クレタ島はヨーロッパ文明の発祥の地と言われており、イラクリオンには、ミノア文明にかかわる遺跡があります。今回私が参加したエクスカーションは、ミノア文明の痕跡が発見された「クノッソス遺跡」の観光です。かなりの炎天下の中を約1時間ほど観光するので、熱中症対策をしてお出かけくださいね!

港からバスで約15分ほどの所にあります

港からバスで約15分ほどの所にあります

1時間ほど観光します

1時間ほど観光します

ガイドさんが英語でそれぞれの遺跡の特徴などを説明します

ガイドさんが英語でそれぞれの遺跡の特徴などを説明します

遺跡を観光した後は、バスで「ライオンスクエア」に移動してお買い物を楽しみます。ライオンスクエアは、モニュメントであるライオンの噴水を中心に十字に通路が伸びていて、それぞれの通路によって、ブランド品やお洋服などのショップがあったり、レストラン街の通路だったりと、わかりやすく特徴があります。マルシェゾーンには、スパイスやオリーブオイルのショップがあります。クルーズのため時間の制約はありますが、コンパクトでまわりやすい場所です。

ライオンスクエア

ライオンスクエア

通路によって特徴があります

通路によって特徴があります

マルシェゾーン

マルシェゾーン

おおよそ3時間半のエクスカーションを終え、バスで港に戻ってきました。

港に戻ってきました

港に戻ってきました

乗船時はボーディングカードを提示してクルーズ船に戻ります

乗船時はボーディングカードを提示してクルーズ船に戻ります

お部屋に戻ると、クルーズの下船準備のため、下船用のタグや下船のためのレクチャーの案内が届いていました。

案内には、レクチャーが行われる場所や時間が記載されていたり、何時までにパッキングしてスーツケースにタグをつけて部屋の外に出しておけば良いか、なども書かれているので要チェックです。午後からサントリーニ島での下船もあるので、出かける前にある程度荷物をまとめておくことをおすすめします★

案内には、レクチャーが行われる場所や時間が記載されていたり、何時までにパッキングしてスーツケースにタグをつけて部屋の外に出しておけば良いか、なども書かれているので要チェックです。

午後からサントリーニ島での下船もあるので、出かける前にある程度荷物をまとめておくことをおすすめします★

午後からの寄港地はサントリーニ島です。ここではテンダーボートを使用し、サントリーニ島に上陸します。事前にテンダーボートの整理券が配布されますが、サントリーニ島はとても人気なので、一番並ぶそうです。人気の寄港地は、かなり待たないと降りられないので、配布される時間を狙って早めに並びましょう。サントリーニ島では私はエクスカーションに参加せず、整理番号を取得して下船しましたが、やはり整理券の配布される時間に向かうとすでに行列ができていました。エクスカーション参加者が下船した後に、整理券の番号の若い順に下船できます。

ちなみに、人気の観光地なので、アテネ(ラブリオ港)まで戻らず、そのままサントリーニ島で完全に下船することも可能です。サントリーニ島で完全に下船する場合、下船場所はニューポートです。完全下船の場合は、最後にご案内されますので、少し時間はかかります。

整理券の配布場所

整理券の配布場所

アナウンスもあるのでよく聞いて降りる準備をしましょう

アナウンスもあるのでよく聞いて降りる準備をしましょう

サントリーニ島は人気のため、テンダーボードに乗船する人で行列に

サントリーニ島は人気のため、テンダーボードに乗船する人で行列に

オールドポートという船着き場で、テンダーボートから下船します。崖の上には真っ白な街が待っています!

テンダーボートに乗り込みます

テンダーボートに乗り込みます

オールドポートに到着

オールドポートに到着

真っ白な街で有名なサントリーニ島

真っ白な街で有名なサントリーニ島

下船後は、さらにケーブルカーを使って市街地へと上がっていく必要があります。かなり並びます! ケーブルカーへの乗車は片道6ユーロ(※)。片道分しか買えません。クレジットカードでも購入可能でした。到着したら、ケーブルカーで降りていく人たちの行列がすでにできていました。お帰りの際は余裕をもって並ぶか、30分ほどかけて歩いて降りていくこともできます。

(※)視察時1ユーロは約157円でした(2023年7月)。

ケーブルカー

ケーブルカー

ケーブルカーで降りていく人たちの列

ケーブルカーで降りていく人たちの列

ケーブルカーに乗ること約5分。サントリーニ島の中心地「フィラ」には、かわいらしい街並みと、心躍るようなお土産屋さんがたくさんあります♪

フィラの街を散策しました

フィラの街を散策しました

かわいらしい街並み

かわいらしい街並み

素晴らしい景色

素晴らしい景色

カルデラの北側、イアまで行くには、市街地から出ているバスでは時間的に難しいと思うので、エクスカーションへの参加か、サントリーニ島で完全に下船することをおすすめします。

お部屋に戻ると、朝方クリーニングに出した洋服たちが、きれいにプレス掛けされてクローゼットに戻ってきていました。

お部屋に戻ると、朝方クリーニングに出した洋服たちが、きれいにプレス掛けされてクローゼットに戻ってきていました。

寄港地でのエクスカーション参加や自由散策のほか、船内でも思い思いの時間をお過ごいただけます。どんな過ごし方があるのか、一部ご紹介します。

船内にはいくつも「バー」があります。朝のエクスカーション参加の待ち時間、食事前後の乾杯、プールデッキでのゆっくり時間やサンセット時間のロマンティックタイムまで、どんな場面でも利用していただけます。

エクスカーション参加前のカフェに

エクスカーション参加前のカフェに

サクッと飲みたいときに!

サクッと飲みたいときに!

プールデッキでの日光浴タイム

プールデッキでの日光浴タイム

サンセットタイムの1杯は特別感があります

サンセットタイムの1杯は特別感があります

船内ではナイトタイムも楽しめるように、さまざまな「イベント」が用意されています。毎日届く船内新聞で場所や時間を確認できるので、ドレスアップをしたり、リラックスした装いのままでも参加可能なのが、カジュアルクルーズのいいところです♪

ミュージックラウンジでバイオリン演奏。流行曲からなじみの曲までたっぷり演奏してくれます

ミュージックラウンジでバイオリン演奏。流行曲からなじみの曲までたっぷり演奏してくれます

キャバレーショー。こちらもストーリーが描かれていて、音楽はもちろん、物語も楽しめる内容でした

キャバレーショー。こちらもストーリーが描かれていて、音楽はもちろん、物語も楽しめる内容でした

ギリシャを物語にしたショー。伝統的な曲が演奏されます

ギリシャを物語にしたショー。伝統的な曲が演奏されます

あっという間のクルーズ滞在でした。朝日で目が覚めると、もうすでにアテネ(ラブリオ港)に到着していました。下船可能になるまで少し時間がかかるので、朝食をいただく時間も十分にあります。スーツケースはすでに、最初にチェックインをした建物に運んでくれてるので、自分で運ぶ必要はありません。身ひとつで下船していきます。下船したら、10分前後歩いて、荷物を受け取る建物まで向かいます。

朝日が素晴らしかったです

朝日が素晴らしかったです

下船場所は最初に乗船した場所と同じです

下船場所は最初に乗船した場所と同じです

荷物をピックアップして、港にお別れを告げます

荷物をピックアップして、港にお別れを告げます

藤原 彩

トラベルコンサルタント 藤原 彩

いかがでしたか? レポート3本にわたってセレスティアル・クルーズの紹介をさせていただきました。ギリシャの島々を、おいしいところ取りで楽しめるセレスティアル・クルーズは、アクティブに動きたい方や、海や船が大好きな方には、ぜひおすすめしたいご旅行手段です。

クルーズ旅行やギリシャ旅行をご検討の方は、ぜひティースタイルにお任せください!


トラベルコンサルタント 藤原 彩のご紹介
【セレスティアル・オリンピア】エーゲ海クルーズ 4泊5日(アテネ[ラブリオ]発着) 紹介ページ ギリシャのページへ

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