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【視察レポート】絶景のアマルフィ海岸を専用車で巡る南イタリア3日間(2023年10月視察➁)

こんにちは! トラベルコンサルタントの廣永です。10月前半にコンサルタントの姫野とともにイタリア視察に行ってまいりました。大人気の南イタリアのリゾート地・アマルフィ海岸を専用車にて3日間かけて視察してまいりましたので、ご報告させていただきます。

専用車でアマルフィ海岸を巡りました♪ こちらはアマルフィ海岸へ入ってすぐのフォトスポットです。このようなスポットで立ち止まってもらえるのも専用車のメリットのひとつ!

専用車でアマルフィ海岸を巡りました♪ こちらはアマルフィ海岸へ入ってすぐのフォトスポットです。このようなスポットで立ち止まってもらえるのも専用車のメリットのひとつ!

前日フィレンツェに宿泊していた私たちは、列車でフィレンツェ サンタマリアノヴェッラ駅からナポリ中央駅まで移動しました(所要時間は約3時間)。昼過ぎにナポリ中央駅に到着! ナポリからアマルフィまでは列車がなく、通常はバスやフェリーでの移動となりますが、今回私たちは、事前に専用車をお願いしていました。ナポリ駅でドライバーと合流し、いざ、アマルフィ海岸へ出発!

ナポリ駅からアマルフィまでは、車で1時間半ほどの距離ですが、くねくねと曲がった狭い海岸線の道を通るので、よく渋滞が起こります。特に夏のバカンスシーズンは、長い渋滞ができることもしばしば。私たちは、通常であればシーズンオフの10月前半に訪れたのですが、今年は真夏のような気候で、例年より観光客が多く、少し渋滞ができていました。

私たちはナポリからポジターノに立ち寄り、ポジターノからアマルフィに向かうルートで進みました(以下マップ参照)。

今回アマルフィへ向かう途中に、最初の目的地ポジターノに立ち寄りました。渋滞のため、予定より20分ほど遅れてポジターノに到着。ポジターノは、アマルフィ海岸の入り口、ソレントを抜けた先にある、人気の高級リゾート地です。崖のような海岸線に、ところ狭しと建ち並ぶカラフルな街、日本人が“アマルフィ”と聞いて思い浮かべるのは、実はポジターノの街並みかもしれません。

ポジターノの街並み

ポジターノの街並み

ポジターノの小道

ポジターノの小道

私たちは散策のみで2時間の滞在でしたが、食事を取りたい方は、3~4時間とゆっくり過ごしていただくといいと思います。

入り組んだ先にある隠れ家的レストラン

入り組んだ先にある隠れ家的レストラン

カジュアルなカフェ

カジュアルなカフェ

イタリアらしい色鮮やかなフルーツも!

イタリアらしい色鮮やかなフルーツも!

ビーチは大にぎわいでした。

高級リゾートならでは、クルーザーの数が多いです!

高級リゾートならでは、クルーザーの数が多いです!

ビーチから見たポジターノの街並み

ビーチから見たポジターノの街並み

ポジターノを視察後、引き続き専用車にてアマルフィを目指します。ポジターノからアマルフィは車で約30分です。

夕方、アマルフィに到着しました。アマルフィ市街地では、車が入ることができるのはフラヴィオ ジョイア広場までです。私たちもこの広場で専用車を下車し、徒歩でホテルまで移動しました。

夕方、アマルフィに到着しました。アマルフィ市街地では、車が入ることができるのはフラヴィオ ジョイア広場までです。私たちもこの広場で専用車を下車し、徒歩でホテルまで移動しました。

ハネムーナーに人気の高いデラックスホテル「ホテル ミラマルフィ Hotel Miramalfi」まで歩いてみました。海岸線の崖にはめ込まれるように建っており、アマルフィの街を眺めるのに最適なポイントです。

フラヴィオ ジョイア広場からホテル ミラマルフィまでは、徒歩で約15分。海にせり出すように作られたプールはとても素敵でした。ホテルの紹介ページは最下部のリンクよりご覧いただけます。

ホテル ミラマルフィ

ホテル ミラマルフィ

プール

プール

午前中は「エメラルドの洞窟」を訪れました。カプリ島の青の洞窟はたいへん有名ですが、アマルフィにはエメラルドの洞窟があるのをご存じですか? ここアマルフィから、スピードボートで簡単にアクセスができます。アマルフィからエメラルドの洞窟行きのボートは、1時間おきに出ています(2023年10月時点)。

私たちがフェリー乗り場に着いた3分後にはボートが出発するとのことで、チケット購入後、急いでボートに乗り込みました。約10分で洞窟の入り口へ到着。洞窟そのものには徒歩で入りますが、洞窟内でボートに乗ってさらに奥へ進みます。カプリの青の洞窟は、入り口もボートで入るので波が高いと入られないですが、こちらは徒歩なのでそのようなことはありません。洞窟内は鍾乳洞になっています。さらに地底に差し込む光が美しく反射し、青く光っています。

エメラルドの洞窟の入り口

エメラルドの洞窟の入り口

鍾乳洞とのコントラストが美しいです

鍾乳洞とのコントラストが美しいです

船頭兼ガイドが、さまざまな言語で説明をするのですが、日本語でも簡単に案内してくれました。約30分でツアーは終了、1時間後のボートに乗ってアマルフィへ戻ります。トータルで約1時間15分と、短い時間ではありましたが、気軽に行けて見応えのあるツアーでした。

写真では伝わりづらいですが、実際はもっと青く輝いています!

写真では伝わりづらいですが、実際はもっと青く輝いています!

アマルフィのフェリー乗り場からは、ポジターノやサレルノ、そしてカプリ島など、近隣の街や島へのフェリーが出ています。アマルフィを拠点にして、フェリーでほかの街を訪れる滞在もいいかもしれません。海側から見るアマルフィ海岸の景色はとても素敵です。ただし、フェリーは天候により運休になる場合がございます。

午後はアマルフィの街歩きをしました。メインストリート周辺の中心地は、許可を得た地元の方の車以外は車両に入ることができず、ほぼ歩行者天国のようになっています。両サイドには、ショップやカフェ、レストランが建ち並び、散策するのに最適です。アマルフィ名物、南イタリアの特産物であるレモンを丸ごと使ったシャーベットは、どこのお店でも10ユーロと、なかなかのお値段ですが、ふたりでシェアしても十分なサイズです。

アマルフィ(ホテル ミラマルフィ付近から撮影)

アマルフィ(ホテル ミラマルフィ付近から撮影)

アマルフィのメインストリート

アマルフィのメインストリート

多くの観光客が行き交ってます

多くの観光客が行き交ってます

アマルフィ名物、レモンシャーベット

アマルフィ名物、レモンシャーベット

街の中心部から徒歩で行けるアマルフィのシンボル、大聖堂は残念ながらこの日はクローズしていましたが、大聖堂前の大階段は、地元の方や観光客の憩いの場になっていました。

大聖堂

大聖堂

大聖堂前の広場は、にぎわいを見せています

大聖堂前の広場は、にぎわいを見せています

10月とはいえ、この日は夏のような暑さでしたので、多くの観光客がビーチで過ごしていました。ポジターノと比べて、こちらのビーチはアクセスしやすいです。アマルフィのビーチは、有料エリアと無料エリアがありますのでご注意ください。海は、上から見下ろしてもわかる透明度の高さでした。

アマルフィのビーチ

アマルフィのビーチ

海に入らなくても魚が見えるほど透明度が高いです

海に入らなくても魚が見えるほど透明度が高いです

高級リゾート地ということで、アマルフィの食事事情を心配していましたが、ほかの観光都市と比べてすごく差があるということはありませんでした。平均で、前菜が1皿15ユーロ前後、メインで1皿20ユーロから30ユーロくらいです。街で見かけた料金が記載しているメニュー表をいくつかご紹介します(2023年10月時点)。参考程度にご覧ください。

街で見かけたメニュー表です

街で見かけたメニュー表です

前菜

前菜

メインディッシュ

メインディッシュ

こちらも街で見かけたメニュー表

こちらも街で見かけたメニュー表

アマルフィ海岸最終日は、アマルフィから陶器の街として知られるヴィエトリ スル マーレに立ち寄り、そこからサレルノ方面に向かいました(以下マップ参照)。初日同様、専用車を利用しました。

10時半に、アマルフィのフラヴィオ ジョイア広場を出発し、ヴィエトリ スル マーレを目指します。この日は渋滞もなく、1時間弱で到着しました。

陶器のタイルで描かれた“Vietri sul Mare”の文字。フォトスポットにぜひ!

陶器のタイルで描かれた“Vietri sul Mare”の文字。フォトスポットにぜひ!

屋号には街のシンボルである青いロバが用いられています

屋号には街のシンボルである青いロバが用いられています

シックな色の装飾もあります

シックな色の装飾もあります

数ある陶器工房の中でも最も有名な工房のひとつ「ソリメーネ(Solimene)」の工房兼ショップも、こちらのヴィエトリ スル マーレにあります。ヴィエトリ スル マーレの中心地から徒歩で訪れることができます。こちらのショップは、アウトレットのような役割を果たしており、商品を通常より安く購入することができます。

数ある陶器工房の中でも最も有名な工房のひとつ「ソリメーネ(Solimene)」の工房兼ショップも、こちらのヴィエトリ スル マーレにあります。ヴィエトリ スル マーレの中心地から徒歩で訪れることができます。こちらのショップは、アウトレットのような役割を果たしており、商品を通常より安く購入することができます。

私が気に入った陶器のお店がこちらの「アルテミカ(Artemika)」。カラフルなパステルカラーを使った、かわいい絵柄がとても素敵でした。街歩きの中で、お気に入りのお店を見つけるのも、旅の楽しさですね。

アルテミカ

アルテミカ

優しい色使いの食器が並んでいます

優しい色使いの食器が並んでいます

タイルのアクセサリー! 珍しいですね

タイルのアクセサリー! 珍しいですね

ヴィエトリ スル マーレは、街の中心からビーチまで20分ほど離れていますので、ビーチをメインで考えている方には向かないですが、ビーチメインではなく静かにゆったり過ごされたい方や、すでにアマルフィやポジターノに滞在されたことがある方は、滞在先の候補としてヴィエトリ スル マーレも入れてみてくださいね。

ヴィエトリ スル マーレ視察後は、そのまま専用車でサレルノ駅まで移動しました。その後、鉄道でローマへ向かいました。ヴィエトリ スル マーレからサレルノまでは、渋滞がなければ約15分という距離です。渋滞を見越して少しゆったりとしたスケジュールで専用車を手配していましたが、今回は運良く渋滞にはまることなく、駅での待ち時間ができるほどでした。真夏のバカンスシーズンは、大渋滞が発生することが多いので、余裕をもってスケジュールを組まれることをおすすめします。

廣永 亜紀

トラベルコンサルタント 廣永 亜紀

アマルフィ海岸のドライブ旅は、いかがでしたでしょうか? アマルフィ海岸は、公共交通機関を利用するとバスかフェリーでの移動が一般的で、さらに昨今のオーバーツーリズムの状況下では、スーツケースを持っての移動はかなり大変です。今回のように専用車をうまく取り入れることで、とても快適に周遊することができます。

アマルフィ海岸は、ぜひ一度は訪れていただきたい魅力たっぷりのリゾート地です。今回私たちが訪れた街以外にも、マイオーリ、ラヴェッロ、チェターラなど、魅力的な街がたくさんあり、何度訪れても飽きることがありません。

南イタリアへの旅行をご検討の際は、ぜひティースタイルまでお問い合わせください!


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