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【視察レポート】アフターコロナの日本とモルディブ出入国+乗り継ぎの流れを解説! エミレーツ航空編(モルディブ/2022年9~10月視察①)

トラベルコンサルタントの河原です。2022年9月25日から10月7日までの間、エミレーツ航空(関西空港発着便)を利用してモルディブとドバイへの視察を行いました。当日の様子を交えながら最新の搭乗手続きについてご案内いたします。どうぞご参考にしてください。ただし、下記内容は2022年10月時点のものです。今後も新型コロナ感染状況に応じて、出入国情報の内容が変更される場合がございます。あらかじめご了承お願いいたします。

9月25日21時頃の関西空港4階(国際線出発フロア)のエミレーツ航空カウンターの様子

9月25日21時頃の関西空港4階(国際線出発フロア)のエミレーツ航空カウンターの様子

航空会社のチェックインカウンターは出発時刻の3時間前にオープンし1時間前にクローズするのが通常の流れです。これまでのコロナ禍においては行き先国の入国要件に合わせて各種書類やアプリのチェックが必要でコロナ以前に比べて時間がかかっていました。段階的に水際対策が緩和されているため、今回は2.5時間前の21時にチェックインカウンターへ行くことにしました。当日のこの時間の出発便が搭乗予定のエミレーツ航空と他にシンガポール航空の2便しかないため、やはり4階の国際線出発フロアはまだまだ閑散としている印象を受けました。

閑散としている4階のフロア

閑散としている4階のフロア

4階にあるエミレーツ航空カウンター

4階にあるエミレーツ航空カウンター

事前にエミレーツ航空のアプリでチェックインを行い、座席指定も済ませてあったためか、さほど時間はかからずにスムーズに受付していただきました。いつものようにまずパスポートを差し出すと、ワクチン接種証明とIMUGA(モルディブ政府の入国管理アプリ)のQRコード、ホテル予約確認書の提示も求められました(モルディブ入国に関してはワクチン接種証明がなくても入国可能です)。すべての書類と荷物の重量に問題ないことが確認できると、すぐにボーディングパス(搭乗券)とクレームタグ(荷物預かり証)を手渡されチェックイン完了です。ここまで約10分少々と非常に簡単な手続きで、出発に関してはもはやコロナ前と変わらないと感じました。

この時間帯の関西空港はレストランは、改装工事期間中であったこともあり、ほぼすべてが閉店しており、保険の申込カウンターと両替所がそれぞれ1店舗ずつ営業をしている状況でした。

搭乗手続き後は、「保安検査場」、「出国審査場」を経て「出発ゲート」へと進みますが、上述の通り現状は2便しかないためかなり空いており、かつスマートゲート(無人出国審査)のためこちらも10分もかからずに通過して搭乗ゲートのフロアに到着しました。ただ、出国審査後も免税店と両替所が22時30分までそれぞれ1店舗ずつ営業しているだけで、搭乗開始までかなり余裕のある進行となりました。時間を持て余しているのか、搭乗ゲート11番にはすでに搭乗開始を待っている人が数十人ほどいらっしゃいました。

搭乗ゲートの座席。コロナ対策として1席ずつ開けて座るようになっています

搭乗ゲートの座席。コロナ対策として1席ずつ開けて座るようになっています

搭乗ゲートで待機!

搭乗ゲートで待機!

搭乗が始まり機内へ入ると、基本的にはマスク着用が求められ、乗務員の方々もみなさんマスクを着用されています。また、離陸前に使い捨てマスクと手洗い用の消毒液が配られます。夜行便のロングフライトということもあり、離陸後には歯ブラシセットなどと一緒にもう一度マスクが配られました。

機内の様子

機内の様子

マスクなどのアメニティ

マスクなどのアメニティ

当日の機内食

当日の機内食

ドバイの空港に到着すると、「Connecting Flight」の赤いサインを目印に乗り継ぎのための「保安検査場」へ誘導されます。関西便と前後して成田便など数便の到着があるようで、明け方にも関わらず結構にぎやかです。セキュリティチェックが完了して階段を降りれば「出発フロア」です。早朝5時とは思えない人の多さ、お店もほとんど開いています。日本との違いを強烈に印象付ける光景が広がっていました。

降機直後の空港内の様子

降機直後の空港内の様子

乗り継ぎは赤のサインが目印です

乗り継ぎは赤のサインが目印です

出発ゲートの再確認もお忘れなく!

出発ゲートの再確認もお忘れなく!

また、ドバイ空港の第3ターミナルはエミレーツ空港専用ターミナルとはいえとても大きく、搭乗エリアによっては電車を利用して乗り継ぎ便搭乗ゲートへ向かうことになります。時間に余裕をもっての行動が必要となりますので充分にご注意ください。

空港職員はマスクを着用していました

空港職員はマスクを着用していました

搭乗口Aのエリアへは電車で移動します

搭乗口Aのエリアへは電車で移動します

ほとんどの方がマスクはしていません

ほとんどの方がマスクはしていません

空港内にはPCRの検査場もございます

空港内にはPCRの検査場もございます

掲示板からあふれんばかりの便数!

掲示板からあふれんばかりの便数!

モルディブへ到着すると、特にコロナ前との大きな違いを感じることもなく「入国審査(パスポートコントロール)」の列に並びます。順番がまわってくるとパスポートの提示だけを求められ(特にIMUGAのQRコードの提示はありません)、何も質問を受けることもなくすんなりと入国することができました。

次に「荷物を受取り」、税関ですが申告内容がなければ緑のレーンを通って「到着ロビー」へと進みます。お客様の場合にはここで「Teestyle」のボードを持った現地係員がお出迎えをしていますので注意して探してみてください。

モルディブからドバイへ移動する際には悪天候の影響でリゾートからの水上飛行機が約2時間遅延するという事態が起こりました。私の場合、次の目的地がドバイ(日本とは入国要件が異なりワクチン接種2回以上していればOK)ということもあってか、チェックインカウンターではパスポートの提示しか求められませんでした。

ただ、モルディブ(マーレ)からドバイ乗り継ぎで最終目的地が日本へ帰国する場合には、必ず「パスポート」と「ワクチン接種証明書(3回以上接種済み)または出国前72時間以内の陰性証明書」の提示が求められますので準備が必要です。「My SOS(入国者健康居所確認)」アプリの登録状況も確認される場合もありますので、余裕をもって日本出発前から準備しておくのもよいでしょう。

次に、ドバイから日本への帰国(入国)に際しての手続きについてご案内します。ドバイ空港での搭乗手続きは、エミレーツ航空専用第3ターミナルの1〜4番エリアのチェックインカウンターで行います。5番エリアは米国行き、6番エリアはファーストクラスなど特別なお客様の専用カウンターとなっていますのでご注意ください。

エミレーツ航空の便数が多い!

エミレーツ航空の便数が多い!

これ、全部エミレーツカウンターです

これ、全部エミレーツカウンターです

深夜1時とは思えない搭乗者の多さ!

深夜1時とは思えない搭乗者の多さ!

チェックインカウンターではパスポート、ワクチン接種証明書(3回以上接種済み)または出国前72時間以内の陰性証明書の2点の提示を求められました。今回ここでは「My SOS」アプリの登録状況についてはノーチェックでしたが、2022年10月11日から新型コロナウイルスの水際対策の緩和により日本への入国者数の上限枠が撤廃され海外からの訪日者数が増えるため、空港の入国手続きの混雑が予想されます。そのため、今後は「My SOS」アプリでファストトラック(※1)の登録ができていないと、空港での入国手続きに時間を要することが懸念されますので、登録を忘れないよう充分ご注意ください。

(※1)ファストトラックとは、海外から日本に入国する前に、MySOSアプリ上で必要事項の登録を完了し、あらかじめ検疫手続きの一部を済ませておくものです(搭乗便到着予定日時の6時間前までに事前登録を完了させてください)。ファストトラックを利用することで、日本入国時の手続を簡略化できます。ただし、日本政府は日本への入国者数の上限枠撤廃に伴い、2022年11月14日以降日本入国に際しては、「My SOS」アプリに代わり、「Visit Japan Web(入国手続きオンラインサービス)」にバージョンアップすることを表明しています(登録開始は2022年11月1日~予定されています)。このようにスムーズな入国手続きを実現すべく、今後も手続きの内容に変更が生じる可能性があります。

ファストトラックについて Visit Japan Web(入国手続きオンラインサービス)について

搭乗手続きが終わると、続いて「出国審査場」へ向かいます。もちろん、すべてスマートゲート化されておりパスポートをかざして写真を撮ればすぐに出国完了、「保安検査場」でのチェックを済ませて「出発フロア」へと流れが非常にスムーズです。

エミレーツ航空専用第3ターミナル

エミレーツ航空専用第3ターミナル

6番エリアの奥に出国審査場が

6番エリアの奥に出国審査場が

とてもスムーズなスマートゲート

とてもスムーズなスマートゲート

到着した関西空港では「My SOS」アプリの登録ができている青または緑の画面と、登録ができていない赤の画面により振り分けが行われます。登録ができていない人はスタンバイしている係員のサポートを受けながら質問項目の登録を行い、できた人から「入国審査場」へ進みます。

降機後、案内表示があります

降機後、案内表示があります

順路に沿って進みます

順路に沿って進みます

アプリの審査場で緑と赤に振り分けられます

アプリの審査場で緑と赤に振り分けられます

赤の人は係員のサポートを受けながら手続きを

赤の人は係員のサポートを受けながら手続きを

手続きが終了したら入国審査場へ

手続きが終了したら入国審査場へ

入国審査場は現在スマートゲートが設置されていますのでパスポートを機械において写真照合を済ませてすぐに終わります。後は「荷物を受取り」、税関申告書を提出して「到着ロビー」へと進みます。この間かかった時間はおよそ50分と、コロナ前の状況とそんなに変わらない印象を受けました。

河原 広治

トラベルコンサルタント 河原 広治

今後もまだまだ入国要件や手続き、それに伴う必要書類などの変更が考えられますので最新の情報についてよく確認、理解したうえで安全・安心に海外旅行をお楽しみいただきたいと思っております。ご不安やご心配がございましたらお気軽に弊社トラベルコンサルタントにお問合せください。


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