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カテドラル Catedral(スペイン・バルセロナ)

バルセロナの教会といえば、サグラダファミリアを連想されると思いますが、バルセロナ市民にとってはゴシック地区の「カテドラル La Catedral」の方が親しい存在です。正式名称は「サンタ エウラリア大聖堂 La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulalia」といいます。司教が座る場所という意味を持つ「司教座聖堂」といわれる最も格式の高い教会で、バルセロナではここだけです。

こちらは985年にイスラム教徒によって1度破壊され、11世紀にロマネスク様式のカテドラルとして建て直されました。そして1298年からロマネスク様式の寺院の上に今のゴシック様式の大聖堂が建てられ15世紀半ばに完成しました。

西暦290年、当時バルセロナを支配していたのはローマ帝国。台頭するキリスト教徒たちに脅威を覚え激しく弾圧していました。少女エウラリアはキリスト教信仰を捨てることを拒み続け、ローマ人に殺されてしまいます。13歳で殉教したエウラリアの遺体はカテドラルへ埋葬され、荘厳で美しい大聖堂に祀られています。毎年2月14日の「サンタ・エウラリアの日」に霊廟の門が開放され多くの人々がお祈りに訪れます。

大聖堂のサン イウ門からカテドラル内部に入っていくと見えてくる聖歌隊席の彫刻は必見です。カテドラル内部を鑑賞後、展望台へのぼれば、そこにはバルセロナの絶景が広がっています。屋上まではエレベーターで上がれます。カテドラル観光時間帯の入場料は7ユーロ(礼拝と祈祷の時間帯の入場は無料)。現地の窓口で購入または事前にオンラインでチケットの購入も可能です。

カテドラル 公式HP

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※写真はイメージです。