【お客様の声】バルセロナで年越し★スペイン3都市周遊 8日間

- マドリード・グラナダ・バルセロナ周遊 -

(2019年12月28日出発)茨城県 髙橋様ご夫妻

一昨年の年末・年始、初めて海外で年越しをした私たちは、今度は「スペインで年越しだ!」と意気込んで、2019年8月には、ティースタイルの池さんにその依頼をしていました。

バルセロナの大晦日でのひとコマ。ブドウとワイン?その意味は…詳細は「旅のご感想」をご覧ください♪

バルセロナの大晦日でのひとコマ。ブドウとワイン?その意味は…詳細は「旅のご感想」をご覧ください♪

◆ビジネスクラス利用
◆マドリードではプラド美術館とソフィア王妃芸術センター(ゲルニカ鑑賞)、トレドに行きたい
◆グラナダのアルハンブラ宮殿に行きたい
◆バルセロナでサグラダファミリアなどのガウディ建築とカタルーニャ音楽堂、グエル公園に行きたい

成田からマドリードの直行便がベストな選択と聞き、いち早く航空券を押さえてもらいました。
イベリア航空のビジネスクラスは、窓際から1-2-1の席配置。私たちは、池さんの手配がよく、真ん中の2席並び1D1Eが取れていました。
両サイドはご夫婦のようでしたが、席が前後や2~3席離れた席になり気の毒でした。ホテルの部屋は、必ずツインにしてもらう私たちですが、飛行機の中はやはり隣り合わせがいいですね。機内食は、空飛ぶシェフを擁したトルコ航空よりイベリア航空に二人とも軍配をあげました。

イベリア航空(A330-200型機)にて。成田からマドリード行きの直行便で出発!

イベリア航空(A330-200型機)にて。成田からマドリード行きの直行便で出発!

成田から行きの機内食は、みそ汁などのサービスもあって、美味しかった

成田から行きの機内食は、みそ汁などのサービスもあって、美味しかった

オラ!スペイン

今回は、事前にチケットは手配していただいているものの、ほぼ二人だけで、美術館巡りや食事をするというスケジュール。ワクワク・ドキドキでスタートしました。

サグラダファミリアをバックに良く撮れた記念の写真です(バルセロナでのひとコマ)

サグラダファミリアをバックに良く撮れた記念の写真です(バルセロナでのひとコマ)

<プラド美術館>

マドリードの最初は、「プラド美術館」へ。
ホテルから歩いて5分と近い。10時からオープンなので、余裕の9時45分着です。
ところが、何と長蛇の列。クリスマス休暇で混雑しているのかそれともいつもこんな感じかわからないけれど、想像を超えた人の列でした。

まずは、教科書にも載っているような有名どころを押さえたい。エル・グレコ、ディエゴ・ベラスケス、フランシスコ・デ・ゴヤ!ということで...最初は、36番の部屋、ゴヤの「着衣のマハ」「裸婦のマハ」からです。二つ並んで展示されているこの作品はすばらしい!実物を観られたことに感激です。
この段階で早くも妻の口からは「スペインまで来て良かった」の言葉がでました。

「プラド美術館」開館前の団体入り口はすでに行列ができている

「プラド美術館」開館前の団体入り口はすでに行列ができている

プラド美術館の正面

プラド美術館の正面

プラド美術館のロビー。展示物はカメラ禁止

プラド美術館のロビー。展示物はカメラ禁止

<ソフィア王妃芸術センター>

続いて、「ソフィア王妃芸術センター」へ。
時間の関係で真っ先にピカソの絵画「ゲルニカ」のある部屋へ行きたいという気持ちで焦っていたのか?リュック等手荷物は、ロッカーを使ってくださいとの受付の指示で、日本のコインロッカーのような扉が並ぶ部屋へ。が、いざどのように使うかわからない。外にコインを入れる場所もない、だから鍵も抜けない。二人で四苦八苦。結局「1€コインを扉の中の鍵の後ろ側に入れる」が正解だった。ここでタイムロス。
しかし、その後は、無事に「ゲルニカ」はじめ、他のピカソの作品等、鑑賞することができました。

「ソフィア王妃芸術センター」プラド美術館から歩いて約10分

「ソフィア王妃芸術センター」プラド美術館から歩いて約10分

ピカソのオブジェがお出迎え(ここも中は撮影禁止)

ピカソのオブジェがお出迎え(ここも中は撮影禁止)

<トレド観光>

午後は、観光バスでトレドへ。日本語ガイド付きでよい観光ができました。

トレドへ。トレド大聖堂内のエル・グレコ作「聖衣剥奪」

トレドへ。トレド大聖堂内のエル・グレコ作「聖衣剥奪」

「聖衣剥奪」の前で。今回は自撮り棒を持って行き、こいつが大活躍

「聖衣剥奪」の前で。今回は自撮り棒を持って行き、こいつが大活躍

実は、私たちの海外美術館廻りは、十数年前、パリのルーブル美術館の「モナリザ」から始まりました。その数年後、オランダのアムステルダム国立美術館で、“世界三大絵画”と言われているレンブラントの「夜警」を観ました。では、あとの2つは、どこにあるかというと何とスペインにあるのです。

今回、スペイン1日目にして、その2つを観ることができました。プラド美術館で、ベラスケスの「ラス・メニーナス」。トレドのサント・トメ教会で、エル・グレコの「オルガス伯の埋葬」。これで、所蔵する場所で直に世界三大絵画を観ることができました。達成感!

マドリード市内に戻り、フラリと入ったレストランで夕食。肉料理とビールがとても美味しかった。
マドリードで宿泊した「ヴィラ レアル ホテル」は場所がよく便利でした。

ヴィラ レアル ホテルの外観

ヴィラ レアル ホテルの外観

マドリードとバルセロナの間に、妻のスペイン旅行では絶対外せないという「アルハンブラ宮殿」を入れました。
池さんの提案で、「では、パラドールに泊まりましょう!」ということになり予約を入れてもらいました。結果は、やはり「パラドールにしてよかった!」と妻。

(パラドールとは、古城や宮殿、修道院などの歴史的建造物を改修したスペインの国営ホテルのこと。スペイン各地に、パラドールがあります。)

マドリード空港での朝食。外はまだ暗いが7時過ぎ

マドリード空港での朝食。外はまだ暗いが7時過ぎ

マドリードからグラナダまでの機内で食事が出ると知らずに、空港で結構食べてしまいました

マドリードからグラナダまでの機内で食事が出ると知らずに、空港で結構食べてしまいました

イベリア航空の飛行機でマドリードからグラナダへ移動。グラナダの空港に着いた時、現地ドライバーが2人(車2台)いたりしてトラブルになりかけたけど、何とか無事に乗り越えて、どちらかというと優しそうなドライバーさん?の方と共にグラナダの街歩きをしました。
細い石畳の路地がとてもきれいで、今風に言うとインスタ映えしまくり(?)

グラナダの街歩き。細い石畳の路地が続く__

グラナダの街歩き。細い石畳の路地が続く__

散歩中に一休みする老人。これが今回のお気に入りの1枚!

散歩中に一休みする老人。これが今回のお気に入りの1枚!

バルでイベリコ豚の生ハムを。手前の爪の黒いのがイベリコ豚

バルでイベリコ豚の生ハムを。手前の爪の黒いのがイベリコ豚

イベリコ豚と普通の豚(爪が白)両方味わったが、やはりイベリコ豚が旨い!

イベリコ豚と普通の豚(爪が白)両方味わったが、やはりイベリコ豚が旨い!

<アルハンブラ宮殿の敷地内にあるパラドール デ グラナダ ホテル>

「パラドール デ グラナダ ホテル」のチェックイン時、追加料金を払えばグレードアップ出来るということを言われましたが、お断りして、そのままスーペリアツインにしました。それでも、ベッドルーム、リビング、浴室(バスタブ付き)どれも広々として綺麗で十分すぎました。
グレードアップしていたらどんな部屋だったのか…?

霧にかすむ「アルハンブラ宮殿」

霧にかすむ「アルハンブラ宮殿」

パラドール デ グラナダ ホテル

パラドール デ グラナダ ホテル

趣のある寝室

趣のある寝室

ジェットバス付きでした。ジェットは使いませんでしたが(笑)

ジェットバス付きでした。ジェットは使いませんでしたが(笑)

<アルハンブラ宮殿>

ナスル朝宮殿は、時間指定での入場でしたが、ちょっとでも早く並ぼうとして2~3度「on timeに来い」と追い返されました。早め早めの列作りは日本人の悪い癖なのでしょうか?当然、他のエリアも回ってみましたが、城内は広すぎて、パラドールホテルに帰ったころには足がパンパンという状態でした。ということで20時の夕食までバタンキュー。

アセキアの中庭。城内でも一番端にあり、結構歩きました

アセキアの中庭。城内でも一番端にあり、結構歩きました

夕日に映える「ナスル朝宮殿の中庭」

夕日に映える「ナスル朝宮殿の中庭」

夕食時に気づいたのですが、このホテル日本人の団体客が結構宿泊していて、レストランはほぼ日本人で満席でした。

昼過ぎには、ブエリング航空の飛行機でグラナダからバルセロナへ到着。
ホテルチェックイン後、日本人ガイドと軽く街巡り、「旧市街」まで市バスで出かけました。この旧市街見学が、歴史などを良く理解しているガイドさんの案内で、2時間ほどだったのですが、とても充実していました。

空路バルセロナへ。機体のカラーリングが斬新なブエリング航空で

空路バルセロナへ。機体のカラーリングが斬新なブエリング航空で

バルセロナの旧市街。路地は馬車が通る道でもあったそう

バルセロナの旧市街。路地は馬車が通る道でもあったそう

馬車は一方通行で、壁にその進行方向のプレートが残る

馬車は一方通行で、壁にその進行方向のプレートが残る

バルセロナで現在一番古い店。ローソク屋

バルセロナで現在一番古い店。ローソク屋

このローソク屋の入り口には、市から贈られた老舗の称号プレートが

このローソク屋の入り口には、市から贈られた老舗の称号プレートが

老舗だが、中には今年のバージョンも飾られている

老舗だが、中には今年のバージョンも飾られている

途中、ブレイクで、ピンチョスもトライ(もちろんビール付き)。
夕ご飯は、二人でホテル近くのバルでパエリアやムール貝などを食し、「スペイン料理、いけるじゃないの!」と海鮮好きの私。

<バルセロナでのカウントダウン>

日本にいる時は、バルセロナでのカウントダウンは、賑やかだというスペイン広場で迎えてみようと思っていたのですが、夕方案内してくれた日本人ガイドの「(正統)スペイン風年越しの仕方」を聞いて、今回はそのやり方でカウントダウンをやることにしました。

「スペインの家庭では、カバ(CAVA:スペイン産スパークリングワイン)とブドウを用意して、テレビのカウントダウンのベルを聞きながら、そのベルに合わせて12個のブドウを食べて、カバで乾杯する」(日本の除夜の鐘は108ですが…12個)ということで、近くのスーパーで、ブドウとカバを買ってきました。

ちょっと早いが、サグラダファミリアが見える宿泊しているホテルの屋上に行きました。
地元のカップルに「日本人か?スペイン風のカバとブドウ、よく知ってるね!」てなこと言われながら…彼らに記念写真を撮ってもらいました。

「ホテル ロゼロン」の屋上からはライトアップされたサグラダファミリアが!

「ホテル ロゼロン」の屋上からはライトアップされたサグラダファミリアが!

冒頭の画像の正解はこちら。ブドウとカバを手に「正統スペイン風カウントダウン」を試みる(笑)

冒頭の画像の正解はこちら。ブドウとカバを手に「正統スペイン風カウントダウン」を試みる(笑)

一旦部屋に戻ったら、妻はバタンキュー!私は一人カバを飲むこともなく、テレビでカウントダウンを観ました。この12のカウントダウン、メチャ速い、合わせてブドウ食べてたら、喉に詰まらせていたかも?です(毎年正月に餅を詰まらせる日本人はいるけど、ブドウを詰まらせる人は聞いたことないですね)。

<今回、一番やってよかったこと>

今回、一番やってよかったと思ったのは、元旦、「グエル公園に初日の出」を見に行ったことです。
8時半頃(冬のスペインの日の出は遅い。西よりなのにフランス辺りと同じ時間を採用しているから?バルセロナでもこの時間)空が段々と白からオレンジ色に変わり、ちょうどサグラダファミリアの真上に朝日が昇った!待ってる間、とても寒かったけど、素晴らしい瞬間を目にすることができました。
思わず心の中で 「良い年になりますように!」

元旦。朝7時半、タクシーで「グエル公園」へ向かう

元旦。朝7時半、タクシーで「グエル公園」へ向かう

段々と夜が明けてくるバルセロナの街。ご来光はまだ

段々と夜が明けてくるバルセロナの街。ご来光はまだ

サグラダファミリアの真上から2020年「初日の出」が…感激!

サグラダファミリアの真上から2020年「初日の出」が…感激!

<ガウディ建築を堪能>

サグラダファミリアは、生誕の門のエレベーターで上り。カサ・ミラ、カサ・バトリョ、みな感動しました。やはりガウディはすごい!

「サグラダファミリア」は思わず「バンザイーィ!」を誘う?

「サグラダファミリア」は思わず「バンザイーィ!」を誘う?

この「生誕の門」の上部までエレベーターで上がる

この「生誕の門」の上部までエレベーターで上がる

入り口の葉っぱの扉で、ガウディのこだわりを見つける妻

入り口の葉っぱの扉で、ガウディのこだわりを見つける妻

妻の発見?それが扉の中の「クモ」

妻の発見?それが扉の中の「クモ」

エレベーターは塔のかなり高い所まで行く

エレベーターは塔のかなり高い所まで行く

塔の内側

塔の内側

下りは、この通り人一人が通れる目の回るような螺旋階段

下りは、この通り人一人が通れる目の回るような螺旋階段

最後に良く撮れたかなサグラダファミリアです

最後に良く撮れたかなサグラダファミリアです

朝9時前の「カサ・ミラ」。ここでも当然オンタイムまで待たされた(笑)

カサ・ミラ

カサ・ミラ

ダントツ一番乗りの私たちは、貸し切り状態の屋上を満喫

ダントツ一番乗りの私たちは、貸し切り状態の屋上を満喫

また、ガウディの作品に劣らずカタルーニャ音楽堂も素晴らしかった。そうそう、ディナー付きのフラメンコショーもよかった!

<バルセロナ散策へ>

二人でぶらり街歩きも。バルサの公式ショップを見つけて…。

バルサの公式ショップの中へ

バルサの公式ショップの中へ

もちろん、店内は「FCバルセロナ」一色

もちろん、店内は「FCバルセロナ」一色

サッカーはしないので、ゴルフ用にバルサのポロシャツを購入。店員さんが美人でした

サッカーはしないので、ゴルフ用にバルサのポロシャツを購入。店員さんが美人でした

夕方からのバル巡り、はじめは「ボケリア市場」へ

夕方からのバル巡り、はじめは「ボケリア市場」へ

場内のバルで、生ガキと白ワインを…新鮮でした

場内のバルで、生ガキと白ワインを…新鮮でした

旧市街で入った小さなチョコレート屋さん。手前のブランデー入りが美味しかった

旧市街で入った小さなチョコレート屋さん。手前のブランデー入りが美味しかった

夜のランブラス通りは、祭りのような人混みだった。スペインタイルでこ洒落た店「ラプラータ」へ。地元人のスタートは遅くこの後立ち飲み客でギュウギュウ状態に。この店の自慢は「イワシのから揚げ」、流石に美味しくてお酒が進みました。

ランブラス通り。歩道には似顔絵描きが並ぶ

ランブラス通り。歩道には似顔絵描きが並ぶ

ラプラータの店内

ラプラータの店内

いただいたイワシのから揚げ

いただいたイワシのから揚げ

帰りの飛行機は、二人とも爆睡。どんな時にも決して貴重品を懐身体から離さず巡った?スペインの旅。
無事に終わってしまえば、アッという間だったけど、とても思い出に残る素晴らしい旅でした。

グラシアス!チャオ!

日程 内容 滞在地 / ホテル
1日目(12/28)

**成田から直行便でマドリードへ**

マドリード / ホテル ヴィラ レアル
2日目(12/29) 同上
3日目(12/30)

**マドリードからグラナダへ**

グラナダ / パラドール デ グラナダ
4日目(12/31)

**グラナダからバルセロナへ**

バルセロナ / アイレ ホテル ロゼロン
5日目(1/1) 同上
6日目(1/2) 同上
7日目(1/3) 機中泊
8日目(1/4)

※上記フライトスケジュールやツアーなどの内容は、ご旅行出発時点の内容です

スペインは魅力が溢れている国。だからこそ、元々内容が決められたパッケージツアーではなく、ご旅行内容をご自分のアレンジをされたいお客様も多いのではないのでしょうか。ティースタイルでは1組1組のご希望をおうかがいし、トラベルコンサルタントがお客様と一緒にオリジナルのオーダーメイドツアーをプランニングいたします 。

詳細は、以下の特設ページよりご覧くださいませ。

スペイン旅行 オーダーメイド特集

髙橋 様

おかえりなさいませ!
今年もたくさんのご感想とお写真をありがとうございました。

本当にスペインをご満喫いただけたようで、嬉しくなりました。
ホテルも気に入っていただけたようですし、お付けした係員とも街歩きを楽しんでいただけたようで良かったです。
お食事もお口に合ったようですね・・。(ビールも?)

今回のご旅行は、去年の現地ガイド付きで観光されるのとは違って、入場券だけの手配でご自身で観光いただく自由度の高いご旅行でした。
ご出発前は少し心配なご様子でしたが、全く問題ありませんでしたね(^^)

お写真と付けていただいたコメントを拝見するだけでも、今回のプランを周遊をした気分になりました。
とてもクリアできれいなお写真ばかりですし、初日の出のお写真は絶好のタイミングですね。
何よりもお二人の楽しそうな幸せそうな表情がいいです!

次の行先はどこでしょうか???
ご相談をいただける日を楽しみにお待ちしております。
これからもどうぞよろしくお願いします。

ティースタイル
池 愛寿