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【2025年最新】氷河特急 vs ベルニナ急行どっちに乗る? スイス2大絶景列車の魅力や違いが丸わかり
◆氷河特急&ベルニナ急行で列車の旅「視察レポート」
♦氷河特急vsベルニナ急行|あなたに合うのはどっち? 違いを徹底比較!
◆氷河特急とは? 「世界一遅い急行」で行くスイス横断ラグジュアリー旅
*氷河特急の基本情報
*氷河特急の停車駅&車窓の見どころ
*氷河特急の料金
◆ベルニナ急行とは? イタリアまで駆け抜ける「世界遺産パノラマ列車」の旅
*ベルニナ急行の基本情報
*ベルニナ急行の停車駅&車窓の見どころ
*ベルニナ急行の料金
◆氷河特急&ベルニナ急行で列車の旅! おすすめのモデルプラン
◆氷河特急&ベルニナ急行の発着駅周辺のおすすめホテル
◆氷河特急&ベルニナ急行で列車の旅+αでさらに魅力的に!
◆氷河特急&ベルニナ急行で行くスイス旅行|役立つ基本情報
*氷河特急&ベルニナ急行の旅のベストシーズン
*日本から氷河特急&ベルニナ急行の出発駅へのアクセス
*氷河特急&ベルニナ急行の旅おすすめの旅行日数
*氷河特急&ベルニナ急行発着駅周辺の治安情報
*スイスのビザ情報
*スイスの基本データ
◆氷河特急&ベルニナ急行で列車の旅|よくある質問
アルプスの山々を縫うように走るスイスの絶景列車「氷河特急」と「ベルニナ急行」。どちらも、ただの移動手段ではなく、乗ること自体が目的になる特別な体験が可能です。雄大な氷河、ターコイズブルーに輝く高山湖、渓谷やブドウ畑...... スイスらしい景色をたっぷり味わえる2つの列車は、それぞれ違った魅力を持っています。
本記事では、ルートの違いや見どころ、乗車体験、発着地付近のホテル情報、+αで訪れたいイタリアの都市情報まで、氷河特急&ベルニナ急行の魅力を徹底比較! ヨーロッパの鉄道旅をご検討中の方や、次の旅先に悩んでいる方も必見です。あなたにぴったりの絶景列車旅が、きっと見つかります!

スイス グランド トレインツアー ルートマップ(©SwitzerlandTourism)
◆実際に氷河特急&ベルニナ急行で旅をされた「お客様の声」
スイスを代表する2つの絶景列車、氷河特急とベルニナ急行を体験されたお客様のリアルな声をご紹介します。壮大なアルプスの車窓風景や、旅の満足度、現地での過ごし方など、生き生きとした体験談は、これから計画される方の参考になるはずです。

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◆氷河特急&ベルニナ急行で列車の旅「視察レポート」
ティースタイルのトラベルコンサルタントが、実際に氷河特急とベルニナ急行に乗車し、各地を視察した現地レポートをお届けします。車窓の絶景、車内サービスの様子などから、まるで各列車に乗車したような気分に! スイスの絶景列車の旅を想像して、ぜひご自分のご旅行プランに役立ててみてください。

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♦氷河特急vsベルニナ急行|あなたに合うのはどっち? 違いを徹底比較!


「世界で最も遅い急行」として知られる氷河特急と、「走る世界遺産」と称されるベルニナ急行。どちらもスイスが誇る絶景列車で、どちらに乗るべきか迷ってしまう方も多いはず。以下に、それぞれの特徴を比較してみました。
■ 絶景のタイプで選ぶなら?
*氷河特急: 渓谷・峠・ブドウ畑など「横断するスイスの多彩な風景」をじっくり堪能
*ベルニナ急行: 氷河・高山湖・ループ橋など、変化に富んだ「アルプスの起伏ある大自然」
■ 所要時間は?
*氷河特急: 約8時間(サン・モリッツ~ツェルマット)でスイスを横断する長距離旅
*ベルニナ急行: 約4時間(クール~ティラーノ)+ベルニナ エクスプレス バス利用ならさらに約3時間
■ ユネスコ世界遺産区間は?
*氷河特急: アルブラ線(サンモリッツ発の場合、旅の序盤)
*ベルニナ急行: アルブラ線&ベルニナ線(旅の大部分)
■ 車内サービス・快適性は?
*氷河特急: 本格的なコース料理を自席で味わえるラグジュアリーな列車体験
*ベルニナ急行: 軽食や飲み物の車内販売があるカジュアルな雰囲気
■ イタリア観光と組み合わせたいなら?
*ベルニナ急行: 終点ティラーノからミラノ方面へアクセス可能
*氷河特急: スイス国内で完結。マッターホルン観光を満喫したい人向け
■ ハイライトは?
*氷河特急: ライン渓谷、オーバーアルプ峠、ローヌ渓谷、ツェルマットなど
*ベルニナ急行:モルテラッチ氷河、ラーゴ・ビアンコ、 ブルージオのループ橋など
*共通:ランドヴァッサー橋
どちらもまさに“一度は乗りたい”感動の列車旅。時間と予算に余裕があれば、サン・モリッツで乗り継いで両方体験するのもおすすめです! 続いて氷河特急、ベルニナ急行それぞれの基本情報や車窓の見どころを紹介します。ご自分が乗ってみたい列車はどちらか、もしくは両方か、見極める参考にしてみてください!
◆氷河特急とは? 「世界一遅い急行」で行くスイス横断ラグジュアリー旅

「世界で最も遅い急行」として知られる氷河特急。スイスを代表する2つの山岳リゾート、サンモリッツとツェルマットを結ぶ、約8時間にも及ぶ壮大なパノラマ列車の旅です。そのルートは、291の橋と91ものトンネルを越えながら、スイスアルプスをダイナミックに横断していきます。
車内には天井まで伸びる大きな窓越しには、深い渓谷や険しい峠、さらには名峰マッターホルンの麓に至るまで、息をのむような景色が途切れることなく続く圧巻の光景が! さらに氷河特急の大きな魅力は、車内のキッチンで調理される本格的なコース料理を、自分の座席で優雅に楽しめること。移りゆく絶景を眺めながら美食に舌鼓を打つ時間は、まさに「走るレストラン」と呼ぶにふさわしい、忘れられない体験となるでしょう。
*氷河特急の基本情報
ルート・所要時間・標高など
*ルート: サンモリッツ~ツェルマット
*所要時間: 約8時間
*走行距離: 291km
*最高地点: オーバーアルプ峠(標高2,033m)
*平均速度:時速42km

路線図・時刻表
氷河特急の運行スケジュールは、夏(2025年5月3日~2025年10月11日)と冬(2025年12月6日~2026年5月1日)で異なります。なお、2025年10月12日から12月5日までは運航されませんので、計画を立てる際はご注意ください。
↓↓以下より、グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)が掲載する路線図や最新の時刻表を確認いただけます!
GLACIER EXPRESS. 「路線図」 GLACIER EXPRESS. 「時刻表」車内サービス
【2等車・1等車】
座席配列:「2席+2席」の4列(2等車)、「1席+2席」の3列(1等車)
*パノラマウィンドウ
*座席でのお食事サービス(料金別途/事前予約可能)
*デジタルインフォテインメント(ご自分のスマホやタブレットを使用)
*無料のWi-Fiサービス
*各座席にコンセントやUSBポート
*オーディオガイド
※車両と車両の間に窓を少し開けられる場所があります。
【エクセレンスクラス】
座席配列:「1席+1席」の2列 ※窓側確約
*パノラマウィンドウ
*コンシェルジュサービス(ウェルカムデスク&チェックイン)
*荷物の送迎サービス(駅から駅まで)
*シャンパン&おつまみの盛り合わせ
*地元の旬の食材を使用した料理(5コースメニュー/ワイン付き)
*グレッシャー・バーの利用
*飲み物
*タブレット&インフォテインメント
*無料のWi-Fiサービス
*各座席にコンセントやUSBポート

ウェルカムドリンクサービス

スイスの伝統料理

デザート

エクセレンスクラス

1等車の座席(ツェルマット駅にて)

2等車の座席
おすすめの座席
氷河特急は、左右どちらの窓側からでも美しい風景が楽しめるよう設計されています。そのため、左右にこだわりすぎる必要はありませんが、できれば窓側の座席を指定するのがベスト。とくに1人旅や2人旅の場合は、「1等席の1人掛けシート(またはその向かい合わせ)」を選ぶと、より快適に景色を堪能できます。
なお、サン・モリッツからツェルマットへ向かう場合、序盤に通過するランドヴァッサー橋は進行方向の左側からカーブの内側がよく見え、列車全体の美しいフォルムを楽しめるポイントとなっています。
※進行方向については、座席予約画面に記載されておりません。ご了承ください。
*氷河特急の停車駅&車窓の見どころ
氷河特急の旅では、サンモリッツからツェルマットへ向かう車窓に、変化に富んだスイスの大自然が次々と現れます。世界遺産の橋や壮大な渓谷、峠越え、名峰マッターホルンを望む終着駅まで、息をのむ絶景の連続をお楽しみください。

1.ランドヴァッサー橋
氷河特急に乗ってしばらくすると姿を現すランドヴァッサー橋は、世界遺産アルブラ線を走る旅のハイライトのひとつ。高さ65mの断崖に架かる、5本の橋脚をもつ石灰岩のアーチ橋を、列車が大きくカーブしながら進む光景は、車窓から自分の乗った列車全体が眺められる特別な瞬間です。雄大なアルプスの自然と調和した美しい景観が、約8時間の壮大な旅の期待感を一気に高めてくれるでしょう。

2.ライン峡谷
クールを出発して間もなく姿を現すのが「スイスのグランドキャニオン」とも称されるライン峡谷。約1万年前の氷河期末期に発生した大規模な山崩れにより、100億㎥もの岩石が谷に流れ込み、この壮大な地形が生まれました。白いそびえる石灰岩の断崖と、エメラルドグリーンのライン川が織りなす景観は迫力満点! 車窓いっぱいに広がるこのダイナミックな渓谷美は見逃せません。

3.オーバーアルプ峠
氷河特急の全行程における最高地点、標高2,033mのオーバーアルプ峠。森林限界を超えているため、夏には見渡す限り緑の草原と高山植物が広がる雄大な景色が特徴です。一方、冬にはすべてが深い雪に覆われた幻想的な銀世界へと一変! 季節ごとに全く異なる表情を見せるこの峠を、列車はゆっくりと力強く登り、そして下っていくため、アルプス越えの醍醐味を存分に味わわせてくれるでしょう。

4.アンデルマット
オーバーアルプ峠を下った先、深い谷底に広がるのが山岳リゾート、アンデルマット。古くからアルプス越えの重要な中継地として栄え、四方を8つの険しい峠に囲まれています。周辺には美しい高山の湖や氷河が点在し、ハイキングの拠点としても人気。ドイツの文豪ゲーテが滞在したと伝わる歴史的なホテルも残っています。時間があれば途中下車して散策したい、魅力あふれる場所です。

5.ローヌ渓谷
フルカトンネルを抜けると、車窓には広大で穏やかなローヌ渓谷の風景が広がります。ここはかつて氷河特急の名の由来となったローヌ氷河の源流域。今は見えぬ氷河に思いを馳せ、その雪解け水を集めるローヌ川に沿って列車は静かに渓谷を進んでいきます。やがて渓谷の斜面には見事なぶどう畑が広がり始め、スイスワインの名産地らしいのどかな景観が旅の終盤に華を添えてくれるでしょう。

6.終点ツェルマットのマッターホルン
約8時間に及ぶ壮大な旅もいよいよグランドフィナーレへ。列車は深いマッター谷を進み、終着の地へと向かいます。天気が良ければ、ツェルマットの街の麓からも名峰マッターホルンの雄大な姿を望めるかもしれません。より間近でその迫力を体感するなら、ゴルナーグラート鉄道で展望台へ向かうのもありです! ぜひ宿泊し、時間と共に表情を変えるマッターホルンを、心ゆくまで満喫しましょう。
*氷河特急の料金
氷河特急に乗車するには、有効な「乗車券」と「座席指定券」の2種類のチケットが必要です。スイストラベルパスやユーレイルパスなどのトラベルカードは乗車券として利用できますが、座席を確保するためには別途で指定券の購入が必要。車内では3つのクラスが用意されており、それぞれ異なるサービスが楽しめます。
中でも最上級のエクセレンスクラスは特に人気が高く、また、どのクラスも夏の観光シーズンは予約が早々に埋まることも珍しくありません。乗車日の93日前から予約が可能となるため、旅行の計画が決まり次第、できるだけ早めに手配を進めておくと安心です。
※1等車やエクセレンスクラスに乗車したい場合、スイストラベルパスやユーレイルパスも1等車用である必要があります。
氷河特急の料金(サンモリッツ - ツェルマット間)
※CHF(スイスフラン)
【乗車券】
CHF 159.00(2等車)、CHF 272.00(1等車)、CHF 272.00(エクセレンスクラス)
【座席指定券】
CHF 49.00(2等車)、CHF 49.00(1等車)、CHF 490.00(エクセレンスクラス)
↓↓実際に氷河特急に乗車したときの様子は、以下よりご覧いただけます!
◆ベルニナ急行とは? イタリアまで駆け抜ける「世界遺産パノラマ列車」の旅

スイス最大の私鉄、レーティッシュ鉄道が誇る「ベルニナ急行」。日本の箱根登山鉄道と姉妹提携を結ぶ、世界屈指の山岳鉄道です。その最大の魅力は、2008年にユネスコ世界遺産に登録された「アルブラ線」と「ベルニナ線」を駆け抜ける美しいルート。スイス最古の街クール、または高級山岳リゾート・サンモリッツを起点に、標高差約1,800mを超えるダイナミックなルートを経て、アルプスの氷河地帯を越え、国境の向こうイタリアのティラーノまでを約2時間で走り抜けます。
このドラマチックな旅の途中、55のトンネルと196以上の橋を越える、まさに「スイスが世界に誇る絶景列車」。100年以上前に建設された鉄道技術の傑作と、ランドヴァッサー橋やループ橋、そして氷河など、刻々と変わるアルプスの雄大な自然が織りなす風景が、車窓を彩ります。まさに「走る世界遺産」と呼ぶにふさわしい、感動の鉄道旅がここにあります。
*ベルニナ急行の基本情報
ルート・所要時間・標高など
*ルート: クールまたはサンモリッツ~ティラーノ(イタリア)
*所要時間: 約4時間~4時間半(クール~ティラノ)、約2時間20分(サンモリッツ〜ティラーノ)
*走行距離: 144km(クール~ティラノ)
*最高地点: 標高2,253m(オスピツィオ・ベルニナ駅)
*高低差: 1,824m ※最低地点:429m(ティラノ駅)
※2025年11月3日~17日の期間、工事のためベルギュン⇔プレダ区間のルートが変更になります。詳細はトラベルコンサルタントへお問い合わせください。

路線図・時刻表
ベルニナ急行には通年運航している列車と、夏の時期(2025年5月15日~2025年10月26日運行)に運航する列車があります。季節によって運行本数や停車駅が異なるため、計画を立てる際はご注意ください。
↓↓以下より、レーティッシュ鉄道が掲載する路線図や最新の時刻表を確認いただけます!
車内サービス
【2等車・1等車】
座席配列:「2席+2席」の4列(2等車)、「1席+2席/革張り座席」の3列(1等車)
*パノラマウィンドウ
*軽食や飲み物、お土産などの車内販売
* 専用アプリ「スイス トラベル ガイド アプリ(Swiss Travel Guide App)」を利用した音声ガイドで、走行ルートの観光スポット情報を視聴可能。※日本語は、音声はなく活字での案内のみ
*無料のWi-Fiサービス
*各座席にコンセント

サンモリッツ付近の穏やかな景色

パノラマウィンドウ越しの景色(1等車)
おすすめの座席
*クールまたはサンモリッツ ⇒ ティラーノ方面へ向かう場合:進行方向「右側」
*ティラーノ ⇒ クールまたはサンモリッツ方面へ向かう場合:進行方向「左側」
ランドヴァッサー橋やラーゴ・ビアンコ、ブルージオのループ橋といった見どころを、より良い角度から楽しむにはこの座席位置がおすすめです。ただし、ベルニナ急行の車窓は大きいため、反対側の座席からでも十分に景色を堪能できます。
※進行方向については、座席予約画面に記載されておりません。ご了承ください。
ベルニナ エクスプレス バスについて
ベルニナ急行の旅は、終点ティラーノから「ベルニナ エクスプレス バス」に乗り換えることで、スイス南部のルガーノまで足を伸ばすことが可能。バスは、コモ湖沿いの街を経由しながら約3時間でルガーノに到着します。列車とは別途予約が必要で、冬期(11月下旬~2月中旬頃)は運休となるためご注意ください。


*ベルニナ急行の停車駅&車窓の見どころ
氷河や湖、高山植物が織りなす大自然のなかを走り抜けるベルニナ急行。ここでは、クールからティラノへ向かうルートに沿って、途中で見られる絶景や印象的な停車駅を順に紹介します。車窓からの眺めだけでなく、途中下車での散策も楽しめるのがこの列車旅の魅力です。

1.ランドヴァッサー橋
ベルニナ急行の序盤で登場するランドヴァッサー橋は、高さ65mを誇る石造りの5つの橋脚をもつアーチ橋。列車は美しいカーブを描きながら橋を渡り、渡り終えると同時に絶壁のトンネルへと吸い込まれるように走り抜けます。車窓に迫るその光景はスリル満点。世界遺産アルブラ線の壮大な旅の幕開けを告げる、忘れられない瞬間となるでしょう。

2.モルテラッチ氷河
サンモリッツを出てしばらくすると、進行方向右手にモルテラッチ氷河が姿を現します。長い年月をかけて削られた氷の谷は、まさに自然の雄大さを物語る風景。途中下車して、氷河の麓まで歩けるハイキングコースを楽しんでみるのもおすすめです。なお、氷河の先端は年々後退しており、現在は山の奥に残る氷河を望めます。貴重な景観をその目で見られるのは、今のうちかもしれません。

3.オスピツィオ・ベルニナ駅&ラーゴ・ビアンコ
標高2,253mに位置するオスピツィオ・ベルニナ駅は、ベルニナ急行ルートの最高地点。目の前には、氷河から溶け出した水で幻想的な青白く輝く「ラーゴ・ビアンコ(白い湖)」が広がります。周囲の雪を頂く山々が連なる光景はまさにスイスアルプスの絶景! 次の駅アルプ・グリュムまで歩くハイキングコースも人気です。澄んだ空気の中で、氷河に囲まれた絶景をゆったりと堪能できます。

4.アルプ・グリュム
標高2,091mにあるアルプ・グリュム駅では、約10分の停車時間が設けられており、ホームに降りての撮影や展望が楽しめます。天気が良ければ、ビアンコ湖の白く光る水面や、ターコイズ色のパリュ湖も一望できる絶景スポット。駅周辺は手つかずの大自然が広がり、まるで絵画のような山岳風景に包まれる、最高のシャッターチャンスです。高地ならではの澄んだ空気も体感してみてください。

5.ポスキアーヴォ湖(の街)
アルプ・グリュムから約1,000mの急勾配を一気に下ると、やがて視界に広がるのがポスキアーヴォ湖。ターコイズブルーに輝く穏やかな景色の中、列車は静かに湖畔を走り抜けます。険しいアルプスの風景から一転、車窓に現れるのはどこか陽気なイタリアの香り。建物の雰囲気も変わり、言語もイタリア語に切り替わります。湖畔の小さな街ポスキアーヴォの可愛らしい街並みも見どころです。

6.ブルージオのループ橋
ベルニナ急行の終点ティラノに近づく頃に現れるのがブルージオのループ橋。列車は巨大な螺旋状の高架橋を360度ぐるっと一周し、自らが走ってきたルートの下を通って進みます。この大胆な設計は、急勾配をなだらかにするための工夫。このダイナミックな光景は、進行方向右側の席から見るのがおすすめです。まるでテーマパークのアトラクションのような、忘れられない体験が待っています。
*ベルニナ急行の料金
ベルニナ急行のパノラマ車両の旅も、氷河特急と同様に「乗車券」と「座席指定券」の2種類のチケットが必要です。スイストラベルパスやユーレイルパスなどのトラベルカードが乗車券として利用できますが、その場合でも座席指定料金は別途支払わなければなりません。予約は公式サイトから可能で、座席等級は1等と2等の2種類から選べます。
座席指定料金は季節によって変動し、特に夏のピークシーズンは高めに設定されています。人気の列車なので、日程が決まったら早めに予約しましょう(乗車日の364日前まで予約可能)。なお、同区間を走る予約不要の「普通列車」を利用すれば、座席指定料金なしで乗車可能です。
※1等車に乗車したい場合、スイストラベルパスやユーレイルパスも1等車用である必要があります。
ベルニナ急行の料金(片道)
※CHF(スイスフラン)
【乗車券】
*クール - ティラーノ間:CHF 66.00(2等車)、CHF 113.00(1等車)
*クール - ポスキアーヴォ間:CHF 59.00(2等車)、CHF 101.00(1等車)
*サンモリッツ - ティラーノ間:CHF 33.00(2等車)、CHF 57.00(1等車)
*サンモリッツ - ポスキアーヴォ間:CHF 25.00(2等車)、CHF 42.60(1等車)
【座席指定券】
*サンモリッツ - ティラーノ間:CHF 28.00(~2025年12月13日)
*クール - ティラーノ間(ローシーズン):CHF 32.00(~2025年5月14日/2025年10月27日~12月13日)
*クール - ティラーノ間(ピークシーズン):CHF 36.00(2025年5月15日~10月26日)
↓↓実際にベルニナ急行に乗車したときの様子は、以下よりご覧いただけます!
※ブルージオのループ橋を走行する動画もありです!(方向:ティラーノ発サンモリッツ行き)
◆氷河特急&ベルニナ急行で列車の旅! おすすめのモデルプラン
今回ご紹介するのは、「スイスの雄大な自然」と「イタリアの歴史と芸術」、ヨーロッパの異なる魅力を一度に味わえる贅沢なモデルプランです。氷河特急とベルニナ急行という2大絶景列車の旅を軸に、名峰マッターホルンやミラノ、ベネチア、ローマといった人気都市を巡る、夢のようなルートをご提案します。
旅程はそのまま楽しんでももちろん満足度は抜群ですが、気になる都市を加えたり、ひとつの街でゆったり過ごすようアレンジしたりと、スタイルに合わせた調整も可能!ご希望の予算や過ごし方に応じて、最適な旅にアレンジいたします。あなただけの特別なヨーロッパ旅行、ぜひ一緒にカタチにしてみませんか?
*氷河特急&ベルニナ急行に乗車! 大自然や鉄道の旅を満喫するスイス&イタリア周遊ハネムーン11日間

ドーハ経由でスイスに到着! まずはアルプスの名峰マッターホルンで絶景三昧
旅の始まりは、スイスの象徴とも言える名峰マッターホルンを望む絶景の村ツェルマット。3連泊するホテルの窓からは、朝焼けに染まる山の姿や刻々と変わる山景色を堪能できます。ハイキングを楽しみながら、雄大な自然に身をゆだねる贅沢な時間が過ごせます。

いよいよ絶景列車の旅へ! 氷河特急とベルニナ急行でスイス横断&イタリア入り
中盤には、スイスが誇る2大パノラマ列車の旅が待っています。「世界で最も遅い急行」氷河特急に乗って、サンモリッツまでの約8時間を優雅に横断。続く翌日には、世界遺産ベルニナ急行で氷河やループ橋を越え、イタリア・ティラーノへ。そこからミラノに入り、スイスからイタリアへと文化の移り変わりも楽しめます。
情熱のイタリアへ! ミラノ・ベネチア・ローマをめぐる贅沢な後半戦
イタリアでは、ミラノで最新ファッションや芸術に触れた後、高速列車で水の都ベネチアへ。運河に囲まれた街並みを散策し、ゴンドラから眺める夕景はまさに映画のワンシーンのよう。旅の締めくくりはローマ。コロッセオやトレヴィの泉を巡りながら、本場のパスタやジェラートで五感を満たします。


◆氷河特急&ベルニナ急行の発着駅周辺のおすすめホテル
ここでは、氷河特急とベルニナ急行双方の拠点となるサンモリッツ、氷河特急の終点ツェルマット、そしてベルニナ エクスプレス バスの終点ルガーノの3都市から、発着駅近くのおすすめホテルを5つ紹介します。
駅のすぐそばに建つ利便性抜群のホテルや、ベルニナアルプスに囲まれた山岳リゾート、マッターホルンを間近に望む歴史ある宿など、バリエーションも豊富。ご自身の旅スタイルにぴったりの一軒を選んで、列車の旅をさらに特別なものにしてみてはいかがでしょう。
◆氷河特急&ベルニナ急行で列車の旅+αでさらに魅力的に!
氷河特急やベルニナ急行の旅に、さらにもう一歩足を伸ばしてみませんか? スイス国内の美しい街々はもちろん、国境を越えればイタリアやオーストリアの個性豊かな都市もすぐそこです。絶景列車の旅に「+α」の楽しみを加えて、ご自分だけのヨーロッパ周遊プランを自由にアレンジしてみましょう。

インターラーケン(スイス)
名峰ユングフラウヨッホへの玄関口として有名な山岳リゾート。トゥーン湖とブリエンツ湖に挟まれた美しい町並みを散策したり、ユングフラウ地方の名峰群を望む展望列車の旅をしたりと、スイスの大自然を存分に味わえる街です。氷河鉄道の終点ツェルマットからは約2時間半。スイスの2大名峰マッターホルンとユングフラウを一度に制覇する、贅沢なアルプス周遊の旅が実現するでしょう。

チューリッヒ(スイス)
多くの国際線が乗り入れる、スイス最大の都市にして空の玄関口。ビジネスと金融の中心地でありながら、美しいチューリッヒ湖や歴史ある旧市街の散策も楽しめる魅力的な街です。ベルニナ急行、氷河特急ともに発着するクール駅まで鉄道で約1時間40分とアクセス抜群。スイス到着日にまずチューリッヒで1泊して絶景列車の旅をスタートさせたり、帰国前の最後の滞在地としてショッピングを楽しんだりするのに最適の街です。

ベルン(スイス)
アーレ川の美しい湾曲に抱かれたスイスの首都。街全体がユネスコ世界遺産に登録されており、中世の面影を色濃く残す石畳の旧市街は、歩いているだけでタイムスリップしたかのようです。名物の時計塔や壮麗な大聖堂、高台から街や遠くアルプスまで一望できるバラ公園など見どころも満載。チューリッヒからツェルマットに向かう際の中継地点としてもおすすめなので、周遊プランに組み込んでみてはいかがでしょう。

ミラノ(イタリア)
ベルニナ急行の終点ティラーノから、イタリアのファッションと芸術の都ミラノへは電車で約3時間。大聖堂(ドゥオーモ)やレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』など、歴史的な見どころが満載です。アルプスの大自然とイタリアの洗練された都会の雰囲気を一度に楽しめる、まさに王道の組み合わせと言えるでしょう。ショッピングやグルメも充実しており、スイスとはひと味違った雰囲気を楽しめますよ!

ベネチア(イタリア)
イタリアの中でも特に個性的な水の都・ベネチアへは、ミラノから電車で約2時間半。高速鉄道で到着すると、そこは車が一切ない運河とゴンドラが主役の幻想的な世界。サン・マルコ広場やリアルト橋などの有名スポットを巡るほか、ゴンドラに乗って水上から街を眺めるのもベネチアならではの楽しみ方です。スイスの山岳風景と、アドリア海のロマンティックな雰囲気を巡る、忘れられない旅になるでしょう。

ウィーン(オーストリア)
ハプスブルク家の栄華が薫る、音楽の都ウィーン。チューリッヒからは飛行機で約1時間半で到着します。シェーンブルン宮殿やオペラ座など壮麗な建築物を巡り、本場のザッハトルテをカフェで味わえます。スイスの壮大な自然美と、オーストリアの華麗な宮廷文化という、ヨーロッパの異なる魅力を組み合わせてみてはいかがでしょう。ウィーンからは直行便もあり、旅の締めくくりにぴったりです。
◆氷河特急&ベルニナ急行で行くスイス旅行|役立つ基本情報
世界遺産の絶景ルートを走る2大列車、氷河特急とベルニナ急行。この素晴らしい鉄道旅を計画する上で、知っておきたい基本情報をまとめました。ベストシーズンや日本からのアクセス方法、おすすめの旅行日数、そして気になる治安やビザのことまで、旅の準備に役立つ情報が満載です。しっかり準備を整えて、一生の思い出に残るスイスの絶景旅行へ出発しましょう。
*氷河特急&ベルニナ急行の旅のベストシーズン
スイスの氷河特急とベルニナ急行は、訪れる季節によってまったく異なる表情を見せてくれるのが魅力です。6月〜9月の夏は、緑に覆われた牧草地や高山植物が咲き誇り、晴天率も高く、ハイキングにぴったりのシーズン。一方、12月〜3月の冬は、すべてが真っ白な雪景色に包まれ、幻想的な銀世界が広がります。
ハイジの世界のような草原と澄んだ青空を望むなら、夏がおすすめです。訪れる時期によってガラリと雰囲気が変わるのも、これらの列車旅ならではの醍醐味と言えるでしょう。
ただし、運休期間には注意が必要です。氷河特急は例年10月中旬〜12月上旬にかけて運行を休止。また、ベルニナ急行の終点ティラーノ(イタリア)とルガーノ(スイス)を結ぶ「ベルニナ エクスプレス バス」も、11月下旬〜2月中旬に運休期間があります。旅行計画を立てる際は、必ず公式サイトで最新の運行スケジュールを確認しておきましょう。
*日本から氷河特急&ベルニナ急行の出発駅へのアクセス
日本からスイスへは、スイス インターナショナル エアラインズが東京・成田国際空港からチューリッヒ国際空港を結ぶ直行便を運航しています。飛行時間は約15時間。空港からは、列車やバスを利用して、氷河特急の発着駅ツェルマット、さらにベルニナ急行の発着駅サンモリッツやクール、ベルニナ エクスプレス バスが発着するルガーノへアクセス可能です。
また、イタリアのミラノ・マルペンサ空港から鉄道で向かうルートも人気! 2大列車の旅を満喫する前後に、イタリア観光を組み合わせて楽しむのもおすすめです。スイス国内の移動は「スイストラベルパス」を利用すれば、列車やバス、湖船などが乗り放題となり、個人旅行でもスムーズに移動できますよ!
なお、日本からチューリッヒ国際空港までは、ドバイやドーハなど、中東の国を経由して向かう方法もあります。
*氷河特急&ベルニナ急行の旅おすすめの旅行日数
スイスの絶景列車を満喫するには、最低でも6泊8日ほどのスケジュールを確保しておきたいところです。日本からの往復移動に加え、各列車の出発駅までのアクセスや、ツェルマットやサンモリッツでの観光も楽しむには、ある程度の余裕が必要になります。
また、道中にベルンやミラノなどの街を訪れる予定があるなら、10日以上の旅程がおすすめ! 観光と移動のバランスが取りやすくなり、慌ただしさを感じることなく充実した列車の旅を楽しめるでしょう。
*氷河特急&ベルニナ急行発着駅周辺の治安情報
スイスは世界的に見ても治安が良い国として知られていますが、油断は禁物です。チューリッヒやジュネーブといった空港をはじめ、駅や鉄道内、レストランやホテルのロビー、観光スポットなどでは、スリや置き引きの被害が報告されています。
特に列車の旅では、窓越しに風景を撮っている間や、駅のホームから窓を叩かれて気を取られた隙にバッグを奪われるケースも! スイスの鉄道駅には改札がないため、誰でもホームに立ち入れます。発車直前に荷物を盗まれ、そのまま列車が出てしまう・・・ということも起こり得るのです。
また、イタリアと合わせて旅行する場合は、ミラノやローマなどの都市部でも注意を心掛けましょう。スイス、イタリアともに2人以上の複数犯であることが多く、見知らぬ人が近づいてきたり、話しかけてきたときは特に警戒が必要です。
*スイスのビザ情報
日本国籍の方が観光目的でスイスやイタリアを訪れる場合、90日以内の滞在であればビザ(査証)は必要ありません。スイスとイタリアはいずれも、ヨーロッパ各国が加盟する「シェンゲン協定」に加入しており、この協定のもと、加盟国内では「任意の180日間のうち最大90日間」、原則として入国審査なしで自由に移動することが認められています。ただし、スイスとイタリアの滞在日数は合算されるため、その点には注意しましょう。
また、パスポートの残存有効期間にもご注意が必要! シェンゲン圏からの「出国予定日+3ヶ月以上」の有効期間があることが必須条件とされています。更新には通常2週間ほどかかるため、遅くとも出発の1カ月前にはパスポートの有効期間を確認しておきましょう。
なお、2026年後半には、オンラインで事前認証を行う「ETIAS(エティアス)」の導入が予定されています。渡航前には公式ウェブサイトで最新情報をチェックしておくと安心です。
*スイスの基本データ
・国名:スイス連邦(Swiss Confederation)
・首都:ベルン
・面積:4.1万k㎡(九州と同じくらい)
・言語:ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語
・通貨:スイスフラン(CHF)。1スイスフラン=181.66円(2025年7月1日時点)
・日本との時差:サマータイム中は7時間(日本が7時間進んでいます)
※冬時間になると時差は8時間になります。
◆氷河特急&ベルニナ急行で列車の旅|よくある質問
初めてスイスの絶景列車に乗る方にとって、細かな疑問や不安はつきもの。ここでは、氷河特急とベルニナ急行の乗車に関する「よくある質問」に答えながら、快適に旅を楽しむためのポイントをわかりやすく解説します。
Q. ベルニナ急行に乗車するときに、パスポートは必要ですか?
ベルニナ急行に乗車する際は、必ずパスポートを携帯してください。ベルニナ急行は、スイスのクールまたはサンモリッツから、国境を越えてイタリアのティラーノまでを結ぶ国際列車です。スイスとイタリアは共にシェンゲン協定加盟国のため、原則として国境での厳格な出入国審査はありません。しかし、入国審査の有無にかかわらずパスポートを携行する必要があるため、忘れないよう注意しましょう。
列車内でも基本的にはパスポートの提示は求められませんが、稀に抜き打ちのチェックや身分証の提示を求められることがあります。また、他の交通機関や宿泊先でも身分証明書が必要になるケースがあるため、常にパスポートを持ち歩くことを習慣づけておくと安心です。
Q. 氷河特急&ベルニナ急行に乗るときの服装は?
氷河特急とベルニナ急行の車内は、一年を通して快適な温度に保たれているため、リラックスできる服装で問題ありません。ただし、沿線には高地や山岳地帯が多く、途中下車や駅周辺の観光では気温の変化が激しいことも。脱ぎ着しやすい重ね着スタイルを意識しておくと安心です。
夏でも朝晩や標高の高い場所では冷えることがあるため、半袖の上にフリースや薄手のダウン、防水性のあるウィンドブレーカーなどを用意しておきましょう。特に、ツェルマットのマッターホルンのような標高3,000mを超える展望台へ足を伸ばす場合は、夏でも氷点下になることがあるため、防寒着は必須です。また、駅や街を散策することも多いので、足元は歩きやすい靴を選びましょう。
Q. 車内でWi-Fiは使えますか?また、充電はできますか?
氷河特急・ベルニナ急行ともに、車内ではWi-Fiの利用が可能です。ただし、山岳地帯を走行するため、トンネル内や一部区間では電波が途切れたり不安定になったりすることがあります。
充電についても、氷河特急の全クラスの座席に、ベルニナ急行には1等・2等の座席にコンセントまたはUSB充電ポート(氷河特急)が完備されており、スマートフォンやカメラの充電に困ることはありません。コンセントの使用には、スイスCタイプの変換プラグが必要なため、準備しておきましょう。ただし、接続が悪いこともあるため、乗車前にスマートフォンやカメラをフル充電しておくことはもちろん、モバイルバッテリーを持参しておくと安心です。
2025. 07.17 updated
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