【ホテルレポート】アンコール遺跡の近くに佇む静寂のリゾート・アマンサラ(カンボジア・シェムリアップ/2023年10月視察)

ティースタイルの須沢です。2023年10月にカンボジアのシェムリアップにある「アマンサラ Amansara」を訪れましたので、レポートさせていただきます。

まず多くの方が、カンボジア、それもアンコールワットで有名なシェムリアップに、ラグジュアリーリゾートのアマンがあることに驚かれるのではないでしょうか。アマンサラは、かつて1960年代に王族の迎賓館だった場所を忠実に再現し、わずか24室のスモールラグジュアリーなホテルとして2002年に誕生しました。

アマンサラの中庭

アマンサラの中庭

日本からカンボジアには2023年11月現在、直行便がないため、経由便を利用してのアクセスとなります。ベトナム経由であれば、東京だけでなく関西、名古屋、福岡から1回の乗り継ぎでシェムリアップにアクセスすることが可能です。私が訪れた際にはまだシェムリアップの空港が市内から近い場所にあったのですが、2023年10月16日以降、シェムリアップ・アンコール国際空港が新しくオープンし、すべてのフライトがこちらの空港発着に変更されました。

空港出口にてアマンサラのスタッフが「amansara」のボードを掲げて待っており、新空港からアマンサラまでは、車で約50分の距離となります。

出口でアマンのスタッフがお出迎え

出口でアマンのスタッフがお出迎え

旧空港からは昔のベンツでアマンサラまで向かいました

旧空港からは昔のベンツでアマンサラまで向かいました

クメール語でのみ書かれたアマンサラの入り口

クメール語でのみ書かれたアマンサラの入り口

シェムリアップの市内中心部にあり、アンコール遺跡にもほど近いアマンサラ。中庭を囲むようにお部屋が24室。滞在人数も非常に限られているため、リゾート内でも他のゲストと会うことは、ほとんどありません。かなりプライベート感満載のホテルという印象でした。そしてプールは、メインプールとジムに行く途中にあるリゾート裏手のプールの2か所です。

メインプール

メインプール

緑が非常に気持ちのいい中庭

緑が非常に気持ちのいい中庭

各部屋の前にはイスとテーブルがあります

各部屋の前にはイスとテーブルがあります

夜になるとどちらのプールサイドにも明かりが灯され、とてもロマンティックな雰囲気が良かったです。シェムリアップの真ん中に、こんなに落ち着いた静かな空間があるとは誰も想像できません。まさにそのような場所にあるのが、ここアマンサラでした。もちろんホテル内にはスパやジム、そしてブティックショップなどもあります。

幻想的な夜のプールサイド

幻想的な夜のプールサイド

ブティックショップでは、アマンサラグッズも購入できます

ブティックショップでは、アマンサラグッズも購入できます

遺跡で歩き疲れた際にはスパもおすすめ

遺跡で歩き疲れた際にはスパもおすすめ

前述したとおり、客室はわずか24室。「スイート(75㎡)」というボトムカテゴリーが2部屋、「コートヤードスイート(100㎡)」というカテゴリーが10部屋、プール付きの「プールスイート(140㎡)」というカテゴリーが12部屋となります。パブリックプールはありますが、よりプライベート感を重視したい方にはプール付きのプールスイートをおすすめします。

コートヤードスイートは中庭に小さな池があります

コートヤードスイートは中庭に小さな池があります

プールスイートはテラスが広くてプール付きです

プールスイートはテラスが広くてプール付きです

どのカテゴリーも室内はほぼ同じレイアウトです。とてつもなく広い部屋というわけではありませんが、個人的には広すぎない方が使い勝手としてはよく、特にアンコールワット観光をメインに考えるお客様が多いであろうことを想像すると、ちょうどよくリラックスできるお部屋だと感じました。お部屋にウォシュレットが備えられていたことも、海外ホテルでは珍しく思いました。

お部屋には季節のフルーツが、そしてチェックイン時には、フレッシュジュースや小さい絶品生春巻きなども置かれており、おもてなしの心をこれでもかと感じました。また、遺跡観光をした後に、部屋のスーツケースを置く台の下にあるカゴに、汚れた靴を入れて部屋の外に出しておくときれいにしてもらえるサービスなど、アマンらしいゲストのかゆいところに手が届くようなサービスも印象的でした。

広すぎず使いやすい大きさの部屋でした

広すぎず使いやすい大きさの部屋でした

シッティングスペースもゆったり

シッティングスペースもゆったり

ソファスペースの裏側にバスタブ

ソファスペースの裏側にバスタブ

きれいなシンクが両サイドにあります

きれいなシンクが両サイドにあります

リゾート内にはレストランは1つですが、伝統的なクメール料理を提供しているほか、現在はインド人のシェフが料理長をしているためインド料理も楽しめるということでした。基本的にはアラカルトオーダーで好きなものを選ぶスタイルですが、いろいろと食べたい時には、ハーフポーション(一人前の半分程度)やスモールポーション(少量)で頼むと分量を少なくしてくれるので、さまざまなメニューを楽しむことができます。色鮮やかなものも多く、とてもおいしい料理でした。

オールデイダイニングのレストラン

オールデイダイニングのレストラン

とてもおいしかった朝食のおかゆ

とてもおいしかった朝食のおかゆ

ちょっと食べたい時にはハーフポーションなど少量にしてくれます

ちょっと食べたい時にはハーフポーションなど少量にしてくれます

牛テールコンソメスープ

牛テールコンソメスープ

日本人の口にも合う麵料理

日本人の口にも合う麵料理

疲れた後の新鮮なフルーツは最高です

疲れた後の新鮮なフルーツは最高です

そして、特別なディナーなどの際にはプールサイドに特別なセットアップをしてもらい、ディナーを楽しむことができます。また、敷地外にクメールヴィレッジハウスという伝統的な家屋を利用した家があり、かつて「王様のプール」と呼ばれた大きな池の目の前で食事をすることも可能です。

プールサイドでのスペシャルディナー

プールサイドでのスペシャルディナー

クメールヴィレッジハウス

クメールヴィレッジハウス

何と言ってもアンコール遺跡群がメインの観光スポットとなります。アマンサラでは、滞在中にアンコール遺跡群へのツアーが含まれているだけでなく、なんとガイドは日本語ガイドを選ぶことができます(追加料金なく日本語ガイドでご案内可能です)。早朝、日の出に合わせてアマンサラからレモルク(トゥクトゥク)で出発。まずチケット販売所でチケットを購入し、そこからアンコールワットの裏側入り口より入場。ほとんど人がいない静けさの中を歩いて正面まで進みます。

そこには、すでにサンライズを待つ多くの観光客がいました。アジアだけでなく多くの欧米の観光客も訪れており、皆が日の出を待っていました。今回は雲に隠れながらの日の出でしたが、太陽が顔を出すのを見てから、いざ遺跡内の観光へ。多くのパッケージツアーでは一度ホテルに戻ってしまうので、早朝の遺跡観光は思ったよりも人が少ない印象でした。日本語ガイドの方が詳細を説明してくれるため、かなり細かい部分まで質問し、その答えを聞きながら観光が進みます。

サンライズを見るために多くの観光客が訪れます

サンライズを見るために多くの観光客が訪れます

自然との共存が印象的なアンコール遺跡群

自然との共存が印象的なアンコール遺跡群

ガイドが日本語で詳しく解説してくれます

ガイドが日本語で詳しく解説してくれます

もうひとつおすすめのアクティビティは「amanbala」という船に乗ってのトンレサップ湖クルーズです。今回はサンセットに合わせてのクルーズでした。トンレサップ湖には水上集落があり、そこで暮らしている人が30万人以上いると言われています。日が落ちるまでの2時間程度、まるで海とも見間違うような広大なトンレサップ湖で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

amanbalaという名前の船

amanbalaという名前の船

2階は屋根付きです

2階は屋根付きです

ドリンクもサーブしていただけます

ドリンクもサーブしていただけます

一度はアンコールワットを訪れてみたいという方も多いのではないでしょうか。アンコールワットのすぐ近くにあるこちらのアマンサラ、観光とともに憧れのアマンでのステイが叶います。東南アジアの各都市が発展を遂げる中、シェムリアップはまだまだ東南アジアらしさを残す、今では貴重になった観光都市だと私は思います。これまでアンコールワットに訪れる機会がなかったホテル好きの皆様は、ぜひこの機会にアンコールワット観光、そしてアマンサラでの滞在をご検討いただければと思います。

個人的に一番好きな場所が、この裏手にあるプール。まったく人がおらずのんびりとした時間を過ごせます

個人的に一番好きな場所が、この裏手にあるプール。まったく人がおらずのんびりとした時間を過ごせます

須沢 悠

代表取締役 須沢 悠

アンコールワットが有名なカンボジアのシェムリアップに、ひっそりと佇むアマンサラ。豪華絢爛なリゾートとは正反対の、非常に落ち着きのある静かに滞在したいお客様におすすめできるリゾートでした。東南アジアで最も有名で、日本でも誰もが知るアンコールワットですが、実はまだ行っていないという方もいるのではないでしょうか?

単純な観光だけでなくアマンに滞在することで、一度で観光とホテルステイの2度おいしいご旅行! おすすめです。2泊4日だと少し急ぎ足になってしまいますので、観光とゆっくりとしたホテルステイをあわせた3泊5日の旅をおすすめします。ぜひお楽しみください。

アマンサラをはじめ、アマンでのホテルステイをご検討中の方は、ぜひお気軽にティースタイルまでお問い合わせください。


代表取締役 須沢 悠のご紹介
アマンサラ 紹介ページ カンボジアのページへ

※アマンサラを訪れた後、隣国ラオスの古都ルアンパバーンにある「アマンタカ」を訪れました。ぜひこちらもご覧ください。

【ホテルレポート】世界遺産の古都ルアンパバーンに溶け込むアマンタカ(ラオス/2023年10月視察)