トラベルコンサルタントの河原です。この度、北マーレ環礁に位置する「グランド パーク コディッパル Grand Park Kodhipparu」を視察してまいりました。こちらのリゾートはマーレ空港からスピードボートで約30分と非常にアクセスがよく、島全体がとても小さいため、やや短めの滞在でも使い勝手が良い印象を受けました。ドバイやシンガポール、スリランカ等とのコンビネーションプランの際は特におすすめと感じました。

さて、ボートでジェティ（船着き場）に到着して歩を進めると、まずレセプションのガラス床が印象的で目を奪われます。あまり見かけない、独自の工夫が伺えます。

スケジュールの都合で短い滞在となるため、早速、島内の視察に案内していただきます。レセプションからバギーに乗って出発すると、小さな島内にも緑がいっぱいで気持ちがいい！

まず最初に向かったのが、今回宿泊させていただく「リーフプールウォーターヴィラ」。２つある水上ヴィラ群のうち、短い方の桟橋に位置する水上ヴィラです。100室近くもある水上ヴィラには全室ガラス床とハンモック付きなのだそうです。お部屋のコーディネイトもデザイナー監修で、若いカップルが好みそうなオシャレなインテリアの小物が点在しており、いい感じのお部屋ですね。私が見た中ではガラス床の面積が大きくアクセントになっています。

バスルームには充実したアメニティと、「まさかひとりでお風呂に入る人はいないと思いますけど、小さなアヒルのお友達を用意してありますのでお楽しみください。グランドパーク コディッパルより」と、あろうことかこんなお気遣いのメッセージが添えられていました。私、視察出張なので1人なんですけど…。細やかなお気遣いありがとう。楽しませてもらいましたよ！ 海外ならではの、このようなジョークにもセンスが感じられましたね （笑）

さて、気を取り直して次の視察に向かいましょう。お次は「ビーチプールヴィラ」です。小さなこのリゾートには全18室しかないビーチヴィラ。対照的に水上ヴィラは約100室と、ここではビーチヴィラは貴重なお部屋です。水上ヴィラ同様にお部屋のコーディネイトはかわいらしく、清潔感のある印象です。水上とは異なる雰囲気のバスルームもオシャレですね。

そして、次に訪れたのが５室しかないファミリー向けの水上ヴィラ「グランド レジデンス」。中央にリビングルームを挟んで2ベッドルームがあり、キングルームとツインルームで使い勝手のよい設計です。

もちろん、お部屋に合わせてサンデッキも大きく、プールを挟んで両サイドにハンモックが設置されています。

続いて、サンセットタイムのメインプールとプールサイドレストラン＆バー「ブリーズ（Breeze Poolside Dining & Bar）」に向かいましょう。ちょうど沈みゆくキレイな夕日に間に合いました！

そして、ディナー営業のみの水上レストラン「ファイアードア（Firedoor）」へ。しっかりした門構えの店内に入ってみると屋外席と屋根付き席で雰囲気が変わり、どこに座るか迷ってしまいますね。屋外席でお食事を楽しんだ後は、バーカウンターへ移動して、カクテルタイムをお楽しみください。

そして、本日最後に訪れたのは「ザ スパ（The Spa）」。これまで数々の賞を獲得してきた、水上に位置する人気のスパ施設です。トリートメントルームは大きな2方のガラス面に囲まれた癒しの空間です。時間とともに刻一刻と変わりゆく海の景色を楽しみながらリラックスできます。

そして、翌日のスタートはメインレストラン「ザ エッジ（The Edge）」のビュッフェ形式の朝ごはんから。美味しいパンやフレッシュジュースをいただいた後、スケジュールの都合で午前10時半には出発しなければならないため先を急ぎます。少し雲が多い朝ではありましたが、晴れ間が出そうな期待を抱きつつ島内の施設をまわります。

島内には「フォトスタジオ」や「クリニック」もあります。フォトスタジオではウェディングフォトやカジュアルフォト、クリニックでは万が一の際の診療にくわえて、PCR検査（日本書式の陰性証明書発行含む／2022年9月視察時点）も、もちろん対応可能です。

その後、ハウスリーフが素晴らしいとの前評判を信じて時間がない中、急いでウォータースポーツセンターに向かってシュノーケリングセットをレンタルしました。残りあと1時間となった午前9時半から30分だけ、リーフプールウォーターヴィラからシュノーケリングにトライしてみました。

結果、とてもキレイな海中の景色と魚たちに出会うことができました！ さすが、リーフプールウォーターヴィラです。デッキから階段を降りるとすぐそこに素晴らしいハウスリーフが広がっています。大満足で出発の準備をしていると、さっきまでの厚い雲が流れ、風も落ち着きこんな快晴に！