マジョレル庭園 Jardin Majorelle(モロッコ・マラケッシュ)

世界的に有名なデザイナー、イヴ・サンローランが愛した庭園が、マラケシュの新市街にある「マジョレル庭園 Jardin Majorelle」です。新市街の中でも人気の観光スポットです。庭園に入るとすぐに目を奪うのは、緑と青の織りなす異国情緒あふれる庭園内の風景。植物はモロッコ特有なものではなく、さまざまな地域の植物が咲き乱れています。

目が覚めるような青で彩られた建物並び、その青さは「マジョレル・ブルー」と呼ばれるほど個性的で鮮やかな色です。その青色と新緑の植物が織りなす庭園は、イブ・サンローランを魅了し、今でもマラケシュを訪れる多くの旅行者を惹きつけます。

この庭園はもともと1920年にフランスの画家ジャック・マジョレルによって造園されたものです。画家でありながらも、植物が大好きだった彼の愛する植物をコレクションし、造園したのがきっかけ。それに惹かれたのが、イヴ・サンローランだったそうです。彼の死後イヴ・サンローランがこの庭園を買い取り、今の形にまで改修したのだそう。

マジョレル庭園は画家の手によって作られ、デザイナーの手によって改修されたとあって、スタイリッシュで、歴史ある庭園ながらもファッショナブルな印象を受けます。普通の植物園と違うのは、ヤシの木、サボテンに加え、竹やブーゲンビリアなどもあり、まるで庭園全体が絵画のような雰囲気に。

庭園の中には、ここでしか買えないイヴ・サンローランの限定品も購入できるそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね! また、隣の建物にはイヴ・サンローランの美術館もあるので、お時間のある方はぜひそちらにも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■営業日:水曜日から日曜日まで
■営業時間:午前9時から午後6時まで(最終入場は閉園30分前)
■アクセス:ジャマ・エル・フナ広場からタクシーで約10~15分

※2020年11月時点となります。内容は予告なく変更されますので、最新情報は以下の公式HPをご覧ください。

マジョレル庭園 公式HP

※上記内容は予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承いただけますようお願いいたします。
※写真はイメージです。