【視察レポート】車でフェズからメルズーガまでの道のり&砂漠でのサンライズ観賞(モロッコ/2024年10~11月視察⑫)

こんにちは! トラベルコンサルタントの大石です。2024年10月~11月、トラベルコンサルタントの阿部、角、宮本と共に、モロッコを周遊しながら視察してまいりました。今回は、世界遺産の街フェズから砂漠の入口メルズーガまでの道のりと、翌日の砂漠でのサンライズ観賞をご紹介します。

粒子の細かい砂は投げるともやのように風に流されます。ラクダ引きの方(ベルベル人)の伝統衣装と相まってファンタジーの世界のようでした!

粒子の細かい砂は投げるともやのように風に流されます。ラクダ引きの方(ベルベル人)の伝統衣装と相まってファンタジーの世界のようでした!

フェズからメルズーガへは、ランチやトイレ休憩を含めると、車で8時間~9時間の移動となります。長時間の移動ではあるのですが、モロッコは南北の移動の場合、景色が移り変わるので、車窓から景色を眺めているだけでも楽しかったです。

朝8時半頃フェズを出発。しっかり整備された片側2車線の大きな道路です

朝8時半頃フェズを出発。しっかり整備された片側2車線の大きな道路です

フェズからしばらく行くと峠道に差し掛かり、森や林が見られるようになります

フェズからしばらく行くと峠道に差し掛かり、森や林が見られるようになります

峠道の途中にはモロッコのスイスとも呼ばれるイフレン。ヨーロッパ風の建物が並びます

峠道の途中にはモロッコのスイスとも呼ばれるイフレン。ヨーロッパ風の建物が並びます

イフレンを過ぎると荒野が多くなってきます

イフレンを過ぎると荒野が多くなってきます

荒野では遊牧民の生活を目にすることも

荒野では遊牧民の生活を目にすることも

フェズから約4時間。壮大なアトラス山脈を横目に南下を続けます

フェズから約4時間。壮大なアトラス山脈を横目に南下を続けます

アトラス山脈が見えるホテルのレストランで昼食タイムです。このホテルに近いミデルトの街は、マスの養殖で有名だそうです。昼食後、さらに南下を続けるとほとんど緑がなくなり、水場にだけ植物が生い茂っています。

ホテルのレストランで昼食タイム

ホテルのレストランで昼食タイム

南下すると緑がなくなってきます

南下すると緑がなくなってきます

水場に生い茂っている植物

水場に生い茂っている植物

エルフードの街を過ぎると、遠くに砂丘が見えてきました。そして、サハラ砂漠の入口、メルズーガに到着です!

遠くに砂丘が見えてきました!

遠くに砂丘が見えてきました!

ようやくメルズーガに到着です

ようやくメルズーガに到着です

日没の少し前にメルズーガに到着したため、そのままサンセット観賞しました。今年のメルズーガは、夏から視察の直前にかけて、数十年に1度と言われる大雨が数回もあり、砂漠や荒野の一部には、水たまりが残っていました。夕日が当たる部分が赤く染まり、幻想的でした。

砂漠の砂は粒子がとても細かい

砂漠の砂は粒子がとても細かい

荒野に沈む夕日

荒野に沈む夕日

幻想的な風景。手前には水たまりが少し残っていました

幻想的な風景。手前には水たまりが少し残っていました

夕食後、この日は2組に分かれてメルズーガ デューンズ ラグジュアリー キャンプとリヤド マドゥに宿泊しました。宿泊施設の様子は、ホテルレポートで公開予定です。

私はメルズーガ デューンズ ラグジュアリー キャンプに宿泊しましたので、キャンプ発のサンライズ観賞とラクダ乗りについてご紹介します。集合は午前6時40分頃、キャンプの敷地内でラクダ引きのスタッフの方と合流し、ラクダに乗ってサンライズ観賞に出発しました。キャンプの目の前に砂丘があるため、移動時間は10分程度です。移動に時間が取られないのが、キャンプ泊のメリットですね!

一方、キャンプが目視できる距離だったため、もう少しラクダに長く乗っていたいという気持ちもありました。この日の日の出時間は7時半頃。明るくなるにつれ、刻一刻と変わる砂漠の景色に心を奪われました。

夜景モードで撮った出発時のラクダ。実際はあたりは真っ暗です

夜景モードで撮った出発時のラクダ。実際はあたりは真っ暗です

ラクダに乗って約10分。砂丘に到着しました!

ラクダに乗って約10分。砂丘に到着しました!

宿泊したキャンプが見える距離のため、歩いて砂丘に登ることも可能です

宿泊したキャンプが見える距離のため、歩いて砂丘に登ることも可能です

薄明の砂漠の色合いがきれいでした

薄明の砂漠の色合いがきれいでした

日の出まであと少し。朝焼けが砂漠を染めていきます

日の出まであと少し。朝焼けが砂漠を染めていきます

遠くの方でバギーの集団がサンライズ観賞のために砂丘を登っていました。

遠くの方でバギーの集団がサンライズ観賞のために砂丘を登っていました。

待つこと約30分、待ちに待ったサンライズの瞬間です。地平線の向こうから太陽が現れました!

メルズーガは国境の街。太陽はアルジェリアから昇ってきます

メルズーガは国境の街。太陽はアルジェリアから昇ってきます

私たちがサンライズ観賞したポイントからでは、砂丘から昇る太陽を見ることはできませんでしたが、太陽に照らされた砂丘は幻想的でした!

砂丘と太陽を一緒に写真に収めようと悪戦苦闘

砂丘と太陽を一緒に写真に収めようと悪戦苦闘

太陽に照らされた砂丘

太陽に照らされた砂丘

砂漠で生きる動物フェネックの足跡が!

砂漠で生きる動物フェネックの足跡が!

大石 至

トラベルコンサルタント 大石 至

メルズーガまでの道のりと砂漠でのサンライズ観賞はいかがでしたか? メルズーガまでは基本的に車での移動となり、フェズやマラケシュといった人気の観光地からは長時間かかりますが、砂漠に行けるチャンスはなかなかないと思いますので、旅程に余裕がある方は、ぜひ訪れてほしいと感じました。

旅程を長く確保できない場合は、メルズーカ近郊の都市エルラシディアに空港がありますので、飛行機の就航状況によっては、弾丸でメルズーガを訪れる事が可能です。

モロッコをゆっくり周遊したい方はもちろんですが、限られた時間の中で世界最大級の砂漠、サハラ砂漠に行ったみたいと思っている方は、ぜひティースタイルにご相談ください!


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■関連ページ:

【ホテルレポート】デューンズ ラグジュアリー キャンプ(モロッコ・メルズーガ/2024年10~11月視察⑥) 【ホテルレポート】リヤド マドゥ ~ラクダに乗って砂漠で日の出観賞~(モロッコ・メルズーガ/2024年10~11月視察⑦)