【視察レポート】大満喫!ペルー視察旅行 ~クスコ編~(2013年5月視察)

ペルー視察ブログ第2弾!
今回は魅力たっぷりのクスコについてご紹介します。

リマの次はクスコへ。インカ帝国の中心地として栄えた太陽の都です。
海抜3,399メートル、抜けるような空の青さ、既に空気の薄さを感じる空港から始まります。空港出口は各国からのツアー客でごった返しています。くれぐれも迷子にならないようにお気を付けくださいね。
しっとりとした石畳の街クスコ。じっくり見て回りたいところです。インカ時代の美しく精巧な石組みと、スペインのコロニアルな建築物が融合したクスコには独特な雰囲気が漂います。

【チンチェーロは伝統織物の村 Chinchero】

クスコから、聖なる谷ウルバンバUrubambaへ向かう途中にある小さな村へ立ち寄ると、そこではまた一つ、ペルーの素顔を覗くことができます。

当地の職人が美しいタペストリーをいかにして織り上げるかじっくり観察してみると、秘密は自然のカラーバリエーションにあるようです。さまざまな植物や鉱物、虫・・・などの自然界から得た天然の染料で、独特の深い色合いが生まれるようです。

こんなに鮮やかな色

こんなに鮮やかな色

きれいなグラデーションも出せます

きれいなグラデーションも出せます

機織り嬢と

機織り嬢と

のどかで楽しげな雰囲気はペルー人大好き

のどかで楽しげな雰囲気はペルー人大好き

【巨大なテラスが圧巻 Moray】

次はMorayに立ち寄りましょう。

こちらの巨大な渦巻き状のテラスは、インカ文明時代の農業の縮図です。最上部と最下部との温度差は10℃にもなり、ちょっとした気候の差にも対応して作物を育てられるように工夫されています。古代インカの人々の果てしない叡智にただ脱帽するばかりです。

【食事を楽しむ】

■ビュッフェランチ "Prador de Moray"resutaurant
ここでちょっと遅めのランチをいただきます。クスコの高度に体が慣れるまでにはまだちょっとかかるでしょうか。水分補給をして一休みしてくださいね。

アンデスのミネラルが豊富なKINOA

アンデスのミネラルが豊富なKINOA

レストランの前で演出

レストランの前で演出

お祭り好きペルー人はこういうのが大好き

お祭り好きペルー人はこういうのが大好き

酸素ボンベはレストラン、ホテルなどにも備え付けられています

酸素ボンベはレストラン、ホテルなどにも備え付けられています

■Chicha でランチ
ペルー屈指のシェフGaston Acurio氏のレストラン。洗練されたペルー料理は見た目も美しく、おいしい!

■ディナーはLimo cocina pereana & pisco barで
夜景の見える席は雰囲気がすごくいいです。やや濃いめの味だったか。

【太陽神殿Koricancha ・Sacsayhuman遺跡】

インカ帝国の中心地として栄えたクスコ、今も残る神殿や石組みの街並み、公共施設の遺跡を訪ね歩きます。

昔農民が神聖な太陽の礼拝地として大切に崇めてきた神殿がたくさんあります。中でも目をひくのはここ、まばゆい金の板で作られた太陽神殿Koricancha。歴代のインカ皇帝を祀った宮殿でしたが、スペイン人の征服によりほとんどが破壊されました。その跡地に建てられたのがサント・ドミンゴ修道院です。

何よりもインカの人々が、どうやってこのように精巧緻密に石を積み上げたのか、畏敬の念を抱くとともに、インカの神秘の深さを感じずにはいられません。

Kenko遺跡の石壁

Kenko遺跡の石壁

観光客を出迎え

観光客を出迎え

レンガ色のクスコ市街

レンガ色のクスコ市街

サント・ドミンゴ修道院の中庭

サント・ドミンゴ修道院の中庭

Koricancha

Koricancha

美しい石の配列

美しい石の配列

金箔の壁画

金箔の壁画

寸分の隙間もない石積みの壁

寸分の隙間もない石積みの壁

【塩田のパノラマ Salt Mines in Maras】

慌ただしいツアーに組み込むのは難しいけれど、ゆっくりじっくり回れる個人旅行には是非おすすめしたいのがこちら、マラスの塩田パノラマビューです。
インカ文明時代より脈々と地中から流れ出て堆積し、干上がって出来た果てしない塩田の広がりにきっと魅了されることでしょう。

次回はいよいよ"聖なる谷"を経由して"マチュピチュ"へ…
お楽しみに!