サビサンド私営動物保護区視察ブログ
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【ホテルレポート】サビ サビ セラティ キャンプ(南アフリカ・サビサンド私営動物保護区/2025年3~4月視察⑩)

皆さまこんにちは! トラベルコンサルタントの吉田です。2025年3月28日~4月4日にかけてティースタイル主催の「南アフリカ視察旅行2025」に参加いたしました。その際に、サビサンド私営動物保護区にある「サビ サビ セラティ キャンプ Sabi Sabi Selati Camp」を視察してまいりました。

クルーガー国立公園に隣接しているサビサンドは、南アフリカで最も古くからある私営動物保護区で、大型野生動物のビッグ5(ゾウ、ライオン、ヒョウ、バッファロー、サイ)に出会える場所として有名です。そして、そのサビサンド私営動物保護区には、サビ サビグループが展開する、テーマの異なる4つの高級サファリロッジ&キャンプがあります。

今回ご紹介させていただく、サビ サビ セラティ キャンプは、“過去”がテーマとなっているロッジで、昔、金鉱から取れた金を運ぶために使われていた鉄道のプレートや、工具などが随所に散りばめられていて、ただのロッジではなく、アンティーク好きにはたまらない場所となっております。そんな、サビ サビ セラティ キャンプの魅力をお伝えしてまいります。

サビ サビ セラティ キャンプ

サビ サビ セラティ キャンプ

ロッジの入口からレセプションの先へ進むと、パブリックプール、ダイニングエリア、そしてサファリデッキへとつながっています。

ロッジの入口から時代を感じさせるものが置かれていました

ロッジの入口から時代を感じさせるものが置かれていました

少ない客室数だからこそ、レセプションの席も2つだけ

少ない客室数だからこそ、レセプションの席も2つだけ

プールからも草原を見渡すことができます

プールからも草原を見渡すことができます

他のゲストとの距離も近く、ゲームドライブでの体験を共有し合うのも旅の楽しみのひとつです。また、ロッジにいながら、インパラやシマウマなどの草食動物を見ることができます。運が良ければもっと大物に出会えるかもしれません。

早起きして、ゲームドライブの前に、ロッジの前に遊びにきた動物たちと、少しづつ照らされていくアフリカの壮大な自然を見渡しながら、コーヒーを味わうのも素敵ですね。

ゲストとの距離が近いです

ゲストとの距離が近いです

上質な皮が使用されたソファでのんびりおくつろぎください

上質な皮が使用されたソファでのんびりおくつろぎください

インパラやシマウマなどが見えるかも

インパラやシマウマなどが見えるかも

ボマディナーでは、“ボマ”と呼ばれる焚き火を囲み、インパラやシマウマなどのアフリカらしいお肉を使ったBBQやサラダ、デザートなど、アフリカの伝統的なお食事を、ビュッフェ形式でお楽しみいただけます。ブティックには、サファリで使えるハットやアウターなどが売られています。私は記念に“Sabi Sabi”のロゴが入ったサファリハットを購入しました!

ボマディナーの会場

ボマディナーの会場

ブティック

ブティック

バー&ラウンジエリアは、味のあるバーカウンターと、数々の鉄道にまつわる記念品やコレクションが飾られていて、大自然の真ん中で歴史を感じることができるユニークな空間となっています。サバンナに来たことを忘れてしまうほどの豊富な種類のお酒が取りそろえられています。年代もののお酒をたしなむと、まるで過去にタイムスリップしたような気分を味わうことができるかもしれません。

種類豊富なお酒がそろうバーエリア

種類豊富なお酒がそろうバーエリア

ラウンジエリアはトランクを使ったテーブルがおしゃれ!

ラウンジエリアはトランクを使ったテーブルがおしゃれ!

実際に蒸気機関車で使用されていたプレート

実際に蒸気機関車で使用されていたプレート

当時のモノクロ写真なども飾られていました

当時のモノクロ写真なども飾られていました

お部屋は全部で7部屋のみ。全室スイートタイプのお部屋となっており、ラグジュアリースイートが全5棟、ローレンコ マルケス ハネムーンスイート、アイボリープレジデンシャルスイートがそれぞれ1棟ずつの、3タイプのお部屋タイプがあります。

きれいに整えられた芝生と自然のまま生えている木々の合間に、茅葺屋根が特徴的なお部屋が建てられています。

きれいに整えられた芝生と自然のまま生えている木々の合間に、茅葺屋根が特徴的なお部屋が建てられています。

今回は、「ラグジュアリースイート」のお部屋のひとつ「ニューイントンルーム」の中を視察させていただきました。お部屋は、全体的に落ち着いた色合いとなっており、天井も高いため、広く感じる造りとなっていました。壁やインテリアには、アンティーク調の家具が使われていますが、全体的に機能的で無駄なく使いやすいお部屋に仕上がっています。

いわゆるサファリロッジよりも、大人なステイをお楽しみいただけるのではないでしょうか。

かつての鉄道の駅名が部屋の名前になっています

かつての鉄道の駅名が部屋の名前になっています

天井も高く三角窓からは太陽が射しこみ開放感があります

天井も高く三角窓からは太陽が射しこみ開放感があります

上質なダブルベッド。ベッドサイドはランプが優しく照らします

上質なダブルベッド。ベッドサイドはランプが優しく照らします

USBの差込口はあるものの、コンセント関連はまだまだ使い勝手が良くないため、マルチプラグは持参した方がベターです。

コンセント関連

コンセント関連

サファリの日記をつけるのにぴったりなワークスペース

サファリの日記をつけるのにぴったりなワークスペース

コーヒーや紅茶ほか、お部屋にある飲み物は自由にご利用いただけます

コーヒーや紅茶ほか、お部屋にある飲み物は自由にご利用いただけます

コーヒーマシンやケトルも備えられていました

コーヒーマシンやケトルも備えられていました

洗面台はスタイリッシュ、かつ使い勝手の良いダブルボウル。アメニティは、南アフリカのケープタウンで設立された、シャーロット リース(Charlotte Rhys)が使用されていました。

ダブルボウルの洗面台

ダブルボウルの洗面台

シャーロット リースのアメニティ

シャーロット リースのアメニティ

気候に合わせた薄手で肌さわりの良いバスローブ

気候に合わせた薄手で肌さわりの良いバスローブ

シャワーはレインシャワーのみとなっています

シャワーはレインシャワーのみとなっています

かぎ爪の形を模したバスタブの足もアフリカならではでユニークですね

かぎ爪の形を模したバスタブの足もアフリカならではでユニークですね

屋外スペースにもバスタブがありました

屋外スペースにもバスタブがありました

サビ サビ セラティ キャンプにはジムがないため、各お部屋に運動用の器具やヨガマットが備えられています。

運動用の器具やヨガマット

運動用の器具やヨガマット

フカフカのスリッパとあるとうれしい虫除けスプレー

フカフカのスリッパとあるとうれしい虫除けスプレー

エコにも配慮しているサビ サビならではのバッグ

エコにも配慮しているサビ サビならではのバッグ

今回視察することはできませんでしたが、プライベートプランジプールのある「アイボリープレジデンシャルスイート」や、プライベートパティオのあるハネムーンやカップルにおすすめの「ローレンコ マルケス ハネムーンスイート」のお部屋もございます。

アイボリープレジデンシャルスイート(Photo by Sabi Sabi Selati Camp)

アイボリープレジデンシャルスイート(Photo by Sabi Sabi Selati Camp)

ローレンコ マルケス ハネムーンスイート(Photo by Sabi Sabi Selati Camp)

ローレンコ マルケス ハネムーンスイート(Photo by Sabi Sabi Selati Camp)

吉田 芳喜

トラベルコンサルタント 吉田 芳喜

今回、サビ サビ セラティ キャンプには宿泊できなかったため、残念ながら、夜の雰囲気やお食事などの情報を詳しくお伝えできませんが、実際に宿泊していたゲストの表情から、満足度の高さ、居心地の良さを感じることができました。

私たちが宿泊した同系列のサビ サビ ブッシュ ロッジと比較して感じたこととしては、サビ サビ セラティ キャンプは、ネイチャーというよりは、大人でクラシカルな雰囲気のロッジでした。

また、これまでご紹介させていただいた通り、鉄道をテーマにしたロッジは世界的にも珍しく、他では味わうことのできない宿泊体験になるのではないでしょうか。サファリだけではなく、南アフリカならではの歴史も感じてみたい方にピッタリなロッジです。

サビ サビは、テーマの異なる4つの高級サファリロッジ&キャンプがあり、それぞれ雰囲気も異なります。自分に合ったロッジ選びなどを含め、南アフリカ旅行に興味を持たれた方は、ぜひティースタイルにご相談ください。


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